大光議員の「伊達小学校体育館の移築計画及び新給食センター

平成27年第1回伊達市議会定例会一般質問答弁書
【議員氏名】 大 光
巌
( 質問順位 5番 )
【質問項目】
1 伊達小学校体育館の移築計画及び新給食センターの建設事業の進捗状
況について
2 住居表示の制度導入について
3 本市の移住・定住「人口流入策」について
4 JR伊達紋別駅を跨ぐ自由通路と駅前の整備について
大光議員の「伊達小学校体育館の移築計画及び新給食センターの
建設事業の進捗状況について」のご質問からお答えいたします。
平成25年度にPFIアドバイザー業務を委託し、PFI法に規
定される諸手続き等を経て実施している伊達市学校給食センター整
備運営事業の進捗状況についてでありますが、平成26年7月に募
集要項等を公表して、本年2月に複数の民間事業者から提案書等の
提出がありました。今後、PFI事業者選定審査委員会で最優秀提
案者を選定し、平成28年度に建設が始まり、平成30年1月に供
用開始する予定であります。
この供用開始時期は、当初の予定より1年ほど遅れていますが、
その理由は、提案書の提出にあたって参加表明のあった民間事業者
から「本事業に係る食育等の自主事業に関する企画提案のために準
備・検討期間を確保してほしい。」との要望があり、それを認めた
ことによるものであります。
また、伊達小学校体育館につきましては、新しい学校給食センタ
ーの供用開始後、現在の学校給食センターの跡地を利用して早期に
建て替えたいと考えております。
次に「住居表示の制度導入について」のご質問についてお答え
いたします。
本市といたしましては、住居表示の必要性については十分理解
をしているところでありますが、多くの経費と市民の理解を得るた
めの時間を要するものと考えております。
また、第6次伊達市総合計画に基づく大型事業の推進等による
中長期的財政状況を勘案すると、早期の実施は難しい状況と考えて
おります。
次に「本市の移住・定住「人口流入策」について」であります
が、高齢者や子育て世代など、様々な世帯の方が本市に安心して移
住していただくには、ソフト、ハードの両面で魅力的な住環境の整
備を行うことが重要であると認識しております。
ハード面の整備といたしましては、空き住宅の実態把握と市街
地内の未利用地の活用、一部公営住宅の特定目的化などを行い、ニ
ーズに合わせた住宅を供給する必要があると考えております。
住民が支え合いながら、安心して生活できるコミュニティの形
成や、そこに暮らす人々に健康で生きがいをもたらす施策など、ソ
フト事業を組み合わせた住宅環境の整備に努めて参ります。
また、高齢者や子育て世帯にも対応した住宅の供給について、
民間や関係団体とも連携を図りながら取り組んで参ります。
次に「JR伊達紋別駅を跨ぐ自由通路と駅前の整備について」
でありますが、自由通路とホーム連絡橋のバリアフリー化の整備に
つきましては、早期に事業実施を行うため、本年1月にJR北海道
と自由通路等の設計委託協定を締結し、現在作業を進めております。
今後は本工事に着手するために必要な本協定締結に向けて協議
を進め、平成27年度中の着手を目指して参ります。
また、駅前広場の送迎用駐車帯につきましては、JR北海道と
の協議が整いましたので、速やかに整備を進めて参ります。