IBM Implementation Services for GDPS の機能拡張

日本 IBM のサービス発表
JS15-0017 (2015 年 2 月 24 日付)
IBM Implementation Services for GDPS の機能拡張 - GDPS z/OS
Proxy、 GDPS/MTMM 、および IBM GDPS Virtual Appliance の追加
目次
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主要前提条件
料金
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AP ディストリビューション
ハイライト
IBM(R) GDPS(R) V3.12 は、クロスプラットフォーム・サポートの改善、可用性の強化、拡張性の
強化、およびシステム管理の容易性に焦点をあてた、新機能追加による拡張が行われていま
す。
GDPS/PPRC は、 GDPS シスプレックスに含まれていないシステムのための HyperSwap をサポー
トしています。
GDPS は、 IBM DS8870 上で Multi-Target PPRC をサポートする機能を導入します。初期のサ
ポートでは、Multi-Target Metro Mirror (MTMM) 構成と呼ばれる、ひとつの 1 次ボリューム
からの 2 つの同期コピーが対象となります。
IBM z/OS(R) オペレーティング・システムが稼働していないお客様を対象に、新しい GDPS
Virtual Appliance により GDPS 機能が IBM z/VM(R) 環境および LinuxTM on IBM z Systems 環
境へと拡張されます。
概要
IBM Implementation Services for GDPS は、レジリエンシー・サービスのプロダクト・ライン
の一部であり、 IBM z Systems 環境向けの高可用性および災害対策のソリューションです。
GDPS は、遠隔コピー構成およびストレージ・サブシステム (単数または複数) を管理でき、ま
たパラレル・シスプレックスの運用と障害回復を、ひとつの集約された制御ポイントから自動
化します。それによって、単一または複数サイトの業務の可用性を向上させます。 GDPS は、
計画/計画外ディスク障害において、連続可用性を提供します。
GDPS/PPRC は、 GDPS シスプレックスに含まれていないシステムのための HyperSwap をサポー
トしています。この機能は、 GDPS シスプレックス外部のシステム上で稼働する単純な GDPS
エージェントである z/OS Proxy の使用により提供されます。この機能により、 GDPS 環境全
体の構成の柔軟性が向上し、またスタンドアロンの z/OS システムでもその他のシスプレック
ス環境でも保護機能が向上します。 この z/OS Proxy で管理されるシステムに、 z/OS Proxy
以外の追加ソフトウェアをインストールする必要はありません。さらに GDPS V3.12 では、新
しい GDPS Health Checks がすべての GDPS 製品に対して使用可能になります。また GDPS/XRC
は拡張されて DS8000(R) Easy Tier(R) Heat Map Transfer を管理するよう拡張されました。
GDPS は、 IBM DS8870 上で Multi-Target Metro Mirrorをサポートする新機能を導入します。
初期のサポートでは、Multi-Target Metro Mirror (MTMM) 構成と呼ばれる、ひとつの 1 次ボ
リュームからの 2 つの同期コピーが対象となります。GDPS/MTMM は、すでに GDPS/PPRC で使
用可能な機能と同様の機能を提供する一方で、PPRC 管理および 2 つの複製レグをカバーする
HyperSwap(R) 機能を拡張します。2 つの同期 PPRC 関係をひとつの 1 次ボリュームからサポー
トするこの機能は、ディスク・サブシステム障害あるいはローカルの災害の際のデータ保護機
能を拡張します。
これまで、 GDPS を実装するために、 z/OS オペレーティング・システムが導入されていて、
z/OS を運用し管理するスキルが必要でした。新しい GDPS Virtual Appliance により、 GDPS
機能は、 z/OS 環境が実動していない IBM z/VM 環境および Linux on IBM z Systems 環境に
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IBM は International Business Machines Corporation の登録商標です。
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拡張されます。 GDPS Appliance は、環境を管理する新しい Web インターフェースの使用を通
じて、単一で使いやすい GDPS プラットフォームを提供するように設計されています。
GDPS Appliance には、GDPS/PPRC およびすべての前提となる製品が事前にインストールされて
