第2回 きたはらだより! 2015年9月9日発行 院長の木村と申します。 8月から始まりました“北原だより”で すが、これからも皆様の健康維持のた めに役立てていただけるような情報を お届けしようと思っています。 さて、今回は2回目。今回は、皆様の 大変身近にある“塩分”と“水分”に関し ての情報をお届けいたします。 人間のからだに必要なもの、それは “塩分”と“水分”です。 人間のからだは約60∼65%が水分で す。赤ちゃんでは、実に75%が水分で すから、あんなにぷよぷよしてるんで すね。 逆に年を取ってくると水分の占める 割合は減ってきます(約50∼55% )。 なのでどうしてもお肌の張りがなく なっていきます。 水分が極端に足りなくなるとからだ を一定に保つ機能が維持できなくなり ます。また、血液もどろどろして詰ま りやすくなります。 1日に必要な水分 量は800∼1300ml程度。汗をいっぱ いかいたらその分をさらに補給しなく てはなりません。 のどが渇くのはからだの水分が足り ていないサインなので、水分を補給し ましょう。日ごろから水分を充分摂る ことによって脳梗塞の予防にもなりま すよ。 75% 60∼65% 50∼55% では、塩分はどうでしょうか。生命は海 から生まれたと言いますが、たしかに人間 のからだの成分にも塩分が含まれています。 塩分が極度に減ると、これまたからだの機 能が維持できなくなります。しかし、取り 過ぎもからだには良くありません。 この間見た研究論文には、塩分摂取がわ ずかに増加しただけでも高血圧になる危険 性が上がると書いてありました。4000人 対象の3年間の研究結果だそうです。 厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」 の2015年度版では、1日当たりの塩分摂 取量の目標は、男性8.0g未満、女性7.0 g未満だそうです。 皆さんは大丈夫でしょうか。ついついお ちゃっこや間食をして、いつのまにか過剰 に塩分を摂ってしまっていませんか。 自分のからだは、自分で管理ができてい ないと、ゆくゆく大きな病気を引き起こし てしまうかもしれません。お互いからだに は気をつけましょう。 ・頭痛・眩暈 ・不眠 ・肩こりや腰痛、手足の痺れ ・認知症のご相談 ・リハビリテーションのご相談 など お身体のことが心配な方がいらっしゃい ましたら、健康な状態を維持するための 医療指導をさせていただきます。お気軽 にクリニックにどうぞ!
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