平成27年6月号 - 鹿児島県小中学校事務職員研究会

2015年6月発行
平成27年度第1号
主
鹿事研会報
第118号
な
内
容
平成27年度運営方針 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
役員・評議員・専門部・委員会名簿 ‥‥‥‥‥‥
26年度事業報告・27年度事業計画 ‥‥‥‥‥
COLUMN の 欄
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1~
2~
5~
15
学校の教育目標を実現し,子どもの豊かな学びを支援する学校事務
平成27年度運営方針として
鹿児島県小中学校事務職員研究会
会
長
内 田
慶 正
(鹿児島市立谷山中学校)
鹿事研は,本年度も「学校の教育目標を実現し,子どもの豊かな学びを支援する学校事務」をテーマ
に掲げて活動します。このテーマは,本県の教育振興基本計画に示された教育基本目標である「あした
をひらく心豊かでたくましい人づくり」を達成するために,事務職員のミッションとして設定していま
す。この教育基本目標は,学校,保護者,地域全体における普遍的な目標です。また,このミッション
を実現するための「めざす事務職員像」は,「学校のトータルプロデューサー」を掲げています。
今,学校を取り巻く状況は,学力向上,いじめ,不登校,発達障害を含む特別支援教育,食育,
子どもの安全の確保など様々な課題に直面しています。また,教育格差の再生産・固定化,規範
意識や社会性の低下,現代的健康課題の多様化・深刻化など子どもを取り巻く教育環境も多くの
課題を抱えています。このような状況に対応するためには,学校が組織として力を発揮するため
に「マネジメント」が必要です。学校は,「ひと,もの,かね,情報」等の経営資源を効果的に
活用し,地域とともにある学校づくりを推進することが重要です。地域全体で子どもを育み,学
校が地域コミュニティの核になることが求められています。地域住民が子どもの教育に関わり,
学校運営に積極的に参画することで,学校で抱える課題を地域ぐるみで解決したり,特色ある学
校づくり,開かれた学校づくりを展開することができます。そして,地域のなかでマネジメント
力を発揮できる学校事務職員への期待も高まっています。また,将来を担う子どもたちの健やか
な成長と豊かな学びを支援するためには,学校に多様な専門性を持ったスタッフを配置し,一つ
のチームとして学校の総合力を高める必要があります。いわゆる「チーム学校」の推進です。学
校に勤務する私たち事務職員は他の教職員と共に学校の教育目標を実現することが使命でありま
す。この目標を達成するために,私たち事務職員は積極的に教育活動に関わることで,新しい局
面に対応した質の高い学校事務を実現し,それをとおして教育の質すなわち学校力を向上させて
いくことができます。
さて,鹿事研の活動は,大きく二つあります。一つめは,各専門部・委員会活動の充実です。
研究部を始め,研修部,広報部,鹿児島県学校事務の手引編集委員会,学校事務必携編集委員会,
OA 研究推進委員会は,各活動の成果を鹿事研会員へ還元していきます。二つめは,研究大会の
実施です。鹿事研は,研究成果を外部へアピールする場として,また全国的な学校事務に関する
情報を提供する場として,さらに会員相互の情報を共有する場として,研究大会を開催します。
鹿事研は,この二つの活動を中心に研究活動を進めてまいりますので,会員の皆様のご協力をよ
ろしくお願いします。
また,本年度の鹿事研の課題として,以下のように掲げます。
1 第47回全国公立小中学校事務研究大会(熊本大会)へ向けての取組
2 鹿児島県版「学校事務のグランドデザイン」の推進
3 望ましい「学校事務の共同実施」の模索
4 外部団体(県教育委員会,県連合校長協会,全事研,九州ブロック各県事務研など)との
連携
-1-
2015年6月発行
平成27年度第1号
役員及び評議員
1
役員等
役 員 等
会
氏
名
地
区
所
属
長
内田
慶正
鹿児島
谷 山 中
役 員 等
理
事
氏
名
地
区
所
属
松尾
康子
鹿児島
八 幡 小
副
会
長
井上
清巳
鹿児島
清 和 小
〃 研究部長 矢島
康宏
鹿児島
原 良 小
副
会
長
今村
敬行
鹿児島
紫 原 小
〃 OA委長 田上
勝一
鹿児島
皇徳寺小
副
会
長
竹之内修二 姶良伊佐 竜 門 小
〃 必携委長 岡村
和信
鹿児島
喜 入 中
事
事務局長 盛山
伸二
鹿児島
中 山 小
中島
晃一
大
与 論 中
事務局次長
島
務 事務局員 吉永
紀恵
鹿児島
谷山北中
事務局員 岩根
雄二
鹿児島
生 福 小
局
監
事
下村
〃
顧
2
地区
鹿
賢作
鹿児島
福 平 中
田崎なおみ
鹿児島
宇 宿 小
〃
飯伏
満
南
薩
金 峰 中
〃
