【文書番号5】先物・オプション取引に係る証拠金所要額計算に係るコンティンジェンシー・プランについて 先物・オプション取引に係る証拠金所要額計算に係るコンティンジェンシー・プランについて 2004年 2月 2日改正 2006年1月30日改正 2007年1月22日改正 2009年10月5日改正 2013年7月16日改正 2014年11月25日改正 2015年9月24日改正 株式会社日本証券クリアリング機構 項 目 具体的対応 備 考 1.通常の取引証拠金 (1)クリアリング機構が当日のSPANリスク・パラメーター・ファイルを 17 時を目途と して作成できない場合*1 ※1 他社清算参加者は自 ・ 前日のSPANリスク・パラメーター・ファイルを使用して証拠 らを指定清算参加者とする 金計算を行う*2。 非清算参加者に連絡する。 ・ この場合、クリアリング機構から下記の内容をメール及びTarge t-JSCCサイトにより清算参加者に連絡する。 ※2 委託分の受入証拠金 16 時 15 分時点で当日のSPANリスク・パラメーター・フ ァイルの作成が完了していない場合、その旨を 16 時 15 分過 ぎに連絡。 その後、17 時までに当日のSPANリスク・パラメーター・ ファイルが作成できた場合は、直ちに当該ファイルを清算参 1 の計算における計算上の損 益額の計算は当日の先物取 引の清算値段を利用して行 う。 【文書番号5】先物・オプション取引に係る証拠金所要額計算に係るコンティンジェンシー・プランについて 項 目 具体的対応 備 考 加者標準端末(以下「CMF端末」という。)等にアップロ ードするとともに、当日の証拠金所要額の計算において当該 ファイルを使用する旨を連絡。 一方、17 時を目途として当日のSPANリスク・パラメータ ー・ファイルの作成が見込めない場合は、当日の証拠金所要 額の計算において前日のSPANリスク・パラメーター・フ ァイルを使用する旨を 16 時 45 分過ぎに連絡。併せて、前日 のSPANリスク・パラメーター・ファイルについて、日付 部分及び先物取引の清算値段の部分を当日の数値に修正した うえで、CMF端末等にアップロードを実施。 ただし、当日のSPANリスク・パラメーター・ファイル (アーリーファイル)は作成できているが、SPANリス ク・パラメーター・ファイル(ファイナルファイル)が作成 できない場合は、前日のファイナルファイルについて日付及 び先物取引の清算値段部分及びアーリーファイル格納データ を当日の情報に修正したファイルを当日のファイナルファイ ルとして配信・掲載する。 (2)SPANリスク・パラメーター・ファイルはあるが証拠金所要額の計算ができな い場合*3 a クリアリング機構が清算 ・ 原則として、前日の証拠金所要額を適用する。ただし、清算参加 参加者の自己分の証 者が証拠金所要額を正しく計算できるときなどクリアリング機構が適 拠金所要額を計算で 当と認める場合には、あらかじめクリアリング機構に連絡した上で、 きない場合 2 ※3 クロスマージン制度 利用者の証拠金所要額取扱 いについては、別紙「クロ スマージン制度における障 害発生時の対応及び証拠金 所要額の取扱い」を参照の こと。 【文書番号5】先物・オプション取引に係る証拠金所要額計算に係るコンティンジェンシー・プランについて 項 目 具体的対応 備 考 清算参加者が計算した額を当日の証拠金所要額として適用するこ とができる。 ・ クリアリング機構からは下記の内容をメール及びTarget-JS CCサイトにより清算参加者に連絡。 18 時時点でクリアリング機構が当日の自己分の証拠金所要額計算 が完了していないときには、その旨を 18 時過ぎに連絡。 その後、18 時 30 分までに自己分の証拠金所要額計算ができ た場合には、直ちに当該証拠金所要額ファイルをCMF端末 にアップロードするとともに、アップロードした旨を連絡。 一方、18 時 30 分までに自己分の証拠金所要額計算ができな かった場合には、前日の証拠金所要額を適用する旨を 18 時 30 分過ぎに連絡 。 *4 ※4 清算参加者が計算し た額を当該清算参加者自己 分の証拠金所要額とする場 b 非清算参加者が自 己分の証拠金所要額 を計算できない場合 ・ 前日の証拠金所要額を適用するため、清算参加者に対しては前日 合は、18 時 45 分までにそ の所要額を申告する。 の額をクリアリング機構にTa c 清算参加者又は非 ・ 原則として、前日の証拠金所要額を適用する 。ただし、顧客が rget-JSCCサイト により申告する。 