エコドライブデータの提出要領(2 次募集)

平成 26 年 12 月
(一財)環境優良車普及機構(LEVO)
エコドライブデータの提出要領(2 次募集)
はじめに
LEVOは、補助金執行団体であるパシフィックコンサルタンツ㈱(以後「PCKK」という。)
の公募要領に従いエコドライブコンサル事業を実施します。具体的には、エコドライブ講習会の
開催、同時に運送事業者様から燃費データの提出をしていただき、そのデータを基に分析を行う
ものです。最終的には、総括表をとりまとめPCKKへ提出します。なお、PCKKの補助事業
要件は、次のとおりです。エコドライブ指導前後の燃費データが報告されないと、補助がうけら
れないことがありますので、ご注意ください。
①コンサルタント会社に委託することにより、セミナーや講習会によるエコドライブ指導を
受けること。
②エコドライブ指導による省エネルギー改善率の目標値が1%以上であること。
※事業実施対象車両毎に省エネルギー改善率を算定し、1%に未達の車両については、
「自己評価結果改善計画」を提出
また、データシートは、次の3種類をエクセル形式でメールで送付しますので、必要事項を入
力後、それぞれの指定期日までにメールにて送付願います。
①燃費データ車両一覧表【指導前用】
②燃費データ車両一覧表【指導後用】
③燃費調査票(必要に応じ利用。提出不要)
1.データの提出について(補助要件)
PCKKの公募要領(2次)により、平成26年度は2回、平成27年度4回、計6回のデー
タ提出が必要条件となっています。データは取得完了後 1 週間を目途にメールで送付願います。
(1)平成 26 年度(今年度):
①指導前の実働 20 日以上のデータ:データ取得期間は交付決定後~1 月末の間(データ数が
足りない場合は以前のデータ可)で、実働 20 日間以上のデータを平成 27 年 2 月 9 日(月)
までに提出する。
②指導後の実働 20 日以上のデータ:データ取得期間の目安は機器指導後~平成 26 年 2 月 28
日までの間で実働 20 日間以上のデータを平成 27 年 3 月 6 日(金)厳守で提出する。
(実働 20 日間に満たない場合は、運行できなかった理由を車両毎に備考に記入すること)
③2 月の実働 7 日間のデータ:指導後のデータが 2 月となるため不要。(PCKK公募要領
P13)
1
(2)平成 27 年度(来年度):実働 7 日間のデータ
①平成 27 年 5 月、②8 月、③11 月、④平成 28 年 2 月の実働 7 日間のデータ
2.平成26年度のデータ提出スケジュール
平成 26 年
11
交付決定
平成 27 年
12
1
2
4
▼ 3/13 PCKK 最終期限
▼ 12/3
運送事業者
①指導前データ
取得・提出
エコドライブ
講習会へ参加
3
実働 20 日以上
▼2/9
提出期限
3/6 までに全てのデータを LEVO
に提出(最終期限)
総括表を作成し、PCKK へ 3/13
までに送付する
機器の取付
②指導後データ
取得・提出
③2月データ
(2/1-2/28 の間)
実働 20 日以上
▼ 3/6
提出期限
3.燃費データの取得(記録)方法及び燃費データの提出について
(1)エコドライブ指導前(エコドライブ講習前)の実働20日以上のデータ
条件:機器の取り付け前(エコドライブ講習会受講可)
※データ取得中に機器の取付があった場合は、通常運転の継続。
エコドライブ指導前の通常の運転方法による給油データ記録する。データは当該期間で正
確に燃費を計算できる満タン法(※)により実施。
指導前データの調査期間の目安は平成26年12月(交付決定後)~1月末。
(実働データ
が 20 日間に満たない場合は、過去に遡り可)
燃費データについては、貴社の日報等において(満タン法と同等の)給油記録があれば、
そのデータを活用してください。給油記録がない場合、車両毎に別紙の「燃費調査票」を使
用し、燃費データの記録を実施してください。実働20日以上の燃費データの記録が終了し
たら、「燃費データ車両一覧表」へ入力、データ記録開始日、終了日、実働期間等を入力後、
平成 27 年 2 月 9 日(月)までに提出。
