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9 回 慈恵医大放射線医学講座市民公開講座
放射線科が行う癌の診断と治療
主催 : 東京慈恵会医科大学 放射線医学講座
交通のご案内
■地下鉄
・都営三田線 御成門 A5 出口 約 3 分
・都営三田線 内幸町 A3 出口 約 10 分
・日比谷線 神谷町 3 出口 約 7 分
・銀座線 虎ノ門 1 出口 約 10 分
・銀座線/都営浅草線 新橋 8 出口 約 12 分
・都営浅草線/都営大江戸線 大門 A2 出口 約 13 分
・丸の内線/千代田線 霞ヶ関 C3 出口 約 13 分
■JR 新橋駅下車 約 12 分
■バス
・都営バス
東 98 系統(東急バスと共同運行)
東京駅丸の内南口∼(目黒駅経由)∼等々力操車所前
「慈恵会医大前」下車
※東京駅丸の内南口バス乗り場(5 番)より約 20 分
第
11 14
射線診療
日 時:平成 27 年
月
日(土)
かる放
わ
開 演:14:25∼(開場 14:00∼)
よく 門家からのメッセージ
>
会 場:東京慈恵会医科大学 中央講堂
<専
東京都港区西新橋 3-25-8
(大学本館 2 階)
・港区コミュニティバス「ちぃばす」
新橋駅∼田町駅東口(芝ルート)
※新橋駅から慈恵医大病院まで約 15 分
★専用駐車場はありませんので公共交通機関で
おいでください。
フロア案内
中央講堂
(大学本館2階)
入場無料
予約不要
芝郵便局
『入口はこちら』
A5出口
プログラム………………… ………………
● 頸胸境界部領域の放射線治療
中央講堂 大学本館2 階
(お酒・タバコには注意しましょう;下咽頭・食道癌について)
小林 雅夫(東京慈恵会医科大学附属病院 放射線治療部)
● 飲んで治す放射線!注射して治す放射線!
内山 眞幸(東京慈恵会医科大学附属病院 画像診断部)
● 乳がん治療の移り変わり:切らない乳がん治療を目指して
最上 拓児(東京歯科大学市川総合病院 放射線科)
( 専用駐車場はありませんので
公共交通機関でおいでください )
● 知っておきたい乳がんの画像診断:乳がんってどう診断するの?
★問い合わせ先:東京慈恵会医科大学 放射線医学講座 TEL:03-3433-1111
(代)
〒105-8461 東京都港区西新橋 3-25-8
五十嵐隆朗(東京慈恵会医科大学附属病院 画像診断部)
★問い合わせ先:東京慈恵会医科大学 放射線医学講座 TEL:03-3433-1111
(代) http://www.jikeirad.jp
9 回 慈恵医大放射線医学講座市民公開講座
放射線科が行う癌の診断と治療
第
主催 : 東京慈恵会医科大学 放射線医学講座
よくわかる放射線診療<専門家からのメッセージ>
1895 年 11 月 8 日にレントゲン博士が X 線を発見しましたが、
この X 線発見がきっかけとなって放射線医学が発展してきま
した。IT 技術の進歩とともに、放射線医学は急速な進歩を遂げ、
15:00∼15:30
飲んで治す放射線!注射して治す放射線!
東京慈恵会医科大学附属病院 画像診断部 内山眞幸
放射線科が行う治療の中に、放射線を出す薬を飲んだり注射したりして標的細胞に取
り込ませ、その細胞に選択的に放射線を当てる内照射療法があります。使用するベー
タ線は数 mm しか飛ばないため、周囲臓器への影響が極めて少ない治療です。現在
保険で認められている薬には、甲状腺癌やバセドウ病に対する放射性ヨウ素 (I-131)、
骨転移疼痛緩和剤の塩化ストロンチウム (Sr-89)、悪性リンパ腫に対する放射免疫療
法である Y-90 標識イブリツモマブがあります。
15:30∼15:45 休 憩
広く医療に貢献をしております。そこで、慈恵医大の放射線医
学講座ではレントゲン博士の X 線発見を記念して、年に 1 回市
15:45∼16:15
民公開講座を開催し、患者様やそのご家族をはじめ広く市民の皆様に放射線医学の
乳がん治療の移り変わり:切らない乳がん治療を目指して
東京歯科大学市川総合病院 放射線科 最上拓児
医療における役割をご紹介しております。
今回の市民公開講座では、下咽頭・食道癌の放射線治療、放射線医薬品を使った
様々な悪性腫瘍の治療、乳がん手術の変遷と新しい治療である凍結療法、乳がんの
画像診断についてお話しをします。
当日はご興味のある部分のみの聴講も可能です。患者様ご自身をはじめ、ご家族、
お知り合いの方々もお誘いの上、是非ご参加いただけますようお願い申し上げます。
乳がんの治療は主に外科手術によって行われ、それは時代と共に切除範囲を少なくし
ていく方向に進んできました。現在では初期の乳がんに対しては、乳房の部分切除と
特定のリンパ節の組織検査で治療が行えるようになってきました。
一方まだ研究段階ですが、細い針を腫瘍に刺して凍結したり、加熱することにより乳
がんのみを治療する方法も行われるようになってきました。
本講演では、乳がんの手術治療の移り変わりと、新たな切らない乳がん治療である凍
結療法をご紹介します。
14:00 受付開始
16:15∼16:45
14:25 開会の挨拶
知っておきたい乳がんの画像診断:乳がんってどう診断するの?
東京慈恵会医科大学附属病院 画像診断部 五十嵐隆朗
14:30∼15:00
乳腺領域の画像診断として検診に用いられるマンモグラフィ、一部の検診や精査目的
頸胸境界部領域の放射線治療
で用いられる超音波検査、治療方針決定に有用な MRI が広く知られています。
(お酒・タバコには注意しましょう;下咽頭・食道癌について)
東京慈恵会医科大学附属病院 放射線治療部
小林雅夫
食べたり飲んだりに重要な頸胸境界部の癌、ここでは下咽頭・食道に絞りお話しさせ
て頂きます。ともにお酒やタバコが重要なリスク因子として挙げられます。ある程度
の大きさになるとリンパ節転移が多くみられ、手術以外の選択肢として化学放射線治
療が臓器温存の観点からも重要な手段となります。また他癌との重複が多いことから
初診時の検査や治療戦略くわえて経過観察の重要性を考慮する領域です。年に1回
は注意してみませんか。
本講演ではこれらの各検査法の利点と欠点について概説し、乳がんの画像診断につ
いてお話しいたします。
16:45 閉会の挨拶