021 Derimo Client User Guide

Dehenken Remote Monitoring
Derimo Client User Guide
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Derimo Client User Guide
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目次
はじめに ....................................................................................................................................................... 1
第1章 リレークライアント Linux 版のインストール........................................................................... 2
1.1 インストール準備 ...................................................................................................................... 2
1.2 インストール方法 ...................................................................................................................... 3
1.3 確認方法 ..................................................................................................................................... 4
第2章 リレークライアント Windows 版のインストール ..................................................................... 6
2.1 インストール準備 ...................................................................................................................... 6
2.2 インストール方法 ...................................................................................................................... 7
2.3 確認方法 ..................................................................................................................................... 8
第3章 リレークライアント M2M ターミナルへのインストール ......................................................... 9
3.1 概要 ............................................................................................................................................ 9
3.2 M2M ターミナルの初期設定 ..................................................................................................... 9
3.3 リレークライアントのインストール準備 ................................................................................ 13
3.4 インストール方法 .................................................................................................................... 14
3.5 確認方法 ................................................................................................................................... 15
このページは白紙です
はじめに
本書では、Derimo のクライアントソフトウェアであるリレークライアント(Derimo Relay Client)
の、Windows、Linux、あるいは M2M ターミナル(Derimo Linux Client BOX)へのインストールと
使用方法を説明します。
リレークライアントは、クライアントソフトウェアの1つで、Windows、Linux、M2M ターミナルか
らクラウドサーバ(Derimo Server)に情報を送信するプログラムです。別の端末上のコントロールソフ
トウェアやブラウザ上で動作するデリモコントロールパネルを用いて、遠隔コントロールすることがで
きます。遠隔コントロールは、操作者の操作に応じてアクチュエータを動かすことや、センサや GPS 情
報のモニタリングを可能にします。
クライアントのコンピュータにはスタータボード(Derimo Arduino Starter Board)を接続すること
ができます。センサ、動作する機器(アクチュエータ)により、機器の遠隔操作や遠隔モニタリングが
できます。
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第1章
リレークライアント
Linux 版のインストール
1.1 インストール準備
インストール対象のクライアント機として使用する Linux の OS は、通常、特定のディストリビュー
ションに依存することはありませんが、この説明は Ubuntu 14.04 64bit を対象にして説明します。
(1)インストール先作業ディレクトリの準備
