2015 年9月 最後まで人間らしく充実した 人生を送るには 東背振山麓の音楽会 五ヶ山オカリナコンサート ~秋風の中で聴くオカリナ~ 9月20日(日)14:00~16:00 会場 五箇山豆腐店 裏庭 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町松隈 2219-1 TEL 092-954-3761 出演 山の音楽家 Shana オカリナグループ ひまわり他 入場無料 東背振山麓での野外音楽 会、おかげさまで今年で 9年目をむかえます。 緑ゆたかな山あいでオカ リナの音色をお楽しみ ください。お問合せは当院まで。 小さなたね リニューアル記念イベント この町で暮らしたい ~いのち育むコミュニティを目指して~ ●9月27日(日)10:30~15:00 ●場所 小さなたね ●講演とシンポジウム 増改築でカフェスペースが誕生し、新たなステージへ。 記念イベントとして、千葉県で在宅医療に取り組む 和田忠志医師を迎えてお話を伺います。 所長水野と院長二ノ坂とのトークセッションも予定。 サンデーマーケットとして牛乳プリンや無農薬野菜 のお店も出ますよ。 No.231 号 オアシス宗像 講演とシンポジウム 「いのち」を受けとめる町へ! 9月23日(祝) 12:30~16:00 会場 宗像ユリックスハーモニーホール 宗像市久原 400 番地 入場料 990 円 講演 山崎章郎氏・米沢慧氏・二ノ坂保喜 主催 宗像ネットワーク お問合せ 0940-36-9665(casa 有吉さん) チケットは当院でもお求めいただけます さわら地域チャリティひろば 10月4日(日) コンサート 11:00~ 丸福運送駐車場 バ ザ ー 13:00~ にのさかクリニック駐車場 恒例のチャリティひろば、秋はコンサートから スタートします。出演はオカリナ演奏ひまわり・ コロリス&Shu- Shu、ザ・シェルター<シンガー NANAKO ギター 石田ようすけ>。 音楽を楽しんだ後は、 バザー会場で掘り出し 物をみつけませんか。 名物うどん・ぜんざ い・手作りおやつも ぜひご賞味を。 バザーの売り上げは東日本震災支援・バングラデ シュの教育・生活向上・看護学校建設の支援に 使わせていただきます。 バザーへの提供品は、当院へご一報いただければ 幸いです。ご協力どうぞよろしくお願いします。 9/23オアシス宗像の講演会でお会いしましょう 9月23日秋分の日に、宗像ユリックスで 「オアシス宗像 講演とシンポジウム いのちを受けとめる町へ」 を開催します。主催は「宗像ネットワーク」。隈崎行輝さんを中心に ホスピス運動を宗像で広げていこうという地元のメンバー。 講演は、評論家の米沢慧さん、ケアタウン小平の山崎章郎さん、 それに私二ノ坂です。3人は10年以上前から日本のホスピス運動の 問題点を指摘し、これからのあり方を提案してきました。米沢さんは 評論家として、<往きのいのち>だけでなく、<還りのいのち>に 寄り添うホスピス運動を訴えてきました。また、岡村昭彦の後継者 として岡村の業績を後世に伝えていくのも仕事としています。 山崎さんはご存じ「病院で死ぬということ」のベストセラーを出した後、施設ホスピスから 在宅へ転身し、「在宅が一番」と在宅ホスピスに入れ込んでいます。私は20年ほど前から 在宅に関わり、現在はクリニックで在宅ホスピスの患者さん、家族を支援すると共に、福 岡、九州地区の在宅ホスピスの普及に努めています。また、バングラデシュ支援活動を通し て見えてきた途上国のいのちの姿を伝え、ホスピス運動は途上国に学ぶ、ということを訴え ています。それぞれの立場から日本のホスピス運動のあり方を問い、これからの日本の医療 への提言を続けていきたいと考えています。 他にも、地元宗像のメンバーがシンポジウムを行い、地域に密着した運動を模索します。 おなじみShanaさんオカリナコンサートも。これで990円という破格のお値段。 9月23日みなさんの温かい笑顔と出会えることを楽しみにしています。 ● 診療のご案内 ● (月) (火) (水) (木) (金) (土) 午前 外 来 診 療 13:00 昼休み 14:00 健康教室 訪問診療 17:00 午後 18:00 1 9/ 8 9/ 18 9/ 22 9/ 9:00 訪 問 診 外 来 診 療 昼休み 訪問診療 外来診療 ※ 午後 5:00~6:00 の外来診療は、訪問診療の都合により、診療開始時間が遅れる場合や診療が できないことがございます。診察をご希望の方は事前にお電話いただけると幸いです。 院長 二ノ坂 「ビタミン・ミネラルと体を考える」 看護師 小西・熊 「美味しい減塩食」〜試食できます 金 療 外来診療 「バングラデシュと手をつなぐ会」 管理栄養士 小渕 祝日のためお休み 9/29 も第 5 週のためお休みです 10/ 6 7 10/ 13 10/ 23 10/ 27 「ストレスと健康障害」 医師 田畑 「緩和ケアと死生観」 ソーシャルワーカー内田 「腸内細菌と病気との関係」 金 医師 大久保 「患者の権利~ いのちの格差と終末期 ~ 」 ] 患者の権利オンブズマン久保井さん “新卒”フレッシュウーマン 小さなたね スタッフ紹介 介護スタッフ 『キッズケアサミット2015 IN 開催日/2015 年 8 月 8 日 福井県の在宅支援診療所である「オレンジホー ムクリニック」(代表 紅谷浩之氏)には、今年4 月より、「オレンジキッズケアラボ」(代表 戸泉 めぐみ氏)という医療ニーズのある障がいを持つ子 どもたちの支援や、家族のレスパイトを目的とし た取り組みがスタートしたそうです。今年の夏 は、軽井沢でナースやドクターがサポート体制を 作り、子どもたちの宿泊体験(リゾート体験)がで きるようにとイベントが企画されました。 私は、そのプログラムの中のシンポジウムに参 加してきました。「安心、安全をサポートするの はもちろん、もっと子どもたちの力を信じ、子ど もと一緒に、両親や家族も成長して行こう!」を コンセプトに企画されたシンポジウムには、座長 に光真坊浩氏(江東区こども発達センター長 )、 シンポジストとして山崎あゆ美氏(うりずん看護 師)、戸泉めぐみ氏(Orange Kid's CareLab.代表) と私(小さなたね)3名でのディスカッションとな りました。 まず、山崎氏からは、栃木での取り組みが紹介 されました。 今年も開講&募集します 深町佳那 軽井沢・佐久』に参加してきました 場所/長野県軽井沢 うりずんの理念は 「重い障がいをもつ 子どもたちと家族が、 自分らしい生活を送 るために、必要で良 質なサービス・仕組 みをつくり、人材を 育成し、必要な提言を 行い、障がいのある人もない人も、共に助け 合える社会の実現を目指します」と示され、 常に先駆的取り組みを続けてきているその姿 は輝いて見えました。また、戸泉氏からは 「スタッフが happy でなければ、子どもた ちを happy にできない!」と、皆が笑顔で いられる工夫が、若さ溢れるエネルギーと共 に 企画全体からも随所で感じられました。 小さなたねも新館ができ、オープンカフェ スタイルの空間を地域に広げて行きたいと願 っています。全国で志を同じにする仲間に出 会えて大きな力を頂くことができました。 (小さなたね 所長 水野) 在宅ホスピスボランティア養成講座 in 福岡 ボランティアも在宅チームの一員 ~今年のプログラム~ 講義時間 13:30~16:45 第1回 10 月 10 日 在宅ホスピスの現場から ホスピスボランティアについて 第2回 10 月 31 日 在宅ケアの社会資源 ホスピスボランティア体験発表 ・交流会 第3回 11 月 14 日 コミュニケーションのとり方① 症状緩和と薬の理解 第4回 11 月 28 日 ボランティアと法律 介護実習 第5回 12 月 12 日 コミュニケーションのとり方② 交流会 現場実習2回 2016 年 1 月~3 月 ① 福岡市内のホスピス緩和ケア病棟 ② にのさかクリニック訪問診療同行または訪問看護 ステーションはな訪問同行 ●場所にのさかクリニック2階ホール 第4回のみふくふくプラザ ●参加費無料 ●定員30名 ●申込締切9月30日 ●問合せ・申込先:NPO法人緩和ケア支援センターコミュニティ TEL092-834-6741 ●主催ふくおか在宅ホスピスをすすめる会 今年も県内 6 地区で在宅ホスピス ボランティア養成講座が開講します。 