元山
和洋
北
薩
出 水 中
〃 研修部長 瀧
弘久 姶良伊佐 天降川小
〃 手引委長 今村
千尋 姶良伊佐 重 富 小
〃 広報部長 石原
隆史 姶良伊佐 加治木小
〃
前田
開三
〃
井手
栄仁 姶良伊佐 佐々木小
〃
中村
敏喜 姶良伊佐 永 水 小
評議員
氏
名
所
属
地区
上野
洋子 郡 山 小
川
千葉
都 西紫原小
薩
上林山正人 和 田 中
出
氏
千葉
永田
名
所
属
史郎 盈 進 小
地区
西田
義人 今和泉小
宿
名
所
属
熊
西島
利幸 中 央 中
毛
植村
晃嗣 榕 城 中
松木
慶子 朝 日 中
繁山
良則 喜 界 中
喜久 鷹 巣 小
姶
兒玉
守 帖 佐 小
良
齋藤
勝範 溝 辺 中
青木
伸二 菱 田 小
重信
明 細山田中
伊
佐
加覧
健二 加世田中
辺
置
氏
大
島
日
鹿 屋 中
※ゴシックは代表評議員
水
川
隅
問
児
揖
大
曽
於
千代盛晶子 上市来小
肝
属
-2-
島
東
征 弥 和 泊 小
2015年6月発行
平成27年度第1号
専門部各種委員会名簿
※ゴシックは部長・副部長等
1
研究部
氏
名
矢 島
康 宏
鹿児島
鹿児島市 原 良 小
北 原
健
鹿児島
鹿児島市 鹿児島玉 龍 中 本 田
井 上
清 巳
鹿児島
鹿児島市 清 和 小
古 賀
紀 行
鹿児島
鹿児島市 城
西
中 大山
木佐木 美幸
鹿児島
鹿児島市 本
城
小 東
阿久根 健太
鹿児島
鹿児島市 西 紫 原 中
2
地
区
市町村
所
属
氏
名
地
今 村
裕 子
区
鹿児島
市町村
鹿児島市
所
属
武
中
優 花 姶良伊佐 霧 島 市 日 当 山 小
重 信
明
大
隅
鹿 屋 市 細山田中
百合子
大
隅
鹿 屋 市 鹿
屋
小
征 弥
大
島
和 泊 町 和
泊
小
名
地
区
広報部
氏
名
地
区
市町村
所
属
氏
市町村
所
属
石 原
隆 史 姶良伊佐 姶 良 市 加 治 木 小 兒 玉
今 村
陽 一 姶良伊佐 霧 島 市 国 分 西 小 中 村
秀 夫
大
隅
錦 江 町 田
代
小
今 原
一 成
鹿児島
鹿児島市 桜
丘
中 日 置
淑 乃
大
隅
東串良町 柏
原
小
高 橋
明 美
南
薩
指 宿 市 開
聞
中 (2 名休部)
下 川
正 剛
南
薩
指 宿 市 徳
光
小 松 元
洋 子
鹿児島
鹿児島市 草 牟 田 小
元 山
和 洋
北
薩
出 水 市 出
水
中 山 口
了 一
大
隅
鹿 屋 市 鹿屋東中
名
地
区
3
守 姶良伊佐 姶 良 市 帖 佐
小
研修部
氏
名
地
区
市町村
所
属
氏
市町村
所
属
瀧
弘 久 姶良伊佐 霧 島 市 天 降 川 小
松 尾
康 子
鹿児島
鹿児島市 八
恵
鹿児島
鹿児島市 武 岡 小 (3名休部)
吉 永
紀 恵
鹿児島
鹿児島市 谷 山 北 中 繁 山
良 則
大
島
喜 界 町 喜
界
中
島 崎
浩 一
鹿児島
鹿児島市 東 谷 山 小 西 島
利 幸
熊
毛
屋久島町 中
央
中
鎌 倉
良 一 姶良伊佐 霧 島 市 高 千 穂 小 伊集院
東
幡
小
-3-
展世
鹿児島
鹿児島市 錦 江 台 小
2015年6月発行
4
平成27年度第1号
鹿児島県学校事務の手引編集委員会
氏
名
地
区
市町村
所
属
氏
名
地
区
市町村
所
属
今 村
千 尋 姶良伊佐 姶 良 市 重
富 小 加 藤 綾 子
北
薩
阿久根市 阿 久 根 小
宮 下
孝 子
鹿児島
鹿児島市 中
洲
小 山 田
隆 志
北
薩
薩摩川内市
園 田
麗 子
鹿児島
鹿児島市 花
尾
小 田 中 加代子
北
薩
出 水 市 高尾野中
髙 山
哲 三
鹿児島
鹿児島市 清
和
小 永 田
喜 久
北
薩
長 島 町 鷹
梅 田
正 嗣
鹿児島
鹿児島市 和
田
小 岡 部
信 也 姶良伊佐 姶 良 市 漆
長
敏 孝
鹿児島
日 置 市 湯
田
小 前 田
開 三
西 田
義 人
南
薩
指 宿 市 今 和 泉 小 (2名休部)
飯 伏
満
南
薩
南さつま市 金
峰
大岩本 清 弘
南
薩
南九州市 九
玉
5
川内北中
巣
中
小
大
隅
鹿 屋 市 鹿
屋
中
中 山 神 与志一
南
薩
枕 崎 市 枕
崎
小
小 松 木 慶 子
大
島
奄 美 市 朝
日
中
名
地
区
昭 信
南
薩
学校事務必携編集委員会
氏
名
岡 村
和 信
鹿児島
鹿児島市 喜
礒 﨑
良 郎
鹿児島
鹿児島市 桜 丘 西 小 下田平
健一郎
鹿児島
鹿児島市 明
西
6
地
区
市町村
所
属
入
氏
中 佐 賀
和
市町村
所
属
南九州市 田
代
小
剛始 姶良伊佐 姶 良 市 永
原
小
中
OA研究推進委員会
氏
名
地 区
市町村
所
属
氏
田 上
勝 一 鹿 児 島 鹿児島市 皇 徳 寺 小 德
齋 藤
勝 範 姶良伊佐 霧 島 市 溝
高橋
健太郎 鹿 児 島 鹿児島市 武