本書では、/home/user/derimo というディレクトリにインストールする例を説明します。このディレ
クトリを作成してください。user の部分はご自分のユーザ名に置き換えてください。
(2)JDK の取得とインストール
Adobe(Sun)の JDK を以下の場所から取得してください。
http://www.oracle.com/technetwork/jp/java/javase/downloads/jdk7-downloads-1880260.html
Linux が 64bit 環境の場合、JDK は「Linux x64」を選びダウンロードします。ファイル名は、
jdk-7uXX-linux-x64.tar.gz のようになります(XX はバージョンの数字が入ります)。
ダウンロードしたファイルを展開し配置します。
$ tar zxf jdk-7uXX-linux-x64.tar.gz
$ sudo mv ./jdk1.7.0_XX /usr/lib/jvm/
(3)シリアルポートの読み書き権限をつける
自分のユーザをシリアルポートの読み書きができるようにします。
$ sudo adduser ユーザ名 dialout
設定が反映されているか確認します。ユーザ名にはご自分のログイン ID をご指定ください。
$ groups ユーザ名
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自分のユーザが dialout グループに属しているかをご確認ください。
(4)スタータボード(Derimo Arduino Starter Board)の接続とポートの確認
スタータボードをお使いになられる場合は、USB ケーブルでスタータボードを接続します。
接続されているポートを知るために dmesg コマンドを実行します。
$ dmesg
以下のように出力されます。
FTDI USB Serial Device converter now attached to ttyUSB0
スタータボードの接続ポートは、/dev/ttyUSB0 となります。
1.2 インストール方法
(1)ファイルの展開
Derimo CD-ROM にある以下の zip ファイルを/home/user/derimo に展開します。
Java/Binary/derimo-relay-client-x.y.z.zip
Arduino/Source/derimo-arduino-yymmdd.zip
※x.y.z yyyymmdd 部分にはバージョンや日付数字が入ります。
/home/user/derimo に展開しますと、以下のようにフォルダが配置された状態となります。
/home/user/derimo/derimo-relay-client
/home/user/derimo/arduino
(2)クラウドサーバへのデバイス登録
クラウドサーバに接続するには、インストールしている Linux 機をクラウドサーバにデバイス登録す
る必要があります。
まず、接続可能なクラウドサーバの URL(接続先)と、そのクラウドサーバにサインインするため
のユーザ名とパスワードを用意してください。
登録の手順は次のようになります。
$ cd /home/user/derimo/derimo-relay-client
$ sh ./bin/start-client.sh -d conf -r -s <derimo server url> -u <username> -p <password>
(例)url は一例です。username password は架空のものです
$ sh ./bin/start-client.sh -d conf -r -s http://example.com/derimo-server -u user -p pass
config dir: conf -> O
[debug] DerimoClient - no registration info
3
will register to server http://example/derimo-server with username user and password
pass
[verbose] DerimoCommunicate - url:
http://example.com/derimo-server/client/{action}?uuid={uuid}&username={username}&
password={username}, action:register
[debug] DerimoClient - device register, status code: 201
[info] DerimoRelayClient - registration successful
[info] DerimoRelayClient - Server URL: http://example.com/derimo-server
[info] DerimoRelayClient - UUID: aa6731a7-1018-48ea-970a-1df8c65fxxxx
最終行でこの登録したデバイスの UUID が出力されます。これが、使用する ID となります。UUID
は、このデバイス内に保存しています。
(3)実行
リレークライアントを実行します。
$ sh ./bin/start-client.sh -d conf
リレークライアントでは、先ほどの保存されている UUID を用いてクラウドサーバにアクセスをしま
す。リレークライアントは停止することなく動作を継続します。
スタータボードをお使いの方は、次のようにスタータボードとこのコンピュータとの通信を以下のよ
うにすることで動作を開始します。
$ python module.py –p /dev/ttyUSB0 –b 115200
スタータボードとこのコンピュータとの通信は停止することなく動作を継続します。
(4)停止
リレークライアントとスタータボードの接続の停止は、start-client.sh を停止することです。
Ctrl-c を押して start-client.sh を停止させてください。
1.3 確認方法
インストール手順が終了しましたら、クラウドサーバにブラウザで接続し、クラウドサーバの管理画
面よりデバイスリストを一覧し、このクライアント機の UUID がデバイス登録されている状態になって
いることをご確認ください。
また、クライアント機と接続するコントロールソフトウェア(タイニーコントロール)を使って、接
4
続状態を確認することもできます。
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第2章
