四季が丘中学校便り 第3号 H27.5.11 ２年前の５月８日，本市において中学校３年生の女子生徒が自死により亡く なりました。この日（もちろんこのこと）を決して忘れてはならないと「命の 大切さについて考える日」と定め，全市の小中学校で，いじめを許さずお互い の命を大切にすることについてしっかり考えて取り組む日としました。 本校では朝，全校集会で生徒の皆さんに，本市教育長からのメッセージを代 読しました。 「皆さんが安心して登校することができ，自信を持って色々な活動に積極的に参加する ことを願っています。…今，辛い思いをしているあなたへ…あなたは決して一人ではあ りません。あなたのことを大切に思っている人が，あなたの周りにはたくさんいます。 …どんなことがあっても，自ら命を絶つことがあってはいけません。…そして，周りに 辛い思いをしている人がいると感じているあなたへ…ちょっと勇気を出して，その人に 目の前に迫った厳しい状況の中で，自分が果たして勇気ある行動がとれるかどう か，私自身も分かりません。しかし，だからこそまだまだ自分の内にある弱さと闘 わなくてはならないし，色々な勉強をしていかなくてはならないと思っています。 全校集会で紹介した「ジャキー・ロビンソン」のもつ背番号「４２」の重さは， 言葉では語り尽くせないものだと思います。「やり返せない弱虫」と「やり返さな い勇気」との違いは何か，「自分に負けない」とは誰に必要なことか，最後に「ユ ニフォームと背番号があれば何でもやれる」と言わせたのは何（誰）か…。ぜひ皆 さんと考えたいと思い紹介しました。 そして，各学年で取り組んだ道徳の授業 １学年「いじめっ子の気持ち」 ２学年「飛鳥へ，そしてまだ見ぬ子へ」 ３学年「自分の番」 を通しての「命の大切さ」についての学び…。 まだまだ私たちの周りでは起こらないことや知らないことも世の中は計り知れ ないほどあります。でも，その中で考えて行動するのは「自分」です。「自分で納 得できる自分」「自分の意思で行動する自分」を，時間をかけてしっかり創ってい ってほしいと思います。 声をかけてください。…学校は，安心できる場所，元気の出る場所だと感じてほしいと 言うまでもなく，このことは本校全教職員からのメッセージでもあります。 成長期そして思春期真っ只中の皆さんは，自我に目覚め，周りの言動が気にな るなど，心身の変化を心配や不安に思うことがあるかもしれません。それはと ても自然なことなのですが，決して一人で抱え込まないようにしてください。 人に話したり本を読んだり，あるいはスポーツや習い事などで発散したりして 不安を吹き飛ばしましょう。それでも自分で乗り越えられそうにないときは， 家族はもちろん担任の先生との生活ノートや教育相談，あるいはスクールカウ ンセラーや支援員の先生など，誰でもよいので大人に相談してください。きっ と色々な経験をしてきた分，皆さんの気持ちは誰かが分かってくださいます。 そして皆さんも，その時は辛いかもしれませんが，その分，きっと今以上に多 くの人の気持ちが分かるようになり，周囲の人への心遣いもできるようになる と思います。目に見えない自己の内面はこうして成長していくのです。 明日 ５月１２日（火）１４：３０～ 第２回参観授業，学校教育説明会そして部活動参観を行います。保 護者の皆様としっかり「繋がる場」とさせていただきたいと思いま す。お忙しいと思いますがお誘い合わせの上ぜひ御来校ください。 今後の予定 願っています。…みんなでそんな学校をつくっていきましょう。」 5/12 火 PTA 役員会 13 水 学年朝会 14 木 読み聞かせ 15 金 JRC 登録式／眼科検診／ＳＣ相談日 16 土 17 日 18 月 19 火 ／歯科検診 ／眼科検診 中体連春季大会 試験発表 ／PTA 常任委員会 試験週間 → 部活動無し ご声援よろしくお願いします！ ～ は ば た け 四 季 中 ～ 会場 陸 上 軟式野球 詳しくは各部より ：広島スタジアム ：阿品台・大竹中学校 佐伯総合スポーツ公園 バレー ：廿日市大野体育館 バスケット ：廿日市スポーツセンター サッカー ：廿日市サッカー場 佐伯総合スポーツ公園 男 廿日市昭北コート ソフトテニス ：□ 女 晴海テニスコート □ 卓 球 ：大竹市総合体育館 剣 道 ：四季が丘中学校
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