(地ーー94) 平成 2 7 年 ー 。 月 6 日

(地 1 194)
平成27年10月6日
都道府県医師会
担当理
事
殿
日本医師会常任理事
鈴木邦彦
病院の耐震改修の状況の調査について
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて今般、厚生労働省医政局地域医療計画課長より各都道府県衛生主管部(局)
長宛に表記の通知が発出されるとともに、本会に対しても協力方依頼がありました。
前回の病院の耐震改修状況調査の結果は、平成27年3月3 1日付(地 1289)の
文書をもって貴会に通知申し上げておりますが、本件は、引き続き、病院の耐震改
修状況の実態把握を行うものであります。
本調査の対象は、本年9月1日現在における各都道府県管下の全ての病院であり、
各都道府県から厚生労働省への提出期限は 11月20日とされております。
つきましては、貴会におかれましても、本件についてご了知いただくとともに、
貴会管下関係医療機関への周知方につきご高配賜りますようよろしくぉ願いいたし
ます。
医政地発0929第2号
平成2 7年9月2 9日
公益社団法人日本医師会
常任理事鈴木邦彦殿
望備圃昌
厚生労働省医政局地域医療計画課長躍鵬圖抑獄
擦計画
叫武
病院の耐震改修状況調査の実施につぃて
災害医療対策の推進仁つきましては、平素より格段のご高配を賜り、厚く御
礼申し上げます
さて、標記調査につきまして、別添のとおり各都道府県に対して調査依頼を
いたしました。
厚生労働省では病院の耐震改修状況の実態把握を行うこととしており、また、
患者の安全を確保し、災害時においても被害者への迅速かつ適切な医療の提供
体制の整備に向けた基礎資料として必要な調査ですので、貴会会員に対し、都
道府県からの調査依頼にご協力頂けるように周知頂きますよう、お願い申し上
げます。
医政地発0929第1号
平成27年9月29日
各都道府県衛生主管部(局)長殿
厚生労働省医政局地域医療計画課長
(公印省略)
病院の耐震改修の状況の調査について
災害医療対策の推進につきましては、平素から格段の御配慮を賜り、厚く御
礼申しあげます
病院の耐震改修状況については、これまでも各都道府県にご協力いただきな
がら調査を行い、平成26年9月1日時点の状況を平成27年3月31日に公表し
たところです。
病院の耐震化については、医療提供体制施設整備交付金を措置し、災害拠点
病院や救命救急センター、二次救急医療機関等を対象として耐震整備を推進し
ていることを踏まえ、引き続き、耐震改修状況の実態把握を行う必要があるこ
とから、引き続き調査をすることとしています。
また、当該調査は、今後の予算要求の参考資料としても活用させてぃただく
予定でおります。
つきましては、貴職におかれましては、下記により調査を行い、管下の病院
分をとりまとめの上、提出期限までに、別添の調査表を提出いただきますよう
お願いいたします。
記
調査対象
2
調査内容
平成27年9月1日現在における各都道府県管下の医療法第1
条の5に規定されている全ての病院
病院の耐震改修状況調査(別添調査表のとおり)
34
5
提出期限
平成 27年11月20日(金)
提出方法
別添の調査票(都道府県取りまとめ用)にて、電子メール
により提出願います。
厚生労働省医政局地域医療計画課
救急・周産期医療等対策室災害医療係平山
提出先
E-mail hira ama-hiromasa @mhlw
0
照会先
厚生労働省医政局地域医療計画課
救急、・周産期医療等対策室
電話03-5253-1111
FAX03 -3503 -8562
災害医療対策専門官曽川伸彦(内線2558)
災害医療係長
平山宏昌(内線2548)
病院の地鯉対筆に関する耐震改修状況調査(平成27年9月1日現在)
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3)霞置主休は、 T国立(抽立行政決人・国立大竿塗人含む)」、「公立(地方抽立行政庄人舎む)」、「公前ι日寺、儕生会、卑生連、北牡憐)」、 r昆間モの他」のうち、骸当するものを記載Lて下さい
に事す
2)痢院桜他楢は鯛院が骸当するものに「0」を記並して下さい.