リレークライアント Windows 版のインストール
2.1 インストール準備
インストール対象のクライアント機として使用する Windows は、Windows 7 以上を対象とします。
この説明は Windows 8.1 64bit を対象にしています。
以下の説明では C:¥derimo というフォルダを使用します。同じ手順で確認する場合は、あらかじめこ
のフォルダを作成してください。
(1)JDK の取得とインストール
Adobe(Sun)の JDK を以下の場所から取得してください。
http://www.oracle.com/technetwork/jp/java/javase/downloads/jdk7-downloads-1880260.html
Windows が 64bit 環境の場合、JDK は「Windows x64」を選びダウンロードします。ファイル名は、
jdk-7uXX-windows-x64.exe のようになります(XX はバージョンの数字が入ります)
。
ダウンロードしたファイルを実行することで JDK のインストールが完了します。
(2)python と pyserial のインストール
Download the latest version for Windows のページ(下記、2015/6/10 現在)から、python 2.x 系を
ダウンロードしてください。
https://www.python.org/downloads/release/python-279
ダウンロードしたファイル python-2.7.10.msi(2015/6/10 現在)を実行し、Windows にインストー
ルしてください。
次に、コマンドプロンプトから以下のコマンドを動作させて pyserial をインストールします。
> pip install pyserial
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(3)スタータボード(Derimo Arduino Starter Board)の接続
USB ケーブルでスタータボードを接続します。
このとき、[コントロールパネル] – [デバイスマネージャ] – [ポート]を確認し、追加された通信ポート
を確認します。
(たとえば COM3 等の表示が確認できます)
スタータボードを接続すると、自動で ft232 USB シリアルドライバーがインストールされます。
2.2 インストール方法
(1)ファイルの展開
Derimo CD-ROM にある以下の zip ファイルを C:¥derimo に展開します。
Java¥Binary¥derimo-relay-client-x.y.z.zip
Arduino¥Source¥derimo-arduino-yymmdd.zip
※x.y.z yyyymmdd 部分にはバージョンや日付数字が入ります。
C:¥derimo に展開しますと、以下のようにフォルダが配置された状態となります。
C:¥derimo¥derimo-relay-client
C:¥derimo¥arduino
(2)クラウドサーバへの登録
クラウドサーバの URL と、クラウドサーバに登録しているユーザ名とパスワードを使用して、この
Windows 機を一つのデバイスとしてクラウドサーバに登録します。
コマンドプロンプトから以下のコマンドを動作します。
> cd C:¥derimo¥derimo-relay-client
> bin¥start-client.bat –d conf –r –s <derimo server url> -u <username> -p <password>
(例)url は一例です。username password は架空のものです
> bin¥start-client.bat –d conf –r –s http://api.derimo.net/derimo-server -u user -p pass
Relay Client を実行し動作を確認します。
bin¥start-client.bat -d conf
(3)実行と停止
Relay Client を実行します。
> bin¥start-client.bat -d conf
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ボードとの通信動作を確認します。
> python module.py –p ポート名 –b 115200
ポート名はデバイスマネージャで確認したポート名です。
(たとえば COM3 等の表示が確認できます)
クラウドサーバで接続を確認しましたら Ctrl+C で start-client.bat を停止します。
2.3 確認方法
インストール手順が終了しましたら、クラウドサーバにブラウザで接続し、デバイスリストを確認し、
このクライアント機がデバイス登録されていることをご確認ください。
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第3章
リレークライアント M2M ターミナルへのインストール
3.1 概要
本章では、M2M ターミナル(Derimo Linux Client BOX)にリレークライアントをインストールする
方法を説明します。
図: M2M ターミナル
M2M ターミナルとは、Derimo Linux Client BOX のことで、株式会社アルフの ALF ARK-3000X
Bishop B モデルという製品です。
M2M ターミナルは GPS や 3G 通信機能など、豊富なインターフェースを持つポータブルな Linux 端
末です。
本章では、M2M ターミナルの初期状態からのネットワーク設定から、リレークライアントのインスト
ールまでを説明します。
3.2 M2M ターミナルの初期設定
本章では、主に株式会社アルフの「M2M ターミナル初期設定マニュアル」に沿った方法で記載します。
本マニュアルはリレークライアントのインストールに必要な部分にフォーカスしてご説明しますので、
より詳しくお知りになりたい方は、株式会社アルフのマニュアルをご参照ください。
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(1)M2M ターミナルとの接続の準備
初期設定時にネットワークの準備が必要です。
有線 LAN でネットワーク接続し、M2M ターミナルと接続するためにコンピュータが必要です。OS
は特に選びません。この説明ではこのコンピュータのことを、単にコンピュータと呼びます。
コンピュータの有線 LAN のポートに M2M ターミナルと LAN ケーブルを1対1で接続します。
