2015 年 5 月 1 日現在 専任教員の教育・研究業績一覧表 ○ 図書館司書課程 1. 中村 克明 2. 千 錫烈 関東学院大学専任教員の教育・研究業績 所属 学部 社会学部 研究科 文学研究科 学科 現代社会学科 専攻 社会学専攻 職名 教授 氏名 中村 克明 学位 学術修士 大学院における研究指導担当資格の有無 博士前期: 有 博士後期: 無 1.教育活動 授業科目名 2015年度方針・計画 図書館概論 図書館に関する理解を深める。成績評価で「秀」「優」の取得者を40%以上とする。 文献情報の活用 論文作成法を熟知させる。成績評価で「秀」「優」の取得者を40%以上とする。 情報資源組織論 図書館における資料整理技術の基本を理解させる。成績評価で「秀」「優」の取得者を40%以上とする。 情報資源組織演習2 演習を通して、整理の技術を習得させる。成績評価で「秀」「優」の取得者を40%以上とする。 図書館基礎特論 「図書館の自由」とは何かについて、考察する。成績評価で「秀」「優」の取得者を40%以上とする。 図書館サービス論 図書館における各種サービスの実態を理解させる。成績評価で「秀」「優」の取得者を40%以上とする。 専門ゼミナール 一般教養、語学等の基礎知識の習得に励む。成績評価で「秀」「優」の取得者を50%以上とする。 卒論ゼミナール 卒業論文作成の技術を習得させる。成績評価で「秀」「優」の取得者を50%以上とする。 基礎ゼミナール 大学生活に必要な一般教養、語学を習得させる。成績評価で「秀」「優」の取得者を60%以上とする。 (大学院) 図書館情報学特講 図書館理論を発展させる。水準の高いレポートを提出させる。 1 公共図書館論 日本における公共図書館の実情を理解させる。水準の高いレポートを提出させる。 図書館情報学特殊講義1 「図書館の自由」を批判的に考察する。水準の高いレポートを提出させる。 図書館情報学特殊講義2 書誌に関する理論を学び、実践する。水準の高い書誌を提出させる。 授業以外の教育活動等 年月(西暦) 摘要 作成した教科書・教材・参考書 1.『図書館概論(新訂)』(東京書籍) 2005年1月 司書課程科目「図書館概論」のテキストとして用いる。 2.『知る権利と図書館』(関東学院大学出版会) 2005年11月 大学院の講義に用いる。学部の授業のいくつかでも参考書として使用する。 教育方法・教育実践に関する発表、講演等 特になし その他教育活動上特記すべき事項 特になし 2.研究活動 研究テーマ 知る自由と図書館 2015年度方針・計画 研究概要 知る自由と図書館との関連に関する考察 知る自由に関する法学的研究を進める。 平和と人権 憲法9条と13条の関連に関する考察 平和的生存権についての法的考察を進める。 安全保障政策 日本の防衛政策に関する批判的研究 秘密保護法、集団的自衛権肯定の批判的研究を進める。 植木枝盛研究 植木枝盛の平和思想に関する考察 「無上政法論」の読解を進める。 2 2010年度以降に発表した著書・論文等 単著共著 の別 発行又は発表の 年月(西暦) 発行所、発表雑誌又は 発表学会等の名称 単著 2012年 2月 関東学院大学出版会 全143頁 共著 2010年12月 「関東学院大学文学部 山川恭子 紀要」120-121号 173-196頁 2.『「図書館の自由に関する宣言1979年改訂」解説(第2 単著 2013年 2月 「関東学院大学文学部 紀要」127号 123-130頁 著書・学術論文等の名称 編者・著者名 (共著の場合のみ) 該当頁 (著書) 1.植木枝盛-研究と資料 (学術論文) 1.戦前の社会における週刊誌メディアの位置 版)』に関する考察 (その他) 1.国家秘密保護法に関する図書目録 単著 2010年7月 「関東学院大学文学部 紀要」119号 221-246頁 2.平和的生存権に関する図書目録 単著 2013年7月 「関東学院大学文学部 紀要」128号 73-86頁 3.秘密保護法制に関する図書目録 単著 2013年12月 「関東学院大学文学部 紀要」129号 149-172頁 4.山本宣治に関する図書目録 単著 2014年12月 「関東学院大学文学部 紀要」131号 207-218頁 5.