増 留
尚 幸 鹿 児 島 日 置 市 日
山之口
辺
名
哲
地 区
市町村
所
属
也
大
隅
鹿 屋 市 寿
北
小
祐 一
北
薩
薩摩川内市
手
打
小
律 子
大 隅
志布志市 香
月
小
中
小
吉
中 (4名休部)
勝 鹿 児 島 日 置 市 伊集院北小 澤 村
原 口
一 郎 姶良伊佐 姶 良 市 姶
良 小 中 村
西 丸
明 美
大
隅
曽 於 市 財部北小 鵜 木
良 次 姶良伊佐 伊 佐 市 山
野
小
平 野
浩 二
大
隅
肝 付 町 高
七 奈
沖
小
山
中 平 沖
-4-
大
隅
大 崎 町 中
2015年6月発行
平成27年度第1号
【平成26年度事業報告】
月
4
5
6
7
8
日
1
7
8
27
5
6
10
13
11
6
8
11
9
10
11
12
1
2
3
22
4
5
17
30
6
7
14
19
28
5
12
5
9
13
16
20
22
23
29
30
5
6
25
3
4
6
【平成27年度事業計画】
内
容
新規採用者へ「必携」送付
研究部会①
理事会,会計監査
研修部会①
研究部会②
理事会,評議員会
OA 研究推進委員会①
広報部会①,「いぶき」114 号発行
OA 研究推進委員会②研修部会②
第 46 回全事研静岡大会
月
4
5
6
日
1
1
8
28
2
5
12
7
合同部会,広報部会②研究部会③
OA 研究推進委員会③研修部会③
「学校事務の手引」編集委員会①
パソコン研修講座
研究部会④
広報部会③「いぶき」115 号発行
九州各県事務研究会役員連絡会
研究大会実行委員会①
「学校事務必携」編集委員会①
研究部会⑤
理事会
「学校事務の手引」編集委員会②
研修部会④
OA 研究推進委員会④
「学校事務の手引」編集委員会③
広報部会④,「いぶき」116 号発行
研究大会実行委員会②
研究部会⑥
理事会,評議員会
研修部会⑤
OA研究推進委員会⑤
「学校事務必携」編集委員会②
第 35 事務研究大会 (鹿児島地区)
平成 26 年度鹿事研総会
「学校事務必携」編集委員会③
「学校事務の手引」編集委員会④
研究部会⑦
研修部会⑥
地区パソコン講座講師派遣
「学校事務必携」編集委員会④
理事会
研究部会⑧
広報部会⑤,「いぶき」113 号発行
8
3
9
10
5
7
17
9
10
11
25
3
4
2
16
29
6
13
26
27
11
12
1
2
3
事務研究大会は「鹿児島県小中学校事務研究大会」の略
-5-
18
6
12
14
15
22
26
28
5
12
24
26
3
4
内
容
新規採用者へ「必携」送付
研究部会①
理事会,会計監査
研修部会①
研究部会②
理事会,評議員会
OA 研究推進委員会①
広報部会①,「いぶき」118 号発行
研修部会②
研究部会③
OA 研究推進委員会②
第 46 回全事研熊本大会
合同部会,広報部会②研究部会④
OA 研究推進委員会③研修部会③
「学校事務必携」編集委員会①
パソコン研修講座
研究部会⑤
広報部会③「いぶき」119 号発行
九州各県事務研究会役員連絡会
研究部会⑥
研究大会実行委員会①
「学校事務必携」編集委員会①
理事会
「学校事務の手引」編集委員会②
研究部会⑦
OA 研究推進委員会④研修部会④
広報部会④,「いぶき」120 号発行
「学校事務の手引」編集委員会③
研究大会実行委員会②
研究部会⑧研修部会⑤
「学校事務必携」編集委員会②
第 36 回事務研究大会 (姶良・伊佐地区)
平成 27 年度鹿事研総会
OA研究推進委員会⑤
「学校事務必携」編集委員会③
「学校事務の手引」編集委員会④
研修部会⑥
地区パソコン講座講師派遣
「学校事務必携」編集委員会④
研究部会⑨
理事会
広報部会⑤,「いぶき」121 号発行
2015年6月発行
平成27年度第1号
平成26年度一般会計決算書・27年度予算書
収入の部
(単位:円)
項
目
26年度決算額
27年度予算額
説
会費
96 0,000
990 ,0 00 会 費
繰入金
50 0,000
500 ,0 00
前年度繰越金
32 1,769
262 ,2 93
雑収入
39
合
計
明
「手引き」「事務必携」「大会基金」よ り
7 預金利息
1,781 ,808
1,752,300
支出の部
項
目
26年度決算額
運営費
27年度予算額
42 8,213
会議費
30 ,600
説
明
485 ,0 00
40,000 理 事 会 及 び 評 議 員 会 会 場 使 用 料 ・
地区活動会場使用料他
旅
費
14 5,700
事務局費
56 ,862
135 ,0 00 理 事 会 旅 費 , 評 議 員 会 旅 費
65,000 督 促 状 ・ 開 催 公 文 郵 送 料 , 振 込
手数料等他
HP維持費
15 ,431
35,000 H P の 年 間 使 用 料
