比較文化学科 - 関東学院大学

2015 年 5 月 1 日現在
専任教員の教育・研究業績一覧表
○ 国際文化学部比較文化学科
1. 伊東
光浩
10. 碓井
みちこ
2. 岩佐
壮四郎
11. 鄧
捷
3. 大内
憲昭
12. 郷原
佳以
4. 大越
公平
13. 安井
聖
5. 君塚
直隆
14. 岡田
桂
6. 佐藤
茂樹
7. 富岡
幸一郎
8. 森島
牧人
9. 井上
和人
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
国際文化学部
研究科
研究科
学科
比較文化学科
専攻
専攻
職名
教授 氏名
伊東光浩
学位
文学修士
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 無 博士後期: 無
1.教育活動
授業科目名
2015年度方針・計画
基礎ゼミナール
例年通り学生のレベルを慎重に観察し、ミスマッチのない指導を心がける
異文化理解入門
学科のまなびのきっかけとなるような話題を提供したい
ゼミナールⅠ
日本語教師をめざす学生を中心に卒業後の進路をふまえた指導を心がける
ゼミナールⅡ
日本語教師をめざす学生を中心に卒業後の進路をふまえた指導を心がける
ゼミナールⅢ
日本語教師をめざす学生を中心に卒業後の進路をふまえた指導を心がける
日本文化探訪
経験に特化した指導をなるべくこころがけたい
母語論3
日本語教師をめざす学生に卒業後の進路をふまえた指導を心がける
日本の言語文化(漢文)
演習科目ならではの学生と共に徹底的に調べ抜く授業をめざしたい
日本語教育論 1
日本語教師をめざす学生を中心に卒業後の進路をふまえた指導を心がける
日本語教育論 2
日本語教師をめざす学生を中心に卒業後の進路をふまえた指導を心がける
日本語Ⅰ-1
音声教育を徹底したい
基礎ゼミナール(S)
再履修の学生の抱えている問題を可能な限り理解したい
合同ゼミナール
学科のまなびのきっかけとなるような話題を提供したい
日本語教育実習
日本語教師をめざす学生を中心に卒業後の進路をふまえた指導を心がける
1
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
なし
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
なし
その他教育活動上特記すべき事項
なし
2.研究活動
研究テーマ
和漢比較語義の研究
研究概要
遊仙窟古点の研究
2015年度方針・計画
紀要に論文として発表の予定
2
著書・学術論文等の名称
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
(著書)
なし
(学術論文)
なし
(その他)
なし
3
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
3.社会活動等
テーマ
概要
なし
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
期間(西暦)
なし
4
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
国際文化学部
研究科
文学研究科
学科
比較文化学科
専攻
比較日本文化専攻
職名
教授 氏名
岩佐壮四郎
学位
博士(文学) 大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 有
博士後期: 有
1.教育活動
授業科目名
2015年度方針・計画
比較文化論Ⅰ
21世紀を迎えてますますグローバル化が進展するなかで、自国文化と共に異文化についても理解し説明する
ことのできる能力が求められている。この授業では、日本文化の基本的な枠組みを構成してきた中国文化と西
欧文化の歴史と特質について、基本的な知識を学ぶ共に、自国文化と異文化の比較文化的な知識と思考方法
について、基本的な理解力を養うことをめざす。
比較文化論Ⅱ
「比較文化論Ⅰ」を履修した者を対象に、「比較文化論Ⅰ」に引き続き、比較文化的な考察のもとに、グローバル
化のなかで必要とされる自国文化と異文化、とりわけ西欧文化及び中国文化と日本文化の関係について理解
し、基本的な知識を修得することをめざす。
文学a
近・現代の短篇小説を読みながら、小説をよむことの楽しさに触れるとともに、言語表現はもとより、社会や時
代、あるいは自分自身を読む力を養う。
日本の言語文化Ⅱ
日本文化の全体像を視界におきながら、言語表現の側面からその特質を理解し、作品に即して説明することの
できる基本的能力の育成をめざす。具体的には、三島由紀夫の戯曲を取上げ、分析する。
ゼミナールⅠ
近代の文学作品を読み、表現の特色、主題、時代背景等を踏まえて、作品を読み、その意味について比較文化
的観点から説明することのできる能力の育成をめざす
ゼミナールⅡ
近代の文学作品を読み、表現の特色、主題、時代背景等を踏まえて、作品を読み、その意味について比較文化
的観点から説明することのできる能力の育成をめざす。
ゼミナールⅢ
近代の文学作品を読み、表現の特色、主題、時代背景等を踏まえて、作品を読み、その意味について比較文化
的観点から説明することのできる能力の育成をめざす。
比較日本文化演習I-1(文化論)
小泉八雲(Hearn,Lafcadio.1850-1904)と魯迅(Xun,Lu.1881-1936)の作品、言説を対象に日本文化の特質を検
討した「比較日本文化研究(文化論)」における考察を踏まえ、受講者各自の研究テーマと関わらせながら、具体
的な問題に応用していく能力の育成をめざす。
1
比較日本文化演習I-2(文化論) 小泉八雲(Hearn,Lafcadio.1850-1904)と魯迅(Xun,Lu.1881-1936)の作品、言説を対象に日本文化の特質を検
討した「比較日本文化研究(文化論)」における考察を踏まえ、受講者各自の研究テーマと関わらせながら、具体
的な問題に応用していく能力の育成をめざす。
比較日本文化特殊研究I-1(比較文化)
日本文化の特質を、近代日本における、比較文化的観点からする日本文化論の言説の基本的枠組みを作った
福沢諭吉「文明論之概略」を今日的な観点から検討<比較文化の方法論にも言及しながら、日本文化について
の高度な説明能力の育成をめざす
比較日本文化特殊研究I-2(比較文化) 日本文化の特質を、近代日本における、比較文化的観点からする日本文化論の言説の基本的枠組みを作った
福沢諭吉「文明論之概略」を今日的な観点から検討<比較文化の方法論にも言及しながら、日本文化について
の高度な説明能力の育成をめざす。
合同ゼミナール
卒業論文
異文化理解入門
日本文化探訪Ia
授業以外の教育活動等
2年次から開始する「ゼミナール」の選択作業もかねて、これからの3年間で執筆していく卒業論文のテーマ選定
にあたり、五つのグループを移動することで、各教員の研究分野や関心に深く触れ、自身の研究的方向性を確
立していく。
受講生は25人ぐらいずつのグループに分かれて、「日本①(文学系)」「日本②(歴史・文化系)」「アジア」「欧米
①(文学・歴史系)」「欧米②(文化・宗教系)」の五つの講座を3時限ずつ受講し、それぞれに課題をこなしなが
ら、2年次から受講を希望するゼミの選定も行っていく。
卒業論文は、各自が関心を持ち調査・研究してきた成果を、形式を整え、細部にまで注意の行き届いた、説得力
のある論旨に仕上げて発表するものです。単なる個人的趣味の追求であったり、読者を無視した唯我独尊的な
主張であってはいけません。自分の取り上げるテーマがすでにどこまで解明されているのかを充分に把握した
上で、自分はその上にさらに何を積み上げるのか、自分が積み上げるものにどれだけの公共的な意義があるの
か。これを問われるのが、卒業論文です。
国境を超えて移動することが急激に増える現在、文化的背景を異にする人々が出会い、協同して生きる社会は
拡大している。このようなグローバリゼーションの波が世界を覆い、伝統文化の消滅とハイブリッド化やクレオー
ル化(混合文化化)が進行しつつ今、自文化、異文化の存在のあり方が改めて問われる。完結した純粋文化が
そもそもないことを前提に、自文化の固有性、異文化理解のプロセスと意味を学ぶことが重要性を増している。
比較文化学科で学ぶ一年生のための教養教育の第一歩として、「異文化理解入門」の講義は、「自己と文化」
「異文化に出会う時」、「自文化と異文化の境界に生きる」のセクションを設け、複数の講師に異文化との出会い
及び理解の過程を語ってもらい、異文化理解の真の意味を問いかけていく。
グローバル化のなかで、異文化について、偏見のない理解と、それを説明する能力の育成が求められているこ
とは改めていうまでもない。しかし、異文化を正しく理解するためには、自国の文化についての正しい理解とそれ
を説明することのできる能力か要求されるのはこれまた改めていうまでもないところだるう。この科目では、自国
文化ー日本文化について理解し説明する能力の育成をめざし、日本文化の源流のひとつて゛ある島根県出雲地
方での研修を通し、古代から近代に至る異文化交流の歴史について知見を広めたい。
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他教育活動上特記すべき事項
2
2.研究活動
研究テーマ
日本近代演劇の展開
研究概要
2015年度方針・計画
明治期から現代までの日本近代演劇について、喜
劇の展開を中心に考察する。
昨年度は岡本綺堂・岡鬼太郎の喜劇について検討したが、今年度は引き続き池田
大伍ら大正期の新歌舞伎の喜劇について検討する。
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
島村抱月の文藝批評と美学理論(博士論文)
単著
2012年5月
早稲田大学文学学術院
p1-p221
島村抱月の文藝批評と美学理論
単著
2013年6月
早稲田大学出版部
p1-p537
海を越えた演出家たち(島村抱月の場合)
共著
2012年9月
れんが書房新社
p69-p79
現代女性作家読本 桐野夏生
共著
2013年11月
鼎書房
現代文B 教授資料(阿部昭「三月の風」)
共著
2014年3月
数研出版
p106-p117
島村抱月『新美辞学』の検討(一)
単著
2009年3月
関東学院大学文学部「紀要」115号
p1-p46
島村抱月と没理想論争
単著
2009年3月
「KGU比較文化論集」1号関東学院大学
文学部人文学会比較文化部会
p5-p25
女優X-井澤蘭奢の生涯
単著
2009年6月
「悲劇喜劇」6月号 早川書房
p24-p26
母の気配-「雛」再読
単著
2009年6月
『芥川龍之介全集 月報』岩波書店
p4-p5
島村抱月『新美辞学』の検討(二)
単著
2009年7月
関東学院大学文学部「紀要」116号
p1-p7
島村抱月『新美辞学』の検討(三)
単著
2009年12月
関東学院大学文学部「紀要」117号
p1-p42
五九郎というキャラ
単著
2009年7月
「悲劇喜劇」7月号 早川書房
p32-37
島村抱月「情」の美学の構想(一)
単著
2010年3月
関東学院大学文学部「紀要」118号
p1-p28
「冷笑}のシーズン-荷風「冷笑」をめぐって
単著
2010年3月
「KGU比較文化論集」2号関東学院大学
文学部人文学会比較文化部会
p1-p14
島村抱月「情」の美学の構想(二)
単著
関東学院大学文学部「紀要」119号
p1-p46
著書・学術論文等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
(著書)
(学術論文)
2010年7月
3
チェーホフ劇の喪の気配
単著
2010年9月
「現代能楽集 チェーホフ パンフレッ
ト」劇団燐光群
p3
チェーホフの芝居のことなど
単著
2010年10月
「Library
書館
p2-p3
『破戒』のテニス
単著
2010年11月
「日本近代文学」83集 日本近代文学会
p1-p16
二〇一〇年のチェーホフ
単著
「悲劇喜劇」12月号 早川書房
p38-p45
島村抱月「情」の美学の構想(三)
単著
2010年12月
関東学院大学文学部「紀要」120,121合併
号
p1-p22