カスタマイズされます。これにより、これまでは z/OS システム環境をお持ちのお客様だけが
使用可能だった高可用性や災害復旧のメリットを、z/OS 以外のお客様も同様に入手することが
できます。 このユニークな組み込み方法により、 z/VM 環境および Linux on IBM z Systems
環境では、 GDPS のメリットを、手軽で管理が容易なソリューションとして入手することがで
きます。
これらの新機能の内容、および本日発表された IBM GDPS の新機能についての詳しい説明は、
以下を参照してください。
http://www.ibm.com/systems/z/advantages/gdps/whatsnew.html
Implementation Services for GDPS は、各地域で出荷されるプロジェクト・タイプのサービス
であり、次の要素を含みます。
•
可用性の要件と構成における推奨事項を確定するための計画、および構築とテストの計画
•
世界で 750 以上の構築事例から学んだ教訓
•
GDPS Virtual Appliance のインストールおよびポリシーのカスタマイズ
•
GDPS セットアップおよび操作に関する教育および研修
•
オンサイトにおける導入支援
•
契約期間を通じたプロジェクト管理およびサポート
•
GDPS 制御コードに対する 1 年間の継続使用サポート・サービス。定期的な修正コードの提
供および IBM GDPS サポート・センターへのアクセス。
主要前提条件
すべての GDPS サービス製品の詳細な前提条件については、以下を参照してください。
http://www-03.ibm.com/systems/z/advantages/gdps/getstarted/index.html
開始予定日
IBM Implementation Services for GDPS V3.12
2015 年 3 月 31 日
IBM GDPS Virtual Appliance
2015 年 4 月 30 日
アクセシビリティー情報
アクセシビリティーの準拠に関する詳細が記述されている米国リハビリテーション法第 508 条
の Voluntary Product Accessibility Template (VPAT) は、以下の Web サイトから請求でき
ます。
http://www.ibm.com/able/product_accessibility/index.html
料金
各地域での料金については、 IBM 担当員にお問い合わせください。
AP ディストリビューション
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Country/Region
発表日
注
ASEAN
2015 年 2 月 24 日
ブルネイ・ダルサラーム、カ
ンボジア、インドネシア、
ラオス人民民主共和国、マ
レーシア、フィリピン、シン
ガポール、タイ、東ティモー
ル、およびベトナム
インド/南アジア
2015 年 2 月 24 日
バングラデシュ、ブータン、
インド、モルジブ、ネパー
ル、およびスリランカ
Australia
2015 年 2 月 24 日
香港
2015 年 2 月 24 日
マカオ
2015 年 2 月 24 日
New Zealand
2015 年 2 月 24 日
People's Republic of China
2015 年 2 月 24 日
South Korea
2015 年 2 月 24 日
Taiwan
2015 年 2 月 24 日
2015 年 2 月 24 日
AP IOT
Japan IOT
Japan
商標
IBM、GDPS、HyperSwap、z/OS、z/VM、Parallel Sysplex、DS8000 および Easy Tier は、米国
および世界の多くの国で登録された IBM Corporation の商標です。
Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。
その他の会社名、製品名、およびサービス名は、それぞれの会社の商標またはサービス・マー
クです。
ご利用条件
お客様の国で発表されて入手可能な IBM 製品およびサービスは、その時点で有効で適用可能な
標準契約、条項、条件、および料金に基づいて発注できます。 IBM は、この発表をいつでも
予告なしに変更または撤回する権利を保留します。この発表は情報提供のみを目的としていま
す。追加ご利用条件については、以下の参照先に記載されています。
ご利用条件
この製品発表レターは、IBM Corporation が発表した時点での製品発表レターの抄訳です。
IBM 製品に関する最新情報については、 IBM 担当員または販売店にお問い合わせいただくか、
IBM Worldwide Contacts ページをご覧ください。
http://www.ibm.com/planetwide/jp/
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は International Business Machines Corporation の登録商標です。
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