ワークショップ 7「Microbiota と腸疾患の最新知見」 司会 藤本一眞(佐賀大学医学部内科学) 鈴木康夫(東邦大学医療センター佐倉病院内科学講座消化器内科分野) 人の腸内には microbiota と呼ばれる腸内細菌が叢を形成し、宿主の全身的健康 状態や特定の疾患形成・予防に関与していることが明らかにされつつある。特に 腸疾患においては、microbiota の変動が病態形成に直接的役割を担っていること が推測される。最近、T-RFLP 法による microbiota の変動の解析やリアルタイム PCR 法による特定腸内最近群の定量解析などが可能になり、新たな知見が次々と蓄 積されつつある。本ワークショップにおいて、各種腸疾患と microbiota との関連 に関する最新知見が数多く報告されることを期待する。
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