園芸施設共済 もしもの災害から農家経営を守ります 自然災害等により被災した施設を再建し、 農業経営の継続ができます ● 耐用年数等の見直しによる施設本体と附帯施設の時価額アップ ● 新価部分への補償範囲の拡大 ● パイプハウスへの撤去費用の導入 新潟中央農業共済組合 加入編 加入できるもの 園芸施設本体 パイプハウス、鉄骨ハウス 雨よけハウス、ガラス室など 附帯施設 施設内農作物 暖房機、ボイラー、かん水施設 自動制御施設、換気施設など 加入できる施設内農作物は葉菜類 18、果 菜類 12、花き類 21種類あります。病害虫 による被害を対象としない事故除外方式 ( 掛金の割引があります) が選択できます。 撤去費用 復旧費用 倒壊した施設の撤去に要した費用 ( 被覆物は対象になりません ) 業者等に撤去を依頼し金銭の支出が 伴った場合に対象となります。 基本補償 ( 時価額 ) に加え、耐用年数 内は農林水産省が定めた価額を基に、 再建築価額の 100%。耐用年数経過後 は、再建築価額の 75%までを農家選択 により更に大きな補償が受けられます。 ※ご加入に際しては、園芸施設本体は必ずご加入いただきます。オプションとして附帯施設、施設内農作物、 撤去費用、復旧費用を付けることができます。複数の棟を所有している場合は、同条件で全棟加入する必 要があります。 補償期間(共済責任期間 ) 共済掛金を払い込んだ日の翌日から1年間です。被覆期間に合わせ、2ヵ月以上から加入できます。 共済価額 ( 時価額 ) と共済金額 ( 補償額 ) 共済金額 鉄骨ハウス 880 円、ガラス室 1,200 円の単価を設置面積 に掛けて算定します。 ④ 共済金額は、加入の組み合わせの共済価額の合計に 60% ~ 80%の間で選択した割合により補償されます。 共済価額 ① 施設本体と附帯施設の共済価額は、新品価額に経過年数 ( 減価率 ) を掛けて決定します。 ② 施設内農作物については生産費補償になります。共済価額 は、施設本体の新品価額を基準に葉菜類、果菜類、花き類 補償割合 (付保割合) ごとの価額算定率を掛けて決定します。 ③ 撤去費用の共済価額は、1㎡当たりパイプハウス 290 円、 最大 80%まで 共済掛金 共済掛金 = 共済金額 × 掛金率 × ※この他に賦課金 ( 事務費 ) をいただきます。 Point1 掛金の 半分 は国が負担します。 (共済金額 8,000 万円まで) 復旧費用は全額農家負担となります。 まずは NOSAI へご相談ください Point2 責任期間(月数) 12ヵ月 × 1 2 掛金は税金の控除対象となります。 現地確認を行いご要望に応じた提案をさせていただきます。 評価編 共済金の支払対象となる災害等 風水害 雪害・ひょう害 鳥獣害 病虫害 火災・落雷 ● その他気象上の原因 (地震・噴火を含む) ● 破裂、爆発 ● 航 空機の墜落及び接触並び に航空機からの物体の落下 ● 車 両及びその積載物の衝突 及び接触 ● 撤去費用 ● 復旧費用 ハウスが倒壊等した場合に、損害割合 50%( ガ ラス室 35%) を超えた場合または、撤去に要し た費用が 100 万円を超えたとき施設本体の解体 並びに搬出及び処理に伴う費用をお支払します。 施設本体と附帯施設を復旧した場合にお支払い します。基本補償 ( 時価額 ) に加え、農家選択 により更に大きな補償が受けられます。 共済金の支払い ① 被害が発生したときは、1棟ごとの正味損害額(時価額)が3万円または、共済価額の1割を超えた場合 に共済金が支払われます。 支払共済金 = (例) 正味損害額 正味損害額=損害額-賠償金等 × 共済金額 共済価額 損害額は実際にかかった費用ではなく時価額を基準とし、損害割合により算出 されます。 パイプハウスの ビニールの損害額:ビニールの評価額 × ( 1-自然消耗割合 ) × 被害面積割合 損害額の算出方法 パイプ部分の損害額:パイプの評価額 × (被害を受けたパイプの本数/総使用本数) ② 施設内農作物の支払いは、事故日までの平均的な生産費を基に算出して補償します。病害虫による被害は、 個人差による管理不十分な被害として分割評価があります。 ③ 撤去費用や復旧費用はそれぞれ完了後に評価 ( 確認 ) を行い、関係書類を基に共済金をお支払いします。 ※被害が発生しましたら、すみやかに NOSAI へご連絡ください。 (平成27年2月1日改正) ❷時価額の引上げ 農林水産省からのお知らせ 施設本体と附帯施設の耐用年数経過後の時価額 を、再建築価額の 20%から 50%に引上げ。 重大な気象災害等により被災した園芸施設 の復旧等を支援する被災農業者向け経営体 育成事業の実施は、過去に例のないような甚 大な気象災害が発生した場合に限られるこ とから、施設園芸農業者の皆様にあっては、 自然災害等に備えて、災害対策の基本となる 園芸施設共済に加入しましょう。 ❶耐用年数の見直し 共済目的 改正前 改正後 ❸撤去費用の対象の拡大 鉄骨ハウスとガラス室のみの対象が、パイプハウ スも撤去費用の対象に追加されました。 注1: 業者等に依頼し金銭の支出が伴った場合 に対象となります。 注2: 共済金は、撤去が完了し評価(確認)を行 い、関係書類を基に共済金をお支払します。 ❹復旧費用で補償を拡充 差 パイプハウス 5年 10 年 5年延長 鉄骨ハウス 15 年 14 年 1年短縮 簡易鉄骨ハウス 7年 14 年 7年延長 ガ ラ ス 室 15 年 14 年 1年短縮 附 帯 施 設 5年 7年 2年延長 もしもの時に施設を再建できるよう、基本補償 (時価額)に加えて、農家選択により施設本体と附 帯施設に補償を更に追加できます。ただし、共済 掛金の全額を農家の皆さんに負担していただき ます。 注1: 共済金は、復旧が完了し評価(確認)を行 い、関係書類を基に共済金をお支払します。 注2: 復旧期限は基本 1 年間となります。 平成27年度から平成29年度適用 施設の構造 施 設 区 分 主要骨材 被覆材 施設本体 の加入 円 附帯施設 の加入 施設内農作物の加入 病害虫事故 除外方式 一般方式 円 円 円 撤去費用 の加入 復旧費用 の加入 円 円 Ⅱ 類 パイプ ビニール 1,095 1,095 1,052 597 123 732 Ⅲ 類 鋼材細身 ビニール 1,037 1,037 1,402 701 80 1,761 Ⅳ類甲 鋼材 ビニール 160 160 1,078 449 18 141 Ⅳ類乙 鋼材 硬質フィルム 229 229 1,001 285 46 284 Ⅴ 類 鋼材 合成樹脂板 166 166 545 138 13 178 雨よけハウス Ⅵ 類 パイプ ビニール 4,978 4,978 7,499 6,721 207 3,436 ガラス室 Ⅱ 類 鋼材 ガラス 185 185 154 129 10 370 プラスチック ハウス 共済掛金率は3年ごとに見直しされます。プラスチックハウス(雨よけハウスは除く)の掛金率が下がり 加入しやすくなりました。 無 事 戻 し 制 度が あ り ま す 3年間継続して加入しその間事故がなかったか、共済金の支払いが 少なかった場合には、農家負担共済掛金の一部を無事戻しとして財源 の範囲内でお支払します。 掛け捨て じゃない んだネ NOSA I からの加入のおすすめ !! 附帯施設 ●施 設本体以外に附帯施設も大切な財産です。落雷に 施設内農作物 よる被害も発生していますので是非ご加入ください。 ● 施設内農作物の加入で、風害による被害のほか病害 虫被害について生産費補償します。病害虫による被 害を共済事故としない病害虫事故除外方式も選択で 撤去費用 き、掛金の割引により負担軽減できます。 ● 台風や雪害等で施設に大きな被害を受けると、その 撤去には予想以上に経費がかかります。いざとい う時のために撤去費用補償のご加入をおすすめしま 復旧費用 す。また、復旧費用を追加すれば、更に大きな補償 セットでご加入ください の拡充がはかれます。 施設内農作物で加入できる作物 葉菜類 花き類 レタス 大崎菜 新潟小松菜 小松菜 小ねぎ ねぎ レンコン フキ シュンギク みずな 大葉 カブ ホウレンソウ ショウガ ダイコン ブロッコリー とう菜(中国野菜類) とう菜(オータムポエム等) 果菜類 キュウリ トマト スイカ ナス メロン イチゴ エダマメ スイートコーン さやえんどう いちじく ピーマン ( シシトウ含む ) 夏ギク 寒ギク 秋ギク電照 カーネーション スカシユリ アイリス スイセン 洋ラン テッポウユリ チューリップ サツキ アザレア シクラメン バラ ナルコラン スターチス グラジオラス 食用菊 キンギョソウ ヒマワリ トルコギキョウ オリエンタル系ユリ さやいんげん ※上記の農作物でも、育苗中は支払対象外です。 NOSAI からのお願い ご加入された施設等に被害が発生した時、加入している施設内農作物に病害虫の兆候があらわれた時はす みやかに NOSAI にご連絡ください。被害状況が確認できない場合は、共済金の支払いができなくなります。 また、加入している施設に異動が生じた場合もすみやかに通知してください。 お問い合わせや被害発生連絡はこちらへ…………………………………………… ● NOSAI 新潟中央 新潟中央農業共済組合 新潟市江南区和田字下通 635 番地1 T E L 025-282-9296( 園芸課 ) FAX 025-280-4378 金融商品販売に基づく重要事項の説明 当組合は、事業の健全な運営に努めるとともに共済金の支払責任の一部を新潟県農業共済組合連合会と保険契約を締結し、更に 再保険に付し危険分散を図るなど、加入者の保護措置を講じていますが、財政状況によっては支払額が削減されることがあります。
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