図書館はどのような理念で運営されているか 単著 2011年4月 「Library talk」35号 3 3.社会活動等 テーマ 行政等への貢献 ア 概要 横須賀市教育委員会生涯学習課「暮らしの中の人権を考える講座」で、図書館と人権の関わりについて講 演した。 ※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可 4.管理運営等 名称等 期間(西暦) 文学部共通科目主任 2009年4月1日~2011年3月31日 文学部学生生活委員会委員長 2012年4月1日~2014年3月31日 関東学院大学人文科学研究所所長 2014年4月1日~ 4 関東学院大学専任教員の教育・研究業績 所属 学部 社会学部 研究科 文学研究科 学科 現代社会学科 専攻 社会学専攻 職名 准教授 氏名 千 錫烈 学位 修士(図書館情報学) 大学院における研究指導担当資格の有無 博士前期: 無 博士後期: 無 1.教育活動 授業科目名 基礎ゼミナール 専門ゼミナール 2015年度方針・計画 大学での学習・研究をすすめるにあたっての、基本的なスキル-文献読み理解する、その内容を要約す る、レジュメやレポートを書く、プレゼンテーションをする-を身につけることを目標とする。また、基礎ゼミ ナールメンバーの意見を傾聴するとともに、自らの意見を適切に表明する方法を習得する。 1.テキストを読み込み基本的な実態や研究手法について理解する 2.的確なレポート発表が出来るように なる 3.他者の発表について建設的な意見を述べることができる 4.図書館情報学の研 究に興味関心を持つ 卒論ゼミナール 大学生活4年間に培った専門知識を展開し、自らの主張を明快に述べるような卒業論文の指導を行う。 文献情報検索法1 1. 検索戦略の策定や検索式などの情報検索に必要な知識を理解する。 2.文献収集に必要な情報検索に 必要なWebサイトやデータベースの概要を理解し情報源として使いこなすことができる。 3.検索演習やパ スファインダーの作成を通じて情報リテラシー能力の養成を目指す 情報資源組織演習1 1. 書誌記述の規則を理解する 2. 書誌データの作成ができる 3. 日本目録規則(NCR)をはじめとするツールを使いこなすことが出来る 図書館制度・経営論 1.図書館に関わる法規を理解する 2.図書館政策の事例を把握する。 3.図書館経営の意義を理解し、経営管理についての理解を深める。 4.問題利用者への理解を深め、その対応策の考えることができる。 5.指定管理者制度などの新しい経営手法の理解し、具体例を説明することができる。 情報サービス演習1(レファレンスサービス) 1.多くのレファレンスツールに精通し、レファレンスツールを使いこなすことができる。 2.レファレンスインタビューを通じて、利用者の情報ニーズを的確に理解することができる。 3.実践的なレファレンスサービスが行えるようなスキルの習得を目指す。 学習指導と学校図書館 1.教育課程の展開の中で学校図書館がどのような役割を果たすべきかを理解する。 2.情報リテラシーの育成に関する指導について理解する。 3.多様なメディアを活用した授業展開案を立案できる。 4.学校図書館におけるレファレンスサービスやレファレンスツールについて理解する 1 児童サービス論 図書館では様々なサービスが展開されているが、乳幼児からヤングアダルトを対象にした児童サービスは 日本において最も成功した図書館サービスの1つに挙げられる。児童サービスの対象である乳幼児や青少 年は、成人とは異なり、その年齢・発育段階に合わせたきめ細かいサービスを提供しなければならない。 本科目では、子どもの心身の発育や、年齢によって異なる読書心理についての基礎知識を理解した上で、 児童サービスの意義、方法、実際を理解することを目標とする 学校経営と学校図書館 1.学校図書館の役割について理解する。 2.学校図書館の基本的な業務を理解する。 3.司書教諭の役割や業務について理解する。 4.学校図書館の歴史を理解し、今後の学校図書館のあり方について考察することができる。 読書と豊かな人間性 1.子どもの読書の効用について理解する 2.発達段階ごとに読書指導について理解する 3.学校教育における読書推進活動について理解する 4.