平成27年度 第1回東郷町地域包括支援センター運営協議会会議議事録

平成27年度 第1回東郷町地域包括支援センター運営協議会会議議事録
日 時
平成27年6月25日(月)午後2時30分から午後3時30分まで
場 所
役場2階 第4会議室
委員(敬称略、順不同)
出席者
制野
司(会長)
学識経験者
石川
意典(副会長) 福祉関係者
田口
良子
保険関係者
木下
雅盟
医療関係者
松山
陽二
介護サービス事業者代表
村田
清子
介護サービス利用者代表
杉原
智子
被保険者代表
欠席者
野々山 郁
傍聴者
なし
事務局
福祉部長、長寿介護課3名、東郷町地域包括支援センター長
議 題
1
平成26年度東郷町地域包括支援センターの事業実績について
2
平成27年度東郷町地域包括支援センターの事業計画について
3
介護予防支援業務の評価について
4
介護予防支援業務の委託先について
資 料
医療関係者
資料1 平成26年度東郷町地域包括支援センター業務活動報告書
資料2 平成27年度東郷町地域包括支援センター事業計画
資料3
地域包括支援センターにおける介護予防支援業務の公正・中立性の評価基準
について
資料4 平成26年度介護予防サービス計画策定業務委託事業所
1 あいさつ
会長あいさつ
2 議題
⑴ 平成26年度東郷町地域包括支援センターの事業実績について
事務局
(資料1について説明)
相談件数は年々増加している。相談内容としては、介護保険関連の相談が多い。
平成26年5月から『在宅ケアを考える会 TOGO』を立ち上げ、月に1回夜間
に医療や介護関係者など多職種の方が集まり、交流や意見交換、勉強会をする場を
設けている。
介護予防サポーター養成講座を、今活動している方の研修会と合同で開催し、7
名の方がパワフル東郷として登録をしていただいた。
その他一般高齢者施策などの説明を行った。
委員A
東郷町地域包括支援センター東郷苑は相談件数も多くなっており、カバーしてい
る人口も多くなっている。支部の位置付けにしてもよいのではないか。
事務局
現在、東郷苑には相談員(社会福祉士に準ずる者)を配置し、相談窓口業務を委
託している。地域包括支援センターを設置するには、社会福祉士、主任ケアマネ、
保健師等の専門職の配置が必要である。今後、被保険者が増加するため、いつかは
増やす必要があると認識しているが、時期は今後検討していく。
委員B
相談内容において虐待関係とあるが、どのようなケースがあるのか話せる範囲で
教えてほしい。
事務局
虐待であると判断したケースではないが、認知症を持つ夫婦二人暮らしで主介護
者であった家族が亡くなるケース、本人や家族に知的障がいや精神障がいがあるケ
ースなどで家族間にトラブルがあり支援が必要なケースがあった。この場合、相談
だけでなく、ケース会議を開催して対応を行った。
⑵ 平成27年度東郷町地域包括支援センターの事業計画について
事務局
(資料2について説明)
認知症の支援を重点課題とし、今年度は2年に1回実施している認知症家族支援
プログラムを開催予定である。また、11月には認知症地域支援推進員1名を配置
予定であり、相談支援体制を充実させていく。
被保険者数が増加したため、保健師(正規職員)を1名採用した。また、認知症
地域支援推進員(臨時職員)を配置するため、収入支出ともに予算が増加している。
その他重点項目の説明を行った。
委員A
新規の事業が増えたり、職員が増えたりしているが、国からの補助金などはある
のか。
事務局
地域包括支援センター業務は町が委託して実施しているが、その費用は地域支援
事業費から支出されており、地域支援事業費には、国や県からの補助金が含まれて
いるため、個々の事業等に対する補助金はない。
委員D
認知症地域支援推進員を配置予定とあるが、目途がついているのか。
事務局
すでに4月から保健師を配置しており、11月に予定している研修を受講してか
ら認知症地域支援推進員として配置する予定である。
委員D
保健師が認知症地域推進員となると保健師はどうなるのか。
事務局
被保険者の人数により増員した保健師は、正規職員であり、ケアプランの作成等
を含め全ての包括支援センターの業務を行う。認知症地域支援推進員になることを
見越して採用した保健師は、臨時職員であり、認知症に特化した活動をしていく予
定である。
⑶ 介護予防支援業務の評価について
事務局
(資料3について説明)
介護予防訪問介護、介護予防通所介護ともに50%の占有率を超えている事業所
はなく、公正・中立性は保たれている。
委員A
介護予防通所介護で40.3%を占めている事業所はどういうところなのか。
事務局
半日のデイサービスで送迎はあるが、食事や入浴はなくリハビリをメインとして
実施している。交流よりもリハビリを重点的に行いたいというニーズが多く、特に
男性に人気がある。
委員B
他にそのような特徴がある施設はあるか。
事務局
他にも半日のデイや機械がある事業所はあるが、ここまで特色がある事業所はな
い。
委員E
希望する介護予防通所介護事業所を利用できないことはないのか。
事務局
利用者にも変動があるため、待機すれば利用することができるが、利用希望時に
定員いっぱいであると違う事業所を利用することはある。
委員A
他の事業所と特色が違うため、一緒に評価しない方がよいのではないか。
委員E
資料に定数もあるとよいのではないか。規模が大きければ占有率も多くなるので
はないか。
委員F
評価基準が介護予防通所介護であるため、特色が異なっても同じように評価する
しかないのではないか。
会 長
占有率がさらに高くなってきたら再度評価方法を見直すとよい。
⑷ 介護予防支援業務の委託先について
事務局
(資料4について説明)
町内や近隣市の事業所が多いが、遠方の事業所の場合は、そこに家族が住んでお
り、そこで支援を受けているケースがほとんどである。
意見なし