指導前データの取得中に革新的省エネルギー機器(今回取り付けようとする機器)が取り
付けられた場合、指導前の燃費データが取り終えるまでは、
「通常(以前の)運転」を継続願
います。
※指導前については、実働 20 日以上の実運行が必須
2
(2)エコドライブ指導後の実働20日以上のデータ
条件:エコドライブ指導後(講習会受講)+エコドライブ機器取り付け後
デジタコ等設置後、講習会の内容を実践、エコドライブによる運転で、給油記録を実施。
データ取得期間については、エコドライブ指導後~ 2 月 28 日までの実働20日以上の燃
費データの記録を取得し、平成 27 年 3 月 6 日(金)厳守で提出する。
(機器の取り付け最終期限は 1 月末)
※実働 20 日に満たない場合は、車両毎に理由を備考に記入すること。
※3回目〔平成27年2月〕の実働7日間のデータについては、指導後のデータと重なる
ため、提出は不要。
4.「燃費データ車両一覧表」のデータ入力についての注意事項
(1)データの記入要領
記入用データシートは指導前、指導後の 2 種類あり、それぞれ入力が完了したら、直ちにメ
ールで送付願います。
「燃費データ車両一覧表」のイメージ(エクセル)
指導前、指導後と2つのエクセルファイルに分かれている。
〔指導前用〕
〔指導後用〕
指導前データの入力
2 月 9 日(月)必着で
指導後データの入力
メールで提出
3 月 6 日(金)厳守で
メールで提出
「燃費調査票」
「燃費調査票」については、必要に応じご利用願います。
記入方法はエクセルの「タブ」にある記入見本を参照願います。
※貴社で満タン法による管理表等であれば、そちらのデータを使用し
てください。
3
「燃費データ車両一覧表」のデータ記入方法
指導前データは:平成27年2月9日(月)までに「s
色 の欄を入力してください。
指 導 前 データ (実働20日
エコドライブ指導前の実働2 0日以上のデータ ( ※ ここに記載する給油データ(給油日、オドメータ
指導前のデータ取得期間
の
類
EMS機器
装着の
有無
記録開始日
記録終了日
①
指導前実燃費データ
走行距離
(km)
期間(日間)
燃料使用量(L)
(CNGの場合はm3)
②
燃費(km/L)
(km/m3)
(t
③
①デジタコなど EMS 機
③ 走行距離(km)と燃料使用量(L)につ
器装着の有無を入力
いては、当該データ期間の走行距離と給
油量を入力。(CNG の単位は「m3」 )
燃費(km/L)は自動計算
②データ取得期間における「記録開始日」、「記録終了日」
「燃費データ車両一覧表」
は、それぞれ「運行開始 1 日目」、「運行終了日(運行後の満
タン給油日)」となります。
「期間(日間)」については、実働日数を数えて入力。
に「[email protected]」にメールでご提出ください。
車両毎の燃費データを「燃費データ
車両一覧表」へ営業所毎に入力す
る(複数営業所がある場合、ファイ
ルの「タブ」で分かれています)。
指導前、指導後とも入力方法は同
じです。
20日間以上)
ドメータ値、給油量)は、データ提出要領を参照願います。)
運行形態(※2)
主な輸送品目
( 幹線/集配
2地点間、その他 )
(下記タブ参照)
積載率(%)又は積載量(t)
備 考
L)
)
右欄の単位は、
(t)(%)のどちらかに
統一のこと
(t / %)
⑤
④
⑥
④貨物輸送量については、最大積載量
⑤「運行形態」、
に対する積載率(%)または積載量(t)
⑥「主な輸送品
で入力(期間の平均値)。単位は一行目
目」については、
に「%」または「t」を選択して入力する
入力欄のドロップ
と、すべて同じ単位となる。
ダウンリストから
選択。
4
⑦
⑦備考には
実働日数、燃
費改善率等の
未達理由など
を記入
④貨物輸送量については、積載率(%)または積載量(t)で記載願います。
単位の入力は、最初の一行目で「%」または「t」を選択すれば、2行目以降はすべて同
じ単位になります。
例1)最大積載量が4tの車両で、1日の平均の積載量が5割であれば、「積載率 50%」と
するか、または「積載量 2.0t(4tの 5 割)」と入力願います。
