東北観光推進機構 活動状況報告 (2015 年 10 月) 1.主な活動状況項目 (1)仙山カレッジ 講演(10 月 24 日) (2)ほくとうトップセミナー 講演(10 月 29 日) (3)小坂町観光フォーラム(10 月 30 日) (4)インセンティブツアーに関する相互協力協定の締結(10 月 28 日~31 日・バンコク) (5)東北教育旅行セミナー/大阪会場(10 月 1 日) (6)韓国メディア招請(10 月 4 日~7 日) (7)上海・広州セミナー(10 月 12 日~18 日) (8)Tarzan みちのく潮風トレイル取材(3 回目・10 月 16 日~18 日) (9)タイ旅行会社招請(10 月 25 日~31 日) (10)広域観光周遊ルート形成促進事業 (11)泊まって!泊まって!スマイル東北キャンペーン 2015 (12)6 社協支部長会議(10 月 13 日) (13)行政連絡会議(10 月 23 日) (14)東北観光推進会議(10 月 23 日) (15)理事会(11 月 2 日) 2.各項目の概要 (1)仙山カレッジ 講演(10 月 24 日・仙台市) 宮城、山形両県にまたがる仙山圏をモデルに広域連携の在り方を探る仙山カレッジ(河北新報社主催)の 第32回フォーラムにて、清野会長が「地方創生に観光が果たす役割」と題して講演、パネルディスカッ ション「伸ばそう!外国人誘客-仙山圏から考える東北のインバウンド」に紺野専務がパネリストとして 参加した(約 120 名が出席)。 (参考)10/25 河北新報 <仙山カレッジ>外国人誘客で発信や連携探る http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151025_72023.html (2)ほくとうトップセミナー 講演(10 月 29 日・花巻市) 北海道・東北の官民 14 団体で構成する北海道・東北未来戦略会議 (会長・三村申吾青森県知事)が開催したほくとうトップセミナー にて、清野会長が「地方創生に観光が果たす役割」と題 して講演した。 (知事、経済界トップ、随行含め約 50 名が出席)。 (3)小坂町観光フォーラム 来賓挨拶(10 月 30 日・小坂町) 第8回小坂町観光フォーラムに清野会長が出席、来賓挨拶を行っ た。その後のパネルディスカッションに紺野専務がパネリスト参加 した(観光関係者約 100 名が出席)。 1 (4)インセンティブツアーに関する相互協力協定の締結(10 月 28 日~31 日・バンコク) 仙台市、仙台観光国際協会、当機構の3者とタイ旅行業協会との間で、インセンティブツアー 誘致に関する相互連携・協力協定を締結した(油川本部長代理が調印式に参加)。 (5)東北教育旅行セミナー/大阪会場(10 月 1 日) 関西圏の学校関係者及び旅行会社教育旅行担当者を対象に、東北への教育旅行を実施した学校による 事例発表や“こころ”と“いのち”を育む体験・交流に関する取り組みを紹介することにより、「学び」の 場としての東北の魅力を発信することを目的に開催。(参加者数:約 100 名) ≪事例発表≫ 兵庫県神戸市立玉津中学校教諭 神田 尚一郎氏、渡辺 裕史氏 ・気仙沼市での震災学習等を中心に修学旅行の成果を発表 大阪府立箕面東高等学校教諭 八雲 健一氏、山田 望氏 ・石巻市での震災学習、一関市での農業、民泊体験等の実施による修学旅行の成果を発表 ≪教育旅行 in 東北セミナー≫ 青森県 農業生産法人㈱グリーンファーム農家蔵営業課長 乗田 和耶氏 ・平川市における農業体験プログラム、受入体制等について説明 岩手県 三陸鉄道㈱南リアス線運行部企画担当主任 熊谷 松一氏 ・震災学習列車による被災地での震災学習プログラムについて説明 福島県 ㈱ブリティッシュ・ヒルズ代表取締役社長 村田 保浩氏 ・中世英国の雰囲気を再現した語学研修施設における英語学習プログラムについて説明 ※この後、相談会・情報交換会を行った。 