研修レポート 【織田先生の研修】 1、人はなぜ働くか 人は幸福になるために働く。人間は幸せを感じるとドーパミンを分泌する という脳科学の分野に触れる。 2、天職について 天職とは仕事に持ち込む「生きる意味」の事であり、どんな仕事に就くか よりも仕事の中で意味を見つける事が大切ということを学ぶ。 3、会社に所属するということ 会社は社員に何を期待しているのか。責任を持って自分の仕事をする(アカ ウンタビリティ)、自己を動機づける・自己管理(イニシアティブ)、創造性・ 革新性、誠実さ、チームワークである。 4、会社とベクトルが合わなかったら 自身が会社を納得させるだけの企画力をつける。図形でいう平行四辺形の 形になり、最も大きな力になる。 5、仕事をするにあたっての姿勢 向き・不向きで判断するのではなく、前向きな姿勢で臨む事が大事である。 6、メンタルブロック 人間は消極的になると能力を発揮できない。自分自身で壁を取り払い能力 を発揮するのが望ましい。 7、アフォメーション 目標こそがすべてであり、目標設定、目標を書きとめる、計画を立てる事 が重要である。目標を持つと人は良い方向へ力を発揮する。 8、ワーク・スタイルのテストを実施 18の質問に対して、5段階で自己評価の点数を付ける。点数を付けたら 採点しグラフに記入する。人財、人材、人在、人罪の4つに分類される。 【感想】 今回初めて織田先生の研修を受けて、自分の在り方、仕事に対する姿勢、 今後どのような人物になるかを明確にすることが出来ました。最も印象的な ものはワーク・スタイルテストで、現在の自分がどこの立場か明確に理解し た所です。現在の自分は人在(消極的、依存的な実務型)タイプであるので、 人財(積極的、模範型)を目指し、今後仕事を通じて成長していきたいです。 また天職とは自分で仕事の中での意味を見つける事だと聞き、いかなる仕事 でも意味を見つける事で天職になりうる可能性があると思いました。現在の 仕事を自身の天職にしていきたいです。 【根本先生の研修】 1、知・情・意について 人は知識に留めるだけでなく、そこから行動を起こす事が大切である。 2、人類の始まり 人間は DNA の根源をたどると、アフリカのエチオピアが最古である。 そこから発展していき、シベリア、フィリピン等の混血で日本人が生まれ る。 3、日本人の強み 日本人は『家族の為に死ねる』相手を思いやる気持ち(武士の精神)がある。 4、天皇について 天皇の仕事-毎日お祈りをしている。勤労感謝の日になると、作物に感謝 を込めて特にお祈りをする。 5、神社について 神社は本来お願いをする場ではなく、神様に対し誓い(覚悟)をする場であ る。この誓いこそがアフォメーションである。 6、トルコと日本の関係 トルコはエルトゥールル号の事件から友好関係が始まり、テヘランでは日 本人が助けられた。日本人215名をトルコ国民よりも優先して救いだす 程トルコ人は日本人に対し、深い思いがある。 7、神風特攻隊 戦争の際に資源、人材に困窮し追いつめられて編成したのが神風特攻隊で ある。特攻隊は妻子のいない若者が選抜され、敵地へ行く。特攻前日の写 真を見るとどの隊員もすばらしい笑みを浮かべている。遺書にはほとんど の隊員が『お母さんありがとう』と書いていた。彼らがどのような気持ち でいたのか真剣に考えさせられた。 8、事実・決意・感想の項目で文章を作成 今回の研修の中で知った事実、それを受けての感想、最後にそれらに対し し決意を述べ、各自発表する。 【感想】 根本先生の研修は非常に印象的でした。本来日本人である以上、知ってい なければならないことを全く理解できていない事を痛感しました。根本先 生がアメリカに留学した際に、天皇とは何かと聞かれたとおっしゃっていて アメリカ人としては当然答えが返ってくる事を期待している。自分であれば うまく説明できないと思った。日本にいてそういった疑問を持つこと自体 ほとんどなかった。神社にしても本来は誓いの場であり、神様にお願いをす るところではないと初めて知った。日本人の精神が失われないよう、そうい った事もしっかりと学んでいこうと思った。 神風特攻隊の話を聞いた際に写真を見せてもらいました。そこにはまだ 18 歳、19 歳ぐらいの若い男が笑顔で写っていました。その写真は特攻の前の 写真だったそうです。写真では笑顔でしたが布団は涙で濡れ、泣き明かした 後の笑顔である事を聞いて、とてもつらい気持ちになった。隊員の遺書のほ とんどには『お母さんありがとう』と書かれていたという話を聞いて家 族、友人をもっと大切にしようと思いました。
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