知ってちょっと得するコラム集 1~3 R 知って得するプチコラム 手の熱がピペットに及ぼす影響について 分注時間経過における分注量のドリフト 253.00 Not Controlled 252.00 251.00 Volume[µl] 手の熱がピペットにどの程度影響を及ぼすか ( ハンドウォーミング ) を 測定した結果、開始から約 20 分でピペット本体外側の温度が 5.8℃上昇い たしました。 温度制御を行った場合(Contorolled)と温度制御を行わなかった場合 (Not Contorolled)を比較したところ、60 回の繰り返し動作で温度制御を 行った場合は、最大でも 0.75µL の変化に納まり、温度制御を行わない場合 は分注量が最大 4.7µL 変化しました。 pipetty には、この温度制御機構が組み込まれていますので、分注量変化 を低減することが出来ます。連続使用時においてもより正確な分注を行うこ とが可能です。 Controlled 250.00 249.00 248.00 247.00 赤外線サーモグラフィで測定したハンドウォーミングによる温度上昇の変化可視図 0 10 20 30 Number of times 40 50 60 ※Not Controlled…温度制御無 Controlled…温度制御有 引用:日本機械学会 第 27 回計算力学講演会(CMD2014)講演 開始時 20 分後 プレミアムキャンペーン 知って得するプチコラム 2 直径 8 ㎜の小型な アクチュエーター pipetty の動力の秘密 pipetty には、アイカムス・ラボの開発品である小型なアクチュエーター ( 動力装置=ギヤ付きのモーター ) が使われております。このアクチュエー ターの持つ小型で軽く、精度が良いという特徴によって、pipetty の優れた 連続分注精度が実現しました。 また、使用しているモーターが「ステッピングモーター」という種類の モーターのため、使用しているうちに電池の残量が減って、電圧が低下し ても精度に影響は出ません。 環境に優しい充電池を推奨しており、一度の充電で連続分注 2000 ~ 3000 回が可能(96 穴マイクロプレート 30 枚相当)です。充電池は市販 されている電池ですので、バッテリートラブルにもすぐ対応が出来ます。 世界初! アイカムス・ラボ技術の活用例 ・一眼レフカメラレンズ ・測量機 ・歯科用麻酔注射器 ・・・など R 知って得するプチコラム 3 国内生産・迅速な対応 (株)アイカムス・ラボは岩手県の地場密着型ものづくり企業です。 Iwate Communication and Mechatro Systems Laboratory の頭文字 をとった由来の他に、もう1つ。岩手を代表する作家宮沢賢治の表現した 言葉である ” 理想郷 (ihatov)” を実現 (comes) する、という意味です。 岩手大学発ベンチャー企業として、岩手大学のシーズである精密金型 技術とトライボロジー技術(摩擦)を活用し、地場ならではのものづくり 技術にて、pipetty の開発を行いました。 使用されている部品も国内、その多くは東北で製造しています。そのた め品質はもちろんのこと、修理対応・メンテナンスも迅速に行うことが可 能です。 アイカムス・ラボ 所在地 岩手県盛岡市 pipetty の特徴 ①世界最小・最軽量 ② 2 種類の持ち方に対応 ・・・部品の製造先 ③汎用性チップ使用可能 *記載の価格は 2015 年 1 月現在の希望小売価格です。消費税は含まれておりません。 *製品の仕様、外観、記載内容および価格は、予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。 *予告なくキャンペーンの内容を変更もしくは中止させていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。 ④最少容量変更で連続分注数 の大幅 UP ※ 販売代理店 R 〒020-0857 岩手県盛岡市北飯岡一丁目 8 番 25 号 TEL : 019-601-8228 FAX : 019-601-8227 URL : http://www.icomes.co.jp Mail : [email protected] 日本製 ※( 注 ) オプション対応です ⑤国産ならではのきめ細かい 対応 ペン型電動ピペット キャンペーン期間:2015 年 1 月 5 日∼ 3 月 20 日まで pipetty 本体 型番 容量範囲 pipetty20uL、pipetty250uL、pipetty1000uL の全 3 機種をご用意しています。 最小可変容量 価格 MSIC01-01-20 1 20μL 0.1μL MSIC01-01-250 10 250μL 0.1μL / 1μL ※ MSIC01-01-1000 50 1000μL 1μL キャンペーン価格 ¥74,800 ¥55,000 ※容量 10 19.9μL:0.1μL 毎設定可 20μL 250μL:1μL 毎設定可 デモ機もご用意しております。 お気軽にお尋ねください。 