春日井市民病院患者向けデジタルサイネージ事業公募型プロポーザル実施要領 1 趣旨 春日井市民病院(以下「当院」という。 )において、院内での情報提供機能の向上を図 ることを目的とし、来院者の待合室での待ち時間を利用し、当院の医療に対する取組み 等を周知するために、情報発信ツールである患者向けデジタルサイネージを導入するに あたり、公募型プロポーザル方式による運営事業者の選定に関して必要な事項を定める。 2 事業の概要 ⑴ 事業名 「春日井市民病院患者向けデジタルサイネージ事業」 ⑵ 事業内容 患者向けデジタルサイネージ事業(以下「事業」という。 )は、運営事業者(以下「事 業者」という。 )及び当院が提供する情報コンテンツをインターネット経由で配信し、 当院が院内に設置する液晶ディスプレイ(以下「モニタ」という。 )に表示する情報発 信ツールであるデジタルサイネージを活用し、さまざまな情報を提供する。 この事業を実施するにあたり事業者の請負う業務は、導入に係るシステム構築業務 (デジタルサイネージシステム構築、システム制御パソコン等の整備等)及び情報コ ンテンツ等の配信を行うデジタルサイネージシステムの保守管理業務を予定している。 なお、詳細は、別紙「春日井市民病院患者向けデジタルサイネージ事業仕様書」 (以 下「別紙仕様書」という。 )のとおり。 ⑶ 事業実施場所 当院の診療棟に壁掛け9か所(外来1階4台、2階5台) 、救急部に天吊り1か所の 合計 10 か所を設置する予定である。 【参考】年間の外来延患者数実績 平成 26 年度 315,547 人(1日平均患者数 約 1,293 人) 平成 25 年度 314,763 人(1日平均患者数 約 1,290 人) ⑷ 事業実施の条件 ア 事業を導入するにあたり、デジタルサイネージシステムの構築(システム制御パ 1 ソコン等を含む。 )は事業者が用意すること。 イ 情報コンテンツを配信するためのインターネット接続及び Wi-Fi 無線LANネッ トワーク環境、モニタ(設置を含む。 )は当院が用意する。事業者はこの環境に対応 できること。 ウ 情報コンテンツ配信を行うデジタルサイネージシステムの保守管理については、 事業者の業務とする。 ⑸ 参考見積の条件 前号の条件により、初期導入に係る費用及びデジタルサイネージシステムの保守管 理業務費の合計額により見積ること。なお、積算の内訳書を添付すること。 ⑹ 契約期間 契約の日から3年間(36 か月)とする。事業者決定後に速やか事業実施の準備を行 うこと。 なお、当院でのデジタルサイネージ事業の運用開始予定日は、平成 27 年9月 10 日 (木)を予定している。 3 応募に必要な資格及び要件 応募できる者は、次に掲げる要件をすべて満たしていること。 ⑴ 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4第1項の規定に該当しな いこと。 ⑵ 破産法(平成 16 年法律第75号)に基づく破産手続開始の申立中又は破産手続中で ないこと。 ⑶ 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づく更生手続開始の申立中又は更生手 続中でないこと。 ⑷ 民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づく再生手続開始の申立中又は再生手 続中でないこと。 ⑸ 特定債務等の調整の促進のための調停に関する法律(平成 11 年法律第 158 号)に 基づく再生手続開始の申立中又は再生手続中でないこと。 ⑹ 春日井市から指名停止等を受けていない者であること。 ⑺ 法人等又はその役員(法人でない団体で代表者等の定めがあるものの代表者等を含 2 む。以下「役員等」という。 )が次に掲げる事項のいずれにも該当しないこと。 ア 暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(以下「暴対法」とい う。 )第2条第2号に規定する団体をいう。以下同じ。 ) 。 イ 役員等に暴力団員(暴対法第2条第6号に規定する暴力団員又は暴力団員でなく なった日から5年を経過しない者をいう。以下同じ。 )が就任していること。 