小宅地取扱要綱案

資料 2-7
清須市名古屋都市計画事業
新 清 洲 駅 北 土 地 区 画 整 理 事 業
小宅地取扱要綱案
解
説
清須 市
条
文
解
説
小宅地取扱要綱案
(趣旨)
第1条
(趣旨)
こ の 告 示 は 、清 須 市 名 古 屋 都 市 計 画 事 業 新 清 洲 駅 北 土 地 区 画 整 理 事 業 換
地 設 計 規 則( 平 成 2 7 年 清 須 市 規 則 第
本 事 業 を 進 め て い く 中 で 、事 業 計 画 に 基 づ き 換 地 設 計 作 業 を 行 い 仮 換 地 の 位
号 。以 下「 規 則 」と い う 。)第 1 0
置 ・ 地 積 を 決 め る こ と に な り ま す が 、そ の 前 に 換 地 設 計 の 方 針 と し て 、地 積 が
条の規定に基づき、小宅地の取扱いに関し必要な事項を定めるものとする。
比較的小である宅地については、所有者の同意により換地を定めない場合や、
小宅地とならないよう宅地の地積の規模を適正にすることを目的とします。
(定義)
(定義)
この告示において「小宅地」とは、名古屋都市計画事業新清洲駅北土地区画
「 小 宅 地 」と 住 宅 、 店 舗 、 事 務 所 、 又 は 工 場 の 建 築 物 が あ る 画 地 で 、下 記 の い
整理事業の事業計画決定の公告の日現在において住宅、店舗、事務所又は工場の建
ずれかに該当する方のことです。隣接して換地され、その計算地積の合計が
築物が存し、かつ、所有者を同じくする画地又は借地権を有する者を同じくする画
160 ㎡ を 超 え る 場 合 は 「 小 宅 地 」 に 該 当 し ま せ ん
第2条
160 ㎡ の 基 準 は 清 須 市 宅 地 開 発 指 導 要 綱 か ら 採 用 し て い ま す 。
地の地積の合計が次のいずれかに該当するもの(整理後の画地が隣接して存し、か
つ、一体的に利用されるものであって、規則第8条第1項の規定により算出した地
積(以下「計算地積」という。)の合計が160平方メートル以上のものを除く。)
(1)
【整理前の土地】
をいう。
⑴
整 理 前 の 画 地 の 地 積( 規 則 第 4 条 に 規 定 す る 地 積 を い う 。以 下 同 じ 。)の
合計が160平方メートル未満のもの
⑵
整 理 前 の 画 地 の 地 積 の 合 計 が 160 ㎡ 未 満 の 方
50 ㎡
+
100 ㎡
=
1 5 0 ㎡ ( 160 ㎡ 未 満 で 該 当 )
整 理 前 の 画 地 の 地 積 の 合 計 が 1 6 0 平 方 メ ー ト ル 以 上 で あ っ て 、計 算 地 積
が160平方メートル未満となるもの
(2)( 換 地 の 地 積 ) 換 地 設 計 規 則 8 条 1 項 で 計 算 さ れ た 地 積 【 計 算 地 積 】 が
160㎡未満の方
【整理前の土地】
【整理後の土地】
50 ㎡
30 ㎡
換地設計
150 ㎡
整 理 前 の 地 積 200 ㎡ ( 160 ㎡ 以 上 )
- 1 -
120 ㎡
計 算 地 積 150 ㎡ ( 160 ㎡ 未 満 で 該 当 )
条
文
解
(地積の決定方法)
第3条
⑴
説
(地積の決定方法)
整理後の地積の決定は、次の方法によるものとする。
整 理 前 の 画 地 の 地 積 の 合 計 に よ り 、小 宅 地 届 出 に よ る 整 理 後 地 積 の 範 囲 が
整 理 前 の 画 地 の 地 積 の 合 計 が 1 6 0 平 方 メ ー ト ル 未 満 の 場 合 は 、当 該 整
異なります。
地前の画地の地積を上限とし、計算地積以上の地積とする。
⑵
番号
整理前の画地の地積の合計が160平方メートル以上であって計算地
積が160平方メートル未満の場合は、160平方メートルを上限とし、
計算地積以上の地積とする。
整理前地積の合計
整理後地積の範囲
(1)
160 ㎡ 未 満
計算地積以上~整理前地積の合計まで
(2)
160 ㎡ 以 上
計 算 地 積 以 上 ~ 160 ㎡ ま で
上記、整理後地積の範囲内まで届出することができます。
(届出)
(届出)
第4条
小 宅 地 の 届 出 を 希 望 さ れ る 方 は 、下 記 の 書 類 を 市 長 宛 に 提 出 し て い た だ き ま す 。
小 宅 地 と し て の 取 扱 い の 届 出 を し よ う と す る 者( 以 下「 届 出 者 」と い
う 。)は 、小 宅 地 取 扱 届 出 書( 第 1 号 様 式 )に 次 に 掲 げ る 書 類 を 添 え て 、市 長
・小宅地取扱届出書(様式第1号)の記入
に提出しなければならない。
・届出者の印鑑証明書(法人の場合は、法人の印鑑証明書)を1通
・ 土 地 所 有 者 が 死 亡 し 、未 だ 相 続 登 記 が な さ れ て い な い 場 合 は 、相 続 届 出 書
⑴
届出者の印鑑登録証明書
⑵
相 続 届 出 書( 第 2 号 様 式 )( 土 地 所 有 者 が 死 亡 し 、か つ 、相 続 登 記 が な
さ れ て い な い 場 合 で あ っ て 、他 の 規 程 の 定 め に よ る 提 出 を し て い な い 場 合
に限る。)
(届出の承継)
(届出の承継)
第 5 条 前 条 の 規 定 に よ る 届 出 後 、小 宅 地 の 所 有 者 に 変 動 が 生 じ た と き は 、当
小宅地取扱届出書にも記述がありますが、土地所有の移転がありましても、
該 届 出 に 関 す る 全 て の 事 項 に つ い て 、変 動 後 の 所 有 者 に 承 継 す る も の と す る 。
届出内容(清算金の発生の承諾を含む)は新所有者に承継いたします。
届 出 者 は 所 有 権 を 移 転 す る 際 に は 、新 所 有 者 へ 小 宅 地 届 出 事 項 を 説 明 す る こ
とが望ましいです。
(清算金)
第6条 第3条の規定により決定した整理後の地積と計算地積との差につい
ては、換地計画において清算金で処理するものとする。
(清算金)
清算金が発生する例
計算地積
150 ㎡
整理後地積
160 ㎡
地積の差
10 ㎡ 分 の 清 算 金 を 徴 収 い た し ま す
(本来の換地地積)(小宅地届出の地積)
(地積決定の通知)
(地積決定の通知)
第7条
(徴収清算金)
市 長 は 、第 4 条 の 規 定 に 基 づ く 届 出 書 を 受 理 し た と き は 、そ の 内 容 を
審 査 し 、適 当 と 認 め た と き は 、仮 換 地 指 定 通 知 書 に よ り 届 出 者 に 通 知 す る も
のとする。
- 2 -
小 宅 地 取 扱 届 出 書 を 受 理 し 、そ の 内 容 を 審 査 し て 、換 地 設 計 を 行 い ま す 。そ
の結果の内容については届出者に仮換地指定書で通知します。
条
文
解
(雑則)
第8条
附
この告示に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。
則
この告示は、平成27年9月24日から施行する。
- 3 -
説