15年10月号

塾だより
言葉のないゼロ歳児の時、行動することが
成長にとって大切なことを意味します。
行動すること、活動することをあまり我
☆ 塾のお 休み
慢させると子どものエネルギーを弱め、無
9月 21日・22日・23日 お休みです。
気力人間にしてしまいます。2歳児では、
シルバーウィーク
「これなに?」「あれなに?」4歳児では、
10 月14日15日16日は お休みです。
「どうして、ねえ、どうして?」と聞いて
きます。そんなとき、「うるさいわね。自
地方祭のため
分で考えなさい」では、考えることを楽し
めません。そもそもそれが思考力を培って
* 休暇中サテラインは受講できま
いるのです。大きくなって「なんでそんな
す。自習もできます。
こと自分で考えられないの?」これは本末
転倒ですね。能力が発揮できなければ自信
★ 以下は授業があります。
は生まれません。やる気はますます失せて
* 9月
月26日
日27日
日/10月
月3日
日4日
日 の土・ 日
いきます。そうなると失敗して傷つくこと
中 高生 テ ス ト勉強+ テスト
を極度に恐れるようになっていきます。そ
のために、すべてをできるだけあいまいな
* 9月
月25日
日金曜日小学生授業5:00~
~6:30
ままにして、責任をとらなければならない
シルバーウィークの振り替え授業
ことから身を引こうとするようになりま
* 10月12日(月
月)通常授業あり
す。そして、「できない理由」を探す名人
になります。驚くほどみごとに、あっとい
☆ 11月13日(金曜日)14日土曜日
う間に見つけだすようになります。これ
中3生 第2回愛塾連テスト 予定
は、小学校の時からやりたくないことをさ
受験料3000円 11月分月謝で。
せられ続けてきたことから、自分を守るた
めに身につけた知恵でもあるような気がし
ます。
何かやろうとすれば、誰にでもリスクはつきものです。できない理由を探していたのでは人生は
ひらけません。できる理由を見つけだすことが大切なのです。たった一度の人生、二つとない命で
す。これではもったいなさすぎます。
勉強でも同じことがいえます。大人やまわりから結果を評価されます。そこでできなかったら、
自信を失うのも当然です。社会に出て必要なのは、創造力だと言われます。それは、様々な経験を
積むことによって生まれるものです。そして、そこには、失敗というリスクを伴う物です。そのリ
スクが,次のステップに上がる原動力になるのですが、大人は、リスクを恐れ、先回りをして手をさ
しのべてしまいます。それでは決して子どもは成長しません。 学習も結果だけを意識するのでは
なく、その過程やその瞬間の学ぶことをおもしろく感じることが何よりも大切です。どんなこども
たちにも、学ぶことを嫌う人はいないと言われています。それを嫌いにしたのは、......じっくりと考
える価値があると思います。
今月の予定と連絡
夏 期 講 習 会 後 の 中 学 生模 試 結 果 に つ い て
10月
まず、中学3年生ですが、夏期講習会前の7月実施の点数と今回実施した点数を比較してみ
ますと、 例年のことですが、明らかに夏季講習に参加できなかった生徒以外は、ほぼ平均
10点以上は上がっています。 今年もその点は変わらないのですが、今ひとつ、いい結果と
して表れていないようにも思います。それが全体の雰囲気としても。きちんと自分と向き合
いながら勉強できていない気がします。別に勉強しないわけではないので、することはよく
するのですが、何か物足りなさを感じます。それがなんなのか........。「考える」ということ
の楽しみ方を皆さんが持っていないような気がします。正解することや点数など結果ばかり
に気持ちが行き過ぎ、一番肝心な「考えること」を楽しむことができていない。 本当に大
切なことを聞いてくれない、そう感じています。 また、お互いに信頼し合い、気持ちをぶ
つけ合うとことが少なくなったようにも思います。 皆さんの家庭でのやりとりはどうでし
ょうか。将来のことや生き方をただ、成績だけで評価しないで話し合ったり、いけないとき
は叱るということはあるでしょうか....。また、叱るときに、成績のことが根っこにあり、叱
らなくていいことまで叱ったり。そんなとき、こちらにメールなどで連絡下さい。塾と家庭
が一体となって、一人の人として、本当に成長していけることを共に見守っていければ良い
と感じています。 あるいは、お子様の言動に何か違和感を覚えることがあれば、それを一
緒に考えていきたいと思います。私たちは、ただ成績を上げるためには学習をしているとは思
っておりません。この30年それは、変わっていないと思います。 どうぞ遠慮なく、子供さん
に対する愚痴をお聞かせください。一緒に考えていきたいとおいます。
絵が4歳になるとつまらなくなる!
4歳児になれば絵がつまらなくなる。それまでは生き生きとしていた絵が、その質が落ちるそ
うです。その頃になると、大人の価値観で、技術や成績を評価してしまうからです。技術を習得
するには、時間が必要です。いくら技術が上達しても,質が失われれば、絵自体がおもしろみを失
います。子どもたちは、似ているように上手く描けているかどうかを評価されて、うまく描けな
いから描こうという気持ちも起きない。これは、和久洋三さんの「子どもの目が輝くとき」の一
節です。勉強も同じではないでしょうか。劣
劣等感は人間に一番持たせたくない心の負
負い目です。
(時にはコンプレックスがバネになることもありますが、それはなにか他に自信があるものを
持っている人に言えることで、その自信が持てない時には生きる力を弱めていくことになりま
す。)持つ必要のないコンプレックスを持たせることは、やる気も自信も失わせていく。エネル
ギーを奪うことは、積極的にものごとに向かう意志を弱める。本来は、何かを考える前にとにか
く動こうとする。じっとしていられないのです。ところが「なんでこんなことぐらいしないん
だ。やればできるのに」と、それを制止してしまえばエネルギーを奪い取ることになるのです。
動くことによって、人間や物との新しい関係が生まれます。 それによって、感じたり考えた
りする人間らしい活動が展開されていきます。「落ちつきがないわねえ、少しじっとしてなさ
い」と言っても、じっとしていられないのが子どもであることを知ってください。動くから知恵
や技も身についていくのです。人に迷惑をかけない時と場では、この衝動を心ゆくまで満足させ
てあげてください。そうすれば、おとなしくしていなければならないときには、活動衝動が満た
されているのでおとなしくしていられることが多くなります。
シルバーウィークと地方祭とテスト勉強
こんなに必要ないだろうというくらい、今年は連休が続きます。連休は、それぞれご予定があると
思いますので、お休みにします。(9月21,22,23日)これに伴い、次の通り、振替授業を行います。
詳しくは、別紙で、生徒たちに渡している時間割表を見て下さい。
小学生 9月25日金曜日 5:00~6:30で授業。
中学生・高校生1・2年生は、26(土)27(日)、10月3(土)4(日)に3時間くらいのテスト勉強+テスト
月12日
日(月
月)は
は、通常通り授業があります。
10月
10月14・15・16日は、地方祭でお休みです。