需用費
18 ,144
20,000 資 料 代 , 総 会 資 料 , 封 筒 印
刷他
渉外費
76 ,618
慶弔費
84 ,858
活動費
100 ,0 00 九 州 六 県 合 同 役 員 会 旅 費 他
90,000 弔 電 他
77 1,802
808 ,0 00
研究部活動費
25 8,312
183 ,0 00 会 議 費 ・ 旅 費 他
広報部活動費
24 4,000
251 ,0 00 会 議 費 ・ 旅 費 ・ い ぶ き 経 費 , 全
事研会報送料他
研修部活動費
45 ,200
57,000 会 議 費 ・ 旅 費 他
「学校事務の手引き」編集
11 8,290
128 ,0 00 会 議 費 ・ 旅 費 他
10 6,000
89,000 会 議 費 ・ 旅 費 他
委員会活動費
OA研究推進委員会
活動費
旅
費
全事研関係費
0
100 ,0 00 全 事 研 関 係 臨 時 旅 費
22 0,000
220 ,0 00
会
費
12 0,000
120 ,0 00 登 録 数 1 2 0 名
旅
費
10 0,000
100 ,0 00 全 事 研 評 議 員 会 旅 費
研究大会費
59 ,500
75,000 研 究 大 会 会 計 に 繰 入
研修講座費
40 ,000
40,000 O A 自 主 研 修 講 座
予備費
合
計
0
124 ,3 00
1,519 ,515
1,752,300
-6-
2015年6月発行
平成27年度第1号
第35回鹿事研研究大会収支報告書
収入の部
項
目
決
算
額
収
本部繰入金
59,500
大会参加費
795,500
繰
入
金
0
雑
収
入
30
合
入
内
容
出
内
容
鹿事研本部より
参加費
預金利息
855,030
計
支出の部
項
目
決
算
額
支
80,712
大会準備費
旅費
23,900
大会運営打合せ(実行委員会等)に伴う旅費
渉外費
35,000
実行委員長・研修部長渉外費,講師歓迎等に伴う費用
消耗品費
11,770
大会準備に伴う消耗品等購入
6,024
大会運営打合せ等に伴う費用
雑費
0
印刷製本費
4,018
役務費
大会運営費
577,537
報償費
135,410
要項及び研究集録発送に伴う費用
来賓・講師等への謝金
消耗品費
15,519
会場運営に伴う消耗品等購入
雑費
51,020
会場準備者昼食代・接待用茶菓子代・講師等送迎費用
181,980
印刷製本費
492
役務費
使用料及び賃借料
分科会等運営費
143,116
50,000
研究集録・角2封筒・領収書の印刷製本
お礼状・研究集録発送
かごしま県民交流センター
分科会等運営に伴う費用
0
予備費
合
大会要項印刷は,研究集録の費用と込みの為
計
658,249
855,030 円- 658,249 円= 196,781 円(研究大会基金へ繰入)
-7-
会場及び設備使用料
2015年6月発行
平成27年度第1号
鹿事研会費徴収方法について
【会費の納入方法】
1
郵便振込での納入
郵便振替の口座番号
加
入
者
名
一括納入のとき
分割納入のとき
……
……
02020-0-17544
鹿児島県小・中学校事務職員研究会
8月31日(月)までに6,000円を納入してください。
8月31日(月)までに3,000円を,11月30日(月)までに
残額の3,000円を納入してください。
(払込取扱票が不足するときは鹿事研事務局にご連絡ください。)
振込料金
払込料金は加入者負担(払込手数料が個人負担にならない方法)です。できるだけ町村やブロッ
クごとに取りまとめのうえ,払込んでくださいますようお願いします。
2
郵便局の「払込取扱票」の送付方法
今回配布の「いぶき」に払込取扱票を添付してあります。
3
会計からのお願い
受領証は該当年度が終わるまで各自保管してください。
市町村名と学校名は必ずご記入ください。(「払込人住所氏名」欄と同一のときは結構です。)
※期限付職員と再任用職員の方は,年会費 3,000 円となっております。よろしくお願いします。
鹿 児 島 県 小 中 学 校 事 務 職 員 研 究 会 会 則
第
第
第
第
第
第1章 総則
(名
称)
1条 本会は鹿児島県小中学校事務職員研究会と称する。
(事 務 所)
2条 本会の事務所は会長の勤務する学校におく。
(目
的)
3条 本会は学校事務の自主的,主体的研究を推進する研究団体とする。その研究をとおして,
会員相互の資質及び社会的地位の向上を図り,学校教育の発展に寄与することを目的とする。
(事
業)
4条 本会は前条の目的を達成するため次の事業を行う。
① 学校事務に関する研究
② 学校事務に関する研究会等の開催
③ 学校事務の手引き・学校事務必携の発行
④ 関係機関との連絡提携
⑤ その他,本会の目的達成のために必要なこと