1945年8月末の演劇-「連鎖街のひとびと」
単著
2011年1月
「解釈と鑑賞」2月号
p89-p91
正宗白鳥-懐疑と憧憬の劇
単著
2011年6月
「解釈と鑑賞」6月号
p37-p44
「国語科」の成立と『破戒』
単著
2011年6月
「日本文学」7月号 日本文学協会
p46-p47
島村抱月「情」の美学の構想(四)
単著
2011年7月
関東学院大学文学部「紀要」122号
p1-p47
龍の手触り-福田恆存『龍を撫でた男』
単著
2011年8月
「悲劇喜劇」 早川書房
p22-p23
馬楽、志賀、ナンセンス
単著
2011年11月
関東学院大学文学部「紀要」123号
p15-p38
語らざれば愁い無きに似たり
単著
2012年9月
「香葉」41号 関東学院女子短期大学香葉
p5
会
喪の季節
単著
2013年1月
「大法輪」 大法輪閣
p67-p68
好きな小説-岡松和夫「峠の棲家」
単著
2013年4月
「Library
書館
p6
抱月と藝術座の夢のあとさき
単著
2014年1月
『東京人』都市出版社
「文学」が聖化されたとき
単著
2014年5月
「江古田文学」86 日本大学芸術学部 江古田
p120-p131
文学会
岡本綺堂の喜劇
単著
2014年12月
関東学院大学文学部「紀要」131号
p19-p37
観客席が待っているもの
単著
2015年3月
「悲劇喜劇」 早川書房
p26-p27
単著
2011年3月
「比較文学」53巻 日本比較文学会
p135-p138
単著
2011年10月
「図書新聞」
4面
単著
2011年11月
「日本文学」11月号 日本文学協会
金子幸代著「森鴎外と近代劇』
単著
2012年5月
「日本近代文学」86集 日本近代文学会
p90-p91
出口智之著『幸田露伴と根岸党の文人たち』
単著
2012年6月
「図書新聞」
4面
2010年12月
Tallk」34号 関東学院大学図
Tallk」40号 関東学院大学図
p9
書評等
林信蔵『永井荷風ーゾライズムの射程』
槇林滉二著『日本近代文学の内景ー様々なる
断層』
馬場重行・佐野正俊編『教室の中の村上春
樹』
4
演劇時評
共著
2012年9月
「悲劇喜劇」
早川書房
演劇時評
共著
2012年10月
「悲劇喜劇」
早川書房
演劇時評
共著
2012年11月
「悲劇喜劇」
早川書房
演劇時評
共著
2012年12月
「悲劇喜劇」
早川書房
演劇時評
共著
2013年1月
「悲劇喜劇」
早川書房
演劇時評
共著
2013年2月
「悲劇喜劇」
早川書房
演劇時評
共著
2013年3月
「悲劇喜劇」
早川書房
基調講演
2013年11月
新宿区・牛込箪笥区民ホール
島村抱月と松井須磨子の藝術座百年
3.社会活動等
テーマ
概要
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
期間(西暦)
5
p115-p152
p132-p156
p140-p156
p127-p154
p136-p156
p133-p156
p116-p152
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
国際文化学部
研究科
文学研究科
学科
比較文化学科
専攻
比較日本文化専攻
職名
教授
氏名
大内 憲昭
学位
博士(法学)
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 有
博士後期: 有
1.教育活動
授業科目名
2015年度方針・計画
総合講座[アジア共同体と日本]
アジア共同体の実現のために、アジアの中で日本がどのような一にあり、どのような問題をかかえているのかを考
えながら、その実現の展望を探る。 「朝鮮半島の平和的共存」について講義を行う。
地域言語特論Ⅱ(朝鮮)
韓国語で朝鮮の近代化・植民地化・分断の歴史を学び、朝鮮語・韓国語の能力を向上させる。
日本と朝鮮
近代以降の日本と朝鮮半島の交流関係史。①戦前と戦後の日本の朝鮮政策、アジア政策②朝鮮植民地政策と統
治の実態③戦後の日韓、日朝関係を理解④在日韓国朝鮮人問題、を理解する。
法学
社会にあるさまざまな社会規範(ルール)を学ぶ。人権、平和、議会制民主主義を学び、国家に対する個人・市民の
自由を理解する。法の各部門を学び、現代日本の法体系を理解する。
憲法
日本国憲法における平和主義・基本的人権の保障に関して講義を行う。
憲法2
日本国憲法におけるに権力分立・統治構造ついて講義を行う。
異文化理解入門
異文化に対する態度、異文化の捉え方、また、異文化に出会うことは如何に自己に変化・成長を促すのかについて
講義を行う。
基礎ゼミナール
4年間大学で学ぶための初歩的な「技術」を習得することを目標とする。具体的には参加者各自がテー
マを見つけ、資料を調べ、レポートを作成する。
ゼミナールⅠ
近現代の日本と東アジアの歴史認識をめぐる諸問題。
日本の侵略戦争と植民地化に対する責任、戦後の韓国や中国との国交正常化の過程と課題を理解する。
ゼミナールⅡ
ゼミナールⅠで学ん「日本と東アジアの歴史認識をめぐる諸問題」での成果を踏まえて、日本と東アジア諸国との間
の課題について春学期では共通テーマを設定して研究する。秋学期は卒業論文作成のための準備作業をおこな
う。
ゼミナールⅢ
卒業論文の作成。
合同ゼミナール
本学科が目指す「多文化共生社会のクリエーターの育成」という課題に基づき、日本と異文化との違いや共通点を
感じ取ることで、様々な文化を比較できる力を養う。
1
大学院 日本周辺文化演習Ⅱ-1(朝鮮) 「朝鮮の対外経済政策と南北朝鮮・朝中・朝露関係」 1.朝鮮の経済の現状と「経済特区」構想を理解する。
2.朝鮮の「経済特区」である「羅先経済貿易地帯」を法で読み解く。
3.朝鮮と中国の経済協力を理解する・
大学院 日本周辺文化演習Ⅱ-2(朝鮮) 「朝鮮の対外経済政策と南北朝鮮・朝中・朝露関係」 1.開城工業地区開発
2.金剛山国際観光地区開発
3.南北朝鮮の経済協力と日本
大学院 比較日本文化特殊研究Ⅳ-1(東アジア1)
テーマ:「東アジア諸国の国家と法の比較研究」
・中国、朝鮮の社会主義の特質の考察 ・中国の「国家と法」の考察
大学院 比較日本文化特殊研究Ⅳ-2(東アジア2)
テーマ:「東アジア諸国の国家と法の比較研究」
・朝鮮式社会主義の特質と憲法制度の考察
・韓国の憲法制度の考察
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他教育活動上特記すべき事項
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2015年度方針・計画
北朝鮮の対外経済政策と法
南北朝鮮の経済協力、朝中・朝露経済協力および国
北朝鮮において調査研究、北朝鮮の研究者との研究懇談を行う。
内の経済開発区の実態とそれに関する法制度研究
北東アジア平和協力構想
韓国が提唱する「北東アジア平和協力構想」の理論と
関連文献の収集と研究
実態の研究
2
著書・学術論文等の名称
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
共著
2009年3月
明石書店
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
(著書)
1.『比較文化をいかに学ぶか』【増補改訂版】
関東学院大学文学部 p89~p110
比較文化学科編
2、『第3版「在日」の家族法Q&A』
共著
2010年1月
日本評論社
木棚照一監修
p78~p80
p82~p84
広渡清吾、朝倉むつ
子、大内憲昭他
共著
2013年8月
日本評論社
単著
2009年1月
関東学院大学文学部紀要
第117号
p189~p231
1「2009年朝鮮社会主義憲法の特徴~チュチェ思想にもとづき強盛
大国建設を進める朝鮮民主主義人民共和国~
単著
2010年1月
キムイルソン主義研究第
132号
p71~p94
2.進展する朝中ロの経済交流
単著
2012年1月
キムイルソン主義研究第
140号
p129~144
3.2012年憲法改正にみる朝鮮の新指導体制
単著
2012年10月
金日成・金正日主義研究
第143号
p67~p84
4.朝鮮労働党規約改正と指導体制の確立
単著
2013年1月
金日成・金正日主義研究
第144号
p61~p82
5.憲法と党規約にみる朝鮮社会主義
単著
2013年10月
金日成・金正日主義研究
第147号
p57~p70
6.「『金正恩著作集』で朝鮮社会主義を学ぶ
単著
2014年4月
金日成・金正日主義研究
第149号
p57~p70
7.「北朝鮮の対外経済政策と法~南北朝鮮・朝中関係を中心に~」 単著
2014年3月
関東学院大学人文科学研
究所報第37号
p39~p59
8.明日の社会をになう人材育成のために― 一二年制義務教育
について―
単著
2015年1月
金日成・金正日主義研究
第152号
p.85~p.93
3.『日本社会と市民法学 清水誠先生追悼論集』
p715~p728
(学術論文)
1.2009年朝鮮社会主義憲法改正に関する若干の考察~先軍
思想から見た憲法改正」
(その他)
3
3.社会活動等
概要
テーマ
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
期間(西暦)
関東学院大学人文科学研究所長
2009年4月1日~2010年3月31日
関東学院大学文学部比較文化学科長
2010年4月1日~2012年3月31日
関東学院大学大学院文学研究科比較日本文化専攻主任
2014年4月1日~2016年3月31日
4
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
国際文化学部
研究科
文学研究科
学科
比較文化学科
専攻
比較日本文化専攻
職名
教授 氏名
大越公平
学位
政治学修士
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 無 博士後期: 無
1.教育活動
授業科目名
2015年度方針・計画
文化人類学1・2
2014年度のフィールドワーク(中国・インドネシア)での資料を加えての概論および学説史や儀礼研究
民俗学
2014年度のフィールドワーク(沖縄県那覇市・宮古島市等)での資料を加えての概説と地域民俗研究
日本の文化と社会2
2014年度のフィールドワーク(沖縄県那覇市・宮古島市等)での資料を加えての概説と地域民俗研究
ゼミナールⅠ・Ⅱ・Ⅲ
2014年度の神奈川県大磯町でのフィールドワークを踏まえて、メンバーが希望する研究テーマでのレポー
ト・論文の作成指導
1
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
比較文化をいかに学ぶか
2009年3月
「文化人類学・民俗学の視点から比較文化を考える」(2-15頁)
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他教育活動上特記すべき事項
「研究室通信」、「研究室歳時記」、「研究室のこよみ」
の送受信
2007年から現在まで 科目履修者を対象としたフィールドワークの報告(電子ファイル)(年20回 不定期)
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2015年度方針・計画
雪形伝承の研究
雪形伝承に関するフィールドワーク
利尻山(北海道)および栗駒山(宮城県)、笠ヶ岳(岐阜県)の雪形伝承研究
地域研究(沖縄)
サンゴ礁の島における水の文化
沖縄県宮古島における水の確保および儀礼伝承に関する調査研究
地域研究(沖縄2)
『農山漁家の暦』の分析調査
沖縄の歴史資料を対象とした文献研究
地域研究(インドネシア)
オゴオゴ(バリ)とヤンナゴッコ(大磯)
正月と小正月の儀礼に関する比較研究
2
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
共著
2013年5月
中国電媒大学
鉄軍
202-213頁
文化人類学・民俗学の視点から比較文化を考える
単
2009年3月
明石書店
比較文化学科
2-15頁
赤(紅)の国、赤の時代
共
2010年3月
人文科学研究所報
鉄軍
3-19頁
音の民俗考に向けて
