ニュース リリースを PDF 形式で見るには - Kaizen Discovery Inc.

2015 年 10 月 26 日
Kaizen Discovery、AM GoldおよびRokmasterとの取引を完了し
ペルー・Pinaya銅-金プロジェクトの 100%権益を取得
カナダ、バンクーバー --- Kaizen Discovery Inc. (TSXV: KZD)は本日、AM Gold Inc (TSXV: AMG,
Frankfurt: AMX)との間でペルーのCayllomaおよびLampa地方(下記図 1 をご参照下さい)に位置す
るPinaya銅-金プロジェクト(Pinayaプロジェクト)の 100%所有権をKaizenに譲渡する最終的な買
収契約を締結したことを発表しました。
Pinayaプロジェクトはペルー南東部に位置するAndahuaylas - Yauri斑岩ベルト上に192平方キロメー
トルに及ぶ鉱区を有し、その中には25キロ以上にわたるストライクが含まれます。この斑岩ベルトは
Las Bambas、Tintaya、ConstanciaおよびHaquiraなどの有名な鉱区を含む、有望でワールドクラス
の規模を誇る複数のポーフィリーおよびスカルンシステムをホストしています。プロジェクトのイン
フラには、Hydracore 2000(水圧駆動のダイアモンドドリル)を備える探鉱用キャンプおよびオフィ
ス施設(下記写真をご参照下さい)が含まれます。また探鉱用キャンプ施設には、共同宿舎、食堂施
設、救護室、倉庫、ダイヤモンド鋸および永続的にボーリングコアを保管する二つの施設(一つはコ
アロギングおよびサンプリング用に使用)が備えられています。
Pinayaプロジェクトは鉱区の中央部を横切る1.7キロ以上にわたり連続するストライク上の3つのゾー
ンに存在する鉱物資源から成ります。西、および 北西に位置する斑岩ゾーンににおける確定および
推定資源量は3,230万トン(銅品位0.39%、金品位0.44g/t)、含有金属量は2億8,000万 ポンドの銅お
よび45万2,000オンスの金と推定されており、更に予想資源量は3,540万トン(銅品位0.40%、金品
位0.27g/t)、含有金属量は3億1,400万ポンドの銅、30万7,000オンスの金と予測されています。
酸化金のスカルンゾーンにおいては、追加確定および推定資源量として640万トン(金品位0.80g/t、
銅品位0.092%)、含有金属量は金16万 4,000オンス、銅1,300万ポンド、更に予想資源量として238
万トン(金品位0.60g/t、銅品位0.081%)、含有金属量は4万6,000オンスの金、430万ポンドの銅が
見込まれています。
鉱区内における過去のドリリングにおいては当時の資源量を確定することに重点がおかれ、体系だっ
た地域探査はあまり行われてきませんでした。局地的な土壌地球化学および物理探査により、リソー
ス内のストライキに沿った、また跨ぐ形で存在する複数の調査されていないターゲットが確認されま
した。
Kaizenの社長兼CEOであるMatthew Hornor氏は「今回のPinayaプロジェクトの買収はKaizenの将来
の成長に繋がる重要な一歩です。またPinayaプロジェクトは日本のパートナーが関心を寄せる探鉱お
よび開発段階のプロジェクトを買収するというKaizenの長期戦略に適合しており、我々はプロジェク
トの今後の継続的な成長を期待しています。」と述べています。
探査部門のエクゼクティブ・バイスプレジデントであるDavid Broughton博士は「我々はPinayaには、
更なる大きな銅および金の鉱化帯を発見できる素晴らしいチャンスがあると考えており、これらのタ
ーゲットをフォローする総合的な探査プログラムを計画中です」と述べました。
2
図1:ペルーにおけるPinaya銅-金プロジェクトの位置
この買収契約の規定により、KaizenはAM Goldの在ペルー子会社であるCanper Exploraciones S.A.C.
