長寿命化計画事前調査業務(27-2)特記仕様書 1.業 務 名 長寿命化計画事前調査業務(27-2) 2.履行場所 堺市南区三原台地内 3.履行期間 契 4.業 務 量 約 締 結 日 から 平 成 2 8 年 3 月 1 8 日 まで 別紙業務量表参照 5.本仕様書に記載されていない事項は、管路施設調査工一般仕様書による。 6.受注者は、本作業に係る一切の事故を未然に防止するため、有効かつ適切な事故防止策 を講じなければならない。 7.受注者は、適正な作業の進捗を計り、充分な数の作業員を配置しなければならない。 8.受注者は、現場内の整理整頓、その他現場管理に細心の注意をはらうこと。 9.受注者は、必要な作業車等の車検証及び酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習終 了証等の写しを提出すること。 10.人孔・暗きょ内で作業を行う際には、酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者を配置し、 酸素濃度・硫化水素濃度を測定するなど、作業の安全に十分配慮すること。 11.受注者は、本調査着手に先駆け、調査時期、調査方法等について、地元町会、隣接住 民並びに進入路、迂回路沿道住民に対して広報活動を行い、生活環境を乱すことのない よう配慮すること。また、近接工事等との工程調整も十分行うこと。 12.受注者は、二酸化窒素及び浮遊粒子状物質に係る環境基準(自動車NOx・PM法) のより早期かつ確実な達成を図るため、大阪府生活環境の保全等に関する条例に従い、 本市内の工事現場を発着するトラック等の同条例の対象自動車については、適合車等 標章(ステッカー)を表示した車種規制適合車等を使用するものとする。 1 13.受注者は、土砂等の流出、飛散および悪臭の漏れるおそれのない構造の車両を使用 すること。 14.過積載防止について (1)業務計画書の記載 Ⅰ.受注者は、業務計画書の作成に当たっては、過積載防止計画として次の事項を 記載しなければならない。 ①土砂等運搬量 ②土砂等搬出先 ③運搬方法 ④運搬経路 ⑤土砂等の運搬に係る受注者名 ⑥積載量の管理・点検方法 ⑦積載量監視責任者 ⑧業務関係者への過積載防止の周知・啓発活動その他必要な事項 Ⅱ.受注者は、業務計画書に記載した過積載防止計画を遵守しなければならない。 (2)土砂等運搬自動車 Ⅰ.受注者は、土砂等を運搬する運搬自動車に備え付けの車検証および「自重計技 術基準適合証」の有効期限等を確認した上で、直ちにその写しを監督員へ提出し なければならない。 (3)土砂等の積載管理 Ⅰ.受注者は、土砂等を運搬自動車に積載する場合には、車検証に記載されている 最大積載量を超えてはならない。 Ⅱ.受注者は、目視や自重計及びトラックスケール等によって土砂等の積載を日常 的に管理(記録)し過積載防止の周知徹底に努めなければならない。 Ⅲ.受注者は、過積載防止を一層徹底するため、業務関係者への周知徹底および過 積載防止への啓発を行うなどして、過積載防止の促進に努めなければならない。 (4)改善指示等 Ⅰ.監督員は、作業現場および記録書類等で過積載を確認した場合、積載量の徹底 管理および再発防止に向けた取り組みの強化について、受注者へ書面により改善 を指示する。 Ⅱ.受注者は、書面等により改善指示を受けた場合、すみやかに改善を行い、監督 員へ改善報告書を提出しなければならない。 15.機械引き清掃作業が道路事情等により不可能な場合は、手引きにて清掃作業を行う こと。 2 16.管きょ内清掃工には、些少の堆積しているモルタルや木根等の除去作業を含む。 17.目視調査工と一部の TV 調査工、管きょ内清掃工を夜間作業として計上しているが、 道路使用許可条件、地域の事情、流量等を監督員と協議し、昼間作業を検討すること。 なお、作業時間に変更がある場合は変更設計の対象とする。 18.受注者は、道路上での作業において、道路使用許可条件を厳守し、 「道路工事現場に おける標示施設等の設置基準」 (堺市建設局)および「道路工事保安施設設置基準」 (堺 市建設局)に基づき安全対策を講じなければならない。また、夜間の工事用機器類の 設置箇所等、危険を伴う箇所には、上記の基準に基づいて十分な夜間照明を行わなけ ればならない。 