単
2011年3月
比較文化論集
87-100頁
残雪中的“龍”-雪痕(雪絵)的伝承
単
2013年3月
中国電媒大学
202-213頁
閏月の民俗を知る試み
単
2009年11月
沖縄大学WEB
フォーラム
19-21頁
沖縄・宮古島で両神調査を思う
単
2010年11月
埼玉大学文化人類学
研究室
「かげぜん」項目
単
2013年7月
『民俗 食』
吉川弘文館
「白馬岳・農男」
単
2014年7月
『暦の大事典』
朝倉書店
著書・学術論文等の名称
(著書)
日本の龍文化研究
(学術論文)
(その他)
3
120-125頁
1項目
279-284頁
3.社会活動等
テーマ
概要
現代の雪形伝承
長野県大町市 「雪形祭り」 講演会 2011年5月
鎌倉の民俗
ア 学科主催(学院改革推進プロジェクト)「金沢・鎌倉フォーラム 」 2013年2月、2015年1月
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
人文科学研究所 所長
期間(西暦)
2012年4月1日~2014年3月31日
4
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
国際文化学部
研究科
文学研究科
学科
比較文化学科
専攻
比較日本文化専攻
職名
教授 氏名
君塚直隆
学位
博士(史学)
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 有
博士後期: 有
1.教育活動
授業科目名
2015年度方針・計画
ゼミナールⅠ・Ⅱ・Ⅲ
Ⅰ(2年生)、Ⅱ(3年生)、Ⅲ(4年生)それぞれにあわせ卒業論文作成に向けて指導する。
イギリス史
イギリスの歴史・文化に関する基礎的な知識を、近代から現代までを中心に理解させる。
欧米文化史
今日の世界の音楽の基礎を築き上げた西洋音楽の歴史について、中世から現代まで幅広く深く理解させ
る。
外国史 2
近代国際政治の規範や儀礼を形成したヨーロッパの歴史を16世紀初頭から20世紀初頭までの400年間を
スパンに深く広く理解させる。
大学院 比較日本文化研究Ⅲ-1・2(欧米史)
ヨーロッパやアメリカの歴史について検討しながら、個々人の研究テーマに即して演習形式で報告してもら
い、修士論文作成に向けて協力する。
大学院 比較日本文化特殊研究Ⅵ-1・2(欧米文化)
ヨーロッパやアメリカの文化について検討しながら、個々人の研究テーマに即して演習形式で報告してもら
い、博士論文作成に向けて協力する。
1
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
国際政治学をつかむ(有斐閣)
2009年11月
国際政治学の初学者を対象とするテキスト。第1章「国際政治のあゆみ」で歴史を
概説した。
近代ヨーロッパ国際政治史(有斐閣)
2010年10月
外国史 2 のテキストとして使用。カール5世の登場(1619年)から第一次世界大戦
の勃発(1914年)までの、ヨーロッパ国際政治の歴史について詳しく解説した。
近代イギリスの歴史(ミネルヴァ書房)
2011年3月
16世紀から現代までのイギリス史のテキスト。第4章「貴族政治の黄金時代」を担
当し、19世紀の政治・経済・社会・外交について概説した。
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他教育活動上特記すべき事項
2.研究活動
研究テーマ
イギリス議会政治史の研究
研究概要
2015年度方針・計画
近現代のイギリス議会統治システムの限界に 19世紀半ばの王室所領(コーンウォル公領)が議会政治とは異なる次元で経営管
ついての共同研究
理されていた状況を検討する。11月には共著刊行の予定。
科研費から助成金を得ている共同研究で、異
担当部分であるインド総督ハーディング男爵の対インド政策と第一次世界大戦時
異文化交流と近代外交の変容 文化交流が各国の外交政策に与えた影響に
のイギリス外交について一次史料を精査し、11月には研究報告会を開催予定。
ついて考察。
英米関係史研究
「特別な関係」で結ばれていると言われるイギ 担当部分である植民地化開始から第一次世界大戦勃発までの300年の英米関係
リスとアメリカの外交関係について考察する。 史についてイギリスの側から検討し、12月には共著刊行の予定。
2
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
1.『肖像画で読み解く イギリス王室の物語』
単著
2010年9月
光文社新書
2.『近代ヨーロッパ国際政治史』(再掲)
単著
2010年10月
有斐閣
3.『近代イギリスの歴史』(再掲)
共著
2011年3月
ミネルヴァ書房
4.『ジョージ五世-大衆民主政治時代の君主-』
単著
2011年6月
日本経済新聞出版社
5.『ベル・エポックの国際政治-エドワード七世と古典
外交の時代-』
単著
2012年9月
中央公論新社
6.『チャールズ皇太子の地球環境戦略』
単著
2013年7月
勁草書房
7.『女王陛下のブルーリボン-英国勲章外交史-』
単著
2014年1月
中央公論新社
8.『物語 イギリスの歴史』(上下二巻)
単著
2015年5月
中央公論新社
単著
2013年6月
『国際政治』第173号
1. 神川信彦『グラッドストン』解題執筆
単独
2011年10月
吉田書店
2. W.チャーチル『わが半生』解説執筆
単独
2014年10月
中央公論新社
著書・学術論文等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
(著書)
木畑洋一・秋田茂編
pp..81-105
(学術論文)
1.「エリザベス二世と戦後イギリス外交」
(その他)
3
pp.155-169
3.社会活動等
テーマ
概要
地域への貢献
神奈川県立国際言語文化アカデミアで「エリザベス2世の光と影」と題する公開講座を行い(2014年3月1
日)、神奈川県民に英国王室について理解を深めてもらった。
日英親善関係への貢献
広島日英協会で「ドレスや宝石(勲章)から見る王室外交」と題する講演会を行い(2014年4月21日)、駐大
阪総領事や広島の各界の名士たちに英国王室について理解を深めてもらった。また、「イギリスを知る会」
(2014年5月)では、イギリスの歴史や文化に関心を持つ人々を前に同じく王室について講演を行った。
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
国際文化学部比較文化学科学科長
期間(西暦)
2015年4月~(現在に至る)
4
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
国際文化学部
研究科
研究科
学科
比較文化学科
専攻
専攻
職名
教授
氏名
佐 藤 茂 樹
学位
文学修士
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 無 博士後期: 無
1.教育活動
授業科目名
2015年度方針・計画
ドイツの言語文化
言語表現が時代と地域の現実と密接に関連して展開することを理解させる
ドイツ語Ⅱ1-2
現在完了形を用いた日常生活の基本表現を駆使できるようにする
ゼミナールⅠ〜Ⅲ
研究成果を現実のどのような場で生かすことができるかをともに考える
地域言語特講(ドイツ語)
ことわざ等の慣用表現を通して、多文化圏の類似表現の潜在的違いをともに考える
ドイツの文化と社会
文化と社会が有機的に連関していることを各時代のモニュメントを通して理解させる
ドイツ語Ⅳ-1,2
比較的長いテクストの内容を包括的に理解できるようにする
ワールドスタディイ
事前に学習した内容を現地の現実と接触する中で再考し、深化させる
1
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
比較文化事典
2015年2月
比較文化学科の教育内容のほぼ全容を網羅した事典の編纂・執筆
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
なし
その他教育活動上特記すべき事項
学生の研究成果の制作・展示の指導
学生による地域美術館・博物館ガイドの作成
2012年12月、2013年
アクティヴ・ラーニングの一環。学生自身の制作物によるヨーロッパのアドヴェント風俗の紹介
12月、2014年12月
2015年3月出版
アクティヴ・ラーニングの一環。学生自身の調査・編集によって地域の美術館・博
物館の概要を紹介するガイドブックの作成
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2015年度方針・計画
ウィーン伝説研究
土地の意味の変遷とその言語文化への反映
ウィーン伝説集の出版
イタリア精神史研究
戦後イタリアの文化復興におけるトリノの意味
前年度のイタリア・トリノの現地調査に基づく論文の執筆
づけ
2
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
単著
2013年3月
明石書店
Über die Physiker Friedrich Dürrenmatts (2)
単著
2010年7月
関東学院大学文学部 関東学院大学文学部
33〜47頁
紀要第119号
人文学会
Über die Physiker Friedrich Dürrenmatts (3)
単著
2010年12月
関東学院大学文学部 関東学院大学文学部
225〜240頁
紀要第120・121合併号 人文学会
Über die Physiker Friedrich Dürrenmattts (1)
単著
2014年12月
関東学院大学文学部紀要第131号
143〜157頁
関東学院大学文学部人文学会
都市伝説と異文化コミュニケーション(学術エッセイ)
単著
2013年8月
カニの本の挿絵から考えたこと(学術エッセイ)
単著
2013年1月
著書・学術論文等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
(著書)
ドイツ児童書の社会史
1〜321頁
(学術論文)
(その他)
3
ヘルダー研究第18号 日本ヘルダー学会
18世紀学会学会
ニュース第72号
日本18世紀学会
132〜134頁
2〜3頁
3.社会活動等
テーマ
概要
金沢・鎌倉フォーラム
地域の伝統・文化を題材にした地域住民との継続的交流事業(学院改革推進5カ年事業2012年〜)
比較文化学科の授業を参観する
比較文化学科で開講されている授業の一端を地域住民に提供する企画(2012年5月、3回)
日本ヘルダー学会 理事・監査
18世紀の学際的研究学会の運営、会計監査
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
期間(西暦)
比較文化学科長
2012年4月〜2014年3月
人文科学研究所長
2010年4月〜2012年3月
4
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
文学部
研究科
文学研究科
学科
比較文化学科
専攻
比較日本文化専攻
職名
教授 ・ 准教授 ・ 講師 ・ 助教
氏名
富岡 幸一郎
学位
文学士
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 有 博士後期: 有 1.教育活動
授業科目名
2015年度方針・計画
2015年度サバティカル研究のため、担当科目なし
1
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他教育活動上特記すべき事項
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2014年度方針・計画
2
著書・学術論文等の名称
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
2014年2月
書籍工房早山
2014年5月
岩波書店
2015年3月
講談社
2014年3月~現在
毎日新聞
編者・著者名
(共著の場合のみ)
(著書)
『北の思想 一神教と日本人』