純正チップと専用ホルダー ◎専用ホルダー ◎純正チップ 型番 キャンペーン価格 容量範囲 入り数 MSIC03-01-20 1 20μL 1 ラック ¥14,880 MSIC03-01-250 10 250μL 96 本入り ¥14,880 MSIC03-01-1000 50 1000μL 10 ラック 価格 ¥16,800 型番 ¥9,500 ¥9,500 ¥11,500 MSIC02-01 価格 キャンペーン価格 ¥3,500 ¥4,500 アプリケーションノート:マイクロピペットの分注精度が Real Time-PCR の結果に及ぼす影響 1 . 重量法による分注精度の測定 2 . Real Time-PCR 実験 ①PCR MIXTURE を作製する ②Real Time-PCR 用 96well に PCR MIXTURE を 8 uL ずつ以下のピペットで分注する ・pipetty ・電動ピペット A(他社製品) ③Real Time-PCR 用 96well にマウスゲノム を 2 uL 分注する ・pipetty ・電動ピペット A(他社製品) ④Real Time-PCR 装置(PRISM 7900)に セットし PCR をかける ◎重量法による分注精度の測定 ◎増幅プロット ◎分注精度が RealTime-PCR の結果に及ぼす影響 ◎分注精度が RealTime-PCR の結果に及ぼす影響2 プレミアムパッケージプラン ○プレミアムパック A pipetty 1 本 + アイスラック IR-2 型番 パッケージ内容 PT20R2 pipetty20μL + IR-2 PT250R2 pipetty250μL + IR-2 PT1000R2 pipetty1000μL + IR-2 キャンペーン価格 ¥84,600 ¥60,000 結果:マイクロピペットの分注精度は Real Time-PCR の再現性に影響し、pipetty を使用することで再現性が向上した。 アイスラック IR-2 説明 ■氷上で使用するアルミ製ラック ( 防錆処理済 ) ■チューブが氷に直接触れないので、コンタミの心配なし ■熱伝導率が高く、チューブとの隙間が無いため、サンプルを効率よく冷却 ■重心が低く安定性が高いため、実験台上に直置きでの分注作業にも最適 アプリケーションノート:細胞のピックアップ ( 顕微鏡で狙った特定の細胞の継代作業) 定価 74,800 円+9,800 円 製造元:トーワラボ株式会社 型番 ○プレミアムパック B pipetty 1 本 + ラダーマーカー 2 本 PT20LH2 PT20LHK PT20LK2 PT250LH2 定価 74,800 円+9,960 円 製造元:株式会社バイオ・リジェネレーションズ パッケージ内容 ラダーマーカー 100bp + 100bp pipetty20μL + ラダーマーカー 100bp + 1kbp ラダーマーカー 1kbp + 1kbp ラダーマーカー 100bp + 100bp PT250LHK pipetty250μL + ラダーマーカー 100bp + 1kbp PT250LK2 ラダーマーカー 1kbp + 1kbp PT1000LH2 キャンペーン価格 1. 細胞培養皿を CO2インキュベーターから取り出し顕微鏡ステージに設置する 2. 20μ L容量 pipetty にチップを装着し、顕微鏡を見ながらチップの先で細胞コロニーを細かく何度かつつく 3. コロニーが遊離し始めたらチップの先をコロニーの近傍におき、pipetty の吸入吐出ボタンを 押して吸い取る 4. 培養液を注いだ新しい培養皿を用意し、チップの先を培養液中につけ、pipetty の吸入吐出ボタンを押して細胞 コロニーを排出する 5. ピックアップを終了した培養皿と細胞コロニーを排出した培養皿を CO2インキュベーターに戻す ¥84,760 ¥60,000 ラダーマーカー 100bp + 100bp PT1000LHK pipetty1000μL + ラダーマーカー 100bp + 1kbp PT1000LK2 ラダーマーカー 1kbp + 1kbp ラダーマーカー説明 ■正確な分子サイズ(シーケンス確認済み) ■正確な濃度 ■そのままアプライし、すぐに電気泳動が可能 (BPB, Xylene Cyanol 入り ) ■常温保存可能 (1 年間 ) ■高いコストパフォーマンス(1 本で 100 回分) キャンペーン期間:2015 年 1 月 5 日∼ 3 月 20 日まで 図 2. pipetty を用いた細胞コロニーのピックアップの様子 ※細胞株:Hep2 細胞(ヒト喉頭癌由来) a) ペン型電動ピペット:pipetty を用いた細胞コロニーのピックアップの様子 b) チップ先端で培養皿上の細胞コロニーを引き剥がしている様子 c) 細胞を引き剥がされて浮遊している細胞コロニー 結果:従来のガラスキャピラリ―のように使用できるうえに、手元が近く顕微鏡から目を離さずそのまま吸入できた。
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