4) 01、 QO、 04は蝕当するものに「0」寺記望Lて下さい.(Eれかーつに ro」を記並)
6) 02ぱ、耐盆診断の結果、未耐貫の建物仁係る構透耐貫指撫σ.値)を小霊点以下第2位まで記魚して下さい.
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病院の地震対策に関する耐震改修状況調査票(記入要領)
1.設置主体については、「国立」、「公立」、「公的」、「民間その他」
のいずれかを記載して下さい。
・国"
.公」ι
・公的
国が設置する病院の他、独立行政法人、国立大学
病院が設置する病院も含みます。
自治体が設置する病院の他、地方独立行政法人が
設置する病院も含みます。
日本赤十字社、社会福祉法人恩賜財団済生会、全
国厚生農業協同組合連合会、社会福祉法人北海道
社会事業協会が設置する病院。
民間その他
上記以外の団体が設置する病院。
2.所在地及び二次医療圏については、それぞれ、市町村名(,東京
都特別区にあっては区を記載)、二次医療圏名を記入して下さい。
3.【QI】病院の敷地内で患者が利用する建物(病棟部門、外来診
療部門、手術検査部門に限る)の耐震性についてお尋ねします。
(「耐震性がある」とは、新耐震基準(昭和57年)で建設され
た建物及び昭和56年以前の建物であって耐震補強工事済みの建
物(1S 値0,6 以上)のこと。)
該当するものに0をご記入下さい。
なお、調査対象となる建物は、平成27年9月1日時点におい
て使用している建物です。
AB
すべての建物に耐震性がある
耐震診断を実施した結果、一部の建物に耐震性がない
※耐震性のない建物の使途及び延べ床面積(概算)を記載
C
D
して下さい。
耐震診断を実施した結果、すべての建物に耐震性がない
※建物の延べ床面彩(概算)を記載して下さい
耐震診断を実施していない(耐震性が不明)
※建物の延べ床面積(概算)を記載して下さい。
4.【Q 2】 Q 1でB、 Cと回答した病院は回答してください。
当該耐震性のない建物の構造耐震指標(1S値)はいくつですか。
小数点以下第2位まで記入して下さい。(複数の建物がある場合
は、最低値を記入して下さい。)
また、1S値が0.3未満である場合は、
欄に0をご記入ください。
「1S 値0
3未満」の
5.【Q3】 Q 1でDと回答した病院は回答してください。
耐震診断を実施する予定はありますか。実施する場合には、予
定時期をお答え下さい。(該当するものに0をご記入下さい。)
実施する予定はあるが時期未定、又は、実施する予定がない場
合には、 0をご記入頂くとともに、その理由をお答え下さい。
A
BC
耐震診断を実施する予定
・平成27年度末までに耐震診断を実施する予定
・平成28年度末までに耐震診断を実施する予定
・平成29年度末までに耐震診断を実施する予定
耐震診断を実施する予定はあるが時期未定(その理由)
耐震診断を施する予定はない(その理由)
6.【Q4】 Q 1でB、 C、 Dと回答した病院は回答してください。
今後、耐震工事を実施する予定はありますか。実施する場合に
は、予定時期をお答え下さい。(該当するものに0をご記入頂く
とともに、耐震工事終了年度をご記入下さい。)
実施する予定がない場合には、該当するものに0をご記入くだ
さい。該当するものが無い場合は、(その他)の欄に、その理由
をお答え下さい。
A 耐震工事を実施中、又は、実施する予定
・現在、耐震工事を実施中
・平成27年度末までに耐震工事に着工する予定
・平成28年度末までに耐震工事に着工する予定
・平成29年度末までに耐震工事に着工する予定
・平成32年度末(5年以内)までに耐震工事に着工する
予定
・平成37年度末(10年以内)までに耐震工事に着工す
る予定
B 耐震工事終了年度
C 耐震工事を行う時期が確定していない、又は、耐震工事を
行う予定はない
・自己資金がないため
・耐震診断の結果に基づき検討する
・建て替えを予定しているため
・移転を予定しているため
・(その他)
記入例・医療行為を継続しながらの耐震化の方法が
決まらないため
・当該建物を将来的に取り壊すため