これまでの修了生の中から多数の方 が、現在 在宅ホスピスボランティア として在宅療養中のご家庭を訪問し、 患者さん・ご家族のお話相手や、見守 り・留守番などを行っています。ある ボランティアさんは「患者さんは人生 の先輩。大切な死生観を教えてくださ います。ときには、大切な気付きをい ただきます」と話してくれました。 福岡地区では医師・看護師をはじ め、先輩ボランティア・理学療法士・ 弁護士・ソーシャルコーチなど多彩な 講師陣と共に学び、現場実習も行ない ます。 申込書を当院でもお渡ししていま す。お気軽にお声掛けください。 4月から小さなたねで働かせていただいてま す、介護スタッフの深町です。生まれも育ちも 福岡です。昨年度 3 月まで福祉系の専門学校に 通っていました。 小さなたねとの出会いは約1年前、ある女性 の方との出会いがきっかけでした。その方を通 じて、小さなたねの人たちと出会い、働くこと が 出 来て いま す。 ここ での 毎日 は 「驚 き」 と 「?」の連続です。学校で教えてもらってきた 内容と、現場で実際 に利用者の方や保護 者、またその他の 方々と関わるスタッ フの「知識」「技 術」は同じようで違 うものがあり、日々 個性を感じ、とても楽しく過ごしています。 私はよく1人で出歩きます。地下鉄に乗っ たり、飛行機等に乗ったりして、様々な新し い物や場所、人に出会い、触れることを楽し みの一つとしています。皆様のおすすめの場 所などがあればぜひ、お話を聞かせていただ きたいと思っております。秋のチャリティー バザーでお会い出来れば、ぜひよろしくお願 いいたします。また、小さなたねも、新館が 完成し新たな取り組みもはじめ、地域の皆様 との交流する場も増えました。小さなたねに も足を運んでもらえたらと思います。 これから少しずつですが、立派な社会人と な れ る よ う 頑 張 って 行 き た いと 思 い ま す! どうぞよろしくお願いいたします!! (小さなたね 深町) いのちの受けとめ手になること 「3人の会」鼎談シリーズ 開催日/2015 年 7 月 25 日 山崎章郎氏(医師)・米沢慧氏(評論家)・ 二ノ坂の3人が日本のホスピス、長寿時代のいの ちの受けとめ方、スピリチュアルケア等について 討議を重ねています。今回は静岡県立大学での 開催となり、学生や市民の方も聴衆として参加、 テーマは「ホスピスは運動である~いのちの受け とめ手になること」。3人の議論の一部をご紹介 します。 二:今の日本のホスピスは内向きになりすぎてい ないか?人権運動としてのホスピスの視点に 立ちかえる必要がある。 山:「内向き」、その言葉はすごく大事。緩和ケ アは、全人的ケアのこと。緩和医療は、緩和 ケアを支えるひとつの領域のはず。しかし 現在日本では、緩和ケアは「がんの痛みをと ること」という医療のことになってしまって いる。 米:山崎さんはずっとそのことにこだわってい る。痛みをとるのは当たり前、できないのは 犯罪だ、と。ホスピスケアはスピリチュアル ケアである、医療の話ではない、と。山崎さ んも二ノ坂さんも、亡くなっていく人と向き 合ってきた。看取った患者数は1000人に 及ぶ。その二人が一致して言うことは「人は 逝く力をもっている。人は看取る・見送る力 場所/静岡県立大学 をもっている」ということ。二人とも、何 をしてあげる、でなくそこに居る、という 姿勢。これは臨床の現場から生まれた言葉 ですか?・・・(つづく) ホスピス医20年の医師2人と、その活動を 見つめ続けている評論家の討議は、このように 展開していきます。もっと聴いてみたい!直接 質問してみたい!という方は、9月23日に 宗像ユリックスへお集まりください。3人の 講演と、宗像市でデイサービス・ホームホスピ ス・障がい福祉に取り組む方たちも加わって 「いのちを受けとめる町へ!最後まで人間らし く充実した人生を送るには」というシンポジウ ムが開催されます。 自分たちの暮らす町で「いのちを受けとめ る」とはどのようなことでしょうか。一緒に 考えてみませんか。 (ソーシャルワーカー 寺町) “新卒”フレッシュウーマン 小さなたね スタッフ紹介 介護スタッフ 『キッズケアサミット2015 IN 開催日/2015 年 8 月 8 日 福井県の在宅支援診療所である「オレンジホー ムクリニック」(代表 紅谷浩之氏)には、今年4 月より、「オレンジキッズケアラボ」(代表 戸泉 めぐみ氏)という医療ニーズのある障がいを持つ子 どもたちの支援や、家族のレスパイトを目的とし た取り組みがスタートしたそうです。今年の夏 は、軽井沢でナースやドクターがサポート体制を 作り、子どもたちの宿泊体験(リゾート体験)がで きるようにとイベントが企画されました。 私は、そのプログラムの中のシンポジウムに参 加してきました。「安心、安全をサポートするの はもちろん、もっと子どもたちの力を信じ、子ど もと一緒に、両親や家族も成長して行こう!」を コンセプトに企画されたシンポジウムには、座長 に光真坊浩氏(江東区こども発達センター長 )、 シンポジストとして山崎あゆ美氏(うりずん看護 師)、戸泉めぐみ氏(Orange Kid's CareLab.代表) と私(小さなたね)3名でのディスカッションとな りました。 まず、山崎氏からは、栃木での取り組みが紹介 されました。 今年も開講&募集します 深町佳那 軽井沢・佐久』に参加してきました 場所/長野県軽井沢 うりずんの理念は 「重い障がいをもつ 子どもたちと家族が、 自分らしい生活を送 るために、必要で良 質なサービス・仕組 みをつくり、人材を 育成し、必要な提言を 行い、障がいのある人もない人も、共に助け 合える社会の実現を目指します」と示され、 常に先駆的取り組みを続けてきているその姿 は輝いて見えました。また、戸泉氏からは 「スタッフが happy でなければ、子どもた ちを happy にできない!」と、皆が笑顔で いられる工夫が、若さ溢れるエネルギーと共 に 企画全体からも随所で感じられました。 小さなたねも新館ができ、オープンカフェ スタイルの空間を地域に広げて行きたいと願 っています。全国で志を同じにする仲間に出 会えて大きな力を頂くことができました。 (小さなたね 所長 水野) 在宅ホスピスボランティア養成講座 in 福岡 ボランティアも在宅チームの一員 ~今年のプログラム~ 講義時間 13:30~16:45 第1回 10 月 10 日 在宅ホスピスの現場から ホスピスボランティアについて 第2回 10 月 31 日 在宅ケアの社会資源 ホスピスボランティア体験発表 ・交流会 第3回 11 月 14 日 コミュニケーションのとり方① 症状緩和と薬の理解 第4回 11 月 28 日 ボランティアと法律 介護実習 第5回 12 月 12 日 コミュニケーションのとり方② 交流会 現場実習2回 2016 年 1 月~3 月 ① 福岡市内のホスピス緩和ケア病棟 ② にのさかクリニック訪問診療同行または訪問看護 ステーションはな訪問同行 ●場所にのさかクリニック2階ホール 第4回のみふくふくプラザ ●参加費無料 ●定員30名 ●申込締切9月30日 ●問合せ・申込先:NPO法人緩和ケア支援センターコミュニティ TEL092-834-6741 ●主催ふくおか在宅ホスピスをすすめる会 今年も県内 6 地区で在宅ホスピス ボランティア養成講座が開講します。 これまでの修了生の中から多数の方 が、現在 在宅ホスピスボランティア として在宅療養中のご家庭を訪問し、 患者さん・ご家族のお話相手や、見守 り・留守番などを行っています。ある ボランティアさんは「患者さんは人生 の先輩。大切な死生観を教えてくださ います。ときには、大切な気付きをい ただきます」と話してくれました。 福岡地区では医師・看護師をはじ め、先輩ボランティア・理学療法士・ 弁護士・ソーシャルコーチなど多彩な 講師陣と共に学び、現場実習も行ない ます。 申込書を当院でもお渡ししていま す。お気軽にお声掛けください。 4月から小さなたねで働かせていただいてま す、介護スタッフの深町です。生まれも育ちも 福岡です。昨年度 3 月まで福祉系の専門学校に 通っていました。 小さなたねとの出会いは約1年前、ある女性 の方との出会いがきっかけでした。その方を通 じて、小さなたねの人たちと出会い、働くこと が 出 来て いま す。 