開発型企業異業種研究交流会 - 一般社団法人 新技術協会

平成27年8月
各 位
一般社団法人 新技術協会
会 長 伊藤 源嗣
講 師 金原 和夫
講 師 飯沼 光夫
第12回 前期 (平成27年10月~平成28年7月)
「開発型企業異業種研究交流会」
~ イノベーション と それを支えるダイバーシティ ~
開 催 の ご 案 内
本研究交流会は、第11回前・後期に「グローバルな視点を持とう」の副題で
スタートして、7 月に終了しました。 11回後期では、製品のグローバル化や、
経営のグローバル化、それに人材のグローバル化などを研究、討論をいたし
ました。
グローバリゼ―ションの潮流は今大きな変革を巻き起こしています。 日本や
多くの先進国が高齢化する中、アジアや新興国の人口が爆発的に増えること
で、ライバル企業や生産拠点、市場も大きく移り変わり、その変化のスピードは
さらに速まっています。
こうした事実から、日本は20~30年後に今と同じような企業経営が適用で
きると考えるのは困難だろうと言えます。 経営的に見ると「今の延長線上に今
後の日本や企業があるわけではない」ということを、常に頭に入れておく必要
があります。
日本が資源に乏しく、輸入に頼らざるを得ない国である以上、日本のグロー
バル企業が果たすべき使命は明らかで、成長を始めているあらゆる国や地域
の成長の手助けをしながら日本のプレゼンスを示すことです。
日本企業には「Integrity(誠実)」 「Ethics(倫理)」を、高い品質や安全・安心
へのきめ細やかな配慮に込めて、世界に提供すること、その活動を継続しなが
ら、世界の中に日本への信頼感を高めていく。 それが日本企業のグローバル
化の真髄と思います。
しかし、日本企業は本気で「世界に勝つ」ことを狙ってグローバルな舞台に立
ってきたでしょうか。明確なビジョンを世界に向けて十分に発信してきたでしょう
か。 不確実な潮流の中で、世界に向けて企業哲学や夢あるビジョンを発信す
べきだと思います。
企業の使命は、利益という付加価値を創造して社会へ還元することに外なら
ないのです。研究開発や設備開発、人材教育などへ投資し、「イノベーション」
を創出して社会に還元することです。
また、こうした厳しい時こそ 「強靭」であることが必要なのです。 「強靭」とは
社会が多様性を内包し、変化に柔軟に対応しつつ、国際競争力を持つことで
す。
今後の日本企業の発展のカギは、技術革新(イノベーション)であり、それを
支える多様性(ダイバーシティ・マネージメント)であろうと考えます。 第12回前
期の本研究交流会プログラムでは、これらの点に力を入れて進めていきたいと
考えております。
勿論、物事の本質を見抜く能力と、高い倫理感を有し、各方面で指導的立場
に立つことのできるグローバル人材を育成することも、私どもの目標でありまし
て、共に学びたいと考えています。
貴社の次世代の幹部として育てたい方に、是非参加していただけますように、
ご推薦賜りたく、ご案内申し上げます。
以上
平成27年8月
一般社団法人新技術協会
第 12 回前期 「開発型企業異業種研究交流会」
~イノベーション と それを支えるダイバーシティ~
運 営 要 綱
[参 加 条 件]
本「開発型企業異業種研究交流会」は、通常の講習会、勉強会とはその実施内容、目
的、期待する成果などを異にします。
したがって、出席者は登録した本人および代理登録者のみとします。
[研 究 交 流 会 の 運 営]
1.場 所(会場)
(国研)科学技術振興機構(JST) 東京本部
〒102-8666 東京都千代田区四番町 5-3 サイエンスプラザ
(注)会期中に合宿研修(第 2・3 回)及び見学研修会(第 10・11 回)を
実施します。
2.毎月1回 定例会の実施 : 原則として第2金曜日
1)所要時間
3時間 / 1回
2)実施時刻
14:00 ~ 17:00
3)開催回数
12 回 / 期
3.定 員
本研究交流会の定員は原則として 20 名とします。
4.資 料
各講師によるテキスト、各種資料を配布します。
5.実 施 期 間
6.会 費
平成 27 年 10 月~平成 28 年 7 月
30 万円/期
※ 宿泊研究交流会ならびに研修旅行を実施する場合の費用は別途会計とします。
※ 納入された会費は返却いたしません。
お申込後、新技術協会より請求書をお送りさせて頂きますので受領後、指定の口
座へお振り込みをお願い致します。なお、お支払い方法(お支払い時期、分割払い、
など)につきましてはお気軽にご相談下さい。
7.常任講師の紹介
飯沼光夫氏 (千葉商科大学 名誉教授)