司書教諭として子どもたちへの読書指導の具体的な方法について理解する。 情報メディアの活用 図書館情報メディア論 1.視聴覚メディアの歴史について知る 2.視聴覚メディアの特性を理解する。 3.視聴覚メディアを利用した情報教育の意義と活用方法について理解する。 4.情報発信の課題や問題点にも言及し、情報リテラシーと情報セキュリティに関する基礎的能力を養う。 図書館情報学に関するテキストを輪読し、図書館と情報メディアとの関係について理解し、図書館情報学 に関する基本的な理解をすることができる。 2010年度以降に発表した著書・論文等 授業以外の教育活動等 年月(西暦) 摘要 作成した教科書・教材・参考書 『情報サービス論』ベーシック司書講座第5巻 2013年 司書課程「情報サービス論」の教科書。第7章、第9章を担当。 『図書・図書館史』 ベーシック司書講座第10巻 2014年 司書課程「図書・図書館史」の教科書。編著者として第1章、第5章、第6章、第10 章、第15章、付録図書史年表・日本図書館史の執筆。 教育方法・教育実践に関する発表、講演等 岩手県北教育事務所 平成24年度子どもの読書活動関係者研修会 2012年7月 岩手県立図書館 平成24年度図書館等中堅職員研修会 2012年7月 盛岡大学第32回公開講座 図書館情報学橘会 公開シンポジウム「――絆――図書館と震災を語り 継ぐ」 2012年10月 2012年10月 読み聞かせボランティア向けに「本の選び方・読み聞かせの実際」と題した講 演を行う。 公共図書館3年以上勤務の職員を対象とした研修会において「公共図書館に おける 問題利用者への対応について ~怒る利用者への対処法を中心に ~」と題した講演を行う。 「被災地図書館の復興支援活動~盛岡大学被災地図書館プロジェクトの取組 みを中心に~」と題した講演を行う。 「盛岡大学被災地図書館支援プロジェクト活動について」と題した講演を行う。 2 第14回図書館総合展 盛岡大学被災地図書館支援プロジェクトの活動報告 2012年11月 みちのく図書館員連合主催「東日本大震災:震災対応に関する疑問・質問に MULUが全力でお答えします! -体験と対策の共有をはかるために」のフォーラ ムの中で被災地図書館プロジェクトの活動内容を報告。 岩手県沿岸南部教育事務所 平成24年度読書ボランティア研修会 2012年12月 読み聞かせボランティア向けに「読書ボランティアと読み聞かせの実際」と題する講演を行う。 平成24年度軽米町読書の集い 2013年3月 小学生を対象として「図書館をもっと知ろう」と題する講演を行う。 宮古市教育委員会 読書指導員新任研修会 2013年4月 宮古市内の小中学校に新任で配属される読書指導員に対して、学校図書館の機 能と業務についての研修会を実施する。 北上和賀地区図書館協議会 平成25年度担当者学習会 2013年7月 司書教諭を対象として「司書教諭の役割と資料選択」と題する講演を行う。 岩手県立図書館 平成25年度図書館等中堅職員研修会 2013年7月 公共図書館3年以上勤務の職員を対象とした研修会において「子どもの読書と図 書館サービス」と題した講演を行う。 水戸市立図書館を育てる市民の会シンポジウム 指定管理者制度で図書館は良くなるの? ―公立図書館の課題と展望― 2014年5月 「公立図書館の役割と指定管理者制度」と題した基調講演を行う。 岩手県教育委員会 生涯学習推進センター 平成26年度読書ボランティア研修会(宮古会場) 2014年7月 「子どもの読書と読み聞かせの実際」と題した講演を行う。 北日本図書館連盟研究協議会 平成26年度研究協議会 2014年9月 「図書館への震災支援活動と子どもの読書」と題した基調講演を行う。 宮古地区社会教育振興協議会 平成26年度宮古地区市町村図書館職員等研修会 2014年10月 「よりよい図書館づくりをするために」と題した講演を行う。 第16回図書館総合展 図書館情報学レクチャーシリーズ 2014年11月 「児童サービス論」の模擬授業を行う。 神奈川県図書館協会 平成26年度第8回神奈川県図書館協会職員研修会 2015年1月 「図書館における問題利用者について~怒った利用者への対応を中心に」と題す る講義を行う。 