M2M ターミナルのネットワークは 192.168.0.0 ネットマスク 255.255.255.0 のネットワーク設定で
す。
M2M ターミナルの有線 LAN の IP 初期値は 192.168.0.1 ネットマスク 255.255.255.0 となります。
コンピュータの有線 LAN の IP 初期値は 192.168.0.2 ネットマスク 255.255.255.0 を設定します。
以下に、コンピュータの有線 LAN の IP 初期値の設定例を Windows 7 の例で示します。
Windows 7 上で、[コントロールパネル] – [ネットワーク共有センター] – [ローカルエリア接続] –
[プロパティ] – [インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)] – [プロパティ]の設定の例です。
図: Windows での IP 設定
(2)M2M ターミナルの起動と停止方法
M2M ターミナルは、電源を供給すると起動します。
コンピュータのウェブブラウザに、アドレス http://192.168.0.1 を指定し、M2M ターミナル(Bishop)
の設定メニューを起動します。
設定画面にサインインするための ID およびパスワードは、M2M ターミナル初期設定マニュアル 2
ページに記載されています。
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シャットダウンやリブートは、M2M ターミナルにネットワーク接続したコンピュータのブラウザか
ら M2M ターミナルの設定メニューで行うことができます。
M2M ターミナルの設定画面の、[システム] – [POWER OFF]をチェックして[Submit]ボタンを押す
ことでシャットダウン(停止)することができます。
(3)SIM の設置と 3G 接続
3G 通信をするための SIM を M2M ターミナルの SIM スロットにセットします。
※M2M ターミナルを停止した状態で SIM カードを挿入してください。
図: SIM カードのセット
図のように、SIM の金属端子のある面を下にしてスロットにセットしてください。最後まで押し込ん
でください。その後、スロットの横についているカバーを閉じてください。
次に M2M ターミナルを起動し、コンピュータのブラウザで設定画面の[ダイアル設定]に、セットし
た SIM に応じた設定値を記載します。キャプチャ画像は M2M ターミナル設定画面の部分画像です。
以下の画像のように設定値を SIM に応じて変更します。
図: ダイアル設定画面
変更部分の例としては、主に次の箇所です。
Init3=AT+CGDCONT=1,"IP","example.com"
Username=username
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Password=password
1) “IP”の部分
DOCOMO mopera の場合は、“IP”の部分を“PPP”に変更してください。
2) APN 名称 (例では“example.com”)
SIM の説明書の APN 設定情報に記載している APN 名称を記載します。
3) Username
SIM の説明書の APN 設定情報に記載しているユーザ名を記載します。
4) Password
SIM の説明書の APN 設定情報に記載しているパスワードを記載します。
ご参考までに、M2M ターミナルの初期設定マニュアルにある設定例を記載します。
・NTT docomo MOPERA
Init1=ATZ
Init2=ATQ0 V1 E1 S0=0 &C1 &D2 +FCLASS=0
Init3=AT+CGDCONT=1,"PPP","mopera.net"
Username=unknown
Password=unknown
Phone=*99***1#
・NTT docomo MOPERA-U 定額制
Init1=ATZ
Init2=ATQ0 V1 E1 S0=0 &C1 &D2 +FCLASS=0
Init3=AT+CGDCONT=1,"IP","mopera.flat.foma.ne.jp"
Username=unknown
Password=unknown
Phone=*99***1#
・b-mobile イオン限定サービス
Init1=ATZ
Init2=ATQ0 V1 E1 S0=0 &C1 &D2 +FCLASS=0
Init3=AT+CGDCONT=1,"IP","bmobile.ne.jp"
Username=bmobile@aeon
Password=bmobile
Phone=*99***1#
・Biglobe
Init1=ATZ
Init2=ATQ0 V1 E1 S0=0 &C1 &D2 +FCLASS=0
Init3=AT+CGDCONT=1,"IP","biglobe.jp"
Username=user
Password=0000
Phone=*99***1#
設定画面の[ルーティング]については以下のように起動時に 3G を自動接続する設定をします。
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図: ルーティング設定画面
M2M ターミナルの初期設定は以上です。
3.3 リレークライアントのインストール準備
(1)ファイルのコピー
Derimo CD-ROM にあるファイルを M2M ターミナルにコピーします。以下の例は Linux の稼働す
るコンピュータからの接続の例となっています。
※ssh と scp には root ユーザを使用します。
パスワードは、M2M ターミナル(Bishop)開発環境構築ガイド 7 ページに記載されています。
Derimo CD-ROM の以下のファイルを scp で M2M ターミナルにコピーしてください。
Java/Binary/derimo-relay-client-x.y.z.zip
RelayModule/Source/derimo-bishop-gps-module-yyyymmdd.zip
※x.y.z yyyymmdd 部分にはバージョンや日付数字が入ります。
$ cd derimo-cd (この場所は例です。Derimo CD-ROM の内容を置いている場所に移動します)
$ scp ./Java/Binary/derimo-relay-client-x.y.z.zip [email protected]:/home/user/
$ scp ./RelayModule/Source/derimo-bishop-gps-module-yyyymmdd.zip ¥