5条 本会は前条の事業を行うために次の専門部と専門委員会をおく。
研究部
広報部
研修部
「鹿児島県学校事務の手引」編集委員会
「学校事務必携」編集委員会
OA研究推進委員会
2 前項のほかに,必要に応じて特別委員会を設置することができる。
-8-
2015年6月発行
平成27年度第1号
第2章
第
第
(会
6条
(地
7条
組織
員)
本会は鹿児島県公立小中学校の事務職員をもって構成する。
区)
本会は次の地区をおく。
鹿児島,揖宿,川辺,日置,川薩,出水,姶良伊佐,曽於,肝属,熊毛,大島
第3章 機関
関)
第
本会に次の機関をおく。
① 総会
② 評議員会
③ 理事会
(総
会)
第 9条 総会は本会の最高議決機関であり,年1回開催する。ただし,評議員の3分の2以上の要求,
もしくは,会長が必要と認めた場合には臨時に開くことができる。
2 総会は次の事項を議決する。
① 会則の改正
② 事業計画
③ 役員承認
④ 予算の議決,及び決算の承認
⑤ その他本会に重要なこと
(評議員会)
第10条 評議員会は総会につぐ議決機関で,会長,副会長,評議員,理事,事務局長及び事務局員を
もって構成する。
2 評議員会は毎年1回以上開催し,次の事項を議決する。
① 総会の議案
② 役員選出に関すること
③ 予算の補正に関すること
④ 細則の制定
⑤ その他本会の必要なこと
(理 事 会)
第11条 理事会は本会の執行機関で,会長,副会長,理事,事務局長及び事務局員で構成し,次の事
項を審議する。
① 本会の運営に関すること
② 総会,評議員会の議案
③ 緊急に処理を必要とすること
(機
8条
④ その他本会に必要なこと
(事 務 局)
第12条 本会に事務局をおく。事務局は事務局長及び事務局員をもって構成し,会長が委嘱する。
(専門部,専門委員会)
第13条 専門部会及び委員会は,専門的事項の継続的研究推進のため,必要に応じ会長が招集し総括
する。
2 専門部員及び委員は評議員会の同意を得て会長が委嘱する。
(招
集)
第14条 本会の会議はすべて会長が招集する。
(議
決)
第15条 総会は出席者をもって成立し,議決は出席者の過半数をもって決する。賛否同数の場合は議
長がこれを決する。
2 評議員会・理事会は構成員の2分の1以上の出席を持って成立し,議決は出席者の過半数を
もって決する。賛否同数の場合は議長がこれを決する。
-9-
2015年6月発行
平成27年度第1号
第4章
評議員・役員
(評 議 員)
第16条 評議員は各地区より選出する。
2 評議員の任期は2年とする。ただし,再任を妨げない。補充により評議員になったものは前
任者の残任期間とする。
(役
員)
第17条 本会に次の役員をおく。
① 会
長
1名
② 副 会 長
3名
③ 事務局長
1名
④ 理
事
12名程度
⑤ 監
事
2名
⑥ 顧
問
若干名
(役員の任務)
第18条 役員の任務は次のとおりとする。
① 会
長
会務を総括し本会を代表する。
② 副 会 長
会長を補佐し,会長事故あるときは1名を定めてこれを代行する。
③ 事務局長
会長を補佐し,本会の会務,事務を掌握する。
④ 理
事
本会の運営に参画し会務を分掌する。また,専門部,専門委員会を掌握する。
⑤ 監
事
会計を監査する。
⑥ 顧
問
重要事項につき,諮問に応じて助言する。
(役員選出)
第19条 本会の役員選出は次のとおりとする。
① 会長,副会長及び監事は評議員会で選出し,総会で承認する。
② 事務局長は理事の互選とし会長が委嘱する。
③ 理事は評議員会の推薦により会長が委嘱する。
④ 顧問は評議員会にはかり会長が委嘱する。
(任
期)
第20条 本会の役員の任期は2年とする。ただし,再任を妨げない。補充により役員になったものは
前任者の残任期間とする。
2 役員交代の際,前任者は後任者の就任に到るまでの期間を継続する。
第5章
会計
(経
費)
第21条 本会の経費は会費及びその他の収入をもってあてる。
2 会費は年額6,000円とする。ただし,臨時的任用職員等は3,000円とする。
3 臨時の拠出金が必要な場合は評議員会で議決することができる。
(会計年度)
第22条 本会の会計年度は4月1日に始まり,翌年3月31日に終わる。
(細
第23条
第24条
附
1
第6章 雑則
則)
本会運営のため必要な事項は,本会則の範囲で細則を定めることができる。
前条の規定するもののほか,本会の運営に必要な事項は会長が理事会にはかって定め,評議
員会で承認を得る。
則
この会則は,平成25年4月1日から施行する。
- 10 -
2015年6月発行
平成27年度第1号
表彰・慶弔規定(概要)
【表彰規定の対象者等】
1
会長の任にあったもの
2
副会長,理事,監事,書記,会計で3年以上在籍した者
3
4
5
会員で特に本会活動に貢献し,その実績が顕著な者
