高速減速機の構造設計技術 高速減速機の構造設計技術

シーズ番号 M06
シーズ番号 M06
高速減速機の構造設計技術
高速減速機の構造設計技術
工学部・機械学科・教授・内田誠之
工学部・機械学科・教授・三宅慶明
[email protected]
[email protected]
(博士前期課程1年・加賀 聡、福森 賢侍)
キーワード 人力飛行機、高速減速機、動力伝達装置
概要
近年「鳥人間コンテスト選手権大会」の影響
もあり人力飛行機開発が各大学、社会人クラブ
で盛んである。人力飛行機において動力である
パイロットの筋力を効率良く機体の推力へと変
換するには高速減速機の性能が大きく関わって
いる。そのため本研究では高速減速機の動力伝
達効率が90%を超えることを第一条件とし、
その上で軽量化も同時に行っていく。
またこれらの設計において重要となる各種の
強度及び効率についての解析も行う。
高速減速機フレームの解析結果
垂直軸回転数
セールスポイント
1.90%を超える高い動力伝達効率による推進性能
の向上。
2.十分な強度を維持した上でフレームの徹底した軽
量化。
3.限られたコックピット内スペースに合わせ
た小型化。
(160rpm)
ペダル軸回転数
(80rpm)
用途および展望
1.飛行時におけるパイロットの負担軽減。
2.他の動力伝達機構への応用。
3.高速減増ギアボックスの開発。
高速減速機の組立図
参考資料
平成25年度卒業論文 人力飛行機の設計・製作及び飛行試験 –推進システム設計佐久間 勇多
- 36 -