事例発表 セミナー 学校相談会 (6)韓国メディア招請事業(10 月 4 日~7 日) 韓国で人気の高いトレッキングに着目しながら、温泉等の観光素材も組み入れたコースを紹介するメ ディア招請事業を実施することで、原発事故の風評がいまだに根強い韓国市場に対して、東北の安全 性・自然景観の魅力を発信し、誘客促進を図った(今年度 3 回目)。 ≪行程≫ 10/4(日)青森空港着→田んぼアート→りんご狩り体験→大鰐温泉泊、10/5(月)白神山地トレッキ ング→弘前城曳家工事→つがる三味線鑑賞→浅虫温泉泊、10/6(火)八甲田山登山→十和田湖畔温 泉泊、10/7(水)奥入瀬渓流トレッキング→青森空港発 ≪参加者≫ 韓国アウトドア雑誌「月刊山」「MOUNTAIN」記者各 1 名、朝鮮日報カメラマン 1 名 ≪モニターツアー≫ 韓国旅行会社ブライトスプーン主催により、韓国一般消費者30名が参加するモニターツアーを併催。 紅葉の八甲田登山 弘前城曳家工事見学 2 リンゴ狩り体験 (7)上海・広州セミナー(10 月 12 日~18 日) 訪日客が前年比で倍増している中国の三大市場のうち、上海市、広州市において、訪日旅行商品を造 成している旅行エージェントを集めて、「東北観光セミナー」を開催して、東北の魅力を発信すること により、一層の誘客を図るとともに、東北の認知度向上と商品造成等を促進することを目的として開催。 ※上海セミナーは、在上海日本国総領事館で実施する「風評被害対策海外発信支援事業」と共催。 ≪上海セミナー・広州セミナー≫ 上海:10月13日(火)14:00~17:00 (会場)在上海日本国総領事館 多目的ホール(参加者)旅行社 29 社 メディア 5 社 広州:10月15日(木)14:00~17:00 (会場)広州花園酒店、(参加者)旅行社 24 社 36 名 メディア 8 社 ≪セールスコール≫ 上海:10月14日(水)午前 1社(上海国旅) 広州:10月16日(金)終日 4社(広東国旅、広之旅、金馬国馬、広東中旅) セミナーの様子 情報交換会 セールスコール (8)Tarzan みちのく潮風トレイル取材(3 回目・10 月 16 日~18 日) みちのく潮風トレイルの首都圏での情報発信、若年層の取り込みを図るため、マガジンハウス社発行 Tarzan の復興支援特集に当機構が取材協力して実施(計 3 回)。トレイル沿いを旅しながら、復興状 況を確かめることをコンセプトに取材、第 3 回目取材が行われた。 【主な取材カ所】 ○宮城県内:田束山行者の道/南三陸町、上品山/石巻市、大高森/東松島市、おさかな市場 /松島町、中浜小学校/山元町、ほか ○福島県内:鹿狼山/新地町、相馬中村神社/相馬市、復興チャレンジ丼/相馬市、松川浦環 境公園(ゴール地点)/相馬市、ほか また、モデルに起用されたトレイルランナー渡邊千春氏をゲストに、同氏がサポートを受けているア ウトドア・山岳用品の A&F 仙台店にてトークイベントが開催(10 月 23 日)され、当機構も協力した (参加者:21 名)。 田束山行者の道 ルート取材 旧中浜小学校で語り部取材 A&F 仙台店でのトークイベント ※計 3 回の掲載内容は Tarzan ウェブサイトからも全文を閲覧できる。 http://magazineworld.jp/tarzan/michinoku-680/ (9)タイ旅行会社招請(10 月 25 日~31 日) 訪日旅行者数が急速に伸びており、今後も市場拡大が期待できるタイ国からの東北への旅行商品の造 成と送客に結び付けるために、東北の秋をアピールポイントとし、旅行エージェントを対象とした東北 視察ツアー及び商談会を実施した。 