マリンビジョン計画が承認されました。 ~三石地域マリン

発行:三石地域マリンビジョン協議会
事務局:新ひだか町農林水産部水産林務課
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マリンビジョン計画が承認されました。 ~三石地域マリンビジョン協議会の開催~
~3月24日(火)、みついしふれあいプラザで、三石地域マリンビジョン協議会が開催されました。
この協議会では、平成 17 年に策定された「三石マリンビジョン計画」が策定後 10 年を迎えることから、今後
10 年の新たな目標を定めるため、内容の見直しと協議会自体を機能的な組織として再編することとして新たに会
則を定め、これによる役員の互選が行われました。
開催に先立ち、この協議会の構成員に酒井新ひだか町長から委嘱状が交付された後、報告事項として、これま
で行われてきた各種活動の経過報告が事務局より行われました。
その後、以下の 3 議案が審議され、それぞれ承認されました。
これにより、
「三石地域マリンビジョン計画」の推進に向け、幹事会等で活動内容が協議・検討される予定とな
っています。
【報告事項】 報告第1号
これまでの活動経過報告について
【審議議案】 議案第1号
三石地域マリンビジョン協議会会則の制定について
議案第2号
役員の互選について
議案第3号
三石地域マリンビジョン計画(案)について
漁師さん教えて!!
~静内第3中学校での出前授業~
今年で 5 回目となるひだか漁業協同組合三石青年部(山口重信部長以下 10 名)及
び当マリンビジョン協議会による静内第三中学校1年生 76 名を対象とした出前授業
が 6 月 23 日(火)に行われました。
この出前授業は、青年部が行う中で最も生徒数が多く、授業の構成や進行など毎回、
試行錯誤しながら実施されています。
当日は、山口部長以下 5 名が参加。初めに山口部長が講師となり、青年部が自ら撮
影、編集した映像や図を使いながら、新ひだか町での主な漁業についての座学を行い、
引き続き、体験実習としてロープワークとグループワーク(意見交換)を行いました。
体験実習では、よく使われる「一重つなぎ」や「神隠し」、「さつま」など数種類の
結び方の特徴を説明した後、15 名前後の班になるよう分かれ、各班に 1 名の青年部
員を交えて、
「もやい結び」を教えました。
教え方は部員様々ですが、生徒達も見よう見まねで縛り方を覚えていました。
また、当日はテレビ取材があったためか最初は緊張ぎみだった生徒達も体験実習を
行っていくうちに青年部員と打ち解けている様子でした。
同校での授業は対象者が一番多いため、ほとんどの部員が関わることになりますが、
体験実習やグループワークで直接生徒と接することかできる貴重な時間となります。
参加した青年部員は本活動の目的達成に向け、内容の充実を図りながら継続してい
きたいと次回の開催をとても楽しみにしていました。
昆布について学び、そして作りました!!
~北海道静内高等学校で特別講義~
6 月 16 日と 17 日の 2 日間、ひだか漁業協同組合
三石青年部、同組合三石女性部(内山留美子部長以下
51 名)及び当マリンビジョン協議会後継者対策部会
による特別講義が北海道静内高等学校 3 年生 20 名を
対象に開催されました。
この特別講義は同校の総合学習「日高地域研究」に
おける講師派遣依頼を受け、趣旨に賛同するとともに、
当地域の水産業の振興、漁業後継者対策及び担い手育
成、更には魚食普及の一環として実施し、昨年に続き
3 回目となります。
16 日は山口部長の講師により、町内三石地区で営ま
れている主な漁業や日高の特産品である「昆布」につ
いての生産から出荷までを青年部員が自ら漁の模様を
ビデオで撮影し、編集した映像などを使い、漁の行わ
今回は、昆布をかりんとうのように調理する「ガリ糖
れている様子などを分かりやすく説明しました。
昆」を作りました。
17 日には、ひだか漁協三石女性部が講師となり、地
生徒 3~4 名に女性部員各 1 名が就き、女性部員の指
域の特産品である「昆布」を使った調理実習を行いま 導のもと班ごとに調理が始まりました。
した。
最初は緊張ぎみだった生徒達も浜の母さんたちの優
しく適切な指導のもと、料理のポイントや昆布の知識を
話しながら楽しそうに取り組んでいました。
工程も順調に進み、各班とも上手に完成したようで、
いよいよお楽しみの試食会です。
生徒達からは、「こんな食べ方初めて!」といった感
想が飛び交い、とても充実した時間を過ごしたようでし
た。
残りは家族へのお土産として、袋いっぱいに詰め込ん
でいました。また、授業の最後には、家庭でも昆布を食
べてもらいたいと、お土産昆布も配られました。
今回の体験を参考にもっと昆布や地場水産物に興味
をもってもらい、消費拡大に繋がっていくことを期待し
ます。
豊かな海づくりのために ~植樹祭~
~5 月 29 日(金)、新ひだか町緑化推進委員会(会長
みんなできれいに! ~三石地区漁港清掃~
~6 月 27 日(土)、ひだか漁協三石女性部による三石
新ひだか町長酒井芳秀)主催による「森は海の恋人運
動」緑化事業植樹祭が全国的にも桜で有名な二十間道
路桜並木周辺の町有地で行われ、当協議会からも事務
局が参加しました。今回は静内幼稚園年長組約 40 名
を含む 150 名が参加し、およそ 3,000 ㎡の町有地に
町花のエゾヤマツツジやニトリホールディングスから
の助成を受け購入したクロマツ、ニトリザクラの苗木
など合わせて 1,120 本を一本一本丁寧に植えました。
参加者は、広大で資源豊かな海や森を次世代に引き継
ぐため 1 時間ほど汗を流していました。
漁港清掃が行われました。
この活動は、コンブ盛漁期前でイカ釣外来船の入港を
控えたこの時期に毎年行われており、三石青年部員や地
元機船組合員も参加。ゴミ拾いや草刈りなどで 1 日汗
を流していました。
また、25 日には鳧舞地区でも女性部を中心として、
漁港周辺の清掃が実施されました。
三石漁港では、今後、屋根付き岸壁整備が計画されて
おり、このような地道な活動から衛生管理意識の向上が
図られていくことが期待されます。