本会に特に顕著な貢献をした団体
本会に永年にわたって貢献し,原則として定年退職を迎える会員
【慶弔規定の対象者等】
1 会員の死去に際しては,香典,弔電をし花輪を供する。
2 会長,副会長,理事,監事,顧問,事務局員の配偶者及び子供の死去に際しては,香典弔電をし
花輪を供する。
3 会長,副会長,理事,監事,顧問,事務局員の親(配偶者の親も含む)及び同居者の死去に際し
ては,弔電をし花輪を供する。
4 会長,副会長,理事,監事,顧問,事務局員の3ケ月以上の入院に際しては,お見舞いをする。
5 上記の他,会長が特に必要と認める会員には,理事会で協議して上記規定を準用できる。
専門部・各種委員会活動計画
研究部
1
活動内容
① 学校事務職員を取り巻く県内外の情報収集と課題についての研究
② 鹿事研大会での提案,問題提起等による会員への研究成果の還元
2
課題
① 事務局,各部・委員会一体となった全事研熊本大会分科会の運営
② 鹿児島県版学校事務のグランドデザインの定着
③ 共同実施定着後の学校事務職員制度研究
④ 国政の動向,教育改革,公務員制度改革など全国情報の提供と,その共有化
⑤ 全国の共同実施に関する実践成果の積極的な情報提供
⑥ 共同実施業務のシステム化研究と実践例の収集
3
部会
鹿事研大会・全事研大会での提案・問題提起・研究協議等に向けての研究,並びに情報の収集・
分析・発信のための活動を以下のとおり年9回開催予定。
第1回
5 月 1 日(金)
第4回
8 月 17 日(月)
第7回 1 1 月 26 日(木)
第2回
6 月 2 日(火)
第5回
9 月 3 日(木)
第8回
1 月 6 日(水)
第3回
7 月 9 日(木)
第6回 10 月 2 日(金)
第9回
2 月 26 日(金)
4
27 年度研究について
「鹿事研版グランドデザイン」に示した実効策シートの実践,並びに「20年後の事務職員制度」
の在り様を研究の2本柱として全事研熊本大会の分科会発表を行う。
併せて,「第1次研究中期計画」に基づき「環境の変化に対応した共同実施と学校事務の展開」に
ついて研究を推進する。
研究テーマ=「共同実施における新しい学校事務を創る」
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2015年6月発行
平成27年度第1号
広報部
1
①
②
③
活動内容
広報紙「いぶき」の発行
情報収集活動(県外大会の情報等)
鹿事研活動の広報(新採用勧誘用・九州各県研究会)・各教育事務所への発送
2
課題
① 読みやすい紙面づくりと記事内容の充実を図る。
② 鹿児島県版グランドデザインの周知を図り、実践事例を紹介する。
③ 会員の声や寄稿をより広く募集し会員へ紹介する。
3
部会
第1回
第2回
第3回
4
企画内容
6月号
9月号
12月号
3月号
6 月 12 日(金)
8 月 17 日(金)
9 月 4 日(金)
第4回
第5回
12 月
3月
11 日(金)
4 日(金)
会長運営方針,事業計画,決算報告,役員・評議員・専門部委員会名簿,事業計画,
予算案,各部委員会活動内容,会費徴収,会則等
「声・声・声」を中心に掲載。会員に封書で原稿執筆を依頼する。
全事研熊本大会分科会発表報告
鹿事研専門部・委員会の活動取材レポート
県外・地区研修視察レポート
鹿事研専門部・委員会の活動取材レポート
研究大会の講演,分科会,アンケート報告等
研修部
1
活動内容
① 「鹿児島県小中学校事務研究大会」の企画・運営
② 鹿事研会員の研修に関する事項の企画・運営
③ その他鹿事研にとって必要な諸企画の模索
2
課題
① 鹿事研大会の企画・運営と地区実行委員会との連携
・鹿児島県教育委員会との連携
・鹿事研事務局との連携
・鹿事研研究部との連携
②
3
平成 27 年度全事研熊本大会へ向けて野取り組み
活動計画
5 月 28 日(木)
7 月 3 日(金)
8 月 17 日(月)
10 月 16 日(金)
11 月 27 日(金)
12 月 18 日(金)
1 月 6 日(水)
1 月 14 日(木)
1 月 15 日(金)
2 月 5 日(金)
第 1 回研修部会(年間計画)
第 2 回研修部会(研究大会計画)
第 3 回研修部会(研究大会計画)合同部会
研究大会第 1 回実行委員会
第 4 回研修部会(研究大会要項発送)
研究大会第 2 回実行委員会
第 5 回研修部会(研究大会準備)
研究大会第 3 回実行委員会・第 36 回研究大会(1 日目)
第 36 回研究大会(2 日目)
第 6 回研修部会(研究大会反省・次年度計画)
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2015年6月発行
平成27年度第1号
「学校事務の手引」編集委員会
1
活動内容