病院の地震対策に関する耐震改修状況西査(都道府県取りまとめ用)(平成27年9月1日現在)
覧入上の注童 1)餌壷封象となる病眺は、医儘法第1条の6第1項仁親定,る全ての痢眺です
)痢院犠触欄は痢院が骸当するものに「0」を記験Lて下さ
)設貴主休は、 r■立(抽立行政怯人・四立大学法人合む)」、 r公立(蛤方牧立行政法人合む)」、「公的(日赤、碕生会、厚生連、北牡地)」、「昆間モの仙」のラち、該当,るものを記薫して下さル
) 01、 0ヨ、 04は散当するものに「0」を記輩Lて下さい.(どれかーつに「0」を記哉)
) 02は、耐雲診断の結果、朱耐雷の建物に係る楕造耐雲掩拝 U"値)を小叡点以下集2位まで記腫Lて下さし
建策物の耐震改修の促違に関する怯倖が或正され、階敷8階以上かっ5,000Π1以上の痢眺は、耐貫診断の実施とモの結果の報告妄早彪7卸12月31日までに報告を行うことが義癌付けられています
^
妙
を襄
、・諸
つきのセルの項目に
レダウンで散当する 目に覗0
きます
"
※
プ
雌
諭
れた抽物及U昭和6日年以前み鳶物であうて謝雪補強工事躋みの蔓物【h恒0.■以と)のこ
耐震改修状況調査票とりまとめ要領
1.調査票は、都道府県とりまとめ用と病院用がありますので、病
院へは病院用調査票と病院の地震対策に関する耐震改修状況調
査票信三入要令貢)を送付してください。(病院用には記入例を添
付しています。)
2.病院から調査票の回答がありましたら、都道府県とりまとめ用
の調査票に調査対象病院の回答を一覧として整理してください。
※行を挿入する場合は、表の最上行の上と最下行の下に挿入し
ないよう気をつけてください。調査表の下に集計欄があり、関
数が入っているため、正しく範囲指定できない場合があります。
3.集計欄には、調査票の回答が自動で反映される仕様になってぃ
ますので、以下の点をご確認ください。
① Q 1のA、 B、 C、 Dの合計が回答病院数と一致している
か。
② Q 1のB、 C、 Dの合計が、 Q4のA、 Cの合計と一致し
ているか。
③ Q 1のDの値が、 Q3のA、 B、 Cの合計と一致している
か。
④ Q 1のB、 Cの合計が、 Q2の合計と一致しているか。
⑤ Q4のAの合計が、 Q4のBの合計と一致してぃるか。
(1)巨生璽画省
Press Release
平成27年3月3 1日(火)
照会先
医政局地域医療計画課
災害医療対策専門官
災害医療係長
報道関係者各位
生駒隆康(2弱8)
平山宏昌(2548)
(代表番号)
03-(5253)-1111
(直通番号)
03-(3595)-2194
病院の耐震改修状況調査の結果
平成26年の災害拠点病院等の耐震化率は82.2%
平成26年における病院の耐震改修状況調査の結果を取りまとめましたので、公表いた
します。
【平成26年調査結果のポイント】
0 病院の耐震化率は、 67.0%(平成25年調査では64
2%)
0 このうち、 地震発生時の医療拠点となる災害拠点病院及び救命救急センターの
耐震化率は、 82.2%(平成25年調査では78.8%)
(参考)
平成21年度から平成24年度までの補正予算等で措置された医療施設耐震化臨時特例交付金を
活用して耐震整備を重点的に推進した結果、災害拠点病院及び救命救急センターは、平成27年度
には耐震化率 85.2%となる見込みです。(最終的には約9割を超える見通し。)
「厚生労働省における事後評価の実施に関する計画(平成22年度)」(平成22年3月31日厚
労働大臣決定)において、平成26年度までに災害拠点病院及び救命救急センターの耐震化率を8
1.2%とする目標を達成しています。
調査結果は、平成26年9月に各都道府県に対して調査の依頼を行い、各都道府県からの報告に
基づき、病院の耐震化の状況を取りまとめています。
なお、「東洋ゴムエ業(株)が製造した免震材料の大臣認定不適合に係る建築物(庁舎、病院、複
合施設)について(平成27年3月27日・国土交通省発表)」により、対象となった建築物を有す
る病院のうち2病院については、耐震性の有無を現在確認中ですが、調査時点(平成26年9月1
日)においては耐震性ありとの報告であり、「全ての建物に耐震性のある病院数」に含めています。