ウ 暴力団員等が法人等の事業活動を支配していること。 エ 暴力団の威力を法人等の活動に利用していること。 オ 暴力団又は暴力団員等が法人等の経営又は運営に忠実に関与していること。 カ 役員等が、暴力団又は暴力団員等が経営又は運営に実質的に関与している団体等 に対して、資金等を供給し、又は便宜を供与する等積極的に暴力団の維持運営に協 力し、又は関与していること。 ⑻ 法人等を設立して5年以上経過しており、200 床以上の病院において、当該業務と 類似する業務を行っている実績を有すること。 4 実施要領等の交付 次のとおり「春日井市民病院患者向けデジタルサイネージ事業公募型プロポーザル実 施要領」及び「別紙仕様書」を交付する。 ⑴ 担当課 春日井市民病院事務局管理課(診療棟3階) 〒486-8510 愛知県春日井市鷹来町1丁目1番地1 電話:0568-57-0057(内線3331) FAX:0568-57-0067 ⑵ 交付期間 平成27年7月13日(月)から平成27年7月24日(金)まで ⑶ 入手方法 ⑴ 担当課で直接受け取るか、又は春日井市民病院ホームページからダウンロード すること(ホームページアドレス:http://www.hospital.kasugai.aichi.jp/) 。ただ し、郵送等での交付は行わない。 なお、担当課で直接受け取る場合の受付時間は、午前9時から午後5時まで(正午 から午後 1 時までを除く。 )とする。ただし、土曜日、日曜日及び祝日を除く。 3 5 応募申込書、企画提案書等の提出 ⑴ 提出書類 ア 応募申込書(様式1-1) 1部 イ 会社(企業)の概要(様式1-2)15部(正本1部、副本14部) ウ 企画提案書(様式2)15部(正本1部、副本14部) エ 参考見積書(様式3) 1部 ⑵ 提出場所 春日井市民病院事務局管理課(診療棟3階) 〒486-8510 愛知県春日井市鷹来町1丁目1番地1 電話:0568-57-0057(内線 3331) FAX:0568‐57‐0067 ⑶ 提出方法 平成 27 年7月 24 日(金)午後5時まで(必着)に持参又は郵送(簡易書留郵便に限 る。 )により提出すること。 なお、受付時間は、午前9時から午後5時まで(正午から午後 1 時までを除く。 )と する。ただし、土曜日、日曜日及び祝日を除く。 6 提出書類等の作成に関する質疑・回答 提出書類等の作成に関する質疑の受付及び回答は次のとおりとする。 ⑴ 質疑の受付期限 平成 27 年7月 16 日(木)午後5時まで ⑵ 質疑の提出方法 会社名、質疑内容等を記載した文書(任意様式)をFAXで春日井市民病院管理課 経営企画担当宛(FAX:0568‐57‐0067)へ送信すること。 ⑶ 質疑の回答 平成27年7月22日(水)までに、他の応募者の質疑も含め、FAXにより回答書を 送付する。 7 審査方法 4 応募者による企画提案書説明(プレゼンテーション)を実施した後、当院の事業者選 定委員会委員(以下「委員」という。 )からのヒアリングを実施する。その後、委員が採 点を行う方法とする。 なお、応募者が1者のみのであった場合でも審査を実施する。 ⑴ 企画提案書説明(プレゼンテーション) ア 実施予定日 平成 27 年7月 27 日(月)午後を予定している(なお、当院の事情により変更し た場合は、詳細が決まり次第応募者へ連絡をする。 ) 。 イ 企画提案書説明(プレゼンテーション)の時間割 応募者 1 者あたり 50 分(①応募者からの説明 30 分 ②委員からの質問 20 分)を予定している。 ウ 応募者側の参加者 3名以内とする。なお、4名以上が参加したい場合は、事前に当院へ相談するこ と。ただし、許可しない場合もある。 エ その他注意事項 パソコン、 プロジェクターなどを必要とする場合は、 事前に当院へ相談すること。 なお、当院では、当院のパソコン、プロジェクターを準備する予定である。 ⑵ 企画提案書の審査項目 企画提案書説明(プレゼンテーション)にあたっては、次の項目を踏まえながら行 うこと。なお、当院の審査基準は別表のとおりとする。 ア デジタルサイネージシステムの構築方法及び内容に係る提案 イ デジタルサイネージシステムの保守管理業務に係る提案 ウ その他デジタルサイネージ導入に係る提案 ⑶ 審査結果 審査の結果、最高評価を得た応募者を事業者として選定する。