単
『川端康成 魔界の文学』
『川端康成 傑作短編再発見』
編
(学術論文)
(その他)
「文芸時評」
3
作品編纂及び解説
該当頁
3.社会活動等
テーマ
概要
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
期間(西暦)
4
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
国際文化学部
研究科
文学研究科
学科
比較文化学科
専攻
比較日本文化専攻
職名
教授
氏名
森島牧人
学位
修士(組織神学)
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 有
博士後期: 有
1.教育活動
授業科目名
2015年度方針・計画
基礎ゼミナール
「自分の頭で考え、問題を発見し、解決策を探る」という大学での学習・研究に移行するための初歩的な
「技術」を習得し、レポートを作成させると共に、プレゼンテーション技術をも身につけさせる。
異文化理解入門
この講座は、 比較文化学科の全体像と個々の所属教員の研究対象を知り、自分の研究の方向性と所属
ゼミを決める一助となることを目的としている。
合同ゼミナール
比較文化学科が目指す「多文化共生社会のクリエーターの育成」という課題に基づき、日本と異文化との
違いや共通点を感じ取ることで、様々な文化を比較できる力を養うとともに、学科での集大成である卒業論
文執筆に向かって、研究テーマを決定できるよう指導する。
総合講座Ⅰ(建学の精神を学ぶ)
本学院は、寄附行為第1条に示されるように、「キリスト教に基づき、学校教育を行うこと」を使命とし、「人に
なれ 奉仕せよ」を校訓としている。関東学院で学ぶ意味を、各校の生い立ちと歴史を通し講義する。
総合講座Ⅱ(ボランティア)
学院教育の特色は、校訓に示される奉仕教育である。この講座を通し、受講生が建学の精神に触れること
により、各人の持つ能力を他者と共生する実践力へと変えてゆくことが出来るよう指導する。
キリスト教と現代a
近代世界の形成とプロテスタンティズムとの関わりを、以下の点から学ぶ。(1)”corpus christi”と”corpus
christianum”について理解する。(2)「近代化への担い手」について理解する。(3)ヨーロッパにおける宗教改
革運動について理解する。(4)英国における宗教改革運動について理解する。(5)日本の近代化について理
解する。
キリスト教と現代b
現代の社会は大きく変化している。そのために現代人はこれまで経験したことのないさまざまな社会問題
に直面している。そこで本講座では聖書の思想を学びながら、そのような社会問題と取り組む手がかりを
聖書がどのように示しているかを考えさせる。
ゼミナールⅠ
ゼミナールⅠでは、ゼミナールⅡで実施する「アメリカでの文化調査研究」のための準備をさせる。研究の
対象は北アメリカであるが、最終的には自国への理解と共生の精神の涵養を目指している。
1
ゼミナールⅡ
各人が研究対象に直接手で触れ認識する学習方法を採用している故、調査実習を課す。各人が研究対象
を決定する際のキーワードは「マイノリティ」である。その理由は「真実」を知るためである。
ゼミナールⅢ
ゼミナールIIIでは、森島ゼミナールの集大成として、ゼミナールIIで各自実施した調査研修をふまえ、各自
のゼミナール論文を作成し、各自のホームページにアップロードして発表させる。
卒論
各自が関心を持ち調査・研究してきた成果を、形式を整え、説得力のある論旨に仕上げて発表させる。
日本文化演習Ⅱ-1(思想)
本講座のテーマは「キリスト教と日本」(Ⅰ)で、キリスト教が日本の近代化に与えた影響について学ぶ。ま
ず日本のキリスト教史の枠組みを理解し、次に近代日本のキリスト教思想家を宗教文化史との関連で考察
し、キリスト教が日本人に与えた影響について発表させる。
日本文化演習Ⅱ-2(思想)
本講座のテーマは「キリスト教と日本」(Ⅱ)で、キリスト教に出会った近代日本のキリスト教思想家の反応
を、キリスト教文化史との関連で考察し、キリスト教が日本に与えた影響について発表させる。
比較日本文化特殊研究Ⅴ-1(キリスト教史)
本講座のテーマは「キリスト教文化史(Ⅰ)」で、パレスチナで形成されたキリスト教が、世界三大宗教の第
一位となるまでを、宗教文化史との関連で考察する。ここでは、肥沃な三日月地帯で形成されるヘブライズ
ム・キリスト教が、その後、西に伝搬され、欧米のキリスト教文化形成の重要な一要素となった経緯を、特
に宗教改革運動史とその特質から理解させる。
比較日本文化特殊研究Ⅴ-2(キリスト教史)
授業以外の教育活動等
本講座のテーマは「キリスト教文化史(Ⅱ)」で、ユーラシア大陸における東西文化交流の舞台となったシル
クロード上の中央付近、肥沃な三日月地帯で形成されるヘブライズムは、その後、西に伝搬され、欧米の
キリスト教文化形成の重要な一要素となった。しかし、それは東にも伝搬され東アジアにも影響を与えたと
考えられる。本講座では、ヘブライズムの形成とその特質、および東アジアにも伝えられたキリスト教につ
いても理解させる。
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
教育方法・教育実践に関する発表・講演等
その他教育活動上特記すべき事項
比較日本文化専攻博士後期課程学生への博士論文
2016年3月
作成指導
2014年度指導した二名の学生は、博士号を取得した。2015年度では、三名の
博士後期課程学生への博士論文作成指導を行う。
比較文化学科ゼミナールⅡでの「アメリカ文化調査研
2015年9月
究」指導
今年度は、米国東部のワシントンD.C.、ペンシルバニア州ランカスター、ニューヨー
クおよび南部ニューオリンズでのアメリカ文化に関する調査研究を実施する。
タイ北部山岳少数民族(アカ・カレン)地区における
「国際サービスラーニング」指導
今年度の乾季タイ北部で、キリスト教共同体(アカ族・カレン族)と連携し、山岳少
数民族の村での国際サービスラーニングを実施する。
2016年2月
2
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2015年度方針・計画
イングランド・ピューリタニズムの中に生み出さ
れていくプロテスタント非国教主義セクトの新
プロテスタンティズム研究
世界での展開を通し、彼らが目指す近代化の
様相を究明する。
ユーラシア大陸の中心で発生するヘブライズ
ヘブライズムの東漸に関する
ムキリスト教のアジアへの影響について研究
研究
する。
関東学院の校訓「人になれ 奉仕せよ」を教育
サービスラーニングの理論と
プログラム(奉仕教育)に展開するための奉仕
実践の研究
教育的試論に関する研究である。
American Baptist Churches および American Baptist Historical Soceityでの調査
を継続する。
中国西安交通大学人口与社会研究所と関東学院大学キリスト教と文化研究所と
の「国際共同研究合意書」に基づき、西安および敦煌における景教(ネストリウス
派)の調査を実施する。
関東学院「セツルメント」教育の分析、キリスト教精神に基づく「サービスラーニン
グ」の理念形成と東南アジアでの国際サービスラーニングプログラムに関する実践
研究である。
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
共著
2009年
明石書店
「宗教改革とバプテストの信仰」
単著
2010年3月
北星学園大学『自然環
境とキリスト教』
47頁~
87頁
「キリスト教社会主義運動と社会的福音」
単著
2010年7月
関東学院大学文学部
『紀要』第119号
49頁~
72頁
67頁~
84頁
39頁~
48頁
著書・学術論文等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
(著書)
『比較文化をいかに学ぶか[増補改訂版]』
関東学院大学文学部 233頁~
比較文化学科編
262頁
(学術論文)
(その他)
特別報告「中国・雲南省におけるプロテスタント・キ
リスト教 ---西双版納少数民族居住区における教
団の歴史的変遷と現状--- 」
共著
2013年3月
森島牧人、
関東学院大学キリス 勘田義治
ト教と文化研究所『所 吉川成美
桒野淳一
報』第11号
洪涛
特別報告「中国陝西省西安市における活動報告
---共同研究契約締結と景教研究--- 」
共著
2015年3月
関東学院大学キリス 森島牧人、
ト教と文化研究所『所 勘田義治
報』第13号
吉川成美
3
3.社会活動等
テーマ
概要
キリスト教学校教育同盟間連携
ウ
一般社団法人キリスト教学校教育同盟常任理事(関東地区代表理事)
一般財団法人キリスト教学校教育同盟維持財団常任理事
学校法人YMCAとの連携
ウ
学校法人横浜YMCA評議員
横浜YMCAとの連携
ア
財団法人横浜YMCA理事、常議員
横浜キリスト教青年会金沢八景YMCA運営委員長
日本バプテスト海外伝道協会との連携
ア
日本バプテスト海外伝道協会会長
東南アジア山岳少数民族の自立支援の実施
ア
NPO「山岳民族子ども支援プロジェクト」理事
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
学院宗教主事
期間(西暦)
2015年4月、現在に至る。
4
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
国際文化学部
研究科
文学研究科
学科
比較文化学科
専攻
比較日本文化専攻
職名
准教授
氏名
井上 和人
学位
博士(文学)
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 有
博士後期: 無
1.教育活動
授業科目名
2015年度方針・計画
文学c
1)高等学校で学んだ古典文学作品を読みなおし、基礎的知識(文法事項や文学史など)を復習する。2)教
科書では割愛されることの多い章段をとりあげ、高等学校までの学習内容を発展させる。
日本文学論
1)江戸文芸の面白さに親しむ。2)その「面白さ」を表現技法「やつし」「見立」という視座からとらえなおす。
日本の言語文化(古文)
1)西鶴『好色五人女』巻一「姿姫路清十郎物語」を読み、西鶴浮世草子の特質をつかむ。2)西鶴以後、
「おなつ清十郎」事件が、どのように文芸にとりあげられたかを追い、江戸文学の方法について知見を得
る。
テキストを読む1
1)秋成『雨月物語』の特質をつかむ。2)典拠となった日中諸作品との比較を通じ、秋成の方法を考究する。
ゼミナールⅠ
1)本文を正しく読めるようにする。2)テキストの語釈を理解し、説明できるようにする。3)適切な現代語訳が
つけられるようにする。4)当時の文化や作品の背景についての知識を深める。
ゼミナールⅡ
前年度の達成をふまえた上で、自分なりの研究課題を決めるために……1)作品および先行研究を読みこ
み、2)自分の主張をまとめ、3)口頭で発表し、4)論文を書く。
ゼミナールⅢ
研究論文を書くために……1)扱う話題を具体化し、2)有効な手順(段取り)を練り、3)ひと通り書き下ろし、4)
推敲し、5)完成させる。
1
基礎ゼミナール
レポート、論文の書き方を学ぶ。
合同ゼミナール
1)本学科が目指す「多文化共生社会のクリエーターの育成」という課題に基づき、日本と異文化との違いや
共通点を感じ取ることで、様々な文化を比較できる力を養うとともに、それをさらに深化させていくために3
年間かけて執筆する卒業論文のテーマも同時に決めていけるよう、担当教員が一丸となって学生とともに
学び問うていく。2)「基礎ゼミナール」で培った能力にさらに磨きをかけ、報告の仕方、レポートの書き方、文
献の集め方やまとめ方、といった「学問の作法」についても受講者の理解を深める。
日本文化探訪1a
関西地方(主に京都・大阪)における文学的〈土地勘〉を養うため、次の学修を行う。1)出発前事前授業・2)
現地研修・3)研修レポートの作成。
卒業論文
1.卒業論文の作成
2.論文構成・論文作成の方法を学ぶ。
大学院 日本文化研究Ⅲ‐1(近世文学)
1)江戸文芸とその展開についての知見を得る。2)江戸文芸の特質をつかむ。3)くずし字解読の基礎的能
