目次 ①第 23 回株主総会開催 ②神谷退職の挨拶 ③

2015 年 08 月発行
目次
第 156 号
①第 23 回株主総会開催
②神谷退職の挨拶
③深圳初の路面電車
2015 年 7 月 24 日(金曜日)、第 23 回株主総会が開催されました。
当日は朝から豪雨にみまわれ、香港から移動してくる方々の到着が危ぶまれましたが、何と
か開催時間前には到着されました。
さて、株主総会は、平日開催と言う事もあり、ご欠席の株主様も多々いらっしゃいましたが、
特別な決議案もなく、通常通り決算報告・取締役選任などを決議して閉会いたしました。
また、本株主総会にて再任されました、弊社佐藤ですが、従来の香港勤務を離れ、日本に
帰国し、今後は非常勤取締役として経営に携わる事となりました。
と同時に、東京にて皆様方のサポートをさせていただいておりました、神谷も東京事務所閉
鎖に伴い退職することとなりましたので、ココにご報告させて頂きます。
今後は、中土CEO、植田董事、佐藤董事と言う体制にてTNCを運営して参りますので、皆
様、今後ともよろしくお願いいたします。
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今年の 7 月 31 日を以って日技城有限公司東京事務所を閉鎖することになりました。
2007 年 7 月に日技城有限公司董事長を佐藤征洋氏に引き継いで以降、東京事務所にて活動してまいり
ました。私が日技城に入社したのは 2000 年ですから 15 年になりますがその半分が東京での仕事となりま
した。
実は私は中国との縁が深く、1957 年大外大中国語学部卒業、長崎国旗事件で日中貿易中断し、米国
留学後 1963 年に初めて中国訪問、文革時代の 1968 年まで毎年春・秋の交易会に参加、その後商社で
中国貿易を担当、1982-1984 年日中石油の北京所長として出向、1986-1990 深圳事務所長、1993-1999
年東莞で中国との合弁会社コイルセンターを総経理として工場建設から始め、黒字化し退職、2000 年
に NPO 組織の国際社会貢献センター(ABIC)の初の海外派遣員として日技城有限公司に入社しました。
従って文革前の中国、文革中の中国、改革開放の中国を経験し、中国では合弁と委託加工の二つの会
社の運営に携わり、急拡大する中国を身をもって経験した事になります。
日技城を語るときはまずその代表幹事であり、別に自分の会社を持ちながら、日技城の為に対外活動を
された石井次郎氏、対内活動をされた川副哲氏の御両名が無償でご尽力され、日技城経営の精神を身を
以って示された事に敬意を表すると共に、その後日技城の経営に携わった私に大きな刺激を与えて頂き
ました事に心から感謝しております。
今でも思い出しますが、私の日技城の最初の勤務地はその発祥地である布吉(第 1.0 工場)で、李朗(2.0
工場)も兼務しましたが、布吉は雨が降ると道がぬかるみ、毎朝観瀾(2.5 工場)からガタガタの道を会社の
車で通い、朝夕は工場で皆と一緒に食事が取れるのですが、昼は布吉で一人で外食、宿舎は外国人用
宿舎で、便利ではあったのですが、日本のビジネスホテルよりも狭い処でした。月―土曜日毎朝 7:00 三
星ホテル前から乗り、毎晩 21:30 の最終バスで宿舎に帰る毎日で、人生で一番働いた時期でした。石井・
川副御両名のご尽力と「中小企業の支援」の目的で設立された日技城の理念が私を駆り立て、不便さ、忙
しさは二の次でした。
私が入社した 2000 年に初めて日技城は自社工場を観瀾に建設し、それ以降自社工場のある観瀾に
集中させる為 2001 年に第 2.0 工場、2003 年に第 1.0 工場を閉鎖し、それ以降は私は観瀾での仕事と
なりましたが、本当に色々なことがありました。2003 年のサーズ発生(疑感染者の宿舎での隔離)、2005
年トリクロロエチレン使用に伴う工員死亡、税関問題による AA クラスから B クラスへの降格、工員のスト
ライキ、発電機の継続的な故障などがありましたが、一時は年 3,000 人を超える見学者、近隣の日本進
出企業を交えた 6,000 名にのぼる大運動会、毎年の学生を対象としたインターンシップが新聞・TV で
も取り上げられ、私が董事長として在籍していた 2007 年は日技城として最良の年となりました。その時
は資本金 4,147.5 万香港ドル、株主数 256 名、入居企業 52 社、工・職員数 5,225 名、工場 20 棟、
83,300 ㎡(内自社工場 57,100 ㎡)、発電量月平均 4,094,000kwh で全量発電機使用(重油発電機 6
台、軽油発電機 4 台)株主配当毎年 12.5-15%となり、大きく発展しましたが、これは成功の鍵である天
の時(来料加工を優遇していた時代的背景)、地の利(香港を後背地とした優れた深圳の投資環境)、人
の和(株主、テナント、ジャーナリスト、公的機関、関係者の支援)が揃ったからであります。
佐藤征洋氏と交代した後、リーマンショック、来料加工への制限強化、独資企業への転換要請、更に日
中間の関係悪化など、悪い材料が続出し、日技城も 2.5 工場の返還、観瀾廠の委託加工ライセンスの延
長不可もあり、これらに影響されて大幅に縮小せざるを得ない状況となりました。このような時期ではありま
すが、本来の日技城の理念を忘れることなく、引き続き中小企業の支援が出来るようご尽力頂きたいと思っ
ております。
私は日技城を離れることになりましたが、私の第二の人生を捧げた日技城を見守っていきたいと思ってお
ります。
本当に長い間お世話になり有難うございました。皆様のご健闘・ご健勝をお祈り致します。
神谷誠一
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2
7 月 24 日夕方から、テクノセンター行政部と香港オフ
ィス職員全員による食事会が開催された。
深セン市初となる路面電車の敷設工事が同市竜華新区で7月30 日に始まった。
総延長は11.72 キロメートルで、20 駅を設ける。2016 年末には完成する予定で、17 年3
月までに試運転を開始する見通し。 うち主要路線8.59 キロの区間には15 駅を設ける。
地下鉄4号線の清湖駅から出発し和平路、梅龙路、大和路、人民路、平安路を通り、観瀾大
路の入り口に到る路線となる。
最高速度は時速70 キロ。車両は乗降性に優れている完全低床タイプで、非接触給電方式
を採用しており、駅に停車している間に急速充電することが可能。運行開始時には20 編成
が導入される。
とあるが、只でさえ夕方渋滞が酷い大和路を路面電車が走るとなると、更なる渋滞が懸念
されると思うのですが・・・・・。
観瀾テクノセンター空き状況(2015 年 08 月現在情報)
地区
B地区
B地区
B地区
D地区
工場棟
面積 入居可能時期 地区
工場棟
1号棟 2階 440㎡
B地区 5号棟 2階
即日
1号棟 4階 1500㎡
B地区 5号棟 3階
即日
1号棟 5階 3000㎡
B地区 5号棟 5階
即日
9号棟 4階 1000㎡
B地区 6号棟 5階
即日
面積
入居可能時期
750㎡
即日
1280㎡
即日
1280㎡
即日
580㎡
即日
ココは、高速道路へも近く、香港・恵洲・東莞・などへのアクセスも非常に便利です。
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 中国工場: :観瀾(ガンラン)テクノセンター
佐藤 [email protected]
Tel (86)755-2803-6688
Fax(86)755-2798-0910
広東省深圳市龍華新区観瀾星花社区品順路 134 号日技城6号行政棟2階
西村三砂
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(内線:111)