を買収しました。PinayaプロジェクトはCanper社の主要な資産になります。
AM GoldはKaizenの普通株式 15,384,615 株(発行済株式の 8.8%、未希薄化ベース)に加え現金 50
万カナダドル、及び同社が負担した特定資産維持費 198,617 米ドルを受取りました。
Kaizenは、以前に260万カナダドルの支出によりPinayaプロジェクトの権益75%までを取得できるオ
プションおよびJV契約をAM Goldと締結したRokmaster Resources Corp.とも並行契約を交わしまし
た。RokmasterとAM Goldは仲裁手続中でしたが、Kaizenとの取引を締結するために保留となってい
ました。このRokmasterとの契約の規定により(1)Rokmasterはペルーにある特定のドリル設備を
Kaizenに譲渡し、(2) RokmasterはAM GoldおよびCanperとの仲裁手続きを終結させる、という点で
合意しました。その対価としてKaizenはKaizen普通株200万株および現金30万カナダドルを
Rokmasterに支払いました。
AM Goldに発行されるKaizenの普通株式はエスクロートリクルアウト規定(Escrow trickle-out
provision)の下、10%のKaizen普通株式がまず第三者預託者よりAM Goldへ契約応答日となる取引締
結日に供与されます。累積分および更なる10%が3ヶ月毎の契約応答日にリリースされ、AM Goldに
3
対し発行されるKaizenの普通株式は取引締結日より39ヶ月後に全てが第三者預託者よりリリースさ
れることとなります。
Rokmaster に発行される Kaizen 普通株式は、Rokmaster と Kaizen 間におけるロックアップ契約
(Lock-up)に従い、Kaizen の事前承認が無い場合は適用される証券法に基づき 4 ヶ月の保持期間を
経た最初の取引日に Kaizen 普通株式の 25%のみ譲渡することができます。累積分および更なる 25%
はそれに続く 3 ヶ月毎の契約応答日にリリースされます。
KaizenよりRokmasterに発行される普通株式は、Kaizenの株式リリース前の少なくとも30日間におけ
る出来高加重平均価格を価格とすることを条 件とし、第三者預託者が保有するKaizenの株式をそれ
ぞれのリリース日の前14日間に売却することを認めるというプレイスメント権利を前提として
Rokmasterに発行 されます。
Kaizen は 11 月 4 日と 5 日、Westin Lima ホテルにて開催される Mining & Investment Latin America
Summit(www.mininglatam.com)に参加し、同じ時期に日本のパートナーと Pinaya プロジェクトの現
場視察を実施致します。有望な資金面におけるパートナーとの Pinaya プロジェクトにおける共同探
鉱および開発に関する協議は既に開始されています
写真1:Pinayaキャンプ施設
4
写真2:Pinayaコア倉庫
有識者による監修および資源量
このプレスリリースに含まれる技術的な情報は、プロフェッショナルエンジニアでありNI43-101に規
定された有資格者でもあるC. M. Rebagliati氏により監修されています。Rebagliati氏はこのニュース
リリースに公開されているテクニカルデータを検証しました。尚、Rebagliati氏はNI43-101に基づく
Kaizenから見た第三者です。
このニュースリリース内にて公開されている鉱物資源量は、2011年5月30日付で発表された地質学者
であるBrian Cole氏およびRonald Simpson氏に よって監修された NI43-101に基づくテクニカルレポ
ート「Updated Resource Estimate on the Pinaya Gold/Copper Property, Caylloma and Lampa
Provinces, Peru for AM Gold Inc.」にて報告されたものです。Rebagliati氏はKaizenを代表してこのテ
クニカルレポートをレビューしました。Kaizenが持つ知識、情報、また信念に基づき、鉱物の資源量、
埋蔵量および予備的な経済性評価の結果等につき不正確または誤解を招くような新たなテクニカルな
情報はありません。
QA/ QC手順、データ検証方法、資源量の測定に使われたその他のパラメーターに関する詳細は、
SEDAR内のAM Goldプロファイルにてテクニカルレポートをご参照下さい。
Kaizen について
Kaizenはカナダに本社を持つ鉱物資源探査・開発会社です。Kaizenは日本の伊藤忠商事と包括契約を
締 結 し 、 更 に HPX TechCo 社 と の 役 務 契 約 の 下 に 同 社 が 持 つ 特 殊 な 物 理 探 査 技 術 ( Typhoon
Technology)の活用が可能となりました。Kaizenの長期的戦略は日本の企業と協力し、日本の産業
に寄与する良質な鉱物資源を生産・供給するプロジェクトの特定、探査、開発を行うことです。
5
Kaizenに関する詳細な情報については、www.kaizendiscovery.comをご覧ください。
連絡先
KAIZEN DISCOVERY
千村 央
Executive Vice President
03-5733-3323 [email protected]
Steve Vanry
Executive Vice President – Corporate Development
+1-604-669-6446 [email protected]
TSX ベンチャー取引所およびその Regulation Services Provider (TSX ベンチャー取引所のポリシーに
定義) は、このニュース リリースの妥当性および正確さについて一切責任を負いません。
将来の見通しに関する記述
このニュースリリースの内容には将来の見通しに関する記述が含まれており、本書および弊社がカナ ダの証券
規制当局に定期的に提出する証券報告書に記載された条件に伴う種々のリスクおよび不確定 要素により変更さ
れる場合があります。本書で用いられる「となる」、「おそれがある」、「計画し ている」、「見込まれ
る」、「予想される」、「つもりである」、「かもしれない」、「可能性があ る」、「必要がある」などの表
現は、将来の見通しに関する記述です。本書の内容は必要に応じて要 約されたものであり、重要な情報がすべ
て含まれているわけではありません。将来の見通しに関する 情報および記述は、Kaizen の経営陣が歴史的傾
向、現在の状況、将来の展望、さらには現状において 適切と考えられる他の要因に対する認識および見識に照
らして提示した前提条件や分析結果を基にしたものです。ただし、この記述は、さまざまなリスク、不確定要
素、その他の要因を含んでいるため、 実際の事象や結果が将来の見通しに関する情報および記述で予測された
ものとは大きく異なることも あります。将来の見通しに関する情報および記述に対して過度に依存しないよう
ご注意ください。