水戸市立東部図書館・四つばの会 読み聞かせ講演会 2015年1月 「子ども読書の効用『読書は良い子を育むのか?』」と題した講演を行う。 その他教育活動上特記すべき事項 『いわて高等教育コンソーシアム』「被災地の図書修 被災地の図書館の復興支援のため、被災資料レスキュー事業・図書館のレイアウ 2012年2月~2014年3月 復及び整備についての研究チーム」での活動 トに指導・影絵劇イベントの実施などの活動を行う。 岩手県釜石市甲子小学校図書室の支援活動 2014年8月 司書課程の学生を引率して被災地である岩手県釜石市を訪れ、学校図書館の支 援ボランティア活動を行う。 3 2.研究活動 研究テーマ 研究概要 2015年度方針・計画 図書館利用者のニーズの解 コンジョイント分析を用いた図書館利用者の分 アンケート調査を実施して、ニーズ分析を行う。 明 析を行う。 19世紀イギリスの公共図書 館利用者の階級分析 職業と図書館利用記録の関連性の研究を行 う。 ポーツマス公共図書館のアニュアルレポートを解読・分析をする。 患者の情報探索行動 高齢糖尿病患者の情報行動について調査す る。 研究成果の学会発表および論文執筆を行う。 著書・学術論文等の名称 単著共著 の別 発行又は発表の 年月(西暦) 発行所、発表雑誌又は 発表学会等の名称 編者・著者名 (共著の場合のみ) 2013年9月 学文社 竹之内禎,千錫烈ほか p.44-45, p.58 千錫烈,二村健ほか p.6-13, p.32-43, p.62-67, p.96-97, p.102-113 該当頁 (著書) 1. 『情報サービス論』ベーシック司書講座第5巻 (再掲) 共著 2.『図書・図書館史』 ベーシック司書講座第10巻 (再掲)共著 2014年2月 学文社 3.『東日本大震災の検証と来るべき震災の備えの提 言―資料保存と救済のあり方から―シンポジウム 録』 単著 2014年2月 いわて高等教育 コンソーシアム p.105-108 (学術論文) 1.『図書館における問題利用者 :コミュニケーション・ スキル を用いた「怒り」への対処法』 単著 2010年10月 『情報の科学と技術』 Vol.60,no.10 p.420-427 2.『アメリカにおける公共図書館の利用をめぐって- 図書館裁判の判例を中心に-』 単著 2011年2月 『山梨英和大学紀要』 第9号 p.121-136 3.『公共図書館特別委員会におけるサミュエル・スマ イルズの発言』 単著 2011年9月 『図書館綜合研究』 第11号 4.『被災地における新聞販売店を活用した地域情報 提供モデルの検討』 共著 2012年3月 『専修人文論集』 第90号 5.『東日本大震災における図書館の支援活動 : 盛岡 大学被災地図書館支援プロジェクトの活動を中心に』 共著 2012年8月 『図書館綜合研究』 第12号 4 p.18-34 野口武悟,山田健太, 今井福司,植村八潮,千 p.189-201 錫烈 千錫烈,小原俊一,八木 p.28-39 融子 6.『いわて高等教育コンソーシアム「被災地の図書修 復及び整備についての研究チームの活動報告」-陸 前高田市立図書館郷土資料救済の取組みについて -』 単著 2013年3月 『図書館雑誌』 vol.107,no.3 p.162-164 7.『「全国図書館大会 資料保存分科会」に参加して』 単著 2013年4月 『地方史研究』 63巻 第2号 p.49-50 8.『盛岡大学被災地図書館支援プロジェクト―資料保 存を中心に』 単著 2014年3月 『ネットワーク資料保 存』第107号 p.3-5 単著 2013年9月 日本図書館文化史研究 会 2013年度研究集会 p.46-50 (その他・学会発表) 1.『被災地図書館への支援活動:いわて高等教育コ ンソーソシアムの活動を通じて』 3.社会活動等 テーマ 概要 ア 情報メディア学会理事 情報メディア学会において広報担当の理事を務める。 ※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可 4.管理運営等 名称等 期間(西暦) 5
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