力を身につける。
同上 日本文化研究Ⅲ‐2(近世文学)
1)江戸文芸とその展開についての知見を得る。2)江戸文芸の特質をつかむ。3)くずし字解読の基礎的能
力を身につける。
同上 比較日本文化特殊講義Ⅲ‐1(日本近世文化)
1)作品の内容を正確に読む。また、そのために必要な変体仮名解読のスキルを身につける。2)正確な理解
のために、必要十分な注釈をつけることができる。3)上記をふまえたうえで、日本近世文化に相対する力を
培う。
同上 比較日本文化特殊講義Ⅲ‐2(日本近世文化)
1)作品の内容を正確に読む。また、そのために必要な変体仮名解読のスキルを身につける。2)正確な理解
のために、必要十分な注釈をつけることができる。3)上記をふまえたうえで、日本近世文化に相対する力を
培う。
2
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
2012年8月
2012年度「関東学院大学教員免許状更新講習」において、「言語活動の充実を考
える―教員の言語能力向上を視野に」(選択領域科目)の講師を務める。当該テー
マ計6時間のうち、3時間を担当。「古典俳句をまなんで言語能力をみがこう」と題
し、江戸時代に盛んだった「前句付」を実践し、言語能力・言語感覚の向上につい
て講習を行った。
2012~2014年度
神奈川県立横須賀明光高等学校が行っている「高大連携接続教育プログラム」
に、本学教員として参画。「本の読み方」をテーマに、高校3年生に向けて、文献探
索法や文献読解法に関する授業を行った(2012年12月・2013年12月・2014年12
月)。また、同プログラム総括の検討会議に出席、高校側と意見交換を行い、今年
度の問題点や次年度の課題を確認した(2013年3月・2014年3月)。
作成した教科書・教材・参考書
特記事項なし
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
教員免許状更新講習講師
その他教育活動上特記すべき事項
「高大連携接続教育プログラム」への参画
2.研究活動
研究テーマ
西沢一風浮世草子の研究
研究概要
2015年度方針・計画
『新色五巻書』が西鶴『好色五人女』からうけた
影響を再検証し、また、同作が後続作品に与 文学部『紀要』132号に掲載予定。
えた影響について検討する。
『風流今平家』に書き込まれた、当時の街談巷
説を検証する。2014年度発表論文の続編にあ 文学部『紀要』133号に掲載予定。
たる。
3
著書・学術論文等の名称
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
汲古書院
監修:長谷川強、編
者:井上和人・倉員正
江・高橋明彦・花田富
二夫・藤原英城
計1180頁
(共同執筆
のため、本
人担当頁数
抽出不可
能)
(著書)
1.八文字屋本全集索引
共著
2013年3月
1.地獄の銭は四宝銭
―『西鶴伝授車』に見る銀座粛正―
単著
2010年5月
『西鶴と浮世草子研
究』第3号
103頁~
113頁
2.『諸艶大鑑』の美面鳥
単著
2011年8月
『鳥獣虫魚の文学史』
第2巻(鈴木健一編、
三弥井書店)
255頁~
269頁
2011年8月
『新視点による西鶴へ
の誘い』(谷脇理史・広
嶋進共編著、清文堂
出版)
263頁~
281頁
82頁~100
頁
(学術論文)
3.後続浮世草子から照らし出される西鶴
単著
4.西鶴の描いた武家世界
―其磧を通してみる『武家義理物語』の二章―
単著
2012年5月
『21世紀日本文学ガイ
ドブック④ 井原西鶴』
(中嶋隆編著、ひつじ
書房)
5.『世間胸算用』注釈私案
―「長刀はむかしの鞘」と「平太郎殿」に関して―
単著
2013年3月
『人文科学研究所報』
(関東学院大学人文科
学研究所)第36号
1頁~17頁
6.『風流今平家』の副題簽と枕本型軍記
単著
2014年1月
『関東学院大学文学部
紀要』(関東学院大学
人文学会)第129号
1頁~18頁
4
7.おもかげ・うつす・やつし
―『風流今平家』副題簽による一考察―
単著
2014年12月
8.『国性爺合戦』の読み物化とは
―『国性爺御前軍談』の本文作成方針―
単著
2015年刊行予定
(その他)
1.【資料翻刻】(翻刻)『石鼎集』
共著
2010年10月
『関東学院大学文学部
紀要』(関東学院大学
人文学会)第131号
1頁~18頁
『浮世草子研究』第1
号
計14頁
132頁~188
頁(共同執
『江戸書物の世界』(雲
筆のため、
野村亞住・村上真理子 本人担当頁
英末雄編、笠間書院)
数抽出不可
能)
3.社会活動等
テーマ
概要
ア
横須賀市湘南国際村「文学同好会」講師 2012年度~現在に至る
学会委員
早稲田大学国文学会 組織委員会委員 2008年10月~2012年9月
学会委員
早稲田大学国文学会 早稲田大学国文学会(窪田空穂)賞選考委員会委員 2012年度・2013年度
学会委員
日本近世文学会 学会委員 2014年6月~現在に至る
学会委員
早稲田大学国文学会 学会誌「国文学研究」編集委員 2015年3月~現在に至る
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
5
4.管理運営等
名称等
期間(西暦)
【全学】教職課程委員会委員、教員免許状更新講習
委員会委員
2011年度
【学部】教務委員会委員、学部学生生活委員会委員
【全学】教職課程委員会委員、教員免許状更新講習
委員会委員
2012年度
【学部】図書委員会委員、入試委員会委員
【全学】教職課程委員会委員
【学部】図書委員会委員、入試委員会委員
2013年度
【全学】教職課程委員会委員
【学部】人文科学研究所運営委員会委員、教務委 2014年度
員会委員
【学部】国際文化学部教務主任、人文科学研究所
2015年度
運営委員会委員
6
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
国際文化学部
研究科
研究科
学科
比較文化学科
専攻
専攻
職名
教授 ・ 准教授 ・ 講師 ・ 助教
氏名
碓井 みちこ
学位
博士(文学)
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 無
博士後期: 無
1.教育活動
授業科目名
2015年度方針・計画
芸術学
学生が、単なる受け手に留まるのではなく、送り手側の演出意図を想像しながら、映画作品を見られるよう
になる。復習・予習プリントを活用することにより、講義の内容に関する理解度を高める。
美術史1
学生が、西洋の近代美術史を、作品やその制作・受容のプロセスに即して具体的に理解できるようにな
る。また、日本の近代美術史の基本的な動向についても理解できるようになる。 復習・予習プリントを活用
することにより、講義の内容に関する理解度を高める。
美術史2
異文化理解入門
基礎ゼミナール
学生が、西洋の近代美術史(主にフランス絵画)における「ジャポニスム」(日本趣味)とそのジャポニスム
の潮流に大きな影響を与えた日本の浮世絵について学ぶことで、西洋美術と日本美術の交流史について
具体的に理解できるようになる。復習・予習プリントを活用することにより、講義の内容に関する理解度を高
める。
学生が、異文化に対する態度、異文化の捉え方、また、異文化に出会うことは如何に自己に変化・成長を
促すのかについて、教員の経験談を聞くことを通じて理解を深める。小レポートを用いて、学生の理解度を
確認する。
1年生の学生に、レポート・論文の書き方を理解させる。自分の担当学生全員に4000字の期末レポートを提
出させる。
合同ゼミナール
各教員の研究分野や関心に深く触れることによって、学生が、日本と異文化との違いや共通点を感じ取
り、様々な文化を比較できるようになる。学生に、2年次以降のゼミナールを選択させると共に、ゼミ研究・
卒業論文の方向性を確立させる。小レポートを用いて、学生の理解度を確認する。
ゼミナールⅠ
ゼミナール生が、映画について学術的に書かれた文章を読めるようになると共に、主体的に学べるように
なる。また、学術的なテーマについて、皆で議論することができるようになる。
ゼミナールⅡ
ゼミナール生が、皆で同じ作品を鑑賞し、グループ発表・ディスカッションを行うことで、作品分析の手法を
身につける。また、卒業論文で取り組みたいテーマを各自が見つけられるようになる。
ゼミナールⅢ
ゼミナール生が、口頭発表ならびに関連する文献の輪読を行うことにより、自分の選んだテーマをより掘り
下げ、卒業論文を完成できる状態になる。
卒業論文
学生に卒業論文を作成させる。論文構成・論文作成の方法を学び取らせる。自分のゼミナールの学生全
員に卒業論文を提出させる。
1
テキストを読む5
毎回、学生に英語論文を訳出させる。学生が、アニメ、マンガなど日本の大衆文化が世界各国で受け入れ
られている理由について、様々な考え方があることを理解できるようになる。学生に予習だけでなく復習も
徹底させる。
博物館資料論
博物館とは、資料を収集・保管し、調査研究し、展示や教育・普及活動などを通して一般の人々に資料を実
際に見て楽しんでもらうところである。このような博物館の活動の中心を占める資料について、学生が、基
礎的な知識を深める。また、資料を後世に継承することの目的と意義を、自分の言葉で考えられるようにな
る。小レポートを用いて、学生の理解度を確認する。
博物館実習Id(学内実習)
博物館で仕事をするとはどういうことか、その中で特に学芸員はどのような役割を果たしているのか、その
一端を、学生が、学内での実務実習を通して理解できるようになる。資料の取り扱いを、学生にたびたび復
習させる。
博物館実習Ⅱ(館園実習)
館園実習における現場体験、館園実習の事前・事後指導(見学実習を含む)を通じて、学生が、学芸員とし
て必要な実践的能力を身につけるとともに、学芸員という仕事に対する認識を新たにする。常に振り返りを
行い、自らの課題を明確化しつつ実習に励む。実習手帳および記録を整理し、他の学生と情報交換を行
う。後輩に対する助言・提案等をまとめる。
ゼミナールⅠ・Ⅲ(西原克政)
学生が、映画学とは何か、その概要を掴むことができる。映画では、背景や小道具が、シーンの効果を引
き立てる上で重要な役割を果たしていることを理解する。小レポートを用いて、学生の理解度を確認する。
ゼミナールⅡ・Ⅳ(西原克政)
映像と音響を用い、視覚と聴覚に同時に訴えながら一つのストーリーを描くという映画の特質を、学生が具
体的に理解することができる。また、黄金期のハリウッド映画において、「音」の演出がいかになされている
か、その概要を掴むことができる。小レポートを用いて、学生の理解度を確認する。
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
梗概が記載されたプリント
学生が授業の大まかな流れをつかめるようにしている。また、重要なポイントはプ
リントに記入するよう、その都度学生に指示している。
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他教育活動上特記すべき事項
2
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2015年度方針・計画
ヒッチコック映画における音と映像の表現の独
ヒッチコック『めまい』の作品研究を行う。その成果の一部を、日本映画学会など、
アルフレッド・ヒッチコック研究 自性と、それが他の映画作品に与えた影響を
映画学関係の学会で口頭発表する。
考察する。
映画における「場所」の表現
の研究
いくつかの映画作品から、神奈川・横浜がいか
に表現されているかを分析し、さらにそれらの
関東学院大学の紀要に投稿する。科学研究費補助金に応募する。
作品が当該地域のイメージ形成にいかなる影
響を及ぼしているかを考察する。
著書・学術論文等の名称
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
1.『日本映画史叢書⑭ 観客へのアプローチ』(「写し
絵とその観衆」を担当)
共著
2011年3月
森話社
藤木秀朗編
pp.295-326.