今後、耐震性の有無が判明した場合、必要に応じて修正等を行います。
・調査対象
医療法第1条の5に規定する病院
・調査時点
平成26年9月1日
・調査内容
病院の建物の耐震性の有無、 1S値、耐震改修の予定の有無 等
「別紙」のとおり
・調査結果
病院の耐震化については、地震発生時の病院の倒壊・崩壊を防ぎ、入院患者等の安
全を確保すると共に被災者に適切な医療を提供していく観点から、重要な課題となっ
ています。このため、厚生労働省において、病院の耐震改修状況の調査を行うと共に、
これまでに以下のような措置等を講じており、引き続き病院の耐震化の促進に努めて
まいります。
・平成21年度一次補正予算において、医療施設耐震化臨時特例交付金により、災害拠
点病院、救命救急センター及ぴ二次救急医療機関の耐震整備に対する補助を行うた
めの基金(総額約 1,222億円)を各都道府県に設置。
・平成22年度経済危機対応・地域活性化予備費で各都道府県の基金に対してさらに約
360億円を積み増し。
・平成23年度三次補正予算において、災害拠点病院及び救命救急センターの耐震整備
に対する補助を行うため、各都道府県の基金に対してさらに約167億円を積み増し。
・平成24年度経済危機対応・地域活性化予備費において、災害拠点病院及び救命救急
センターの耐震整備に対する補助を行うため、各都道府県の基金に対してさらに約
357億円を積み増し。
・平成 24年度補正予算において、二次救急医療機関のうち、特に耐震性の低い施設
(1S値 0.3 未満等)を集中的に整備するために、各都道府県の基金に対してさら
に約406億円を積み増し。
・平成25年度補正予算において、災害拠点病院、救命救急センター、二次救急医療機
関及び耐震性の低い施設(1S値 0.3 未満等)の耐震整備を行うため、当初予算に
計上した医療提供体制施設整備交付金を14億円追加計上。
・平成26年度補正予算において、災害拠点病院、救命救急センター、二次救急医療機
関及び耐震性の低い施設(1S値 0.3 未満等)の耐震整備を行うため、当初予算に
計上した医療提供体制施設整備交付金を15億円追加計上。
・平成23年度予算から、医療提供体制施設整備交付金(医療施設耐震整備事業)にお
ける IS値 0.3 未満の病院の新築・耐震補強に対する補助事業について、補助額を
引上げ。
・平成26年度補正予算から、医療提供体制施設整備交付金(医療施設耐震整備事業)
における IS値0.4未満の災害拠点病院、救命救急センター及び二次救急医療機関
の新築・耐震補強に対する補助事業につぃて、補助額を引上げ。
災害拠点病院については、平成24年3月21日に指定要件の見直しを行い、経過期
間を設けながら、診療機能を有する施設の耐震化を義務付け。
'
,
「別紙」
(1)病院の耐震化の状況
調査対象病院数
全ての建物に耐震性のあ
一部の建物に耐震性があ
全ての建物に耐震性がな
建物の耐震性が不明であ
(B)と(C)のうち、
(B)、(C)及び(D)
る病院数
る病院数
い病院数
る病院数(耐震診断を実
1.値 0.3 未満の建物を
のうち、平成27年度ま
回答病院数
(A)
( B)
(C)
施していない病院数)
有する病院数
( D)
8,512
8,493
5,687
729
1 22
,
955
でに全ての建物が耐震化
される予定の病院数
288
1 53
※IS値0.3未満の建物は、震度6強程度の地震により倒壊又は崩壊する危険性が高いとされている。
(2)災害拠点病院及び救命救急センターの耐震化の状況
調査対象病院数
全ての建物に耐震性のあ
一部の建物に耐震性があ
全ての建物に耐震性がな
建物の耐震性が不明であ
(B)と(C)のうち、
(B)、(C)及ぴ(D)
る病院数
る病院数
い病院数
る病院数(耐震診断を実
IS値0.3 未満の建物を
のうち、平成27年度ま
回答病院数
(A)
( B)
( C)
施していない病院数)
有する病院数
される予定の病院数
(D)
69 1
69 1
568
89
5
※IS値0.3未満の建物は、震度6強程度の地震により倒壊又は崩壊する危険性が高いとされている。
29