[email protected]:/home/user/ (この 2 行は、実際には¥マークなしの一行です)
※上記は、有線 LAN 設定で IP を 192.168.0.1 としている場合の例です。
(2)JDK の取得とコピー
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Adobe(Sun)の JDK を以下の場所から取得してください。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/jdk7-arm-downloads-2187468.html
取得する JDK は「Linux ARM v6/v7 Soft Float ABI」です。
取得しましたら、M2M ターミナルにコピーしてください。
3.4 インストール方法
(1)ファイルの展開
ssh で M2M ターミナルにログインしたあと、以下のようにコマンドを実行してください。
$ cd /home/user
$ mkdir derimo
$ cd /home/user/derimo
$ unzip /home/user/derimo/derimo-relay-client-x.y.z.zip
$ unzip /home/user/derimo/derimo-bishop-gps-module-xxxxxxxx.zip
$ tar xzf /home/user/derimo/jdk-7u60-linux-arm-vfp-sflt.tar.gz
以上のように、展開が終わりましたら、展開元の圧縮ファイルは M2M ターミナル上には不要ですの
で削除しておきます。
$ rm /home/user/derimo/derimo-relay-client-x.y.z.zip
$ rm /home/user/derimo/derimo-bishop-gps-module-yyyymmdd.zip
$ rm /home/user/derimo/jdk-7uxx-linux-arm-vfp-sflt.tar.gz
(2)起動スクリプトの準備
起動スクリプトを編集します。
/home/user/derimo/derimo-relay-client/bin/start-client.sh
#JAVA_HOME= この部分を、以下の行に書き換えます。
JAVA_HOME=/home/user/derimo/jdk1.7.0_60
(JDK のバージョンは実際のものにあわせてください)
実行属性をつけます。
$ chmod +x /home/user/derimo/derimo-relay-client/bin/start-client.sh
(3)クラウドサーバ(Derimo Server)への登録
Derimo Server の URL と、Derimo Server に登録しているユーザ名とパスワードを使用して、この
M2M ターミナルを一つのデバイスとして Derimo Server に登録します。以下のコマンドを動作します。
¥マークで 2 行に分かれているところは実際には一行となります。
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$ cd /home/user/derimo/derimo-relay-client
$ ./bin/start-client.sh --config-dir ./conf --register --username <username> ¥
--password <password> --server <derimo server url>
(例)url は一例です。username password は架空のものです
$ ./bin/start-client.sh --config-dir ./conf --register --username derimouser ¥
--password derimopass --server http://example.derimo.net/derimo-server
(4)自動起動の準備
スクリプトの所有ユーザと場所を変更し実行属性を付与します。
$ chown -R user:user /home/user/derimo
$ mv /home/user/derimo/bishop-gps-module/start.sh /home/user/derimo/
$ chmod +x /home/user/derimo/bishop-gps-module/module.py
起動時の自動実行スクリプトである /home/user/Auto_Start ファイルの末尾に次の行を記載します。
/home/user/derimo/start.sh &
これで、次回 M2M ターミナル起動時に Relay Client が自動起動します。
3.5 確認方法
インストール手順が終了しましたら、クラウドサーバにブラウザで接続し、デバイスリストを確認し、
このクライアント機がデバイス登録されていることをご確認ください。
15
最終ページ
本書の記述に関するご不明点・ご質問につきましては、
「書名」と「該当ページ」を明記の上、FAX また
は電子メールで当社の保守サポート係にお送りください。なお、ご質問によっては回答に日数のかかる
場合があります。また、本書の範囲を超えるご質問にはお答えできませんので、あらかじめご了承くだ
さい。
Android 機そのものの機能や操作方法に関するご質問は、当社のサポート対象外となります。
付属品に関するご質問は、当社の知りうる限りの情報にて、回答させていただきます。
Derimo Client User Guide
2013 年 4 月 5 日
初版発行
2015 年 9 月 1 日
本版
著者
株式会社データ変換研究所 Derimo 開発担当
発行者 株式会社データ変換研究所 代表取締役 畑中豊司
(C)Copyright Dehenken Limited 2012 - 2015 All Rights Reserved.
株式会社 データ変換研究所
Dehenken Limited
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TEL 075-254-8780
FAX 075-254-8790
http://www.dehenken.co.jp
[email protected]
商品に関する情報
http://www.derimo.net
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