白子町ひまわり長寿プラン 第7期 高 齢 者 福 祉 計 画 第6期 介護保険事業計画 平成27年3月 白 子 町 は じ め に 平成 12 年4月から開始された介護保険制度は、 制度施行 15 年を迎え、町民の方の介護保険料の負 担やサービス提供事業者をはじめとする関係者の努 力により、高齢者の安心生活を支える仕組みとして 確実に普及、定着してまいりました。 一方で、制度施行後、利用者及び介護給付費が大 きく増加するとともに、少子高齢化が進展し、介護 保険料の上昇、必要とされる施設やサービスの供給 のひっ迫等、財源の確保等大きな課題に直面してい ます。 平成 25 年 3 月に人口問題・社会保障研究所から公表された将来推計人口に よれば、白子町の人口は毎年 100 人以上減少し、10年後の 2025 年には総 人口が 9,978 人となり、そのうち、65 歳以上の高齢者が 4,173 人、75 歳以 上の後期高齢者は 2,468 人になると予想されています。また、高齢化率は一貫 して上昇し、2025 年には、41.8%に達すると見込まれています。このような 厳しい人口減少及び高齢化の状況下において持続性のある社会保障として介護 保険制度を維持していくためには、国による介護保険制度の見直しに加えて、高 齢者自らの努力で健康を維持するとともに、地域全体で介護を支える必要があ ります。 国においては、このような課題に対応し、平成 26 年 6 月に地域医療・介護 総合確保推進法を成立させ、特別養護老人ホームの入居者の重点化、平成 29 年 度までの介護サービスの一部見直し等が実施されることになりました。 そのため、白子町においても、第 5 期介護保険事業計画を継承しつつ、制度 改正を見据えて、平成 27 年度から3ヶ年を事業期間とする第 6 期「ひまわり 長寿プラン 白子町高齢者福祉計画・介護保険事業計画」を策定いたしました。 本計画は介護保険制度の基本理念である「高齢者の自立支援」と「尊厳の保持」 の確立を目標に掲げ、人口減少と高齢化が進む中で、本町の高齢者一人ひとりが 「住み慣れた地域で自分らしく生き生きとした生活」を継続して営める地域社 会の構築の構築を目指しています。 計画の実施にあたっては、高齢者やそのご家族、地域の皆様、医療・福祉等関 係機関及びサービス提供事業者などと連携を図りながら、目標の達成に取り組 んでまいりますので、皆様のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 おわりに、計画策定にあたり貴重なご意見やご指導をいただきました「白子町 ひまわり長寿プラン策定委員会」委員の皆様をはじめ、日常生活圏アンケート調 査にご協力いただきました町民の皆様、関係各位に対し、心からお礼申し上げま す。 平成27年3月 白子町長 i 林 和 雄 町 民 青い海原 緑の松 憲 章 伝説を秘めた南白亀川の流れ わたくしたちは 恵まれた自然と希望に満ちたこの郷土を愛し「人間性あふれる豊か なみのりあるまち」をめざしてこの憲章を定めます。 1.笑顔でたがいに助けあいやすらぎのある明るいまちをつくりましょう。 1.創意を持って仕事に励みゆとりある豊かなまちをつくりましょう。 1.自然を大切に清潔で安全な住みよいまちをつくりましょう。 1.子どもたちの夢を育て教養と文化の香り高いまちをつくりましょう。 1.スポーツを楽しみ心身ともに健康で活力あるまちをつくりましょう。 町の木「黒松」 町の花「ひまわり」 ii シンボルキャラクター げんきくん
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