内分泌・代謝内科 - 広島赤十字・原爆病院

研
修 コ
ー ス の 概 要
施設名
広島赤十字・原爆病院
1.研修コース名
診療科名
広島赤十字・原爆病院内分泌・代謝内科後期研修臨床医コース
内分泌・代謝内科
2.研修コースの種別
「日本赤十字社認定臨床医コース」・「日本赤十字社認定専門医コース」
3.研修期間
2年間
4.研修コースについて
(1)目的
内科一般研修(初期研修)を終了した医師を対象とし、内分泌・代謝内科医
としての専門知識・診療技術を修得する。
(2)到達目標(目標、長期目標、一般目標、取得手技、コンセプト等)
・内分泌・代謝内科における common disease である糖尿病、バセドウ病、
慢性甲状腺炎などは内科一般にとっても common disease である。
これらに対処できる基礎的専門知識、診療技術を修得することは、内科医と
しての能力を裏打ちすることになる。
・本研修コースの目標はまずこれらのことをクリアすることで、長期的には
内分泌・代謝内科分野の他の疾患を可能か限り経験し、日本糖尿病学会専門
医や日本内分泌学会内分泌・代謝科(内科)専門医の資格取得もめざす。
また臨床医学の発展に寄与するような臨床研究も行える能力もあわせて
獲得する。
(3)赤十字としての特色
・救急医療
内分泌・代謝内科分野での救急対象疾患である糖尿病性高血糖昏睡、低血糖
発作、バセドウ病クリーゼなどに対処できる能力を修得する。
・災害医療
災害時に内分泌・代謝内科分野で問題となるのは、インスリン使用患者の
ためのインスリン確保や、甲状腺ホルモン補充療法施行患者への甲状腺
1
ホルモン剤確保がある。また放射線被爆の場合は適時のヨード投与も必要と
なる。これらのことに対処するために専門知識を持って出動可能な能力を
身に着ける。
・国際救援
当院の特徴である原爆病院であることを踏まえ、放射線被爆による甲状腺
障害に関することに専門知識と経験に基づく支援する。
「チェルノブイリ原発事故」の甲状腺障害に関しては、複数回におよび長く
支援した実績がある。ベラルーシには澤野文夫内分泌・代謝内科部長が指導
した多くの現地の医師が甲状腺検診に活躍している。
(4)協力医療施設名
・なし
5.研修コース責任者
・職
内分泌・代謝内科
・氏 名
中西 修平
部長
6.診療科の指導体制
(1)医師数
合計 4 名
常勤
4 名、非常勤
0 名
うち、研修の指導にあたる医師数
3 名
(2)指導責任者
主として研修指導にあたる医師の職・氏名、診療科経験年数
・職
内分泌・代謝内科 部長
・氏 名
中西 修平
・診療科経験年数
18 年
7.取得可能資格等
学 会 名
取得可能資格
学会の研修施設等指定・認定状況
日本内科学
会
日本内分泌
学会
日 本 内 科 学 会 認 定 内 科 日本内科学会認定教育施設
医、内科専門医
日本内分泌学会内分泌代 日本内分泌学会認定教育施設
謝科(内科)専門医取得
準備
日 本 糖 尿 病 日本糖尿病学会専門医取 日本糖尿病学会認定教育施設
学会
得準備
8.研修期間中に経験する症例等について
(1)症例数
2
主 要 疾 患 名
症 例 数
経験目標症例数
2 型糖尿病
2,000
100
1 型糖尿病
500
30
糖尿病腎症など糖尿病合併症
500
100
バセドウ病
500
50
慢性甲状腺炎
500
50
甲状腺腫瘍(癌、良性腫瘍)
100
20
副甲状腺機能亢進症
100
20
副腎偶発腫
50
10
実施施設名※
※他の医療機関で研修する症例のみ、当該医療機関名を記載すること。
(2)手術又は手技等件数
手術又は手技等
手術又は手技等件数
経験目標件数
インスリン強化療法
1,000
50
インスリン少量持続静脈注入
100
5
インスリン持続皮下注入療法
10
3
血糖自己測定法
2,000
100
CGM(血糖持続測定法)
20
2
バセドウ病アイソトープ治療
100
30
各種内分泌負荷試験
100
10
実施施設名※
※他の医療機関で研修する手術又は手技等のみ、当該医療機関名を記載すること。
(3)赤十字医療施設としてのプログラム
ア救急医療について
主要疾患名又は手技等
症例数又は手技等件数
経験目標症例数又は件数
糖尿病性高血糖昏睡
20
4
低血糖発作(昏睡も含む)
500
50
バセドウ病クリーゼ
3
1
急性副腎不全
5
1
テタニー
1
1
糖尿病大血管合併症救急(心筋 50
実施施設名※
5
梗塞・脳梗塞・下肢壊疽など)
腎盂炎など急性発熱性疾患
50
5
脱水症(高齢糖尿病患者など)
100
10
低ナトリウム血症などミネラル 30
3
バランス障害による自立困難
※他の医療機関で研修を受ける救急医療のみ、当該医療機関名を記載すること。
3
イ 災害医療について
災害時に内分泌・代謝内科分野で問題となるのは、インスリン使用患者の
ためのインスリン確保や、甲状腺ホルモン補充療法施行患者への甲状腺
ホルモン剤確保がある。また放射線被爆の場合は適時のヨード投与も必要と
なる。これらのことに対処するために専門知識を持って出動可能な能力を
身に着ける。
ウ 国際救援について
当院の特徴である原爆病院であることを踏まえ、放射線被爆による甲状腺
障害に関することに専門知識と経験に基づく支援する。
「チェルノブイリ原発事故」の甲状腺障害に関しては、複数回におよび長く
支援した実績がある。ベラルーシには澤野文夫内分泌・代謝内科部長が指導
した多くの現地の医師が甲状腺検診に活躍している。
エ 資格認定試験等への対応について
この期間で取得可能なものは日本内科学会認定内科医、内科専門医である。
日本内分泌学会認定内分泌代謝科(内科)専門医と、日本糖尿病学会専門医
は、当院研修終了後、もう 1 年認定研修施設で研修の後、資格を取得可能で
ある。
オ その他
糖尿病対策推進会議や日本糖尿病協会、さらには広島県医師会などが主催
する糖尿病患者啓発のイベントや、澤野文夫内分泌・代謝内科部長が主催
する地域の多くの病院施設と連携した PAD(末梢動脈疾患)への診療教育で
ある「広島実践フットケア研究会」、種々の糖尿病、甲状腺関連の研究会
には積極的に参加する。
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