でに全ての建物が耐震化
43
21
(3)都道府県別の病院の耐震化の状況
571
388
6 N
69
323
221
102
58
102
58
66
175
175
50
99
532
532
310
354
354
232
刀
86
フフ
56
86
55
45
45
34
52
52
40
167
167
98
244
147
244
152
91
Π3
90
1 13
90
147
70
13
54
89
12
143
130
460
108
284
156
156
101
214
158
214
158
128
120
140
254
140
254
101
168
94
8 493
63
5 687
94
8,512
84
72
729
122
21
35
28
140
29
41
63
32
288
81
64.
67.6%
82.4%
68.4%
64.フ%
86.2%
56.6%
58.3%
65.5%
72.フ%
64.0%
75.6%
76.9%
58.フ%
153
平成27年度末の
耐震化率(見込)
((A)+(E)),ノ
回答病院数
69.4隔
71.1%
65.9%
88.0%
73.6%
79.4%
58.2%
71.4%
68.8%
フフ.フ%
72.5%
70.4%
70.フ%
72.0,ι
65.6%
80.4,ι
68.0%
75.フ%
83.3%
67.2%
69.6%
83.5%
70.0%
70.6%
89.フ%
56.6%
60.喋
66.4%
76.6%
64.0%
75.6%
80.8%
58.フ%
62.3%
64.3%
61.9%
61.9%
61.9%
65.5%
田.1%
62.9%
60.0%
2 5
143
130
460
108
43
28
7
323
68.0%
71.1%
61.5%
87.3%
73.6%
75.0%
57.5%
69.2%
63.3%
73.8%
71.1%
67.3%
67.9%
71.4%
65.6%
フフ.6%
% % % %
150
耐震化率
((A)ノ回答病院数)
7 2
6 7
182
8
47
182
3 6 4
45
46
102
5
7 3 6 5
3 7 2 9
43
44
102
84
69
7 8 3 0 4 2
42
131
3 3 0 0 0 0
41
131
35
4 2 2 5 6 2 0 9 3 3 0 0 2 0 5 0 4
40
49
68
51
2
38
39
51
60
2 6 Ⅱ ⑳ 6 2 ね 5
巧 船 3
37
70
64
4 6 5 5 9 怜 2 0 3
36
70
60
2 2 3 4 2 4
34
35
65
0 3
32
33
97
71
W 部 n 4 3 3 0 5 Ⅱ 5 5 7 伯 7 扣
31
107
97
石川県
井県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
愛知県
重県
滋賀県
京都府
大販府
兵庫県
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
合計
43
36
3 7 5 5 佑 6
30
107
86
83
25
0 0 0
29
131
17
12
42
(B)、(C)及び
(D)のうち、平成
27年度までに全ての
建物が耐震化される予
定の病院数(E)
3
28
232
131
(B)と(C)のう
ち、 1 9 値0.3未満の建
物を有する病院数
6 4 2 4 9 Ⅱ N 柁 5
27
437
325
21
12
円 部 U 8 陀 W 叫 騏 討 2 鼻 脚 即 W 幻 6 W 郭 田
26
644
カ゛川
149
23
0 0 3 3 0 9 6 0 3 叫 2
25
243
191
( C )
耐震診断を実施してい
ない(建物の耐震性が
不明)である病院數
(D)
4 5 部 6 2 0
24
284
644
339
全ての建物に耐震性
がない病院数
2 0 0
23
"
22
343
4 W W 4 8 N N 伽 鈴 8 5 5 8 3 松 Ⅱ 佃 即 9 6 円 U 幻 扣 4 5 2 W N Ⅱ
刀
2 9 0 2
8
3 4
3
20
