日時:2015年1月23日(金) 18:30~19:30 場所:山王病院 1 階アトリウム(入場無料) Program ☆歌☆ 鐘が鳴ります 冬の森 雪の街 野の羊 ★ピアノソロ★ 夜想曲 平均律クラヴィーア曲集第 1 巻第 10 番 ☆歌☆ 「五つのギリシャ民謡」全曲 「Cinq Mélodies Populaires Grecques」 ★ピアノソロ★ シャコンヌ ☆歌☆ あさやけ Aurore 冬は去った「優しい歌」より 詩/作曲 北原白秋/山田耕筰 深尾須磨子/高田三郎 やなせたかし/木下牧子 大木敦夫/服部正 スクリャービン作曲 J.S.バッハ作曲/シロティ編曲 モーリス・ラヴェル作曲 Maurice Ravel J.S.バッハ作曲/ブラームス編曲 A.シルヴェストゥル/G.フォーレ Armand Silvestre/Gabriel Fauré P.ヴェルレーヌ/G.フォーレ L’hiver a cassé「La Bonne Chanson」より 新澤 隆志(Niizawa Takashi) Paul Verlaine/Gabriel Fauré ピアノ 2002 年 8 月に脳出血で倒れ、右半身完全麻痺及び言語麻痺の後遺症が残る。 舘野泉氏(※)の存在は知っていたが、まさかその彼が自分と同じ病気で倒れたとは。 その後縁があって 2005 年 11 月に舘野泉氏と共演することとなり、同じ左手のピアニストとして頑張っ てみようと思いました。その際に、聴衆から「元気づけられた」とか「障害者から勇気をもらった」など の感想を頂き、自分も人を幸せにできるのだと思いました。 右手は完全に失われ、声も言葉もほとんど奪われた身にとって、最後に残されたものは音楽しかないと考 えるようになりました。それからは、一日 2 時間はピアノの前に座るようになり、現在,全国の病院でピ アノを弾かせて頂いております。 2009年4月30日横浜開港150周年記念ピアノコンクール(於:横浜みなとみらいホール)で入賞し ました。2010年10月11日、愛知芸術文化センターで国際芸術際「あいちトリエンナーレ2010 の出演をしました。 ※舘野泉氏(ピアニスト)2002 年 1 月にフィンランドで演奏中に脳溢血で倒れ、それ以来右半身が麻痺 するも演奏活動を続けている。 天野 深世(Amano Miyo) メゾ・ソプラノ 愛知県立芸術大学卒業。 モーツァルト「戴冠ミサ曲」やバッハのカンタータ、 「マタイ受難曲」等のソリストを務める。ジョ イントコンサート「フォーレとドビュッシーの夕べ」,リサイタル「フランスと日本の歌曲を歌う」 を公演。現在はヴォイストレーナーや合唱指揮を務めつつ、各種コンサートに出演。長年にわたり 聖路加国際病院でのボランティア活動に参加。 声楽を中村浩子、エディット・セリグ、藤井多恵子各氏に、ピアノを井上和子氏に師事。 コンセール・C、アメリカの歌研究会、日本歌曲振興会会員。 山田 南美(Yamada Nami ) ピアノ 桐朋女子高等学校音楽科を経て同大学を卒業。 その後渡仏し、パリ高等音楽(C.N.R.de Paris)、パリ・エコール・ノルマル音 楽院の2校で研鑽を積む。 '97 年、アルベール・ルーセル国際コンクール、室内楽特別賞受賞。'98 年パリ高 等音楽院を一等賞で卒業。翌年、パリ・エコール・ノルマル音楽院のコンサーテ ィスト、ディプロムを取得し帰国。 95 年のデビュー・リサイタル以来、日本、フランス、ベトナムなどで音楽活動を 行う。 “演奏家と聴衆とが「芸術的時間」を共有する幸せを与えるピアニスト” ( 「ム ジカノーヴァ」より)と高く評価される。
© Copyright 2024 ExpyDoc