3 ≪行程≫ [北東北コース] 10/26(月)羽田空港→秋田空港→角館武家屋敷→抱返り渓谷→男鹿真山伝承館→入道崎→男鹿温泉 泊、10/27(火) 十二湖→不老不死温泉→立佞武多の館→弘前りんご公園→藤田記念庭園→弘前城 →南田温泉泊、10/28(水)蔦沼→奥入瀬渓流→十和田湖→八幡平→メトロポリタン盛岡泊、 10/29(木)北東北商談会→わんこそば体験→中尊寺→猊鼻渓→鳴子観光ホテル泊、10/30(金) 鳴子峡→鳴子こけし絵付け体験→秋保ビレッジ→秋保大滝→合同商談会、10/31(土)仙台朝市、仙 台市内ショッピング→仙台駅→東京→バンコク [南東北コース] 10/26(月)東京→越後湯沢駅(ぽんしゅ館)→南魚沼→八海山ロープウェイ→燕喜館→新潟東急 REI ホテル泊、10/27(火)大内宿→会津鉄道おざトロ列車→喜多方→鶴ヶ城→庄助の宿瀧の湯泊、 10/28(水)五色沼→桧原湖→上杉城史苑→染織工房わくわく館→東光の酒蔵→高橋フルーツランド →山形グランドホテル泊、10/29(木)南東北商談会→丹野こんにゃく→蔵王御釜→蔵王きつね村→ 松島円通院→ホテル大観荘泊、10/30(金)観瀾亭→松島遊覧→塩釜仲卸市場→三井アウトレットパ ーク仙台港→合同商談会、10/31(土)仙台朝市、仙台市内ショッピング→仙台駅→東京→バンコク ≪参加者≫ タイ旅行エージェント6名、現地コーディネーター2名 わんこそば 大内宿 (10)広域観光周遊ルート形成促進事業 10 月 1 日付で平成 27 年度事業計画が承認されたことを受け、各県・仙台市との今年度事業及び来年 度事業計画、市町村会議等打合せを実施した。また、国支援各種事業発注手続きを開始した。 ≪各県・仙台市打合せ≫ 10/2 山形県 10/8 秋田県 10/9 新潟県 10/14 福島県、宮城県・仙台市 10/15 青森県、岩手県 ≪国支援事業の進捗≫ 11/6 機構実施事業のうち3事業(形成計画磨き上げに向けた調査業務、コンテンツの集約とモニター 調査業務、着地型 ICT多言語案内システム実証実験業務)の企画競争の実施が東北運輸局より公示さ れた。 (11)泊まって!泊まって!スマイル東北キャンペーン 2015 東北再訪の動機づけや周辺地域への流動を促すため、会員旅行会社6社旅連(JR,JTB,近畿日本ツー リスト、日本旅行、東武トップツアーズ、名鉄観光)との共催事業として、東北域内の宿泊施設(各旅 連協定施設に限る)に2泊すると応募できる、宿泊券のプレゼントキャンペーンを実施。 ・キャンペーン期間 :7月1日~10月31日 ・キャンペーン参加宿泊施設:551施設のうち384施設 ・プレゼント内容:ペア宿泊券100組200名 ・応募件数:13,379通 ※事務局(機構)において抽選済み。 (12)6 社協支部長会議(10 月 13 日) 6 社協各県支部長 6 名(座長:岡崎彌平治/深山荘高見屋社長)、事務局次長6 名(各社旅連 4 事務局長)が出席し、開催。機構から上期活動報告/下期計画、広域観光周遊ルート進捗状況 について説明、各支部から支部活動状況の報告があった。 (13)行政連絡会議(10 月 23 日) 各県・仙台市観光課長(代理含む)が出席し、開催。機構から上期活動報告/下期計画、広域 観光周遊ルート進捗状況、役員報酬規程変更、補正予算、事務所移転について説明、了承をいた だいた。 (14)東北観光推進会議(10 月 23 日) 東北の観光関係者約 50 名が出席し、開催。機構から上期活動報告/下期計画、広域観光周遊ルート 進捗状況、役員報酬規程変更、補正予算、事務所移転について説明、了承をいただいた。 (15)理事会(11 月 2 日) ・会長、副会長、理事計 26 名が出席し、開催。事務局より上期活動状況・下期計画、広域観 光周遊ルート形成促進事業進捗状況について報告した後、議案審議。新規入会会員、役員等 の補充選任、役員報酬規程変更、補正予算、事務所移転の計 5 件が全て了承された。 以 上 5
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