21
96
玉
県 県
山
5 6 7 8
19
126
一部の建物に耐震性
がある病院數
(B)
8 0 4
北海道
571
全ての建物に耐震性
のある病院数
(A)
松 2 3 0
回答病院数
3
柳査対象病
院数
罰 4 袷 5
都道府県
「別紙」
62.2%
64.6%
61.フ%
66.フ%
64.フ%
59.8%
75.9%
72.1%
66.1%
67.0%
67.0%
66.9%
63.0%
70.4%
65.4%
63.6%
76.6%
73.6%
68.1%
能.1%
68.8%
,
(4)都道府県別の災害拠点病院及び救命救急センターの耐震化の状況
都道府県
2 0 0 0 0 0 0
0
2 0 0 0 0 0 0
0 0 0
3
2 0 0 3 0 0
0 0
0 0 0
0
0 0 0 0 0 0
2 0 3 4 3 2 0 0 0
0 0 0 0
3
0 0
0 0 0 0
0 0 3 2 2 0
0
0 0 3 0 0 0 0 0 2
2 0 0
0 0 0
0 2
0 2
0 0
3
0 0
0 2 0
0 0 0 2 0 0
0
0
0
0
0 0 0
0
0
0 0
0 幻
闘
9
2
0 5
691
舶
47
12
6
46
11
2
45
耐震化率
((A)ノ回答病院数)
平成27年度末の
耐震化牢(見込)
((A)+(E))/
回答病院数
81.8%
87.9%
フフ.8%
フフ.8%
90.9%
90.9%
86.フ%
867%
92.3%
92.3%
100.0%
100.0%
50.0%
50.0"
80.0%
0 0 0
44
(B)と(C)のう
ち、 1 S 値0.3未満の建
物を有する病院数
0 0
42
43
0 0 0 0 0
41
25
8 他 叫 胎
40
0 0 0
39
0 0
38
0 0 5
36
37
0
34
35
0 0 0 0
33
2 3 2 2
32
耐震診断を実施してい
ない(建物の耐震性が
不明)である病院数
(D)
0 0
31
0
30
全ての建物に耐震性
がない病院数
(C)
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
29
10
6 2 0 0 3 3 4 0
28
13
0 0
27
22
34
松 円 W 7 扣 4 伯 9 伯 科 " 9 8 W
26
13
10
柁 杓 玲 7 扣 4 扣 9 W 叫 Ⅱ 9 8 W 部 8 松 叫 ね " 柁 6
25
34
3 0
24
3 2 3 9 7
23
2 0 0 3 2
22
一部の建物に耐震性
がある病院数
(B)
4 2
21
全ての建物に耐震性
のある病院数
(A)
5 幻 " 7 円 8 8 m W
7 Ⅱ 扣 9 巧 巧 3 円 3 7 4 叫 m 9 8 6 W 相 5
訂 7 円 " 柁 7 4 柁 5 相 W 相 6
幻 2
" 柁 柁 9 円 4
20
奈川県
新潟県
山県
石川県
井県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
愛知県
=重県
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖綿県
合計
35
巧 8 扣 8 9 村 "
19
千葉県
巧 相 7 8 巧 9 Π 巧 円 叫
2 3 4 5
17
18
馬
8 9 0
16
玉
回答病院数
3 9
3
6
3
5
3 9 " 巧 胎 7 8 朽 9 Ⅱ 巧 W 存 3 巧 8 如 8 9 Ⅱ Ⅱ 記
北海道
調査対象病
院数
「別紙」
(B)、(C)及び
(D)のうち、平成
27年度までに全ての
建物が耐震化される予
定の病院数(E)
55.6%
76.5%
86.フ%
66.7郭
88.2%
96.フ%
86.フ%
84.2%
84.2%
87.8%
91.9%
フフ.1,ι
フフ.1%
73.3%
73.3%
87.5%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
8且.9%
100.0%
100.0%
90.9%
90.9%
90.9%
90.9%
