平成27年10月7日発行 新潟県立安塚高等学校長 吉井 裕也 10月3日(土)、朝から快晴に恵まれたこの日、県立高田高等学校安塚分校の開校記念式典が挙行されま した。新潟県教育委員会委員 阿部 尚義 様、上越市教育委員会教育長 中野 敏明 様をはじめとする72人 の来賓の御臨席を賜り、厳かな雰囲気の中にも温かみの感じられる式典となりました。国歌斉唱に続いて、 高田高等学校 大塚 俊明 校長先生が、式辞の中で安塚分校の建学の精神とも言える教育目標について、分 生徒代表の言葉(抜粋) 新保 聖 私たちにとって、高田高校安塚分校の第一期生になれたこと 高田高等学校安塚分校 1 教育目標 基礎・基本の確実な定着を図り、生涯学んでいく意欲を培う。 は、大変大きな喜びです。入学前は、新しい学校になるというこ 2 個性の伸長を図り、ねばり強く課題に取り組む姿勢を育む。 とで、不安と期待と入り交じった気持ちでした。けれども、一か 3 他者との協働をとおして、豊かな人間性や社会性を涵養する。 月もすると、たくさんの中学校から集まるこの仲間たちと打ち解 け、今では毎日楽しく学校生活を送っています。 開校して間もなく行われた体育祭では、白熱した戦いが繰り 広げられ、とても盛り上がりました。特に、大縄跳びでは、お互い かりやすく説明されました。来賓の御祝辞の後、生徒 代表の新保 聖さんが力強く決意の言葉を述べ、参列し た皆の胸を打ちました。 に励ましの言葉をかけ合って、クラス全員で気持ちを一つにす ることができました。もちろん一年生の私たち自身も頑張りまし たが、体育祭が成功したのは、やはり安塚高校、安塚分校合同 の行事を、上級生のみなさんがうまくリードしてくださったから です。先輩方は、体育祭をとても楽しんでいました。そしてとても 本気で、一生懸命でした。私は、「先輩はすごいな」と思うと同時 に、この安塚高校のすばらしいところを、次の世代、その次の世代 大塚校長先生の式辞 新保聖さんの生徒代表の言葉 へと受け継いでいかなければ、と思いました。 今、高田高校安塚分校の新しい歴史が誕生しました。その瞬 間に私たちは立ち会うことができました。この巡り合わせを、私 たちは仲間とともに心に刻みたいと思います。「心に刻む」とは、今 を大切に生きることです。「今を大切に生きる」とは、日々の勉 強や部活動に全力で励むことです。どの授業の先生方も分かり やすく教えてくださいます。そして家庭でのバックアップがあり、 地域の皆さんも応援してくださっています。その期待に応えるよ う、私たちはそれぞれの将来の夢に向かって進みたいと思いま す。そうすることで、高田高校安塚分校のすばらしい未来を築き 上げることができると信じています。 記念講演会の様子 式典終了後には、第35次南極観測隊越冬 隊長 横山 宏太郎 様が「南極とヒマラヤ で学んだこと」と題して講演され、「面白 いと思うこと、やりたいと思うことを見付け、 得意分野を伸ばしてほしい」というエールを 送ってくださいました。 講演会後、感謝の言葉を述べる池田千里さんと花束を贈呈する上野結香さん 新潟県立安塚高等学校 〒942-0411 新潟県上越市安塚区下方129番地 TEL 025-592-2027 FAX 025-592-3541 URL http://www.yasuzuka-h.nein.ed.jp E-mail [email protected] (担当 教頭 川合克彦)
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