1 Mitsubishi Motors (Thailand) Co., Ltd. 事業ご説明資料 Mar. 6, 2015 2 資料構成 1. MMTh の概要 2. タイ自動車産業の概要 3. タイ国内マーケット及び国内事業 4. 輸出事業 5. 生産事業 6. 開発 3 1. MMThの概要 4 沿革 1961年5月 1964年10月 1965年10月 1970年4月 1973年12月 1987年1月 1988年1月 1989年2月 1992年3月 1996年3月 1997年8月 2003年11月 2004年1月 2005年8月 2007年9月 卸売会社Sittipol Motor Co (SMC) 設立 組立会社United Development Motor Industry (UDMI) 設立 三菱重工 UDMIの60%取得 三菱自動車(MMC)三菱重工から分離 MMC SMCの40%取得 SMCとUDMIを統合し、MMC Sittipol Co.,Ltd. (MSC)を設立。 (Lee Family 52% MMC 48%) カナダにランサーの輸出を開始(タイからの自動車輸出第一号) ピックアップL200の輸出を開始 Laemchabang#1工場の稼動 Laemchabang#2工場の稼動、三菱の1トンピックアップの製造を集約化 MMC Lee Family から株式を買い取りマジョリティーを取得 社名をMSCからMitsubishi Motors (Thailand) Co., Ltd (MMTh)に変更 ふそう部門を Mitsubishi Fuso Truck (Thailand) (MFTT)として分離 ピックアップトラック「トライトン」 販売開始 ピックアップトラック輸出累計100万台達成 5 沿革 2008年4月 2008年8月 2009年9月 2010年7月 2010年12月 2011年9月 2012年3月 2012年7月 2013年2月 2013年2月 2013年8月 2014年2月 2014年5月 2014年11月 2015年2月 生産能力増強のためエンジン工場を隣接地に新設 新型SUV「パジェロスポーツ」発表 「Lancer EX」発表(タイ初のE85対応量産車) 生産累計200万台達成 ラムチャバン新工場(第三工場)起工式、エコカー専用工場の建設に着手 プレス工場稼動 ラムチャバン新工場稼動開始 ミラージュ(グローバルスモール)タイ国内販売開始 ミラージュの日本向け出荷開始 輸出累計200万台達成 生産累計300万台達成 アトラージュ生産開始 アトラージュ輸出開始 ミラージュ生産累計20万台達成 トライトン販売累計110万台達成 新型トライトン発表 新型トライトン輸出開始 6 取締役構成 2015年2月現在 社長&CEO 製造担当EVP&COO&CQO 財務担当EVP 販売担当EVP コーポレート担当EVP アフターセルス担当EVP 購買担当EVP 開発担当EVP 品質統括担当EVP 生技担当VP (非常勤) (非常勤) (非常勤) (非常勤) (非常勤) 一寸木 守一 北尾 光教 林 浩照 中原 耕治 原 武司 服部 篤 告野 昌樹 野谷 一博 松田 忠孝 Asanee Kulakowit 中原 俊憲 (MMC生産技術本部長) 野田 浩 (MMC経理本部長) 米澤 伸明 (MMC財務本部長) 黒井 義博 (MMC経企本部長) 上林 一行(MMCタイ事業本部長) 7 株主構成 三菱自動車工業株式会社 100% Mitsubishi Motors (Thailand) Co., Ltd. 資本金:7,000百万Baht 100% MMTh Engine Co., Ltd. 資本金:20百万Baht エンジン組立/プレス/樹脂部品製造 8 タイ自動車メーカー生産拠点 Phanakorn Si Ayuthaya 190 KMs Prachinburi 146 KMs (建設中、2015年稼動予定) Chachoengsao 118 KMs 117 KMs SamutPrakarn 97KMs 96KMs 102 KMs 100 KMs LAEM CHABANG PORT 38 KMs 41 KMs 42 KMs Rayong 表示の距離はLCB港から各工場までの最短道路の距離 9 所在地 本社 (Rangsit) BANGKOK ドンムアン旧空港 バンコク ◎ スワンナプーム新空港 160 Km [LCB工場] タイ湾 [MEC] LAEMCHABANG 港 LAEMCHABANG 工場 パタヤ 10 販売台数 Start Production of Attrage (1,000 units) Recover of Flood Crisis 450 Incentivize First Car Buyer Start production of Mirage Start Production of New Triton 35 400 46 350 40 Export KD Flood Crisis 300 Inauguration of Laemchabang Factory 2 and concentrate production of 1 ton pick up truck 250 230 30 Start Triton Production 200 150 21 Currency Crisis 100 50 13 74 40 28 0 CY96 CY97 13 19 14 3 6 61 61 13 19 28 26 30 CY98 CY99 CY00 CY01 CY02 64 60 76 17 18 18 28 26 24 138 89 100 128 139 37 40 43 FY03 FY04 FY05 68 28 251 282 146 150 108 