19.TV 調査及び目視調査については、調査範囲内にあるマンホールの調査を含む。調査 結果は別紙「人孔内調査記録表」により調査報告書を作成し提出すること。 20.調査結果は、 「下水道管路施設の点検調査入力マニュアル」に準じて、貸与する入力 ツール(Microsoft Access)にて電子データを作成し、提出すること。 なお、パソコンの推奨環境は、次表のとおりである。 項目 推奨環境 OS Windows 7 メモリ 4GB 以上 Microsoft Office Microsoft Access 2013 Microsoft Excel 2013 21.TV 調査工及び目視調査工の写真については、管種や管径、管の老朽度、漏水箇所等 を確認するため、5m当りに3枚(直視1枚、側視2枚)の撮影を標準としている。た だし、異常箇所を発見した場合は優先して撮影すること。 22.交通誘導警備員の配置 (1)受注者は、交通誘導警備検定合格証(写し)を監督員に提出しなければならな い。 (2)交通誘導警備員の配置条件については次表の通り積算している。 (3)交通誘導警備員については、次表の通り積算しているが、道路管理者及び所轄警 察署との打合せの結果、又は条件変更等に伴い員数に増減が生じた場合は監督員と協 議すること。 3 内容 調 場所 人員の編成 総数 交通誘導員B(昼) 2人/日 交通誘導員B(昼) 64人 ・下記以外の箇所 交通誘導員B(夜) 3人/日 査 交通誘導員B(夜) 21人 清 ・府道堺狭山線 交通誘導員B(夜) 2人/日 府道堺狭山線 交通誘導員A(夜) 1人/日 掃 交通誘導員A(夜) 3人 23.目視調査工では、管きょ内作業員及び管きょ内の状況を監視するために監視員を計上 している。また、監視員については、「公共工事設計労務単価」の特殊作業員を暫定適 用職種として積算している。 24.本業務により発生する処分物(浚渫土砂・汚泥等)について、運搬距離は石津下水処理場 までの10.8kmを見込んでいる。 25.本業務により発生する処分物(浚渫土砂・汚泥等)の単位体積重量(比重)については、 下記に基づく。 品 目 単位体積重量(t/m3) 処分物(浚渫土砂・汚泥等) 1.40 26.本業務に適用している主な積算基準書は、下水道施設維持管理積算要領-管路施設編 -(公益社団法人 日本下水道協会)である。 27.本業務の共通仮設費及び現場管理費においては市街地での経費にて積算している。 また、積算単価月と適用単価の関係は次表のとおりである。 4 単 価 種 別 公共工事設計労務 運用する単価 平成27年2月の労務単価 「国 土 交 通省 単 価 」を 単価 物価資料単価 備 考 準用 積算単価月の前月の物価資料単価 「月刊建設物価((一財) (例)9月の積算単価月ならば8月版 建 設 物 価 調 査 会 )」又 は「月刊積算資料((一 財)経済調査会)」 市場単価 積算単価月 市場単価の適用月 「季刊土木コスト情報 4月・5月・6月 冬号(1月号) ((一財)建設物価調査 7月・8月・9月 春号(4月号) 会)」又は「季刊土木施 10月・11月・12月 夏号(7月号) 工単価(一財)経済調 1月・2月・3月 秋号(10月号) 査会」 28.その他の事項については、監督員と十分な協議を行いその指示に従うこと。 以上 5 別紙業務量表 テ レ ビ カ メ ラ 調 査 工 0m 目 工 0m 工 0m 管 視 路 調査内訳 調 施 設 査 清 掃 管径250mm 2,523 m 管径300mm 896 m 管径350mm 480 m 管径400mm 353 m 管径450mm 803 m 管径500mm 347 m 管径600mm 599 m 管径700mm 404 m 管径800mm 572 m 管径900mm 61 m 管径1000mm 168 m 管径1100mm 163 m 管径1200mm 53 m 管径1500mm 185 m 管径1650mm 214 m 管径1800mm 1,125 m 管径2600mm 388 m 管径2750mm 132 m 管径3250mm 524 m
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