東京都立大学(現在、首都大学東京)工学部工業化学科(電気化学専攻)並びに産業能率短期
大学生産能率科を卒業。 横浜ゴム、三笠電機 SS で技術開発・商品開発業務に携わった後、(社)
科学技術と経済の会(科学技術庁所管シンクタンク)に入る。 調査部長並びに技術経営会議(議
長・小林宏治氏・NEC 社長)事務局長として活躍し技術経営の普及に努めた。
その後、千葉商科大学商経学部・大学院商学研究科に移り、経営学科の専門科目を講義した。
科目は「管理工学」、「意思決定論」、「情報資源管理論」、「産業技術史論」。
著書には、「シナリオライティング入門」(能率協会)、「新規事業開発のための情報収集と活用
法」(能 率協会)、「シナリオライティング法による経営戦略プランニング・ガイド」(能率協会)、「情
報経済論」(共著・有斐閣)、「企画の基本」(共著・能率協会)、「技術者の動機づけ「(共著・マネジ
メント社)等その他著書、論文、講演など多数。
当協会発足以前の新技術懇談会以来、協会主催の講演会やセミナー・研究会などで講師として
活躍してきた。
さらに、政府の科学技術会議専門委員や市川市行財政改革懇話会会長など公的機関の委員な
どを閲歴している。
金原和夫氏 (株式会社日立製作所 名誉顧問)
名古屋大学工学部電気工学科卒業。 1951 年(株)日立製作所入社。
1951 年より 1976 年まで日立工場と大みか工場に在籍して、整流器および制御装置というエレク
トロニ クス装置関係の品質保証と設計業務を担当。 この間整流器分野では水銀整流器からシ
リコン整流器、サイリスターへの進歩があり、制御装置分野では使用素子のトランジスター、IC・
LSI への進化、アナログからデジタル制御さらにコンピュター制御へと方式の進歩があり、使用器
具からシステム制御にいたる、つぎつぎと出てくる新製品開発を体験した。
1976 年半導体事業部門に移り、高崎工場長、1978 年武蔵工場長、1981 年半導体事業部長とな
り、4kbitDRAM から 64kbitDRAM、マイクロコンピュターなど LSI 時代の事業運営を担当した。
1995 年から 3 年間米国ダラス市郊外で日立・TI 半導体合弁会社の会長として駐在。 帰国時に
ダラス市名誉市民証を授与された。
2000 年より、開発型企業異業種研究交流会講師として、従事している。
その他、研修会プログラム通り、時代の先端を行くテーマについての講演を各界の著名な講師
に委嘱しています。
8.その他
参加会員の交流を深めるため自社PR・自己業務についての発表の機会を設け
ています。
本研究交流会OBの方々との交流会や見学会などの開催も考えています。
9.(一社)新技術協会 事務局
担当:村上・猪瀬・越野
〒113-0034 東京都文京区湯島 2-31-24
Tel. 03-3868-2077
Fax. 03-3868-2050
E メール [email protected]
以 上
平成27 年8月
一般社団法人 新技術協会
第12 回前期
(平成27年10月~平成28年7月)
開発型企業異業種研究交流会 プログラム
~イノベーションとそれを支えるダイバーシティ~
(1)研究交流会
講師
講師
金原 和夫氏 (㈱日立製作所 名誉顧問)
飯沼 光夫氏 (千葉商科大学 名誉教授)
(2)研究交流会プログラム
回数
1
一
泊
二
日
合
宿
2
日
時
平成 27 年
10 月 9 日(金)
14:00~17:00
会場
科学技術振興機構
懇親会
17:00~19:00
17:00~19:00
11 月
6 日(金)
-1日目-
13:30~17:00
研 究 交 流 会 テーマ
① 開講挨拶および本研究交流会の趣旨説明 --- 金原講師
② 各講師 スタートコメント
1.イノベーションと企業の持続的発展
--- 金原講師
2.二律背反のマネジメント
~標準化 VS 多様化(ダイバーシティー)~--- 飯沼講師
③ 自己紹介と本研究交流会への期待
--- 全員
<懇親会> 科学技術振興機構B1食堂(予定)
経営戦略会議
*全員を、3~4名のグループに分ける
*「課題」
--- 金原・飯沼講師
“日本企業は成長市場で十分に力を発揮できていない。何故か。”
<懇親会>
科学技術振興機構東京本部B1 食堂(予定)
*付与された「課題」を討議し、発表資料にまとめる。
(
19:00~21:00
3
11 月 7 日(土)
-2日目-
9:00~12:00
<懇親会>
ホテルニューアカオ ロイヤルウィング(予定)
経営戦略会議討議結果の発表と討論
--- 金原・飯沼講師
昼食後現地解散
4