共著
2011年10月
森話社
岩本憲児編
pp.163-178.
共著
2015年4月
ミネルヴァ書房
加藤幹郎監修、塚田
幸光編著
pp.207-231
pp.1-22.
pp.93-100.
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
(著書)
2.『日本映画史叢書⑮ 日本映画の誕生』(「駒田好
洋の遺した資料」を担当)
3.『映画学叢書 映画とテクノロジー』(「アルフレッド・
ヒッチコック『鳥』における「サイレント」と「音」」を担
当)
(学術論文)
1.「アルフレッド・ヒッチコック『鳥』における「サイレン
ト」と「音」」
単著
2012年12月
『関東学院大学文学部
紀要』126号、関東学
院大学文学部人文学
会
2.「日活映画のプレスポスター」
単著
2013年5月
『美術フォーラム21』
vol.27、美術フォーラム
21刊行会/醍醐書房
3
(その他)
1.「今よみがえる、知られざる映画たち」
単著
2011年2-3月
2.「新東宝映画を見直す」
単著
2011年12-2012年1月
4
『NFCニューズレター』
第95号、東京国立近
代美術館フィルムセン
ター
『NFCニューズレター』
第100号、東京国立近
代美術館フィルムセン
ター
pp.6-7.
pp.6-8.
3.「ヒッチコック映画のノンフィルム・マテリアル」
4.「大映の再出発の歩みをたどる」
5.「よみがえる日活映画:1954-1958年」
6.「初期東宝と成瀬巳喜男『女優と詩人』」
7.「戦前・戦中の松竹メロドラマ映画の味わい」
単著
単著
単著
単著
単著
2012年3月
『関東学院大学人文科
学研究所報』35号、関
東学院大学人文科学
研究所
pp.85-91.
2012年4-5月
『NFCニューズレター』
第102号、東京国立近
代美術館フィルムセン
ター
pp.10-12.
2013年2-3月
『NFCニューズレター』
第107号、東京国立近
代美術館フィルムセン
ター
pp.3-5.
2013年10-11月
『NFCニューズレター』
第111号、東京国立近
代美術館フィルムセン
ター
pp.2-5.
2014年2-3月
『NFCニューズレター』
第113号、東京国立近
代美術館フィルムセン
ター
pp.7-8.
3.社会活動等
テーマ
概要
調布市文化・コミュニティ振興財団が主催する「ちょうふ市民カレッジ」において、映画関連の講座(名称未
定)を担当する。
市民講座の講師
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
博物館学芸員課程
期間(西暦)
2010年4月~継続
5
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
国際文化学部
研究科
文学研究科
学科
比較文化学科
専攻
比較日本文化専攻
職名
准教授
氏名
鄧 捷
学位
博士(文学)
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 無
博士後期: 無
1.教育活動
授業科目名
中国語理解1
中国語理解2
2015年度方針・計画
中国語の、話す・聞く・読む・書くの初級能力を身に付けさせる。定期試験A評価取得者を30%以上
にする。
中国語の、話す・聞く・読む・書くの初級能力を身に付けさせる。定期試験A評価取得者を30%以上
にする。
中国の言語文化
中国の漢詩から現代口語自由詩までの歴史を辿り、名詩を鑑賞し、中国語の特徴・中国人の美意識
及びそれらを育む文化・社会・歴史に対する理解を深めさせる。
東アジア文化論
文学と映画の視点から北京・上海・香港・台北という四大都市の歴史・現在を学習、近代東アジアの
歴史的文化空間を複眼的に把握させる。
比較文学論
比較文学の誕生・発展の歴史及び比較文学研究の基本的方法を習させ、日中間の言語・文学にお
ける相互影響を理解させる。
中国研究入門
歴史・地理・制度・習俗などの面から中国に関する事柄を習得させる。批判的視点から各自の問題意
識を育てることに重点を置く。
異文化理解入門
複数の教員によるリレー授業。一回目講義の担当。「文化は重い」をテーマに、自己と文化のかかわ
り、及びアイデンティティについて理解させる。
ワールドスタディ
基礎ゼミナール
ゼミナールⅠ
集中講義での事前学習と一週間程度の現地訪問を通して、中国の首都・北京の過去と現在につい
て理解を深めさせ、中国の大学生との交流を行う。
大学で勉強するための基本的スタディ・スキルを身につけ、4000字の研究論文を作成させる。
専門研究のための基礎的な文献の読み方、報告の仕方、レポートの書き方を学習。余華『ほんとう
の中国の話をしよう』をテクストに議論し、書評を提出させる。
1
ゼミナールⅡ
文献講読・議論によって、西洋の論理と枠組みを超えて、中国歴史・社会・文化を理解するための視
座を見つけさせる。 中国語原文の文献を読むことや受講生の研究発表も内容としている。
ゼミナールⅢ
魯迅文学「阿Q正伝」「野草」などを読み、日本での翻訳と受容の歴史について考察する。卒論作成
指導も行う。春学期には卒論構想を報告させ、秋学期には卒論を完成させる。
卒業論文
(大学院)比較文学特講Ⅰ
卒業論文の中間発表・執筆・添削・口頭試問を指導し、学科の基準に満たした卒業論文の完成を目
指す。
周作人の『日本談義集』を読むとともに、受講者の研究テーマとも関連づけて討論を行い、日中文化
の比較について議論を深めさせる。
(大学院)比較文学特講Ⅱ
周作人の『日本談義集』を読むとともに、受講者の研究テーマとも関連づけて討論を行い、日中文化
の比較について議論を深めさせる。
(経済学部)アジア共同体と日本
複数の教員によるリレー授業。担当講義「東アジアの言語・文学空間」では、言語・文学の視点から
東アジアの国際的関係の歴史と現状を理解させる。
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
2012年8月8日
日本私立大学連盟主催「平成24年度FD推進ワークショップ」のパネル・ディスカッ
ションにて、パネリストとして「改めて“教育”とは何をするかについて考える」の報
告を行った。当報告は『平成24年度FD推進ワークショップ報告書』に掲載されてい
る。
作成した教科書・教材・参考書
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
報告「改めて“教育”とは何をするかについて考える」
その他教育活動上特記すべき事項
2013年9月6-11日
「ワールドスタディ」の授業を担当。学生12名とともに北京研修を行い、北京第二
外国大学の学生との交流を深めた。
2014年9月7-12日
ゼミ生を中心に10名の学生とともに南京、上海の研修を行い、南京師範大学の学
生との交流を深めた。
2
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2015年度方針・計画
構造意味論の方法をもって、言語作品として
の「野草」のテクスト分析を試みる。テクスト分
「意味論研究会Ⅱ」で定例発表を行い、その上、学会で報告し、或いは研究論文
魯迅「野草」のテクスト分析 析の客観的有効な方法を模索する。魯迅だけ
を学会誌に発表する。
ではなく、その影響を受けた現代作家(余華な
ど)の作品も考察対象にする。
原三渓研究
2012年度から続ている原三渓の漢詩集『三渓
近いうちに成果を著書の形にまとめて公開する。
集』の解読を行う。
関東学院大学戦略的プロ 東アジア文化圏において中国の近代化を文
ジェクト研究「東アジアの安全 学・文化を通して考察する。とくに魯迅文学を
保障と近代化」
中心に置く。
研究成果を大学紀要または論文集に発表する
ワンアジア財団共同研究「ア 言語・文学の視点から東アジアの国際的関係
研究成果を論文集に発表する。
ジア共同体と日本」
の歴史と現状を考察する。
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
単
2010年11月
御茶の水書房
魯迅「野草」世界の象徴秩序――「過客」に仕組まれ
た志向図式の開示の試み
単
2011年2月
中国文芸研究会『野
草』第87号
17~32頁
魯迅『野草・影的告別』におけるニーチェの影響――
翻訳とテクスト分析から考える
単
2011年12月
日本聞一多学会『神
話と詩』第10号
43~72頁
陶晶孫と魯迅及び革命文学
単
2013年3月
『関東学院大学人文
科学研究所報』第36
号
93~111頁
著書・学術論文等の名称
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
(著書)
中国近代詩における文学と国家ー風と琴の葛藤
212頁
(学術論文)
3
『影的告別』における魯迅の実存的思惟の図式考
日本聞一多学会『神
話と詩』第12号
単
2014年3月
単
2015年2月
崩壊と恢復の構造――余華『第七天』と魯迅「影的告別」 単
2015年3月
『関東学院大学人文
科学研究所報』第38
号
日本聞一多学会『神
話と詩』第13号
(翻訳)小森陽一著「虚構與現実交界的語言」
2011年4月
『上海師範大学学報
(哲学社会科学版』
(翻訳)朝吹真理子著「熱愛未来的意志」
2011年7月
『山東社会科学』
2010年5月
日外アソシエーツ、
紀伊国屋書店
蒲鉾・魚糕をめぐる日中食文化の比較研究の試み
(研究ノート)
25~43頁
47~57頁
25~45頁
(その他)
(編集)『中国文学研究文献要覧 近現代文学
1978-2008』
編集協力
(辞書項目)『岩波 世界人名大辞典』
以下の八項目:
艾青(がい/せい)何其芳(か/きほう)厳文井
(げん/ぶんせい)臧克家(ぞう/こくか)翟永
明(てき/えいめい)馮至(ふう/し)聞一多
(ぶん/いった)卞之琳(べん/しりん)
2013年12月
岩波書店
(学会発表)魯迅「野草・秋夜」のテクスト解釈」
単
2010年7月
中国文芸研究会、関
西学院大学にて
(研究発表)早期陶晶孫文学裡的身分問題―浅析
「剪春羅」
単
2010年11月
第八回東亜現代中文
文学国際学術研討
会、慶応大学にて
2010年12月
共同研究「東アジア
における魯迅「阿
Q」像の系譜」WS、
東国大学(ソウル)
にて
2011年11月
東京大学中文系・南
京大学中国現代文学
研究中心共催WS「現
代中国文学与東
亜」、東京大学にて
(研究発表)陶晶孫與魯迅以及革命文学
(研究発表)「野草・影的告別」裡的尼采影響―従翻
訳和文本分析説起
単
単
4
534、548、
929、
1499、
1782、
2311、
2496、
2594頁
(研究発表)陶晶孫と魯迅及び革命文学
単
2012年11月23、24日
シンポ「東アジアに
おける魯迅「阿Q」
像の系譜」 、東京
大学にて
(学会発表)「影的告別」における魯迅の実存的思惟
の図式
単
2013年7月20日
日本聞一多学会、二
松学舎大学にて
3.社会活動等
テーマ
学会活動
(地域貢献)原三渓の漢詩の解読
概要
2014年7月12日に本学で日本聞一多学会を開催した。2014年度から本学会の理事を務める。
2011年度から横浜市の原三渓市民研究会と共同で、近代横浜を代表する実業家原富太郎の漢
詩集「三渓詩集」の解読を行定期的に行い、成果の一端を市民公開講座「横浜学―横浜と原三