ここ での 毎日 は 「驚 き」 と 「?」の連続です。学校で教えてもらってきた 内容と、現場で実際 に利用者の方や保護 者、またその他の 方々と関わるスタッ フの「知識」「技 術」は同じようで違 うものがあり、日々 個性を感じ、とても楽しく過ごしています。 私はよく1人で出歩きます。地下鉄に乗っ たり、飛行機等に乗ったりして、様々な新し い物や場所、人に出会い、触れることを楽し みの一つとしています。皆様のおすすめの場 所などがあればぜひ、お話を聞かせていただ きたいと思っております。秋のチャリティー バザーでお会い出来れば、ぜひよろしくお願 いいたします。また、小さなたねも、新館が 完成し新たな取り組みもはじめ、地域の皆様 との交流する場も増えました。小さなたねに も足を運んでもらえたらと思います。 これから少しずつですが、立派な社会人と な れ る よ う 頑 張 って 行 き た いと 思 い ま す! どうぞよろしくお願いいたします!! (小さなたね 深町) いのちの受けとめ手になること 「3人の会」鼎談シリーズ 開催日/2015 年 7 月 25 日 山崎章郎氏(医師)・米沢慧氏(評論家)・ 二ノ坂の3人が日本のホスピス、長寿時代のいの ちの受けとめ方、スピリチュアルケア等について 討議を重ねています。今回は静岡県立大学での 開催となり、学生や市民の方も聴衆として参加、 テーマは「ホスピスは運動である~いのちの受け とめ手になること」。3人の議論の一部をご紹介 します。 二:今の日本のホスピスは内向きになりすぎてい ないか?人権運動としてのホスピスの視点に 立ちかえる必要がある。 山:「内向き」、その言葉はすごく大事。緩和ケ アは、全人的ケアのこと。緩和医療は、緩和 ケアを支えるひとつの領域のはず。しかし 現在日本では、緩和ケアは「がんの痛みをと ること」という医療のことになってしまって いる。 米:山崎さんはずっとそのことにこだわってい る。痛みをとるのは当たり前、できないのは 犯罪だ、と。ホスピスケアはスピリチュアル ケアである、医療の話ではない、と。山崎さ んも二ノ坂さんも、亡くなっていく人と向き 合ってきた。看取った患者数は1000人に 及ぶ。その二人が一致して言うことは「人は 逝く力をもっている。人は看取る・見送る力 場所/静岡県立大学 をもっている」ということ。二人とも、何 をしてあげる、でなくそこに居る、という 姿勢。これは臨床の現場から生まれた言葉 ですか?・・・(つづく) ホスピス医20年の医師2人と、その活動を 見つめ続けている評論家の討議は、このように 展開していきます。もっと聴いてみたい!直接 質問してみたい!という方は、9月23日に 宗像ユリックスへお集まりください。3人の 講演と、宗像市でデイサービス・ホームホスピ ス・障がい福祉に取り組む方たちも加わって 「いのちを受けとめる町へ!最後まで人間らし く充実した人生を送るには」というシンポジウ ムが開催されます。 自分たちの暮らす町で「いのちを受けとめ る」とはどのようなことでしょうか。一緒に 考えてみませんか。 (ソーシャルワーカー 寺町) 2015 年9月 最後まで人間らしく充実した 人生を送るには 東背振山麓の音楽会 五ヶ山オカリナコンサート ~秋風の中で聴くオカリナ~ 9月20日(日)14:00~16:00 会場 五箇山豆腐店 裏庭 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町松隈 2219-1 TEL 092-954-3761 出演 山の音楽家 Shana オカリナグループ ひまわり他 入場無料 東背振山麓での野外音楽 会、おかげさまで今年で 9年目をむかえます。 緑ゆたかな山あいでオカ リナの音色をお楽しみ ください。お問合せは当院まで。 小さなたね リニューアル記念イベント この町で暮らしたい ~いのち育むコミュニティを目指して~ ●9月27日(日)10:30~15:00 ●場所 小さなたね ●講演とシンポジウム 増改築でカフェスペースが誕生し、新たなステージへ。 記念イベントとして、千葉県で在宅医療に取り組む 和田忠志医師を迎えてお話を伺います。 