ただし、応募者が1 者の場合は、委員からの評価によっては事業者を決定しない場合もある。 なお、審査結果については、平成 27 年8月7日(金)までに審査結果を文書により 応募者に発送する。 5 8 その他 ⑴ 当該提案に係る一切の費用は、応募者の負担とする。 ⑵ 提出された書類は、審査に必要な範囲内において、当院において複製を作成するこ とがある。 ⑶ 提出された書類は、返却しない。 ⑷ 当院は、提出書類について、事業者選定審査以外の目的で使用しない。 ⑸ 提出書類及び審査結果は、春日井市情報公開条例に基づく開示請求があった場合は、 開示の対象となる。 ⑹ 応募者は、審査結果に対し異議を申し立てることはできない。 ⑺ 応募や提案、契約手続きにおいて使用する言語及び通貨は、日本語及び日本通貨と する。 ⑻ 当該公募型プロポーザルの実施において知り得た個人情報については、他に漏らし てはならない。 ⑼ 応募申込書及び企画提案書が次の項目に該当する場合は、無効となることがある。 ア 提出方法、提出先及び提出期限に適合しない場合 イ 別紙仕様書に示された条件に適合していない場合 ウ 虚偽の内容が記載されている場合 エ 委員又は関係者に対して、直接又は間接的に不適切な接触を求めた場合 オ 同一の者が2つ以上の企画提案書を提出した場合 ⑽ 事業者決定後、当院が指定する日に見積合わせを実施する。 ⑾ 契約書作成の要否 要 (件名:春日井市民病院デジタルサイネージシステム構築及び保守管理業務委託) 6 別 表 【審査基準】 1 デジタルサイネージシステム構築及び内容に係る提案 審査項目 審査の視点 ① デジタルサイネージシステムの ・情報コンテンツ放映までの流れは、簡便性が高 基本的な仕組 いものであるか。 ・事業を運営する上で管理者の負担は最小か。 ・壁掛けモニタにどのように対応しているか。 ・インターネット接続は現行稼働しているシス テムに影響を及ぼさないか。 ② 作成される情報コンテンツの内 ・患者にとって興味を引く内容となっているか。 容 ・患者にとって見やすい内容となっているか。 ・患者にとって分かりやすい内容となっている か。 ③ 事業者が保有する情報コンテン ・事業者が保有する情報コンテンツは、数量が豊 ツ 富か。 ・事業者が保有する情報コンテンツは、定期的に 更新されるか。 ・事業者が保有する情報コンテンツは、当院の診 療科に対応する内容となっているか。 ④ 情報コンテンツの作成支援(サ ・導入当初の事業者からの支援は十分か。 ポート)体制 ・当院独自(オリジナル)の情報コンテンツの作 成支援体制は十分であるか。 ・オリジナルの情報コンテンツ作成の追加料金 の設定は廉価であるか。 ⑤ 導入までのスケジュール ・当院の運用開始予定日に合わせたスケジュー ルとなっているか。 7 2 デジタルサイネージシステムの保守管理業務に係る提案 審査項目 ① システムの運用体制 審査の視点 ・デジタルサイネージの稼働時間内のシステム 監視方法は適切か。 ・システムの運用体制下における障害発生時の 対応方法は迅速か。 ・ログ管理は対応可能であるか。 ・バックアップ処理は対応可能であるか。 ② セキュリティ対策について ・ウィルス対策、サイバー攻撃への対策がとら れているか。 ・情報漏えい対策が十分にとられているか ③ システムの保守体制 ・障害発生時の窓口は設置されているか。 ・運用体制で対処できないシステム障害発生へ の対応は迅速に行われるか。 ・当院からの業務改善提案に対する事業者の対 応方法は満足できるものか。 3 その他デジタルサイネージ導入に関する提案 審査項目 ① 事業者固有の独自提案 審査の視点 ・事業者側からのその他提案は、当院に合った ものか。 ② 導入実績 ・200 床以上の病院での導入実績はあるか。 ③ 災害時の対応 ・大規模地震などの災害時に患者・来院者への 災害情報を発信できるシステムとなっている か。 ④ 初期費用 ・廉価となっているか ⑤ 保守管理業務費(36か月分) ・廉価となっているか 8
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