渓」(関東学院大学と『横浜ウォーカー』共催、KGU関内メディアセンター、2015年2月15日)にて
公開した。
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
学部入試委員会委員
学部教務委員会委員
学部生活委員会委員
共通科目委員会委員
期間(西暦)
2012.4~2013.3、2014.4~
2011.4~2012.3、2013.4~2015.3
2013.4~2015.3
2013.4~2014.3
ハラスメント防止委員会委員
2011.4~2013.3
キリスト教と文化研究所所員
2013.4~2015.3
研究倫理委員会委員
2015.4~
大学院奨学委員会委員長
2015.4~
5
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
国際文化学部
研究科
文学研究科
学科
比較文化学科
専攻
比較日本文化専攻
職名
准教授
氏名
郷原 佳以
学位
博士(文学)
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 無
博士後期: 無
1.教育活動
授業科目名
2015年度方針・計画
フランス語I-1、I-2
学生が最初のモチベーションを維持できるよう、一項目ずつ理解を確認しながら進めていく。発音練習や聞
き取り練習も行い、会話の実践に繋がるようにする。低得点者が出ないようにする。
地域言語特論(フランス語)1
フランスを代表する作家の一人であるマルグリット・デュラスの作品に親しみ、原文講読により文体の特徴と
その効果を味わえるようにする。
フランスの文化と社会
フランスにおいて「人間とは何か」を規定しながら蓄積されてきた思想とそれへの抵抗の流れを理解させ
る。
ゼミナールⅡ
フランスについての基礎知識を与えると共に学生が研究テーマを練り上げるのを助ける。
ゼミナールⅢ
研究テーマを練り上げ、発表、討論を重ね、充実したゼミ論文を完成できるようにする。
基礎ゼミナール
レポート・論文の書き方を身につけさせる。独自に作成した基礎ゼミナールガイドブックに基づき、コピペな
どをしないように指導する。
(大学院)比較フランス文化特講Ⅰ
20世紀文学理論の総括といえるアントワーヌ・コンパニョンの著作を通読し、院生の文学研究に資するようにする。
1
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
基礎ゼミナールガイドブック(2015年度改訂版)
2015年
基礎ゼミナールのテキストとして使用するレポート・論文作成のためのガイドブック。
比較文化事典
2015年
比較文化学科のカバーする多様な領域について重要事項を解説した事典。
作成した教科書・教材・参考書
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他教育活動上特記すべき事項
仏検指導
2010年度~
実用フランス語技能検定試験の受験希望者には指導をし、例年3~5級の合格者
が出ている。
2.研究活動
研究テーマ
ジャック・デリダにおける「自
伝」の脱構築
研究概要
2015年度方針・計画
ジャック・デリダの自伝論および自伝的著述を
『早稲田文学』他に発表する。
分析する。
モーリス・ブランショにおける「声」と三人称の
関わりについて考察する。
ブランショにおけるイメージおよびクロソウス
ブランショとクロソウスキーに
キーにおけるシミュラークルについて考察す
おけるイメージの問題
る。
ブランショにおける声と三人称
フランスにおけるレトリック論 1960-70年代フランスにおけるレトリックをめ
争
ぐる論争について調査、分析する。
共著『声と文学』に発表する。
バタイユ・ブランショ研究会等で発表する。
Bruno Clément, La voix verticaleを翻訳するとともに、論争関連文献について発表
や講義を行う。
2
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
文学のミニマル・イメージ モーリス・ブランショ論
単著
2011年3月
左右社
仏検公式問題集 2011年度版 2級
共著
2011年3月
駿河台出版社
松村剛他
132-162
仏検公式問題集 2012年度版 2級
共著
2012年3月
駿河台出版社
松村剛他
183-213
組立――作品を登る――
共著
2012年3月
「組立」
永瀬恭一他
52-64
別冊水声通信 セクシュアリティ
共著
2012年7月
水声社
岩野卓司他
259-283
Cahiers de l'Herne Blanchot
共著
2014年
L'Herne
Dominique Rabaté他
370-376
単独訳・解説
2014年
みすず書房
別冊水声通信 バタイユとその友たち
共著
2014年
水声社
岩野卓司他
125-139
マルグリット・デュラス生誕100年 愛と狂気の作家
共著
2014年
河出書房新社
清水徹他
143-153
共訳・解説
2014年
水声社
609-620(訳
者解説)
単著
2010年7月
『関東学院大学文学部
紀要』第119号
1-31
合一しないこと、あるいは、果てなき愛――ジュネ/
ブランショ
単著
2011年1月
『ユリイカ』2011年1月
号、青土社
200-209
ミシェル・ドゥギーの「commeの詩学」序説――ドゥ
ギー/ジュネット論争(1)
単著
2011年3月
『関東学院大学人文科
学研究所報』
3-39
透明人間の肉体、あるいは、模倣と接触――アポリ
ネールと「絵画の起源」神話
単著
2011年11月
『ART TRACE PRESS』
第1号
104-119
単著
2012年3月
『現代思想 総特集
レヴィナス』2012年3月
臨時増刊号、青土社
285-299
著書・学術論文等の名称
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
(著書)
エレーヌ・シクスー/ジャック・デリダ『ヴェール』
クリストフ・ビダン『モーリス・ブランショ 不可視のパー
トナー』
(学術論文)
「全体へのパッション」あるいは名前の射程――『彼
方への一歩』に至るブランショ
「顔」と芸術作品の非-起源
3
163-201(訳
者解説)
「物語」と第三の空席――村上春樹とモーリス・ブラン
ショ
単著
2013年9月
『早稲田文学』第6号
478-495
『終わりなき対話」と「終わりなき分析」――ブランショ
とフロイト
単著
2014年12月
『関東学院大学文学部
紀要』第131号
121-141
L'enfant que donc je suis、あるいは、猫のエピソード
はなぜ「自伝的」なのか
単著
2015年2月
『現代思想』2015年2月
臨時増刊号
76-100
不実な忠実
単著
2011年6月
『文學界』2011年6月号
241
なんとなく、ノワズゥズ
単著
2012年3月
『ユリイカ 特集 辞書
の世界』2012年3月
号、青土社
170-179
単著
2009年8月
『図書新聞』2931号、
2009年8月29日号
4面
192-194
(研究ノート・エッセイ)
(書評・紹介・シンポジウム報告)
簡便な消費を拒む身体―書物の世界(書評:今福龍
太『身体としての書物』)
書評:ミシェル・ヴィヴィオルカ『暴力』
単著
2009年10月
『Revue japonaise de
didactique du franç
ais』Vol. 4, no. 2日本フ
ランス語教育学会
海外文学・文化回顧2009フランス:コミュニケーション
のひび割れ――饒舌と沈黙を描き出す小説の言葉
単著
2009年12月
『図書新聞』2947号、
2009年12月26日号
3面
既読感のドーナツ(書評:ジョルジュ・ペレック『煙滅』)
単著
2010年3月
『図書新聞』2958号、
2010年3月20日号
4面
「脱創造」へのいざない(書評:今村純子『シモーヌ・
ヴェイユの詩学』
単著
2010年9月
『図書新聞』2983号、
2010年9月25日号
3面
海外文学・文化回顧2010フランス:沈黙するすべを学
ぶこと
単著
2010年12月
『図書新聞』2995号、
2010年12月25日号
7面
210年12月
『言語・情報・テクスト』
Vol. 17、東京大学大学
院総合文化研究科言
語情報科学専攻
75-78
書評:湯浅博雄『応答する呼びかけ』
単著
4
「同期」する時代と筆(書評:神山睦実『小林秀雄の昭
和』
単著
2011年4月
『図書新聞』3008号、
2011年4月2日号
4面
「あいだ」の換喩的なきらめき[オスキルム]
単著
2011年4月
『表象』5号
301-307
読書日録
単著
2011年7月、8月、9月
『すばる』2011年7月
号、8月号、9月号
280-281,
284-285,
316-317
242-245
日常との向き合い方 アルベール・カミュ『シーシュポ
スの神話』
単著
2011年7月、8月、9月
『現代思想 総特集
震災以後を生きるため
の50冊』2011年7月臨
時増刊号
書評:ジョナサン・リテル『慈しみの女神たち』
単著
2011年7月、8月、9月
『週刊文春』2011年7月
21日号
116
廃墟に踏みとどまる亡命者たち(書評:四方田犬彦
『書物の灰燼にこうして』
単著
2011年8月
『図書新聞』3026号、
2011年8月13日号
4面
ジャンルによるジャンルの乗り越え(書評:池田雄一
『メガクリティック』
単著
2011年12月
『週間読書人』2917
号、2011年12月2日号
5面
「白日の狂気」の治癒(書評:鹿島田真希『来たれ、野
球部』)
単著
2012年1月
『すばる』2012年1月号
378
海外文学・文化回顧2011フランス:小説と回想
単著
2011年12月
『図書新聞』3043号、
2011年12月24日号
7面
『文學界』2012年2月
2012年2月、3月、4月、5月、6月、7月号、3月号、4月号、5月
号
259, 26425, 274275, 260261, 306307, 258259
新人小説月評
単著
夢に呑み込まれたデカルト(書評:スーザン・ソンタグ
『夢の賜物』)
単著
2012年9月
『図書新聞』3076号、
2012年9月1日号
5面
謎かけの人ブランショ(モーリス・ブランショ『謎のトマ』
をめぐって安原伸一朗と対談)
共著
2012年9月
『図書新聞』3080号、
2012年9月29日号
1~2面
海外文学・文化回顧2012フランス:恋愛小説の国
単著
2012年12月
『図書新聞』3091号、
2012年12月22日号
7面
5
デリダが〈散種〉したもの(藤本一勇・立花史と鼎談、
ジャック・デリダ『散種』をめぐって)
共著
2013年4月
6
『週間読書人』2984
号、2013年4月5日号
1~2面
インファンスと神託の声(モーリス・ブランショ『他処か
らやって来た声』書評)
単著
2013年6月
『図書新聞』3114号、
2013年6月15日号
5面
Kowaremono toshiteno Ningen [Lévinas -l'homme : être fragile ]
単著
2013年11月
Cahiers d'études lé
vinassiennes, No 12,
L'Institut d'Études Lé
217-220
海外文学・文化回顧2013フランス:日本という磁場?