清算参加者が委託分 の証拠金所要額を計 算できない場合 *5 証拠金所要額を正しく計算できるときなど清算参加者又は非清算 ※5 ただし、当該清算参 参加者が適当と認める場合には、顧客が申告した額を当日の証拠 加者又は非清算参加者が、 金所要額として適用することができる。 クロスマージン申請前の建 玉に基づいて委託分の取引 証拠金所要額を計算するこ とはできるものの、クロス 3 【文書番号5】先物・オプション取引に係る証拠金所要額計算に係るコンティンジェンシー・プランについて 項 目 具体的対応 備 考 マージンの対象となってい る国債先物のポジションを 控除した委託分の所要額の 計算のみ実施することがで きない場合は、クロスマー ジンの対象となっている国 債先物のポジションを控除 しない委託分のポジション を基に計算した取引証拠金 所要額を適用する。 (3)清算参加者が証拠金所要額を時限までにクリアリング機構に申告できない場合 ・ 状況を勘案しながら個別に対応する。この場合、清算参加者はあ らかじめ時限までに申告できない旨をクリアリング機構(03-36651381)に連絡する。 (4)証拠金所要額の計算結果に誤りがある場合又は誤りがあるおそれが強い場合 a 清算参加者の自己 分の証拠金所要額*6 ・ 証拠金所要額の計算結果に誤りがある場合又は誤りがあるおそれ が強い場合には、クリアリング機構から清算参加者に対して 18 時 30 分までにメール及びTarget-JSCCサイトによりその旨 を連絡する。 ・ その後、クリアリング機構が清算参加者に通知した自己分の証拠金所 要額について、当日の 19 時までに正しい額を再通知できる場 4 ※6 クロスマージンの対 象となっている国債先物の ポジションを控除し、計算 した自己分の証拠金所要額 の計算結果に誤りがある場 合又は誤りがあるおそれが 【文書番号5】先物・オプション取引に係る証拠金所要額計算に係るコンティンジェンシー・プランについて 項 目 具体的対応 合、当該再通知した証拠金所要額を適用する。なお、再通知した ときには、クリアリング機構から速やかに再通知した旨をメール及び Target-JSCCサイトにより清算参加者に連絡する。 ・ 一方、当日の 19 時までに正しい額を再通知できない場合には、 原則として、当初クリアリング機構が清算参加者に通知した額を証拠 金所要額として適用する。ただし、あらかじめクリアリング機構に連 絡した上で、以下に掲げるいずれかの方法により清算参加者が計 算した額を当日の証拠金所要額として適用することができる。 ①前日のSPANリスク・パラメーター・ファイルを使って 計算した額 ②前日の証拠金所要額 ③クリアリング機構が自己分の建玉を正しく把握していないことが 明らかな場合で、清算参加者が建玉を正しく把握し、証拠 金所要額を正しく計算できるときには、清算参加者が計算 した当該額 ・ 清算参加者が上記に基づいて計算した額を証拠金所要額とする場 合には、19 時 15 分までにクリアリング機構にTarget-JSCC サイトにより当該証拠金所要額を申告する。 b 委託分の証拠金所 要額 ・ 委託分については、原則として、清算参加者又は非清算参加者が 顧客に通知した額を証拠金所要額として適用する。ただし、清算 参加者又は非清算参加者が適当と認める場合には、以下に掲げる いずれかの額を当日の証拠金所要額として適用することができ 5 備 考 強い場合については、別紙 「クロスマージン制度にお ける障害発生時の対応及び 証拠金所要額の取扱い」を 参照のこと。 【文書番号5】先物・オプション取引に係る証拠金所要額計算に係るコンティンジェンシー・プランについて 項 目 具体的対応 備 考 る。 ①前日のSPANリスク・パラメーター・ファイルを使って 計算した額 ②前日の証拠金所要額 (5)CMF端末の全部又は一部に障害が発生している場合 a SPANリスク・ パラメーター・ファ イルが取得できない 場合 ・ 当日のSPANリスク・パラメーター・ファイルをCMF端末、 クリアリング機構ホームページその他の手段により取得することがで きない場合は、前日のSPANリスク・パラメーター・ファイル を使用することができる。ただし、前日のファイルを使用して計 算できる証拠金所要額は清算参加者の委託分及び非清算参加者分 についてのみとし、清算参加者の自己分については、クリアリング機 構が計算した額を適用する。 b 清算参加者からクリア ・ CMF端末を利用できる清算参加者は、CMF端末を利用して行 リング機構への証拠金 う。