① 法律・条例・規則・通知等関係諸法規に基づき,県の事務処理要領に沿い,複雑化多様化する
学校事務の適正な処理と運用に資する編集
② 学校事務の効率的な運営と円滑な処理を図るために,近時,益々変化する学校事務に対処して
いくための指針となる手引書を編集
2
①
②
③
④
⑤
3
4
課題
根拠を明らかにして,事務処理方法(事例・記入例)の提示
正確を期するため,関係機関との連携を密にし,サポート部員から情報提供の依頼
初心者・関係者以外にも容易に活用できる手引書作成
学校事務の研究を推進し,会員の研修に寄与
編集委員及び会員相互の連絡協調
活動計画
第1回編集委員会
第2回編集委員会
第3回編集委員会
第4回編集委員会
8月17日(月)
11月13日(金)
12月11日(金)
1月28日(木)
編集担当ページの決定
担当ページ原稿提出及び内容チェック
担当ページ原稿提出及び内容チェック
最終原稿提出及び内容チェック
第一法規への原稿渡し
本年度の活動方針
本年度も例年どおり 4 回編集委員会を開催する予定です。手当編についても引き続き,県のマニ
ュアル書を参考に,根拠となる条例・規則等に照らし合わせながら分かりやすく編集します。手当
編に限らず特別な事例,分かりにくい箇所や「学校事務の手引き」に掲載して欲しい事例,疑問に
思われる箇所等がありましたら遠慮なく編集委員へお知らせください。また,サポート部員の方々
も随時情報提供をお願いいたします。これからも皆様の利用しやすい「学校事務の手引き」にして
いきたいと思いますので,ご協力よろしくお願いいたします。
学校事務必携編集委員会
1
活動内容
学校事務必携の編集・校正
2
課題
①
②
③
3
学校事務の効率化
教育支援に向けての編集
事務職員以外への広報
活動計画
10月29日(木)
1月12日(火)
1月26日(火)
2月24日(水)
第1回編集委員会
公文発送,年間計画について,その他
第2回編集委員会
校正作業,編集計画について,その他
第3回編集委員会
編集,年間計画について,その他
第4回編集委員会
事務必携配本作業,年間の反省,その他
- 13 -
2015年6月発行
平成27年度第1号
OA研究推進委員会
1
主な活動内容
OA研究推進委員会は学校事務におけるIT活用を研究し,その情報を収集・集約して,鹿事研
会員に有益な情報を提供するために以下の活動を行う。
①教育センターでのパソコン研修講座の開催
②学校事務に役立つ情報の収集と研究(ADO についての研修)
③「学校事務統括システムⅡ」の更なる開発・改良
④鹿事研ホームページの管理
2
課題
①「学校事務統括システムⅡ」の改良・発展と後継者育成
②教育センターでのパソコン研修講座の開催の継続
③地区・市町村単位でのパソコン研修講座講師派遣
④学校事務・共同実施に役立つ情報の収集と研究(ADO についての研修)
⑤鹿事研ホームページを管理する後継者育成
3
活動計画
6 月 12 日(金)
7 月 10 日(金)
8 月 17 日(月)
8 月 25 日(火)
11 月 27 日(金)
1 月 22 日(金)
OA 研究推進委員会①
夏期パソコン研修講座に向けて
OA 研究推進委員会②
夏期パソコン研修講座に向けて
OA 研究推進委員会③(合同部会)「学校事務統括システムⅡ」開発・整備
パソコン研修講座
鹿児島県総合教育センター
OA 研究推進委員会④
「学校事務統括システムⅡ」開発・整備
次年度夏期パソコン研修講座準備
ホームページの管理について
OA 研究推進委員会⑤
ADO の研修及び次年度講座内容検討
今年度の反省と次年度の活動計画
鹿事研大会案内
第36回鹿児島県小中学校事務研究大会
Ⅰ
期
日
平成28年1月14日(木)~15日(金)
Ⅱ
会
場
かごしま県民交流センター (鹿児島市山下町14-50)
Ⅲ
主
管
姶良・伊佐地区
Ⅳ
分科会
大隅地区,熊毛地区,本部
Ⅴ
講
未
演
定
- 14 -
2015年6月発行
平成27年度第1号
COLUMNの欄
錦 の 御 旗
みなさんもお気づきではないでしょうか。通勤か休日のドライブで車を運転していると、渋
滞する時間帯や道路でもないのに前方に十数台ほどの車が連なってノロノロ進んでいることが
ある。ゆっくりと走りたかったら脇に避けて後続に道を譲ってくれればよさそうなものだが、
この手の人は絶対に避けない。何だか世間に悪意を持っているかのようだ。そして、小半時ほ
どしてその車の正体が知れるとナルホドと妙に納得してしまう。そこには、はたしてハイブリ
ッドカーがいるのだ。
全般にハイブリッドカーのオーナーは燃費を気にする。燃費を気にするだけならともかく、
燃費至上主義に陥るあまり、周囲の交通状況が見えなくなるか見えていても確信的に無視する。
時速 40 ~ 45 キロくらいで走行するとEV走行モードになりガソリン消費量がゼロになる。