26 26 19 25 FY06 FY07 FY08 FY09 Export BU 154 48 FY10 75 FY11 76 FY12 FY13 62 FY14 (Forecast) Domestic Sale: - Wholesales Volume Domestic Sales 11 3. タイ国内マーケット及び国内事業 12 総需要推移 (1,000 Units) 総需要(⼤型トラック・バスを除く) ファーストカーインセンティブ 及び、洪水影響からの反動 1,800 1,600 1,513 洪水による 需要減 1,400 1,200 1,084 1,000 800 600 400 310 434 541 617 680 628 629 FY06 FY07 545 590 FY08 FY09 847 807 FY10 FY11 810 200 0 FY01 FY02 FY03 FY04 FY05 FY12 FY13 FY14 (予想) 13 国内販売台数とシェア Market Share(%) (1,000 Units ) 150 Share 13% 120 12% 11% 9% 10% 90 15% 142 台数 10% 85 8% 9% 75 9% 8% 6% 6% 8% 6% 6% 60 35 33 30 30 25 16 19 8% 74 36 40 44 4% 4% 26 27 4% 19 4% 62 48 5% 23 0% 0 CY96 CY97 CY98 CY99 CY00 CY01 CY02 FY03 FY04 FY05 FY06 FY07 FY08 FY09 FY10 FY11 FY12 FY13 FY14 (Forecast) (Remark) 1993 – 2003 Volume included Truck and Bus. In 2004 separation of Fuso Truck and Bus , 2004 onwards excluded Truck and Bus. 14 商品 Pick Up/ SUV Pajero Sport Triton Passenger Lancer EX Mirage Attrage 15 Product Line Up FY2010 ミラージュ 乗用車 アトラージュ ランサーEX Pick UP トライトン PPV パジェロ スポーツ FY2011 FY2012 FY2013 FY2014 Current FY2015 16MY (3月) 16MY (6月) 13MY(7月) フルモデルチェンジ(12月) MPV (日本名) デリカD:5 次期車 16 Number of Outlets(FY04~FY14) 販売店数 (店舗数) 207 186 200 150 219 164 146 145 149 141 141 135 126 136 100 50 0 2004 3月 2005 3月 2006 3月 2007 3月 2008 3月 2009 3月 2010 3月 2011 3月 2012 3月 2013 3月 2014 3月 2015 2月 新型トライトン タイ国内販売状況 17 新型トライトンはタイ国内から販売開始。 ・2014年11⽉18⽇、バンコク近郊IMPACT国際展⽰場にてプレス発表会を開催。 ・2014年12⽉11⽇ ダブルキャブ出荷開始 ・2015年2⽉6⽇ シングルキャブ・メガキャブ出荷開始 18 新型トライトン タイ国内販売状況 2014年12⽉より展⽰・試乗イベントを全国各地50カ所以上で開催。 南部地区 イベント 中部地区 イベント 中部地区 イベント 全国⼀⻫店頭展⽰試乗会 ”All New Triton Day“ 2015年2⽉14⽇ 1000台予約 19 新型トライトン 商品特徴 1. High Performance and Economy - 新開発MIVECクリーンディーゼルエンジン 1. High Performance and Economy (ピックアップ世界初アルミブロックエンジン) - 181psの⾼い動⼒性能と低燃費の両⽴を実現 - 競合⾞よりも低燃費(社内測定値) 2. Driving Comfort - 信頼の⾜回り・サスペンション - 静粛性が⾼く、広い⾞室内 - ⼩回りが利き運転しやすい 3. Safety - 安全性の⾼い観⾳開きドア(メガキャブ) - 衝突安全RISE BODY - 全グレードに運転席・助⼿席エアバッグ - 横滑り防⽌装置など、さまざまな安全装備 4. Many fascinating features - 特徴的な外観・HIDヘッドランプ&DRL - KOS、ナビ、左右独⽴エアコン等 20 4. 輸出事業 21 MMTh輸出台数 (1,000 Units ) 350 300 KD Attrage 250 Mirage 200 Pajero Sport New Triton 150 Lancer 100 Triton 50 0 FY00 FY01 FY02 FY03 FY04 FY05 FY06 FY07 FY08 FY09 FY10 FY11 FY12 FY13 FY14 (Forecast) 22 仕向先別輸出台数 (1,000 Units) 90 80 77 77 72 FY12 229 K units FY13 251 K units FY2012 FY14 (Forecast) 282 K units 70 FY2013 58 60 FY2014 50 41 40 36 39 35 32 31 30 28 26 23 22 20 20 20 14 16 15 17 16 16 11 10 6 33% 29% 27% 0 FY 12 13 14 Asia/ASEAN 5 10% 2% 2% 13% 14% 13% 12 14 12 13 Japan 4 4 13 14 Oceania 9% 8% 5% 7% 12 13 14 12 Middle East 6% 6% 13 14 Africa 11% 16% 21% 12 13 14 West-Europe 7% 12 4% 2% 13 14 Russia & Ukraine, Kazakhtan 7% 12 11% 11% 13 14 Central & Sourth America 2% 12 9% 14% 13 14 North America 23 5. 