特別支援教室・通級学級問題 緊急学習会

特別支援教室・通級学級問題 緊急学習会
どなたでも参加できます。多くの人を誘ってください。
このままでよいのか!
「特別支援教室の導入ガイドライン」、出される
日時: 2015 年 7 月 11 日(土) 午後 2 時 30 分 ~
会場: エデュカス東京 4階 (下記の地図をご覧ください)
主催: 都教組障害児学級部 (問い合わせ TEL 03-3230-3891)
午後 5 時
都教委は、今年の 3 月に「特別支援教室の導入ガイドライン」を出しました。副題には、「小学校
の『情緒障害等通級指導学級』が『特別支援教室』に変わります」とあります。
都教組障害児学級部では、「特別支援教室モデル事業」「特別支援教室構想」に関わって、これ
までの情緒障害等通級指導学級の制度がなくなってしまうのではないか?という危険性を指摘し
てきましたが、「ガイドライン」では通級指導学級がなくなると明記しています。2016(平成 28)年度
から、全都で特別支援教室の導入を順次進めていくといいます。
各校の特別支援教室で、指導に必要な指導体制や教室が十分には確保されないままで、子ど
もたちの学びと育ちを保障することはできるのでしょうか。東京都が独自に学級編成基準をつくり、
個別指導と小集団指導で大きな成果を挙げてきた、情緒障害等通級指導学級の危機です。
そして、この問題は、固定や通級の特別支援学級の問題だけでなく、本来、通常学級の教育の
問題です。ぜひ、みなさんと集まり、議論し合い、運動を進めていきましょう。
何がどう変わるのか?
通級指導「学級」が「教室」に変わるとい
うことは、教員配置も、施設・設備面も大きく
後退するということ。
◇教員配置
これまで : 設置校ごとに通級児童 10 人
で 1 学級。担任数は学級数+1名。
28 年度から : 区市町村ごとに、指導を受
ける児童 10 人に教員 1 名の配置。
◇施設・設備
「特別支援教室はこれまでの通級指導学級とは異な
り、毎日使用する教室ではないため、既存施設の有
効活用や巡回指導の日にのみ使用する兼用の教室
でも可能である」とガイドラインに記述されている。
お問い合わせは
ホームページ
都教組障害児学級部まで
http://www.tokyouso.jp/
→
電話03-3230-3891
専門部
→
障害児学級部へ