95.5%
95.5%
79.4%
82.4X
84.6%
100.0%
92.3%
100.0%
75.0乳
75.0%
78.9%
84.2%
83.3弘
83.3%
42.9乳
100.0%
42.9%
100.0%
75.0%
70.0%
75.0%
80.0%
44.4%
フフ.8%
44.4%
71.4%
71.4%
81.8%
88.9%
100.0%
88.9%
フフ.8%
75.0%
75.0%
100.0%
100.0%
72.0%
62.5X
72.0%
87.5%
91.フ"
91.フ%
85.フ%
85.フ%
92.3郭
92.3%
81.8X
90.9%
83.3%
91.フ%
66.フ%
66.フ%
82.2%
852%
゛
<参考>病院の耐震化状況の推移
全ての建物に耐震
病
院
回答病院数
一部の建物に耐震
全ての建物に耐震
建物の耐震性が不
性がある病院数
性がない病院数
明である病院数
1,209
575
(17.フ%)
(8.4%)
性のある病院数
(耐震化率)
6,843
2,
( 1 00.0 %)
( 36
494
482
2,
平成17年調査
4%)
( 36
3 %)
8,130
4,1 32
2,694
1,010
294
(100.0%)
(50.8%)
(33.1%)
(12.4%)
( 3.6 %)
8,611
4,837
2,595
98
1,081
(100.0%)
(56.2%)
(30.1%)
(1.1%)
(12.6%)
2,541
279
875
平成20年調査
平成21年調査
8,541
4.
(100.0%)
( 56
846
平成22年調査
フ%)
(29.8%)
(3
3%)
(10.2%)
8,531
5,235
2,016
268
(100.0%)
(61.4%)
(23.6%)
(3. 1%)
(11.9%)
フ 7 1
1 1 8
2,159
(9.1%)
( 1.4%)
(25.3%)
1
,
012
平成24年調査
8,524
5,
(1 00.0 %)
( 64
476
平成25年調査
2%)
平成26年調査
8,493
5,687
729
1 22
1,955
(今回調査)
(100.0%)
(67.0%)
(8.6%)
(1.4%)
(23.0%)
一部の建物に耐震
全ての建物に耐震
建物の耐震性が不
性がある病院数
性がない病院数
明である病院数
45
6
全ての建物に耐震
【病院のうち、災
害拠点病院及び救
回答病院数
命救急センター】
性のある病院数
(耐震化率)
545
236
257
(100.0%)
(43.3%)
(47' 2%)
565
33 1
209
(1 00.0 %)
(58.6%)
598
373
205
(1 00.0 %)
(62.4%)
(34.3%)
630
41 7
203
(100.0%)
(66.2%)
(32.2%)
67 1
490
1 69
3
(1 00.0%)
(73.0%)
(25.2%)
( 0.5%)
68 3
538
1 03
3
(1 00.0 %)
( 78.8 %)
(15.1%)
平成26年調査
69 1
568
89
(今回調査)
(100.0%)
(82.2%)
(12.9%)
平成17年調査
(8
3%)
(1
1 %)
22
3
(3.9%)
(0.5%)
7
13
平成20年調査
( 37
0%)
平成21年調査
(1
2%)
(2
7
1 %)
3
平成22年調査
(1
1 %)
(0
5%)
9
平成24年調査
(1
3%)
39
平成25年調査
(0
4%)
5
(0
フ%)
(5.フ%)
29
(4.2%)
(注1)平成17年調査は、四病院団体協議会・厚生労働科学研究班による調査
(注2)耐震化率は全ての建物に耐震性のある病院数を回答病院数で除したもの。
(注3)建築物の耐震改修の促進に関する法律が改正され、階数3かつ床面積5,000市以上の病院は平成27年末までに耐震診断
を行うことが義務化されたことを踏まえ、平成25年調査から、昭和56年以前(建築基準法改正前)に建築された建物で
耐震診断をしていない建物がある病院は、「耐震性が不明な病院」として整理している。