生産事業 24 会社別生産台数 Jan – Dec 2013 Jan – Dec 2014 Total 2,457 K Units Total 1,880 K Units Other 127 5% Other 91 5% Chevrolet 95 4% Nissan 240 10% AAT 216 9% Isuzu 288 12% Chevrolet 55 3% Toyota 860 34% -23.5 % Nissan 127 7% AAT 173 9% Toyota 732 38% Isuzu 235 13% Honda 273 11% Mitsubishi 358 15% Honda 144 8% Mitsubishi 323 17% (1,000 Units ) 25 生産能力 Factory 1 Pick-up Truck Line 75 千台/年 (Triton & Pajero Sport) Passenger Car Line (Lancer EX) Factory 2 Pick-up Truck Line (Triton & Pajero Sport) 184 千台/年 Factory 3 Passenger Car Line (Mirage & Attrage) 165 千台/年 (Total: 424 千台/年) *標準稼動(4,846h/年、1.5h残業/日ベース) ラムチャバン工場の品質改善、体制・競争力強化 ~MMC世界最大拠点、アセアンモデル工場~ 1.品質改善 ①所内品質・・・・・・・新型トライトン、ミラージュ生産ラインに5つの品質改善施策を導入 (セットパーツサプライ、トレーサビリティー、ポカヨケ、締付トルク管理、E-Checkシート) ②取引先品質・・・・・・・SIP(Supplier Improvement Promotion)発足(12年8月) ③不具合原因究明・・・車両品質技術部(開発)発足(13年2月) ④市場品質管理・・・・・品質統括部門発足(14年1月) 2.体制・競争力強化 ①内製化拡大・・・・・・・ 第二プレスCライン(14年4月)、ブランキングライン稼働(14年6月) 樹脂工場稼働(15年2月) ②開発体制強化・・・・・・テストコース建設、人員強化 ③KD体制強化・・・・・・・・KD工場能力増強、人員強化 26 27 現地調達率とサプライチェーン ミラージュ アトラージュ 新型トライトン MMC KD 15% 6% 21% 調達品の比率 タイ調達 85% 主な三菱自動 車からのKD品 トランスミッション(AT)及び同 ECU、シリンダーヘッド、ブロッ ク、クランクシャフト等 パジェロスポーツ 旧型トライトン 94% ECU(エンジン、トランスミッショ ン、エアバッグ)、クランクシャフ ト(一部) 等 79% トランスミッション(AT)及び同 ECU、V6エンジン、トランスファ ー、リヤデファレンシャル 等 28 6. 開発 開発(R&D)体制について 現在の取り組み、今後の課題、目標等 1. 現在の取り組み MMTh生産車の品質レベルアップ、現地市場情報の迅速な収集と的確なマイナー チェンジ等、開発車への反映を目的に強化を図るべく、現地開発体制基盤造りに 取り組んでいる。 現在の具体的取り組み 1)現地スタッフの育成 部品を限定した開発業務実施によるOJT、MMCへの長期派遣、出図・開発 インフラ整備など 2)試験評価設備の展開 3)将来体制構築のための現地スタッフの人員補強 2. 今後の課題 ・現地スタッフのリーダーの育成 ・タイ人主体の開発体制、及びローカル取引先での開発フォロー/支援への対応 3. 目標 ・タイ人マネージメントによるタイ人主体の開発体制構築 ・将来的には、アセアン地域の開発拠点の位置づけ 29 30 テストコース建設地 建設地 31 本資料に記載されている将来に関する記述を含む歴史的事実以外のすべ ての記述は、現時点における当社の予測、期待、目標、想定、計画、評価等 を基礎として記載されているものです。また、予想数値を算定するために、 一定の前提(仮定)を用いています。これらの記述または前提(仮定)について は、その性質上、客観的に正確であるという保証や将来その通りに実現する という保証はありません。これらの記述または前提(仮定)が、客観的には 不正確であったり、将来実現しない原因となるリスク要因や不確定要因のうち 、現在想定しうる主要なものとしては、本計画の各種目標・各種施策の実現 可能性、金利・為替・原油価格の変動可能性、関係 法令・規則の変更可能 性、日本国内外の経済・社会情勢の変化可能性等があげられます。 なお、潜在的リスクや不確定要因はこれらに限られるものではありませんの で、ご留意ください。また、当社は、将来生じた事象を反映するために、 本資料に記載された情報を更新する義務を負っておりません。投資に関する 最終的な決定は、投資家の皆様ご自身の責任をもってご判断ください。本資 料に記載されている情報に基づき投資された結果、何らかの損害が発生した 場合でも、当社は責任を負いかねますので、ご了承ください。 32
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