UPS バッテリ接続手順書 危険 感電、けが、発火、爆発のおそれあり バッテリはそれ自体が電源であり常時電圧を有しておりますので、バッテリの端子やコネクタ内 の導電部に直接接触したり、導体で短絡したりすると電解液漏れ、発熱および爆発することがあ り非常に危険です。 注意 けがのおそれあり 質量 : UPS 本体・・約 36kg、バッテリ盤・・約 13kg バッテリユニット(1 ユニット) ・・・約 24kg 重量物ですので、落下させないでください。 持ち上げたりするときは、腰を痛めることが無いよう十分に注意してください。 感電のおそれあり 安全に作業するために、身につけている貴金属類(時計や指輪など導電性のもの)を外して下さ い。また、使用される工具(プラスドライバ)には絶縁テープを巻くなどして、誤って本装置内 部の部品や端子に触れても感電したり、短絡事故などがおこらないようにしておいてください。 本装置の内部には高電圧部分やバッテリが内蔵されていますので、十分注意して作業をしてくだ さい。 1.ご使用上の注意事項 (1) 本ラックマウント用金具は EIA ラック用です。 (2) 装置本体は重量物となりますので、しっかり固定して使用してください。 (UPS 本体質量:約 36kg、バッテリ盤:約 80kg) TEX48198-274 2.設置 2-1. ラックマウント用金具 (1)ラックの奥行きにあわせて、前後のサポートレールを添付ネジで仮固定します。 3 2 1 4 H C A 穴位置の参考 ラック 奥行き 675∼705 705∼767 767∼788 788∼815 815∼868 868∼888 固定穴 B-2 A-1 A-1 B-1 B-2 C-1 C-3 B-2 D-3 C-2 E-3 E-3 ネジ数 (片側) 4 4 4 4 4 4 D E F G B ラック 奥行き 888∼948 948∼969 969∼1027 1027∼1090 1090∼1108 1108∼1160 固定穴 C-1 D-1 D-1 E-1 E-1 F-1 F-3 G-3 F-2 G-2 F-1 H-4 ネジ数 (片側) 4 4 4 4 4 3 ※ラックの取付穴が角穴(□9)の場合 スペーサカナグを添付の皿ねじで固定します。 (固定方法は前後共通です。) 凸が前側 M3 皿ネジ (2)サポートレール前側の固定 右図に示す取付穴を基準にネジで 固定します。 UPS 取付穴 ラック取付穴が角穴の場合でも 同様です。 TEX48198-274 (3)サポートレール後側の固定 下図に示す取付穴を基準にネジで固定します。 ラック取付穴が角穴の場合でも 同様です。 (4) (1)項で仮固定していたネジを増し締めします。 (5)2 段目のラックマウント金具を設置します。 手順は(1)∼(4)同様です。 上段 下段 (6)UPS 本体、バッテリ盤を各上下 4 ヶ所のネジで固定してください。 UPS 本体とバッテリ盤の並びは 上段:UPS 本体 下段:バッテリ盤 としてラックに取り付けます。 UPS 本体 バッテリ盤 注意:UPS の入力ケーブルの接続は、バッテリ接続 作業が終了するまで決して接続しないで下さい TEX48198-274 2-2.UPS-バッテリ接続 UPS 本体とバッテリ盤およびバッテリユニットを接続します。 注意 1:UPS 本体裏面の「INPUT BREAKER」が OFF になっていることを確認してください。 注意 2:バッテリ盤裏面の「BATTERY BREAKER」が OFF になっていることを確認してください。 バッテリユニット (1)バッテリ盤の内部に添付品がありますので、 取外します。 ①バッテリ盤の正面カバー左側のネジ 2 ヶ所を 外し、カバーを取外します。 ネジ ②バッテリ金具を取外します。(ネジ:1 ヶ所) <バッテリ金具を開いた状態> ネジ 添付品 バッテリコネクタカバー 金具 ネジ 3 個 TEX48198-274 (2)装置裏面側の接続をします。 ①UPS 本体裏面の注意名札をはがします。 ②バッテリ盤のバッテリコネクタを確実に接続します。 注意名札 バッテリコネクタ ③バッテリコネクタカバー(添付品)を取り付けます。 バッテリコネクタ横の丸穴にバッテリコネクタ カバーのピンを差し込むように取り付け、 添付ネジ(M4X8)を 2 ヶ所固定します。 注意:バッテリコネクタが確実に接続されていない場合、 バッテリコネクタカバーが取り付けられません。 その場合、コネクタを再度接続し直してください。 バッテリコネクタ コネクタ横の丸穴 バッテリコネクタカバーのピン <バッテリコネクタカバーの取り付け> <バッテリコネクタカバー取付後> ネジ TEX48198-274 ④バッテリコネクタカバーに金具を取り付け、 添付ネジ(M4X8)を 1 ヶ所固定します。 ネジ (3)正面側でバッテリユニットを取り付けます。 ①バッテリユニットを 3 個組み込みます。 バッテリユニット コネクタ側 ②バッテリコネクタを 6 箇所接続します。 (コネクタ接続の場所の指定はありません) TEX48198-274 ③バッテリ金具((1)-②項で取外した物)を取り付け、 ネジ 1 ヶ所で固定します。 ネジ ④正面カバーを取り付けます。 カバー向かって右側のツメを本体に差込み、 左側のネジ 2 箇所を締め付けます。 ネジ 2-3.運転の準備 (1)バッテリ盤裏面の「BATTERY BREAKER」を ON にします。 (2)UPS の入力ケーブルを接続します。 (3)UPS 本体裏面の「INPUT BREAKER」を ON にします。 以上で運転の準備は終了です。取扱説明書に従い、UPS を運転してください。 TEX48198-274
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