単著
2013年12月
『図書新聞』3139号、
2013年12月21日号
7面
想像と生成(ル・クレジオ『隔離の島』書評)
単著
2014年4月
『文學界』2014年4月号
294-295
否定性の文学史に抗して(中田健太郎『ジョルジュ・エ
ナン』書評)
単著
2014年6月
『現代詩手帖』2014年6
月号
153
巣穴の底で夢見るデリダ(ニコラス・ロイル『デリダと
文学』書評)
単著
2014年8月
『週刊読書人』3051
号、2014年8月6日号
4面
あの頃のようには、もう読めない
単著
2014年11月
『群像』2014年11月号
323頁
手紙とアーカイヴの思想家の伝記
単著
2015年4月
『図書新聞』3201号、
2014年4月4日号
1面
共訳
2013年2月
法政大学出版局
エレーヌ・シクスー/ジャック・デリダ『ヴェール』
単独訳
2014年3月
みすず書房
ブリュノ・クレマン「もうひとつの声の必要性――モー
リス・ブランショとプロソポペイア――」
単独訳
2014年3月
『関東学院大学人文科
学研究所報』第37号
87-137
ジョルジュ・バタイユ「一九五二年一〇月一八日付の
ノート(ノート十一、未発表断章)」
単独訳
2014年7月
『別冊水声通信 バタ
イユとその友たち』水
声社
69-70
ジャック・デリダ『獣と主権者[Ⅰ]』
共訳
2014年11月
白水社
西山雄二・佐藤朋子・
第6章-第
郷原佳以・亀井大輔の
8回
共訳
クリストフ・ビダン『モーリス・ブランショ 不可視のパー
トナー』
共訳
2014年12月
水声社
上田和彦・郷原佳以・
岩野卓司・安原伸一
朗・西山達也の共訳
書評:Yasuhiko MURAKAMI, Levinas --
(翻訳)
ジャック・デリダ『散種』
7
藤本一勇・立花史・郷
461-592
原佳以の共訳
3.社会活動等
テーマ
概要
フランス語検定作問委員
2009年9月から2011年11月まで実用フランス語検定試験作問委員として作問を行った。
学会活動
2012年-2013年、2013年3月9日に関東学院大学文学部キャンパスで行われた日本フランス語フランス文
学会関東支部大会の開催校代表幹事として大会準備を行った。
学会役員
2013年-2014年に日本フランス語フランス文学会関東支部代表幹事を務めた。
学会役員
2014年から日本フランス語フランス文学会学会のあり方検討委員を務めている。
生涯学習活動講師
2011年から2013年に朝日カルチャーセンター新宿校でモーリス・ブランショについての講義を行った。
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
期間(西暦)
8
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
国際文化学部
研究科
研究科
学科
比較文化学科
専攻
専攻
職名
講師
氏名
安井聖
学位
神学修士
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 無
博士後期: 無
1.教育活動
授業科目名
2015年度方針・計画
キリスト教学ab
新約聖書を読むために必要な基本的な知識を身につける。ワークシート提出の頻度を上げる。
キリスト教と文明
宗教改革以降のキリスト教史の内容を理解する。ワークシート提出の頻度を上げる。
聖書の思想ab
旧約聖書を読むために必要な基本的な知識を身につける。ワークシート提出の頻度を上げる。
宗教文化論Ⅰ
古代キリスト教思想家とギリシア哲学の関係を理解する。ワークシート提出の頻度を上げる。
現代のキリスト教社会
キリスト教霊性論の内容と、現代社会における霊性論との関係を理解する。ワークシート提出の頻度を上げ
る。
キリスト教文学特殊講義
旧約聖書の文学性を理解する。ワークシート提出の頻度を上げる。
キリスト教文学2
新約聖書の文学性を理解する。ワークシート提出の頻度を上げる。
キリスト教と欧米文化
古代・中世キリスト教史の内容を理解する。ワークシート提出の頻度を上げる。
キリスト教と現代思想A
聖書の倫理思想が現代社会において持つ意味を理解する。ワークシート提出の頻度を上げる。
1
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
2010年4月~現在
〔授業科目:キリスト教学ab、聖書の思想ab、現代のキリスト教社会、キリスト教と文
明、宗教文化論Ⅰ、キリスト教文学特殊講義、キリスト教文学2、キリスト教と欧米文
化、キリスト教と現代社会〕授業内容が詳細に記載されたプリントを配布。プリントに
はキーワードが空欄になっており、授業で空欄を埋めることによって大切な用語、概
念を強調して学生に示すことができる。
2010年4月~現在
多様な講師による礼拝説教、音楽礼拝など工夫されたプログラムを企画し、本学の
教育理念にあるキリスト教の精神を学生が理解することができるようにする。
2012年~
キリスト教の思想的・文化的な意義を学生や地域の人々に知ってもらうために、大
学宗教教育センターの企画として講演会を年に1回のペースで行なう。
作成した教科書・教材・参考書
概要が記載されたプリント
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他教育活動上特記すべき事項
文学部の大学礼拝
キリスト教講演会の企画・開催
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2015年度方針・計画
アタナシオスの『アントニオス 『アントニオス伝』に表現されているアタナシオ
関東学院大学キリスト教と文化研究所紀要に発表
伝』に関する研究
スの霊性理解の特質を明らかにする。
アタナシオス神学における神 アタナシオスの著作に見られる神の善性の理
の善性の理解の教理史的意 解が、古代教理史においてどのような意義を 東京神学大学紀要に発表
義
持つかを明らかにする。
2
著書・学術論文等の名称
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
日本ホーリネス教団史 第一巻 ホーリネス信仰の形成
共著
2010年3月
日本ホーリネス教団
日本ホーリネス教団
歴史編纂委員会(編)
189~354頁
イエス・キリストを説教するとは――こころからこころ
への言葉をもとめて
共著
2014年3月
キリスト新聞社
説教塾(編)
86~93頁
該当頁
(著書)
比較文化事典
共著
2015年2月
単著
2009年3月
なぜ人間は悔い改めによってでは救われないのか―
―アタナシオス『言の受肉』第7章の解釈
単著
2011年12月
『パトリスティカ』第15
教父研究会
号
『異教徒駁論』に見るアタナシオス神学の特質――
『異教徒駁論』第30~34章におけるアタナシオスの人
間論が意味するもの
単著
2014年3月
『伝道と神学』第4号
(学術論文)
アタナシオスの『アレイオス派駁論』第3巻第59~67
章における神の善性
(その他)
3
明石書店
16~17頁、
関東学院大学国際文
83~85頁、
化学部比較文化学科
96~97頁、
(編)
114~115頁
『キリスト教と文化』第7 関東学院大学キリスト
113~126頁
号
教と文化研究所
6~24頁
東京神学大学総合研
339~358頁
究所
3.社会活動等
テーマ
概要
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
学院宗教主事
期間(西暦)
2010年4月~現在
4
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
国際文化部
研究科
研究科
学科
比較文化学科
専攻
専攻
職名
氏名
岡田桂
学位
修士(政策科学)、Mphil (cultural studies)
准教授 大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 無
博士後期: 無
1.教育活動
授業科目名
2015年度方針・計画
ゼミナールⅠ
スポーツや身体の文化に関する基礎的な知識を身につける。効果的な発表(プレゼンテーション)の方法を身に
つける。
健康スポーツI-1H(Hクラス)
自分の身体状況を把握し、その身体状況に応じた運動の知識と方法を学習し、自ら実践できるようにする。
イギリスの文化と社会
「イギリス」と呼び習わされている国(地域)について、その歴史的背景と文化・社会に関する基本的な知識を身
につける。
テキストを読むIV
共通テキスト(英語)を用い、原語を通じてその文化圏のトピックを理解できる力を養う。
健康スポーツI-2H(Hクラス)
自分の身体条件に合った適度な運動を自ら設定し、実践できるようになる
スポーツ文化I
文化としてのスポーツがどのように成立し、現代に至るまでにどのような変貌を遂げたか、その概略を理解す
る。
スポーツ文化II
文化としてのスポーツや娯楽、身体活動がどのように成立してきたかを、その発祥地であるイギリスの文化・社
会との関係、およびそれが伝播したアメリカ、ドイツ、日本の事例をもとに学び、理解する。
ゼミナールII
関連分野に関する知識を深めた上で、独自にテーマを設定し、それについて妥当な資料を収集し、論理的な内
容と発表を個人で行えるようになる
ゼミナールIII
スポーツ、レジャー、ジェンダーなど、広く身体に関連する人文社会的テーマを自ら設定し、資料に基づいた客観的かつ論理的な論文を作成する能力を培う。
卒業論文
学術論文の構成・作法の基礎を理解し、自らのテーマに基づいた卒業論文を執筆する。
1
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
「21世紀スポーツ大事典」中村、高橋、寒川、友添
編、大修館書店
2015年1月
「比較文化事典」関東学院大学国際文化学部比較文
化学科編、明石書店
2015年2月
「よくわかるスポーツ文化論」井上俊・菊幸一編著、
ミネルヴァ書房
2012
スポーツに関する事象を網羅した大辞典の項目を複数執筆した。
比較文化を学ぶための教科書を編集・分担執筆した。
スポーツを文化として学ぶための教科書を分担執筆した。
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他教育活動上特記すべき事項
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2015年度方針・計画
文化としてのスポーツ/身体 文化としてのスポーツ・身体とジェンダーの関
採用された科学研究費基盤研究Cの研究計画に基づき、研究および発表を継続する。
とジェンダーの規定性
連性、およびその歴史的変化を研究する。
2
2010年度以降に発表した著書・論文等
著書・学術論文等の名称
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
(著書)
「ヴィクトリア朝文化の諸相」
共著
2014年
彩流社
英米文化学会 監修,
上野 和子 編著, 大
東 俊一 編著, 塚田
英博 編著, 丹羽 正
子 編著
pp.185208
pp.52-53
pp.155中村、高橋、寒川、友 157,
添編
pp294295,
関東学院大学国際文
化学部比較文化学科
編
「21世紀スポーツ大事典」(再掲)
共著
2015年1月
大修館書店
「比較文化事典」(再掲)
共著
2015年2月
明石書店
「よくわかるスポーツ文化論」(再掲)
共著
2012
ミネルヴァ書房
井上俊・菊幸一編著
『イーストウッドの男たち:マスキュリニティの表象分
析』
共訳
2011
御茶の水書房
ドゥルシラ・コーネ
ル著、吉良・仲正監 pp.167209
訳
『海を渡った柔術と柔道:日本武道のダイナミズム』
共著
2010
青弓社
女もすなるJiu-jitsu:二十世紀初頭のイギリスにおけ
る女性参政権運動と柔術
単著
2013
スポーツ科学研究, 10
Playing Men/Performing Masculinities
単著
2013
Word Press(on-line
London South Bank
blog), April 2013,
University
Weeks Centre for Social
「ジェンダーを“プレイ”する:スポーツ・身体・セクシュ
アリティ」
単著
2010
スポーツ社会学研究 18号
スポーツ社会学会
(2)
坂上康博編著
pp.71-111
早稲田大学スポーツ
科学学術院
pp.183-197
(学術論文)
(その他)
Weeks Centre for Social and Policy Research
Website Launch Panel, London Southbank
University
Tuesday 23rd April 2013
Gender and Education
Association Biennial
Conference 2013
スポーツとジェンダーの問題について
2015年1月
月刊ジャパンフィットネス
2014年度スポーツ社会学会大会一般発表座長報告
2015年予定
株式会社ジャパン
フィットネス
日本スポーツ社会学会会報
スポーツ社会学会
Vol.60号
3
pp.5-22
3.社会活動等
テーマ
概要
横浜学「横浜と英国」2014年6月
関東学院大学・横浜ウォーカー共催シンポジウムに於いて講演。
毎日新聞「スポーツを考える」寄稿
毎日新聞4月19日夕刊において、現代の社会とスポーツの社会的側面について解説。
男性学セミナー公開講座講師(2012/6/1)
川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
2014年度スポーツ社会学会大会一般発表座長、関
西大学
期間(西暦)
2014
4