所長水野と院長二ノ坂とのトークセッションも予定。 サンデーマーケットとして牛乳プリンや無農薬野菜 のお店も出ますよ。 No.231 号 オアシス宗像 講演とシンポジウム 「いのち」を受けとめる町へ! 9月23日(祝) 12:30~16:00 会場 宗像ユリックスハーモニーホール 宗像市久原 400 番地 入場料 990 円 講演 山崎章郎氏・米沢慧氏・二ノ坂保喜 主催 宗像ネットワーク お問合せ 0940-36-9665(casa 有吉さん) チケットは当院でもお求めいただけます さわら地域チャリティひろば 10月4日(日) コンサート 11:00~ 丸福運送駐車場 バ ザ ー 13:00~ にのさかクリニック駐車場 恒例のチャリティひろば、秋はコンサートから スタートします。出演はオカリナ演奏ひまわり・ コロリス&Shu- Shu、ザ・シェルター<シンガー NANAKO ギター 石田ようすけ>。 音楽を楽しんだ後は、 バザー会場で掘り出し 物をみつけませんか。 名物うどん・ぜんざ い・手作りおやつも ぜひご賞味を。 バザーの売り上げは東日本震災支援・バングラデ シュの教育・生活向上・看護学校建設の支援に 使わせていただきます。 バザーへの提供品は、当院へご一報いただければ 幸いです。ご協力どうぞよろしくお願いします。 9/23オアシス宗像の講演会でお会いしましょう 9月23日秋分の日に、宗像ユリックスで 「オアシス宗像 講演とシンポジウム いのちを受けとめる町へ」 を開催します。主催は「宗像ネットワーク」。隈崎行輝さんを中心に ホスピス運動を宗像で広げていこうという地元のメンバー。 講演は、評論家の米沢慧さん、ケアタウン小平の山崎章郎さん、 それに私二ノ坂です。3人は10年以上前から日本のホスピス運動の 問題点を指摘し、これからのあり方を提案してきました。米沢さんは 評論家として、<往きのいのち>だけでなく、<還りのいのち>に 寄り添うホスピス運動を訴えてきました。また、岡村昭彦の後継者 として岡村の業績を後世に伝えていくのも仕事としています。 山崎さんはご存じ「病院で死ぬということ」のベストセラーを出した後、施設ホスピスから 在宅へ転身し、「在宅が一番」と在宅ホスピスに入れ込んでいます。私は20年ほど前から 在宅に関わり、現在はクリニックで在宅ホスピスの患者さん、家族を支援すると共に、福 岡、九州地区の在宅ホスピスの普及に努めています。また、バングラデシュ支援活動を通し て見えてきた途上国のいのちの姿を伝え、ホスピス運動は途上国に学ぶ、ということを訴え ています。それぞれの立場から日本のホスピス運動のあり方を問い、これからの日本の医療 への提言を続けていきたいと考えています。 他にも、地元宗像のメンバーがシンポジウムを行い、地域に密着した運動を模索します。 おなじみShanaさんオカリナコンサートも。これで990円という破格のお値段。 9月23日みなさんの温かい笑顔と出会えることを楽しみにしています。 ● 診療のご案内 ● (月) (火) (水) (木) (金) (土) 午前 外 来 診 療 13:00 昼休み 14:00 健康教室 訪問診療 17:00 午後 18:00 1 9/ 8 9/ 18 9/ 22 9/ 9:00 訪 問 診 外 来 診 療 昼休み 訪問診療 外来診療 ※ 午後 5:00~6:00 の外来診療は、訪問診療の都合により、診療開始時間が遅れる場合や診療が できないことがございます。診察をご希望の方は事前にお電話いただけると幸いです。 院長 二ノ坂 「ビタミン・ミネラルと体を考える」 看護師 小西・熊 「美味しい減塩食」〜試食できます 金 療 外来診療 「バングラデシュと手をつなぐ会」 管理栄養士 小渕 祝日のためお休み 9/29 も第 5 週のためお休みです 10/ 6 7 10/ 13 10/ 23 10/ 27 「ストレスと健康障害」 医師 田畑 「緩和ケアと死生観」 ソーシャルワーカー内田 「腸内細菌と病気との関係」 金 医師 大久保 「患者の権利~ いのちの格差と終末期 ~ 」 ] 患者の権利オンブズマン久保井さん
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