114 NSAIDS (2)

114 NSAIDs 非酸性系(内服)
MS用 2012/03
非酸性
分類
商品名
メブロン
ソランタール
カロナール
一般名
エピリゾール
塩酸チアラミド
アセトアミノフェン
メーカー名
第一三共
アステラス
昭和薬化工
発売年月
1970.8
1975.1
1996.6(錠) 2000.6(Sy)
②
①
①
②
①
効
能
効
果
慢性関節リウマチ
変形性関節症
腰痛症
肩関節周囲炎
頸肩腕症候群
腱・腱鞘炎
外傷後の消炎・鎮痛
手術後の消炎・鎮痛
抜歯後の消炎・鎮痛
急性上気道炎
その他
用法用量
①
②
①
②
①
②
①
③
②
②
②関節症、神経痛、膀胱炎、 ①関節炎、骨盤内炎症、難産 ①頭痛、耳痛、症候性神経痛、筋肉痛、打撲痛、捻挫痛、月経
子宮附属器炎、会陰裂傷、智 道損傷、乳房うっ積、帯状疱 痛、分娩後痛、がんによる疼痛、歯痛、歯科治療後の疼痛
③(シロップ)小児科領域の解熱
歯周囲炎、歯髄炎
疹、多形滲出性紅斑、膀胱
炎、副睾丸炎、前眼部炎症、
智歯周囲炎
①600mg・分2~4
①300mg・分3
②150~450mg・分2~4
②頓用:1回100mg(1日2回ま
③頓用:1回50~150mg(1日2 で)最大量300mg
回まで)最大量450mg
①1回0.3~05g、1日0.9~1.5g(錠として1回1.5~2.5錠、1日4.5~
7.5錠)
②1回0.3~0.5gを頓用、原則として1日2回まで、1日最大1.5g
③小児に10 mg/kgを頓用(増減),原則として1日2回まで、1日最大
15 mg/kgまで、年齢別1回投与目安量:12~6歳200 mg,5~3歳140
mg,2~1歳100 mg,11~6カ月80 mg,5~3カ月60 mg
プロドラッグ
体 最高血中濃度到達時間(hr)
内
半減期(hr)
動
態 作用持続時間
術後、外傷後の消炎鎮痛
腰痛症
頸肩腕症候群
関節症
臨 神経痛
慢性関節リウマチ
膀胱炎
子宮附属器炎
床 会陰裂傷
骨盤内炎症
軟産道損傷
乳房うっ積
成 帯状疱疹
多形滲出性紅斑
膀胱炎
副睾丸炎
績 前眼部炎症
智歯周囲炎・歯髄炎
抜歯その他の口腔外科手術後の消炎・鎮痛
解熱・鎮痛
急性上気道炎
備考
禁忌
相
互
作
用
0.5
0.9
.
1.5
1.59
2.36
-
74.8%
57.6%
54.1%
57.8%
52.2%
32.8%
78.3%
56.7%
51.9%
-
手術84.6%、外傷73.5%
67.5%
59.3%
関節炎56.3%
-
60.9%
58.3%
62.5%
68.4%
61.9%
93.8%
73.3%
86.7%
84.4%
79.6%
78.2%
69.6%
59.4%
解熱71.4% 鎮痛70.6%
69.7%
本剤は、非酸性の抗炎症鎮痛 本剤は、非ステロイド・非ピリン 本剤は、小児には使いやすい薬剤である。経口投与後の吸収は
剤である。
系の塩基性鎮痛・抗炎症剤で おおむね迅速で、血中濃度は、投与後約20~60分で最高値を示
ある。その臨床効果は、多数 す。アセトアミノフェンは、アセトアニリドやフェナセチンを投与したと
の臨床試験において認められ きの主要代謝産物で、その解熱鎮痛効果の本体と考えられてい
ており、特に急性炎症での疼 る。解熱鎮痛作用はアセトアニリドと同様中枢性で、体水分の移動
痛、腫脹等に優れた作用を示 と末梢血管の拡張とが相まって起こる発汗を伴う解熱と、痛覚域
値の上昇効果とによる。平熱時にはほとんど体温に影響を及ぼさ
す。
ず、発熱時には投与3時間後あたりで、最大効果を発現する。解熱
効力はアセトアニリドに劣らない。その解熱鎮痛効果はアスピリン
と同じく緩和な痛みに限られている。抗炎症効果は弱い。
消化性潰瘍のある患者
重篤な血液の異常のある患者
重篤な肝障害のある患者
重篤な腎障害のある患者
過敏症の既往歴のある患者
アスピリン喘息またはその既
往歴のある患者
消化性潰瘍のある患者
重篤な血液の異常のある患者
重篤な肝障害のある患者
重篤な腎障害のある患者
敏症の既往歴のある患者
アスピリン喘息又はその既往
歴のある患者
併用注意
消化性潰瘍のある患者
重篤な血液の異常のある患者
重篤な肝障害のある患者
重篤な腎障害のある患者
敏症の既往歴のある患者
重篤な心機能不全のある患者
アスピリン喘息 又はその既往歴のある患者
リチウム製剤、チアジド系利尿薬
アルコール(飲酒) (錠、散のみ)
クマリン系抗凝血剤 (ワルファリンカリウム) (錠、散のみ)
副作用発現率
重大な副作用
6.8%(1492/22205)
ショック
3.28%(2280/69408)
ショック
アナフィラキシー様症状
消化器症状 3.0%
食欲不振 1.8%
悪心・嘔吐 0.7%
下痢・軟便 0.2%
食欲不振、胸やけ
悪心、発疹
頭痛、浮腫
副
作
用 主な副作用
1
抗生物質、抗菌剤(シロップのみ)
シロップ:1.6%(4/245)
ショック
アナフィラキシー様症状
皮膚粘膜眼症候群、Lyell症候群
喘息発作の誘発
肝機能障害、黄疸
悪心・嘔吐
食欲不振、腹痛、下痢
過敏症
悪心・嘔吐
富田薬品(株)医薬営業本部