いとすぎ学級Q&A 1. いとすぎ学級は、どこにあるのですか? JR中央線武蔵境駅南口から、徒歩10分ほどの武蔵野赤十字病院の中にありま す。教室は、緑に囲まれた病院内の3番館・マーガレット病棟の2階にあります。 2. どんな人が、通えるのですか? 赤十字病院に入院して、医師の許可が出た生徒なら、誰でも入級出来ます。毎 年、約40名の中学生が通級しています。 3. いとすぎ学級では、毎日どんなことをしているのですか? 月曜日から金曜日まで、子どもたちの病状を考慮しながら学習しています。普 通の中学校と同じように時間割が決まっていて、教室では午前2時間・午後2時 間授業を行います。但し、ベッドから離れられない生徒、病棟から出られない生 徒に対しては、ベッドサイドやラウンジでの授業も行います。五教科の授業以外 にも、調理実習、音楽や美術の授業、行事としては入学式・始業式・終業式・卒 業式・遠足なども行っています。教室には、たくさんの教材が揃っています。そ れぞれの学校と同じ教科書が用意されており、一人一人に合わせた授業をします。 退院しても安心して元の学校に戻れるように、学習を進めていきます。武蔵野市 立第六中学校の先生が、担任として指導しています。 4. 持ち物で、必要なものは何ですか? 普通の中学校で使う道具と同じですが、教科書など必要なものは、全ていとす ぎ学級に揃えてありますので、自宅から持って来られないときには、何でもお貸 しできます。また、教科書・筆記用具・問題集・資料集など、学校で使用してい る学習用具を持ってきていただけると、一人一人の学習内容・進度に合わせた授 業が、その日からすぐに出来ます。 5. いとすぎ学級で、かかる費用はありますか? 基本的には、公立中学校ですので授業料など一切かかりません。ただし調理実 習や、遠足の実費などは集める場合があります。 6. いとすぎ学級に通うには、どのようにすれば良いのですか? 医師・看護師から紹介された方に、いとすぎ学級の先生がベッドサイドにご説 明に行きますので、その時に「入りたい」ことを伝えて下さい。また、病棟の看 護師さんに申し出て下されば、学級に直接、連絡していただけます。入院が短期 間の場合は「教育相談」、長期に渡る場合は「入級」となります。随時、見学も 受け付けていますので、どうぞお出かけ下さい。 7. 「入級」って、何ですか? 入院が原則として1週間以上になる場合、在籍校からいとすぎ学級へ転校の手 続きをしてもらうことです。但し1週間以内の場合は、「入級」の手続きをしな くても「教育相談」と言う形で、いとすぎ学級の授業への参加は出来ますので、 遠慮なく申し出て下さい。 8.入級に必要な書類は、どのようなものですか? 在籍校からの「在学証明書」「教科書給与証明書」の2つの書類が必要となり ます。但し、教育相談の場合は「入級願」1枚だけで、その日から学習できます ので安心して下さい。 9. 入級の手続きには、市役所へ行くのですか? 市役所への手続きは、いとすぎ学級担任を通して行いますので、必要書類を揃 えて頂くだけで大丈夫です。すぐに市役所へ行く必要はありません。 10. いとすぎ学級での「出席」は、どうなりますか? いとすぎ学級で、実際に学習した日から「出席扱い」となります。場合によっ ては、入院が長引いても1日の欠席もなく、学校生活を送れた人も数多くいます。 安心して下さい。
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