コンプライアンスの実践的な取り組み コンプライアンス ハンドブック アコーディア・ゴルフ・グループは、2012 年 5 月に コンプライアンス体制を抜本的に見直すとともに、ゴル フ場運営事業の実態に即した継続的かつ実践的なコンプ ライアンスに取り組み、働きやすい職場環境の整備に取 り組んでいます。 問題に関しては、内部通報先に指 定した当社顧問弁護士、役員のコ ンプライアンス問題に関しては 特別コンプライアンス委員会の 外部の法律事務所の弁護士に対 して行うことができます。なお、 通報者の保護には充分努めてい ます。 通報内容における最近の特徴 は、従業員間におけるパワー・ハ ラスメントなどハラスメント行 為が発生しており、職場間におけるコミュニケーション の充実を図る環境づくりに努めるなど、内部通報制度の 強化によって、働きやすい職場環境の整備に取り組んで います。 基本方針 アコーディア・ゴルフ・グループに適用されるコンプ ライアンス・ポリシーにおいて、企業行動憲章および行 動規範を定め、法令の遵守にとどまらず社会の構成員と して、企業人に求められる価値観や倫理観に即した企業 活動を行うことを社会的責任と考えております。 コンプライアンスシステム (1)特別コンプライアンス委員会の常時設置 当社の取締役のコンプライアンス調査を主目的とする 取締役会の諮問機関として、常設の特別コンプライアン ス委員会を設置しています。 特別コンプライアンス委員会の委員長は、当社社外取 締役が務め、重大なコンプライアンス違反がある場合は、 一定の要件の下で、当該行為の緊急停止命令権を有しま す。また、委員には 1 名以上の社外者(外部の有識者) を登用して調査方法および調査結果について助言を受け るほか、特別コンプライアンス委員会の顧問として外部 の法律事務所の弁護士を指定し、当該弁護士は内部通報 先の一つとなります。 (2)内部通報制度(ホットライン)の充実 役員および従業員は、コンプライアンス・ポリシー上 の問題および問題を引き起こす可能性のある全ての行為 を報告する義務があります。報告は、上司または各コン プライアンス委員会のほか、従業員のコンプライアンス (3)コンプライアンスの推進 コンプライアンス委員会および特別コンプライアンス 委員会は、法、定款、社規則にのみ従うこととし、判断 基準の拡散を防ぎます。また、両委員会は、コンプライ アンス体制の維持、ならびに役職員によるコンプライア ンス意識の浸透およびルールの遵守を徹底し、両委員会 により自主的に、または内部通報制度を通じて発見され たコンプライアンスに関する問題の調査および必要な対 応策を実行しています。 毎年「コンプライアンスハンドブック」を活用した、 新入社員を対象とした研修会を実施、また 2013 年 11 月 には、コンプライアンスに関する従業員アンケートを実 施し募ったアンケート結果を基に、健全な労務管理の徹 底やハラスメント行為の禁止に関する通達を発するなど、 従業員一人一人のモラルの向上を図りました。さらに、 個人情報漏えいと防止をテーマとした研修会を行うなど、 継続的なコンプライアンスの推進活動を行っています。 コンプライアンス体制 代表取締役社長執行役員 • 任命 取締役会 • 報告 • 任命 • 報告 コンプライアンス委員会 特別コンプライアンス委員会 委員長:社外取締役 委 員:1 名以上の独立した社外の有識者を含む 顧 問:外部法律事務所の弁護士 (役員に関するコンプライアンス問題を対象とする) 委員長、副委員長、委員で構成 (アコーディア・ゴルフ・グループのコンプライアンス問題 を対象とする) • 教育 • 点検 • 指揮 • 命令 • 再発防止 • 報告 • 報告 上司 • 相談 • 通報 • 報告 社外相談・報告窓口(弁護士) • 相談 • 通報 • 相談 • 報告 社内・社外相談・報告制度 役員・従業員(グループ会社含む) • 啓発研修活動 • 違反の予防 • 委員会決定事項等の周知徹底 コンプライアンンス推進室の設置(グループ全体を網羅する) (各本部の総括本部長および事業部長クラス) 24 Accordia Golf Co., Ltd. Annual Report 2015 • 報告 • 役員に関する 通報 • 緊急停止 命令権
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