それを維持して限りなく燃費を伸ばそうとするからだ。制限速度以下で走るのは全く法に反す
ることではないし、燃料消費を抑えることも昨今の風潮からすれば肯定されるであろう。
以前教職員の綱紀粛正の一環として、安全運転の実践事例集が管内教職員に配布されたこと
があった。今でもよく覚えているが、その中に「自分は速度違反は絶対にしない。常に制限速
度以下で走行し後ろに何台連なろうが気にしない。どれだけ焦ってイライラが募ろうが、法を
守っている自分が正しいのだから後続は当然我慢しなければならない。云々」(小学校教諭)と
いうのがあって、呆れ果てて開いた口をあわてて閉じた覚えがある。
世間には、相身互いとか、お互い様という言葉がある。急ぎの人もいるだろうし自分のペー
スで走りたい人もいる。己の肥大化した正義感と自己満足のために、公共財である道路を独占
する権利はないと思うが、大きな声で非難する勇気を持ち得ない小生は、ひとり密かに「プリ
ウス症候群」と名付けて他山の石としてきた(プリウスオーナーのみなさん御免なさい。象徴
的な意味合いで使わせてもらいました)。燃費向上と交通安全の追及は正しいことであるが、
しかし、それらの行為には他者を見下す底意地の悪さと、絶対の正義を振りかざす自己中心的
で利己的なにおいがする。
この世に絶対の悪がないように絶対の正義も存在しないと思っている。悪や正義の観念は常
に相対的なものだ。にもかかわらず現代は、絶対の正義を振りかざし相手を攻撃してやまない
人が多い。一例をあげると、地球温暖化、リサイクル問題、禁煙運動、諸々の反対運動など幾
らでも列挙することができる。とりわけ喫煙者と非喫煙者の関係は一方的で、かつ絶対的であ
る。いわく、人の迷惑を省みない自分勝手な人、タバコの匂いが堪らなく不快だ、いまだ禁煙
ができないだらしない人、肺がんで死ぬのは仕方ないがかかった医療費を返せ、など散々な言
われようである。これに対して喫煙者からは有効な反論は聞こえてこない。せいぜい喫煙所の
片隅で同類相憐れむように、それは言い過ぎだろう、40 年間で喫煙率が半分に減って、肺が
んの死亡者数が 2 倍に増えたのはどうしてだ、などとボソボソと口ごもるのみである。
人は自分が信ずる正義を錦の御旗に掲げると途端に居丈高になる。やがて正義の体現者とし
て振る舞うことに陶酔するようになるだろう。ダイバーシティー(多様性)社会といわれて久
しいが、喫煙者に対してのそれは認めなくてもよいもののようである。所詮は西欧の借物思想
だから底が浅い。先に挙げた相身互いや、お互い様、忖度する、慮る、察するなど、言葉に出
さなくても分かり合える社会を我々の先人達は築いてきたのではないか。こちらのほうがよっ
ぽど心の安定が保てて心地いい。正義を掲げた錦の御旗は見苦しいものである。馬齢を重ねる
につけ日増しにその思いは強くなる。何事も、過ぎたるは及ばざるが如し、と言うではないか。
(S)
- 15 -
2015年6月発行
1
平成27年度第1号
大会テーマ
「カリキュラムマネジメントの展開と学校づくり」
肥
Here
後
We
Go ! 子どもたちの未来へ
チーム学校の推進
2
期
日
平成27年8月5日(水)~8月7日(金)
3
会
場
熊本県立劇場 コンサートホール 演劇ホール
くまもと森都心プラザ くまもと県民交流館パレア
4
日
程
9:30
1 日目
受
10:30
付
9:00
2 日目
受
5
受
会
12:30
文部科学省
式
付
分
9:30
付
12:30
科
会
10:15
大会報告
討
議
11:45
記念講演
13:30
昼 食
行政説明
9:30
9:00
3 日目
開
11:30
熊本市国際交流会館
昼
16:30
全 体 研 究 会
13:30
食
分
15:30 15:45
科
会
16:30
討
議
12:15
閉会式
記念講演
演題「芸術が人生に教えてくれること~いのちと平和を大切にする心~」
講師 葉 祥明 氏 (絵本作家・画家・詩人)
※
鹿児島県小中学校学校事務職員研究会の分科会発表は、第 5 分科会(くまもと県民交流館パレア)
にて行われます。是非ご参加ください。
ご不明な点はこちらまで
「鹿事研」について
「いぶき」について
会
長
内田
慶正
鹿児島市立谷山中学校(℡ 099-268-3165)
〒 891-0141
鹿児島市谷山中央 8-20-5
広報部長
石原
隆史
姶良市立加治木小学校(℡ 0995-62-3156)
〒 899-5231
姶良市加治木町反土 2955
発 行 : 鹿児島県小中学校事務職員研究会(略称:鹿事研)
編 集 : 鹿児島県小中学校事務職員研究会広報部
e-mail : [email protected]
U R L : http://www.kajiken.com
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