20150610-170254

(様式1)
平 成 26 年 4月 11日
(データ配信日 平成 26 年4月11日)
教 育 長 様
代表者 校園名(萩之茶屋小学校)
校園長名(枝元 哲) 印
(電話 06-6641-0044 FAXO6-6641-6596)
申請者 校園名(萩之茶屋小学校)
職名・名前 ( 校長 枝元 哲 ) 印
(電話 06-6641-0044 FAXO6-6641-6596)
代表者校 学校事務職員名( 金丸 幸司 )
平成 26 年度「がんばる先生支援」申請書
本研究に対する支援を受けたく、次のとおり申請します。
1 研究コース等
( 個人 ・ グループ )研究
※(
( 基礎 ・ 今日的課題 )研究コース
)内はいずれかに○を記入してください。
2 研究テーマ 「小中一貫した取り組みを見据えた英語教育の在り方と指導法の研究」
小中 9 年間の英語指導の在り方の追求と、フォニックスの指導法の実践的研究
3 研究目的
本校は平成 27 年 4 月に(仮称)今宮小中一貫校となり、小学校 1 年生からの英語教育が開始され
る。そのとき、子どもたちがスムーズで、より意欲的に英語学習に取り組めるように、今年度から学校の
重点課題として英語学習に取り組みたい。また、英語を通して積極的に人とコミュニケーションをとる
子どもの育成を図りたい。英語の実践的研究は、子どもたちにとって有益であるばかりか、教員にとっ
ても英語指導の力量を高め、小中一貫校で、また市内の別の小学校で英語指導を推進する核となる
人材を育成する取り組みである。また、小中一貫校を見据え、9 年間連続した英語指導の在り方はど
うすればよいのか、統合を目前に控え、その実践的研究を行うことであり、次年度の一貫校の英語学
習の基盤となる研究である。
4 研究内容
○1 年生からの英語学習計画
低学年から段階を追った英語学習計画を立て、英語の発音を学び、英語をコミュニケーションのツ
ールとして使える子どもを育成する。また、指導計画の作成には、次年度統合を予定している今宮中
学との連携を図り、小中でつながりのある英語学習の学習課程を作っていく。
○生きた英語の音を追求する
フォニックス教材を使用し、DVD や大型絵本、絵カードなどを活用し、視覚や聴覚から入り、アルフ
ァベットの発音が自然に身につくようにする。正しい英語の発音のために、CD や DVD といった音声教
材はもちろんのこと、英語のネイティブスピーカーを講師として招聴し、子どもに生きた英語の音を感
じ取らせるようにする。また、一貫校化する中学校の英語科教員と連携し、英語学習を推進していく。
またより多くの英語にふれさせることを意図し、ボランティアの招聘も行いたい。
○視覚・聴覚に訴える多様な英語教材の活用
子どもたちの興味・関心に高めるとともに、ICT 機器を自ら操作し活用できる子どもの育成を目指し、
PC や電子黒板・プロジェクターなどの ICT 機器を使った、インタラクティブな英語学習を行う。
○英語指導のできる教員の育成
英語指導は、小学校教員にとって必要なアビリティーであり、十分な英語指導をできる力量をもつ教
員の育成は急務である。多くの実践について研究を行うとともに、授業実践を通して指導力の向上を
図っていきたいと考える。また、英語指導・フォニックスについての講師を積極的に招碑し、指導法に
ついて学ぶ場を設定する。この取り組みは本校のみとするのではなく、同じく統合する弘治小・今宮
小にも広げて研修を行う。
5 活動計画(日程)
○1 年生からの英語学習計画
学年
時数
教育課程上の位置づけ
低学年 2 週で 1 時間程度の英語学習 年間 15 時間十α
教育課程外
中学年 1.5 週で 1 時間程度の英語学習 年間 20 時間+α 総合的な学習
高学年 週 1 時間の英語学習 年間 30 時間+α
外国語活動
○生きた英語の音を追求する
・フォニックス学習を通して、子どもたちに英語の発音の基礎を育てる
・英語に興味関心を持つ児童を育てる
○視覚・聴覚に訴える多様な英語教材の活用
・各学級で電子黒板による授業ができるようにする
・児童が ICT 機器の操作に慣れ、活用できる
○英語指導のできる教員の育成
・フォニックスについての理論.・実技講習会を実施する
・他校の英語学習の資料収集・授業参観・英語教育に関わる各種研修会に参加する
・英語科の研究授業を各学年で実施する
・英語指導についての講師を招碑し、研修会を持つ
6 見込まれる成果
児童から見た効果として、次年度より始まる小中一貫とした教育に円滑に移行できるとともに、特に
英語学習において意欲的な取り組みが期待される。また、コミュニケーション能力の育成が図られると
ともに、グローバルな視点の萌芽が期待できる。教員から見た効果としては、英語の実践的指導力の
向上は当然のこと、小中一貫の教育課程の創造が可能となるばかりか、中学校教員との連携の強化
や一貫校に向けての素地づくりに役立つものと考える。 また、それ以外の効果として地域に一貫校
の利点をアピールするとともに、一貫校への支持を高める効果が期待できる。
7 成果の検証方法(※客観的な指標により、数値で示すことができる方法で記述すること)
○1 年生からの英語学習計画:上記の英語の時数の実践を行う。全学年で 130 時間以上の授業を実
施し、その半分以上を基本的に公開する。
○生きた英語の音を追求する:フォニックス学習の効果は中学英語教員や C-NET のネイティブスピ
ーカーによる発音の評価を 2.3 学期に受けることで成果を測定する。また意欲面では、英語学習に
関する児童アンケート調査を実施し 7 割以上の児童が肯定的な返答をするように努める。
○英語指導のできる教員の育成:
・フォニックスの理論・実技講習会を前期に 2 回以上実施する実施する
・英語教育に関わる各種研修会に各教員が 1 回以上参加する
・英語科の研究授業を各学年 1 回以上 計 6 回以上実施する
8 研究発表の日程・場所(予定も可)※今日的課題研究コースは必ず記入
(日程)平成 27 年 1 月 14 日(場所)萩之茶屋小学校 予定
9 予定経費額
金 500,000 円
※研究内容に関する所属校園長のコメント等があればご記入ください。
次年度の本格的英語学習を目前にして、イノベーション事業をベースとした英語の教育課程作り
に力を注ぎたいと考えています。教材などの購入などに使用し、一貫校でも続けて使用したいと思い
ますので、是非、認定していただけますようお願いします。
※上記の内容を原則としてA4判2ページで作成する。