MC- 7510/1/2-32-**C

UPS バッテリ接続手順書
危険
感電、けが、発火、爆発のおそれあり
バッテリはそれ自体が電源であり常時電圧を有しておりますので、バッテリの端子やコネクタ内
の導電部に直接接触したり、導体で短絡したりすると電解液漏れ、発熱および爆発することがあ
り非常に危険です。
注意
けがのおそれあり
質量 : UPS 本体・・約 36kg、バッテリ盤・・約 13kg
バッテリユニット(1 ユニット)
・・・約 24kg
重量物ですので、落下させないでください。
持ち上げたりするときは、腰を痛めることが無いよう十分に注意してください。
感電のおそれあり
安全に作業するために、身につけている貴金属類(時計や指輪など導電性のもの)を外して下さ
い。また、使用される工具(プラスドライバ)には絶縁テープを巻くなどして、誤って本装置内
部の部品や端子に触れても感電したり、短絡事故などがおこらないようにしておいてください。
本装置の内部には高電圧部分やバッテリが内蔵されていますので、十分注意して作業をしてくだ
さい。
1.ご使用上の注意事項
(1) 本ラックマウント用金具は EIA ラック用です。
(2) 装置本体は重量物となりますので、しっかり固定して使用してください。
(UPS 本体質量:約 36kg、バッテリ盤:約 80kg)
TEX48198-274
2.設置
2-1. ラックマウント用金具
(1)ラックの奥行きにあわせて、前後のサポートレールを添付ネジで仮固定します。
3
2
1
4
H
C
A
穴位置の参考
ラック
奥行き
675∼705
705∼767
767∼788
788∼815
815∼868
868∼888
固定穴
B-2
A-1
A-1
B-1
B-2
C-1
C-3
B-2
D-3
C-2
E-3
E-3
ネジ数
(片側)
4
4
4
4
4
4
D
E
F G
B
ラック
奥行き
888∼948
948∼969
969∼1027
1027∼1090
1090∼1108
1108∼1160
固定穴
C-1
D-1
D-1
E-1
E-1
F-1
F-3
G-3
F-2
G-2
F-1
H-4
ネジ数
(片側)
4
4
4
4
4
3
※ラックの取付穴が角穴(□9)の場合
スペーサカナグを添付の皿ねじで固定します。
(固定方法は前後共通です。)
凸が前側
M3 皿ネジ
(2)サポートレール前側の固定
右図に示す取付穴を基準にネジで
固定します。
UPS 取付穴
ラック取付穴が角穴の場合でも
同様です。
TEX48198-274
(3)サポートレール後側の固定
下図に示す取付穴を基準にネジで固定します。
ラック取付穴が角穴の場合でも
同様です。
(4) (1)項で仮固定していたネジを増し締めします。
(5)2 段目のラックマウント金具を設置します。
手順は(1)∼(4)同様です。
上段
下段
(6)UPS 本体、バッテリ盤を各上下 4 ヶ所のネジで固定してください。
UPS 本体とバッテリ盤の並びは
上段:UPS 本体
下段:バッテリ盤
としてラックに取り付けます。
UPS 本体
バッテリ盤
注意:UPS の入力ケーブルの接続は、バッテリ接続
作業が終了するまで決して接続しないで下さい
TEX48198-274
2-2.UPS-バッテリ接続
UPS 本体とバッテリ盤およびバッテリユニットを接続します。
注意 1:UPS 本体裏面の「INPUT BREAKER」が OFF になっていることを確認してください。
注意 2:バッテリ盤裏面の「BATTERY BREAKER」が OFF になっていることを確認してください。
バッテリユニット
(1)バッテリ盤の内部に添付品がありますので、
取外します。
①バッテリ盤の正面カバー左側のネジ 2 ヶ所を
外し、カバーを取外します。
ネジ
②バッテリ金具を取外します。(ネジ:1 ヶ所)
<バッテリ金具を開いた状態>
ネジ
添付品
バッテリコネクタカバー
金具
ネジ 3 個
TEX48198-274
(2)装置裏面側の接続をします。
①UPS 本体裏面の注意名札をはがします。
②バッテリ盤のバッテリコネクタを確実に接続します。
注意名札
バッテリコネクタ
③バッテリコネクタカバー(添付品)を取り付けます。
バッテリコネクタ横の丸穴にバッテリコネクタ
カバーのピンを差し込むように取り付け、
添付ネジ(M4X8)を 2 ヶ所固定します。
注意:バッテリコネクタが確実に接続されていない場合、
バッテリコネクタカバーが取り付けられません。
その場合、コネクタを再度接続し直してください。
バッテリコネクタ
コネクタ横の丸穴
バッテリコネクタカバーのピン
<バッテリコネクタカバーの取り付け>
<バッテリコネクタカバー取付後>
ネジ
TEX48198-274
④バッテリコネクタカバーに金具を取り付け、
添付ネジ(M4X8)を 1 ヶ所固定します。
ネジ
(3)正面側でバッテリユニットを取り付けます。
①バッテリユニットを 3 個組み込みます。
バッテリユニット
コネクタ側
②バッテリコネクタを 6 箇所接続します。
(コネクタ接続の場所の指定はありません)
TEX48198-274
③バッテリ金具((1)-②項で取外した物)を取り付け、
ネジ 1 ヶ所で固定します。
ネジ
④正面カバーを取り付けます。
カバー向かって右側のツメを本体に差込み、
左側のネジ 2 箇所を締め付けます。
ネジ
2-3.運転の準備
(1)バッテリ盤裏面の「BATTERY BREAKER」を ON にします。
(2)UPS の入力ケーブルを接続します。
(3)UPS 本体裏面の「INPUT BREAKER」を ON にします。
以上で運転の準備は終了です。取扱説明書に従い、UPS を運転してください。
TEX48198-274