CMF端末を利用できない清算参加者については、Targ 所要額の申告が行え et-JSCCサイトにより報告する。 ない場合 c 自己分の証拠金所 要額の確認ができな い場合 ・ クリアリング機構からメールにより自己分の証拠金所要額を通知する *7 。 ※7 CMF端末障害の場 合は、クリアリング機構からメ ールにより、左記の対応方 をその都度連絡する。(他 6 【文書番号5】先物・オプション取引に係る証拠金所要額計算に係るコンティンジェンシー・プランについて 項 目 具体的対応 備 考 社清算参加者は非清算参加 者に連絡する。) 7 【文書番号5】先物・オプション取引に係る証拠金所要額計算に係るコンティンジェンシー・プランについて 項目 対応 備考 2.緊急取引証拠金 (1)クリアリング機構が緊急取引証拠金所要額を計算できない場合*8 ※8 クロスマージ ・ 前日の清算参加者自己分の証拠金所要額以上の額を預託する。 ンの対象となってい ・ この場合、クリアリング機構から下記の内容を FAX 及びTarget-J SCCサイトにより清算参加者に連絡する。 12 時 30 分時点で緊急取引証拠金所要額計算が完了していないと きには、その旨を 12 時 30 分過ぎに連絡。 その後、13 時までに緊急取引証拠金所要額が計算できた場合に は、直ちに当該ファイルをCMF端末にアップロードするととも る国債先物のポジシ に、アップロードした旨を連絡。 一方、13 時までに緊急取引証拠金所要額が計算できなかった場合 には、前日の清算参加者自己分の証拠金所要額以上の額を預託し ていただく旨を 13 時過ぎに連絡*9。 る国債先物のポジシ ョンを控除して緊急 証拠金所要額を計算 することができない 場合、クロスマージ ンの対象となってい ョンを控除せず、全 ポジションを基に計 算した緊急取引証拠 金所要額を適用す る。 ※9 事実上、追加 預託は発生しないこ ととなる。 (2)クリアリング機構が通知した緊急取引証拠金所要額に誤りがある又は誤りがあるおそれが強 い場合 8 【文書番号5】先物・オプション取引に係る証拠金所要額計算に係るコンティンジェンシー・プランについて 項目 対応 備考 ・ 当日の 13 時までに正しい緊急取引証拠金所要額を再通知できる場合 には、当該再通知した証拠金所要額を適用する。なお、再通知したと きには、クリアリング機構から清算参加者に対して再通知後速やかにFA X及びTarget-JSCCサイトにより連絡する。 ・ 一方、当日の 13 時までに正しい緊急取引証拠金所要額を再通知でき ない場合には、前日の自己分の証拠金所要額を緊急取引証拠金所要額 として適用する*10。なお、このときには、クリアリング機構から清算参加 者に対して 13 時過ぎにFAX及びTarget-JSCCサイトに より連絡する。 (3)CMF端末障害の場合 ・ 取引証拠金の預託が不足している清算参加者に対してのみ、FAXに より当該不足額を連絡する。この場合、クリアリング機構から清算参加者 に対してあらかじめFAX及びTarget-JSCCサイトにより 連絡する。 以 上 9 ※10 事実上、追 加預託は発生しない こととなる。 【文書番号5】先物・オプション取引に係る証拠金所要額計算に係るコンティンジェンシー・プランについて * このプランは、従来、株式会社東京証券取引所において定められていた「証拠金所要額計算に係るコンティンジェンシー・プラン」につ いて、東証先物・オプション取引に係る清算機関の変更(2004年2月2日)に伴う所要の改正を行い、クリアリング機構が制定したも のです。 * 2006年1月30日に清算システムのリプレースに伴い、所要の改正を行っています。 * 2007年1月22日にコンティンジェンシー・プラン発動時の「委託分の受入証拠金の計算における計算上の損益額の計算における清算 値段の取扱い」に関する明確化等を行っています。 * 2009年10月5日に東証オプション売買システム Tdex+の稼働に伴い、当日の SPAN リスク・パラメーター・ファイルの配信が後倒し となることから、前日の SPAN リスク・パラメーター・ファイルを使用する連絡時限・判断時限の後倒し等を行っています。 * 2013年7月16日の株式会社大阪証券取引所との清算機関統合により、所要の改正を行っております。 * 2014年11月25日の清算システム機能の統合に伴う変更により、所要の改正を行っております。 * 2015年9月24日のクロスマージン制度の導入に伴う変更により、所要の改正を行っております。 