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第14回目を開催しました!
2015年10月19日
第14回『やまがた商い寄席』は、10月19日(月)、武田 立(たけだ とおる)氏(東北大学ベンチャーパー
トナーズ(株)技術担当部長・工学博士)を噺家にお迎えし、「山形がグローバル市場で存在し続けるため
に」を演目としてご講演いただきました。
東北大学ベンチャーパートナーズ(株)は、大学発ベンチャーの発掘と育成を主旨とし、今年2月に設立さ
れ、東北大学を中心とする地域の大学を対象に、9月には総額92億円のファンドが設立されました。
イノベーションとは、「技術革新」ではなく「経済社会革新」であり、「知の創造」「知の具現化」「知の商業
化」の3つのステージの結合であり、良きパートナーが必要であることをお話しいただきました。また、これか
らは「インターネットを使わないと儲からない」という世界の動きや、「鷹の目」で判断し考えることの重要性に
加え、山形県の強みや課題を踏まえた地域のイノベーションの掘り出し方など、ものづくり製造業から観光
業まで幅広くご指摘いただきました。ベンチャー創出だけではなく、既存事業の付加価値を如何に向上さ
せるかのヒントを頂いた寄席となりました。
最後に、お悩み事相談としてお時間をいただき、学生や研究者、自治体関係者からの質問や相談にお
答えいただきました。
次回のやまがた商い寄席は、噺家・演目などの詳細が決まりましたなら、国際事業化研究センターホームページ
にてご案内致します。
http://www.big-i.yamagata-u.ac.jp/
やまがた商い寄席を通じて、グローバル変化を共有し、参加者それぞれが直面する課題解決のヒントを得、地域
や自分の強みを再発見いただければ幸いです。学内外から多数の皆様の参加をお待ちしております。