出典:「平成 26 年度全日本コーヒー公正取引協議会研修会」資料 98

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「平成 26 年度全日本コーヒー公正取引協議会研修会」資料 98 ページ
(問 36)
SCAJの会員である。景品表示法の適用が厳格化されるとのことだが、スペシャリティ
コーヒーと表示して販売するのは何か注意が必要か。最近、心配だ。
(スペシャルティコーヒーの基準はSCAAとか、カッピングとか、トレサビリティとか
いろいろある、との説明あり。
)
(答)
1.
本年 12 月から景品表示法が改正され優良誤認表示や有利誤認表示が厳格に適用される
こととなりました。また、消費者庁に加え、都道府県も事業者に対して措置命令権限
が付与されており、これまでより制度が厳しくなるのは間違いありません。
2.
行政当局等からスペシャリティコーヒーという表示が何を根拠にしているかを、求め
られた時には速やかにその根拠を提出し、行政サイドに理解されれば問題ないと考え
ます。
3.
しかし、お話のようにスペシャリティコーヒーの根拠が幾つもあり、公的な基準でも
なく、あなた自身が良く理解できないとなると、行政は販売のための事業者の身勝手
なビジネス手法と判断しかねないので注意が必要です。