10 別紙 クロスマージン制度における障害発生時の対応及び証拠金所要額の取扱い 障害内容 時間/ 対応 イベント 1.クリアリング 17:30 過ぎ 先物・オプション取引に係る 金利スワップ取引に係る 証拠金所要額の取扱い 証拠金所要額の取扱い ・クリアリング機構は、クロスマージンの申請・承諾処理を開 機構側のシステ 始することができない旨を、クロスマージン申請者である国 ム障害により、 債先物等清算参加者(以下「XM清算参加者」という。 )に連 17:30 時点でク 絡する*1。 ロスマージンの ・クリアリング機構は、クロスマージンの申請・承諾処理を開 申請・承諾処理を 始することができない旨を、E-mail 等によりクロスマージン 開始できない場 の承諾者である金利スワップ清算参加者(以下「XM承諾参 合 加者」という。 )に連絡する。 18:30 までに ・クロスマージンの申請時限を 19:20 まで、申請が行われた ・XM清算参加者の自己分及 ・制度利用者の当初証拠金 障害復旧した 場合 ポジションに対する承諾時限を 19:30 まで延長する。 び委託分・非清算参加者分 所要額については、クロ ・XM清算参加者の自己分のポジションについてクロスマージ の証拠金所要額について スマージン申請数量を ンを申請した場合には、クリアリング機構は、20:30 を目途 は、クロスマージン申請数 考慮した所要額を適用 にXM清算参加者の自己分の証拠金所要額を通知する。 量を考慮した所要額を適用 する。 ・XM清算参加者の委託分・非清算参加者分のポジションにつ いてクロスマージンを申請した場合には、XM清算参加者は、 クロスマージンの申請数量を考慮した委託分・非清算参加者 分の証拠金所要額を計算し、申告を行う(計算が当日の 19: 00 以降となる場合には証拠金所要額の訂正申告を行う) 。 ・クリアリング機構は、障害からの復旧後、上記の旨を直ちに XM清算参加者に連絡する*1。 ・クリアリング機構は、20:30 を目途に金利スワップ取引に 係る当初証拠金所要額を通知する。 ・金利スワップ取引に係る清算基金所要額の算出日においては、 1 する。 障害内容 時間/ 対応 イベント 先物・オプション取引に係る 金利スワップ取引に係る 証拠金所要額の取扱い 証拠金所要額の取扱い 21:30 を目途に清算基金所要額を通知する。 ・クリアリング機構は、障害からの復旧後、金利スワップ取引 に係る当初証拠金所要額及び清算基金所要額の通知に関して E-mail 等によりXM承諾参加者に連絡する。 18:30 時点で ・当日のクロスマージンの申請・承諾は行えないものとし、ク ・XM清算参加者の自己分及 ・制度利用者の当初証拠金 障害から未復 リアリング機構は、右記の取扱いとする旨をXM清算参加者 び委託分・非清算参加者分 所要額については、クロ 旧の場合 に連絡する*1。 の証拠金所要額について スマージン申請予定数 は、クロスマージン申請予 量を考慮せずに算出さ 原則として直近の清算基金所要額を適用するものとし、クリ 定数量を考慮せずに算出さ れた証拠金所要額を適 アリング機構は、その旨を E-mail 等によりXM承諾参加者に れた直近の所要額を適用す 用する*5。 連絡する。 る。 ・金利スワップ取引に係る清算基金所要額の算出日においては、 2.クロスマージ 19:30*2 目途 ンの申請・承諾終 ・クリアリング機構は、XM清算参加者の自己分の証拠金所要 額を計算できない旨をXM清算参加者に連絡する*1。 了後、クリアリン ・クリアリング機構は、クロスマージン申請数量を考慮した当 グ機構側のシス 初証拠金所要額を計算できない旨を、E-mail 等によりXM承 テム障害により、 諾参加者に連絡する。 XM清算参加者 ※障害からの復旧見込みが判明した時点で復旧見込時刻をX の先物・オプショ M清算参加者に連絡する*1。 ン取引に係る自 己分の証拠金所 要額又は当該ク ロ ス マ ー ジ ン 申 翌 営 業 日 の ・クリアリング機構は、障害からの復旧後、CMF端末を通じ ・XM清算参加者の自己分及 ・制度利用者の当初証拠金 請 に 係 る I R S 9:00 までに て直ちにXM清算参加者の自己分の証拠金所要額を配信する び委託分・非清算参加者分 所要額については、クロ の 証 拠 金 所 要 額 障害復旧 *3 し とともに、当該配信を行った旨をXM清算参加者に連絡する の証拠金所要額について スマージン申請数量を 2 障害内容 時間/ 対応 イベント を 計 算 で き な い た場合 場合 *1。 ・クリアリング機構は、障害からの復旧後、OTC清算システ ムを通じて直ちに金利スワップ取引に係る当初証拠金所要額 先物・オプション取引に係る 金利スワップ取引に係る 証拠金所要額の取扱い 証拠金所要額の取扱い は、クロスマージンの申請 考慮した所要額を適用 数量を考慮した所要額を適 する。 用する。 を通知するともに、当該配信を行った旨を E-mail 等によりX M承諾参加者に連絡する。 翌営業日の 9:00 までに 障害から未復 旧*3 の場合 ・クリアリング機構は、右記の取扱いとする旨をXM清算参 ・XM清算参加者の自己分及 ・制度利用者の当初証拠金 加者に連絡する*1。 び委託分・非清算参加者分 所要額当該については、 ※委託分・非清算参加者分の証拠金所要額を申告済のXM清 の証拠金所要額は、クロス クロスマージン申請数 算参加者は、クロスマージン申請を考慮しない委託分・非 マージンの申請数量を考慮 量を考慮せずに算出さ 清算参加者の証拠金所要額を訂正申告する。 せずに算出された直近の所 れた所要額を適用する 要額を適用する。 *5。 ・金利スワップ取引に係る清算基金所要額の算出日において は、原則として直近の清算基金所要額を適用するものとし、 クリアリング機構は、その旨を E-mail 等によりXM承諾参 加者に連絡する。 3.クリアリング 翌 営 業 日 の ・クリアリング機構は、XM清算参加者における自己分の証拠 機構が、当日に通 8:30 まで 金所要額の計算結果に誤りがある又は誤りがある恐れが強い 知したXM清算 旨を清算参加者に連絡する*1。 参 加 者 の 自 己 分 翌 営 業 日 の ・クリアリング機構は、CMF端末を通じてXM清算参加者の ・XM清算参加者の自己分の の 証 拠 金 所 要 額 9:00 までに適 自己分の正しい証拠金所要額を再配信するとともに、再配信 証拠金所要額は、再配信し の 計 算 結 果 に 誤 切な証拠金所 した旨をXM清算参加者に連絡する*1。 た所要額を適用する。 り が あ る 又 は 誤 要額を算出で り が あ る 恐 れ が きる場合 強い場合 翌 営 業 日 の ・クリアリング機構は、右記の取扱いとする旨をXM清算参加 ・XM清算参加者の自己分の 9:00 目途に適 者に連絡する*1。 証拠金所要額は、原則とし 3 障害内容 時間/ イベント 対応 先物・オプション取引に係る 金利スワップ取引に係る 証拠金所要額の取扱い 証拠金所要額の取扱い 切な証拠金所 て、直近に通知した所要額 要額を算出で を適用する*4。 きない場合 *1 *2 *3 *4 *5 クリアリング機構は、メール及びTarget-JSCCサイトにて連絡を行う。また、クロスマージン申請者である他社清算参加者は当該内容をクロスマージン制 度を利用している非清算参加者に連絡することとする。 クリアリング機構が1.のケースにおいてクロスマージンの申請・承諾時限を延長した場合は 20:30 目途。 クリアリング機構がクロスマージン申請者である清算参加者の先物・オプション取引に係る証拠金所要額及び当該クロスマージン申請に係るIRSの当初証拠金所要 額の両方を正常に計算できた場合に障害復旧とし、いずれか一方のシステムに継続して障害が発生しており正常に証拠金計算を行うことができない場合は、障害継続 として扱う。 XM清算参加者は、あらかじめクリアリング機構に連絡した上で、以下に掲げるいずれかの方法によりXM清算参加者が計算した額を当日のクロスマージン申請に係 る自己分の証拠金所要額として適用するよう申告することができる。また、当該申告は翌営業日の 9:15 までにクリアリング機構にTarget-JSCCサイトに て行う。 ① クリアリング機構がクロスマージン申請数量を考慮した自己分の建玉を正しく把握していないことが明らかな場合で、XM清算参加者がクロスマージン申請数量を 考慮した自己分の建玉を正しく把握し、当日のSPANリスク・パラメーター・ファイルを用いて証拠金所要額を正しく計算できるときには、清算参加者が計算し た当該額 ② 前日のSPANリスク・パラメーター・ファイル及び当日のクロスマージン申請を加味したポートフォリオファイルを使って計算した額 ③ 前日の証拠金所要額 ただし、直近で適用された、クロスマージンを考慮して算出された金利スワップ取引に係る当初証拠金所要額の方が少ない場合には、その金額の預託をもって、証拠 金が充足されたものとして扱う。 4
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