例2)往路100%、帰路0%(空荷)の場合、平均で50%となります。
⑤「運行形態」については、
「幹線輸送」、
「集配輸送」、
「2地点間輸送」、
「その他」のいずれか
を記載してください。
「幹線輸送」とは、主に高速道路を走行して行う超距離輸送をいう。
「集配輸送」とは、複数の地点を巡回して行う輸送をいう。
集荷のみ、または
配送のみの場合も「集配輸送」となります。
「2地点間輸送」とは、幹線輸送を除く、2地点間の輸送をいう。
「その他」とは、上記以外の運行形態をいう。
(その他の場合は具体的な運行形態を記載すること。
)
⑥「主な輸送品目」については、ドロップダウンリストから選択願います。
⑦その他:指導前のデータは実働 20 日以上必須。指導後のデータについて、やむを得ず実働
20 日以上のデータが取れなかった場合、「備考」に車両毎にその理由を記入すること。
(3)満タン法はとは次のとおり。
※満タン法
日 数
(実稼働日)
準 備
A.開 始
●
(実働1日目の日付)
B.実働 20 日後
●
給油量
ア.開始前記録 ●
①満タン給油
オドメーターと給油量を記録
給油した場合は記録
給油した場合は記録
実働1日目の運行開始日の記録
準備日の翌日でなくともよい。
給油を行った場合、オドメーターと給油量も記録
実稼働2日目
|
実稼働 20 日目(以上)
②給油した場合
記録する
イ.給油時記録 ●
③満タン給油
(20 日目以降の日付)
実稼働日
を数える
イ-ア
②+③
備
● ● ●
● ● ●
:
:
走行距離
(オドメーター)
●
考
給油の都度、オドメーターと給油量を記録
※期間の目安として 1 カ月。実稼働 20 日間の
データを取得する。
実稼働 20 日を超えたら、満タン給油で終了
オドメーターと給油量を記録
〔●は使用するデータ〕
※実働日:A~Bの間で、実際に稼働した日数
※対象期間における走行距離及び給油量とは:
走行距離=イ-ア、
給油量=②+③
(①は走行が無いので加算しない)
※当該期間に運搬した車両毎の主な貨物の種類と積載量(重量t又は積載率%)の平均値も記録。
5
5.その他
(1)データの分析(省エネルギー改善率1%未達車両について)
この補助事業では、指導前、指導後の省エネルギー改善率を車両単位で1%以上とすること
が求められています。
1%に未達の車両については、
「自己評価結果・改善計画」の提出が求められています。この
場合は、後日LEVOから所定の様式を送付しますので、入力をお願いします。
また、省エネルギー率が極端に高い場合(会社単位で15%程度以上)、「エコドライブ取組
状況」について問い合わせがある場合があります。
(2)対象車両の稼働について
PCKKの補助金を充当して取り付けられるエコドライブ機器については、該当車両がきち
んと運行(稼働)されていることが補助の条件となります。特に最初の指導前、指導後のデー
タ(稼働)の提出が無いと、交付取消となる可能性がありますので、配車に十分考慮願いしま
す。
平成 26 年 11 月以降、平成 27 年度末までに合計 6 回提出いただく、実稼働7日間のデータ
についても、データの提出がされない場合、
「データの無い理由」の提出を求められます。必ず
車両を稼働させ、燃費データを記録願います。
(3)燃費データの提出について
燃費データは、必ず指定期日までにメールで提出をお願いします。
データ提出の指定期日を守れない場合及びデータが提出されない場合、PCKKの要求する
総括表の作成・提出ができませんので、補助金が受けられない又は補助金の返還を求められる
場合もあり得ますので、遅滞無い燃費データの提出をお願いします。
6.データの提出先
一般財団法人環境優良車普及機構(LEVO)
企画調査部(植木 、酒井、 吉田)
〒160-0004
東京都新宿区四谷2-14-8
TEL:03-3359-9008
YPC ビル
FAX:03-3353-5431
データの提出先メールアドレス:
[email protected]
以上
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