12 月 11 日(金)
14:00~17:00
会場
科学技術振興機構
① 新たな価値を創出するイノベーション
--- 金原講師
② 商品企画の基本
--- 飯沼講師
その他 意見交換/質疑応答
5
平成 28 年
1 月 8 日(金)
14:00~17:00
会場
科学技術振興機構
--- 各グループ
助言・意見交換
)
於
熱
海
ホ
テ
ル
ニ
ュ
ー
ア
カ
オ
開催日時は、原則として第2金曜日 午後2時~5時とする
第2回~第3回研究交流会は合宿研修(於熱海)
第10回~第11回は見学研修を兼ねた合宿研究交流会を実施する
--- 金原・飯沼講師
① 強靭さが求められる日本企業の産業競争力 --- 飯沼講師
② 私の会社と自己の業務についての紹介
(自社の強み・弱み/悩んでいること等)
--- 参加会員より 2 社
その他 意見交換/質疑応答
---金原・飯沼講師
6
7
8
平成 28 年
2 月 12 日(金)
14:00~17:00
会場
科学技術振興機構
3 月 11 日(金)
14:00~17:00
会場
科学技術振興機構
4 月 8 日(金)
14:00~17:00
会場
科学技術振興機構
① グローバル人材マネージメント戦略
講師 (株)日立製作所 人財統括本部人事勤労本部長
田宮 直彦氏
② 海外のビジネスルールと法務
その他 意見交換/質疑応答
--- 金原・飯沼講師
① 中国および新興国の知的財産権
講師 西澤国際特許事務所所長 弁理士 西澤 利夫氏
② 私の会社と自己の業務についての紹介
(自社の強み・弱み/悩んでいること等)
--- 参加会員より 2 社
その他 意見交換/質疑応答
--- 金原・飯沼講師
① 産学官連携と公的技術開発支援制度の活用法
--- 飯沼講師
② IOT 時代の到来と日本の対応
--- 金原講師
その他 意見交換/質疑応答
9
5 月 13 日(金)
14:00~17:00
会場
科学技術振興機構
一
泊
二
日
合
宿
6 月 10 日(金)
-1 日目-
14:00~17:00
19:00~21:00
② 生産現場で得られた行動学
会社見学研修会
6 月 11 日(土)
-2 日目-
9:00~12:00
--- 金原講師
--- 金原・飯沼講師
~見学先企業の経営に学ぶ~
見学先:株式会社多摩川精機 飯田市(予定)
同社は高精度センサ・ジャイロなどその時代に必要とした制御装置
の角度精度に挑み商品化したほか、現在2次元の位置・角度セン
サと3次元(空間)の位置・角速度センサを開発および製造する世界
でも数少ないメーカーとなっています。
<懇親会>
11
--- 金原・飯沼講師
① ダイバーシティ・マネージメントの戦略的展開の方策--- 飯沼講師
その他 意見交換/質疑応答
10
--- 金原講師
会場未定
私の会社と自己の業務についての紹介
(自社の強み・弱み/悩んでいること等)
--- 参加会員より 3 社
その他 意見交換/質疑応答
--- 全員
現地解散
12
7 月 8 日(金)
14:00~17:00
会場
科学技術振興機構
懇親会
17:00~19:00
① 本期研究交流会の感想並びに意見発表
② 各講師 最終コメント
--- 全員
--- 金原・飯沼講師
<懇親会> (未定)
*本研究交流会テーマは、必要に応じ若干変更する場合がありますのであらかじめご了承下さい。
*講義中の録音機等の持込みはご遠慮下さい。
会場案内図
会場①:科学技術振興機構(JST)東京本部(サイエンスプラザ)
〒102-8666 東京都千代田区四番町5-3 サイエンスプラザ
・東京メトロ有楽町線「麹町駅」
(6番出口)より徒歩5分
・JR「市ヶ谷駅」より徒歩10分
・都営新宿線、東京メトロ南北線・有楽町線「市ヶ谷駅」(A3出口)より徒歩10分
・東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」
(5番出口)より徒歩10分
会場②:科学技術振興機構(JST)東京本部別館(K’s 五番町)
〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s 五番町
・JR「市ヶ谷駅」より徒歩3分
・都営新宿線、東京メトロ南北線・有楽町線「市ヶ谷駅」(2 番出口)より徒歩3分
平成27年
一般社団法人新技術協会
FAX 03-3868-2050
月
日
行
~申し込みファクシミリ用紙~
「 開発型企業異業種研究交流会」
第12回
前
期
参 加 申 込 書
フリガナ
御社名
所在地 〒
TEL
FAX
E-MAIL
所属役職名
フ リ ガ ナ
御出席者名