1 ECA600II 利用規程 平成 27 年 10 月 1 日 本規定は「共同利用機器

ECA600II 利用規程
平成 27 年 10 月 1 日
本規定は「共同利用機器運用規定」に基づいて定められたもので、破損費用等の問題が生
じた場合は、上部規定に従う。
1.
JNM-ECA600II 型核磁気共鳴装置(以下、機器)は、薬品製造化学教室、生薬学教
室、薬化学教室、有機合成化学研究室、生体分子有機化学研究室、薬剤学教室 およ
び機器センターで、測定利用する。
2.
利用予約
(1)利用予約は、機器センターの予約サイトより予約し、1 週間単位で下表の通り運用
する。
曜日
月曜日午前 10 時~
利用教室・研究室
薬品製造化学
当日 15 分単位で予約
有機合成化学
(午前 10 時~午後 10 時ま
木曜日午後 6 時 生体分子有機化学
木曜日午後 6 時~
予約単位
では、最大 4 時間、午後 10
薬剤学
時~翌日午前 10 時は、12 時
機器センター
間まで予約可能)
生薬学
24 時間単位で予約
土曜日午後 6 時 薬化学
土曜日午後 6 時~
各教室・研究室
月曜日午前 10 時 機器センター
特に制限は設けない
事前に予約して利用
各教室・研究室とも一週間あたり原則 24 時間の利用時間であるが、予約が空いてい
る場合やキャンセルが出た場合、日曜日などの測定は、その限りではない。
機器センターの予約サイトには、教員は所属と内線番号、測定ライセンス取得者はラ
イセンス番号を入力する。
(2)測定しない場合は、速やかに予約をキャンセルする。
(3)7 教室・研究室以外の教室の測定利用は、依頼分析として機器センターの予約で測
定を受け付ける。この場合、平日 4 時間、夜間 12 時間を超えても優先して機器セン
ターが利用する。
(4)機器の保守に伴う予約は、機器センターが「メンテナンス」として事前に予約する。
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3.
機器の利用者
事前に機器の測定講習を受けた本学教員および測定ライセンスの発行を受けた学部
生、大学院生、ポスドク、研究生、研修生、研究員とする。ただし、新任の教員は機
器センター担当者と相談の上、使用許可を受ける。
4.
ライセンスの発行
ライセンスは機器センター管理者が発行する。NMR 使用者講習及び機器センター管
理者の審査に合格した者に与える。
5.
ライセンスの取得
ライセンス取得審査は、機器センター担当者に「所属教室、学籍番号、名前、申請す
るライセンス」を記載したメールを送付後、受験することとし、申請書は随時受け付
ける。
ライセンスは①一次元 NMR 測定用 (1H, 13C, DEPT)、②二次元 NMR (1H-1H COSY,
HMQC, HMBC, NOE, NOESY 及びその変法)、③昇温測定、ROE 関連、マニュア
ル測定、の三種を段階的に取得可能とする。
6.
ライセンスの剥奪
一年以上当該 NMR の測定を行わなかった場合は再度講習を受け、使用する(教員を
除く)。また、過失により機器に損害を与えた場合は、測定者はライセンスの剥奪と
する。剥奪された者は、再び機器センター担当者の審査を受けた後、ライセンスを与
える。
7.
機器の利用方法
(1)各教室・研究室に配布済みの核磁気共鳴室の鍵で開錠、施錠する。施錠の際は、照
明のみ消すこと(エアコンは切らないでください)。
(2)スピナーは、設置の専用スピナーを利用するか、各教室・研究室で購入・保存して
用いる。
(3)NMR 制御 PC には、直接 USB メモリを接続しない。
(4)データは、NMR 制御 PC 左のデータ処理 PC で、Delta および ACD/NMR Workbook
suite での解析ができる。その際「ECA600II の NMR 測定データフォルダ」内のファ
イルは直接開かず、デスクトップか専用の USB メモリ(配布済み)にコピーして利用
する。
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(5)利用者は機器の使用前後に点検を行い、不具合があれば直ちに管理担当者に報告す
る。
(6)利用者は、機器周辺の整理・整頓に努める。
8.
使用記録
測定者は、「使用記録ノート」に必要事項を記入する。
(ACD/NMR Workbook suite のみを使用する場合も記入すること。)
9.
機器の保守
(1)機器の保守は、管理担当者が行う。
(2)消耗品[キムワイプ、コピー用紙、プリンターインク]は、機器センターで用意す
る。
10.
機器使用料
(1)測定利用する 6 教室・研究室には年度内に NMR 測定料金として、本機器,
Bruker AV400、Bruker AVIII400、および VarianWB400 の料金を定額制(別紙 1)
で請求する。
(2)依頼測定料金は、測定項目に応じて、半期毎に利用状況を集計し請求する。
この規定は、平成 27 年 10 月 1 日より運用する。
管理担当者
3
機器センター
池上眞由美(内 3008)