第369号 - 市立日章中学校

札幌市立日章中学校
学校便り
第369号
平成 27 年 3 月 25 日
「伝統の継承と発展」
学校長
原
努
本校には先輩たちから受け継がれてきた3つの伝統があります。
一つ目は「日章のあいさつ」です。「あかるく」「いつも相手より」「さ
きに」「つたえる」を合い言葉に爽やかな挨拶がいつでも交わされる学校
を目指しています。
(ちなみに日本の航空会社であるANAのことを書いた「ANAの口ぐ
せ」という本にも同じようなことが書かれていました。ただし、最後の「つ」
は「つたえる」ではなく、「つづけて」と捉えられていて、「おはようございます。昨日は遅くまでありがとう
ございます。」というように、プラスαの一言を続けることの大切さが述べられていました。)
二つ目は「ボランティア」です。この言葉は以前は「ボランティア=奉仕」という枠組みで捉えられていまし
たが、最近は「自発性」「主体性」という本来の能動的な意味合いが込められています。「何かをしてあげる」
ではなく、「何かをやりたい!」という思いをもち、「自分のできることをして自分自身を向上させる」という
考え方があるだと思います。
三つ目は「合唱」です。人は太古より、悲しいときも、嬉しいときも歌を歌ってきました。歌うことは人の根
源的な営みのひとつです。先日の卒業式でも聴く者の心を揺さぶる素晴らしい歌声が体育館に響きました。
本校ではこの3つの伝統を生徒会が支えています。「自分たちの思いを学校づくりに反映させること」を通し
て、「自分たちで何かをやり切った自信」を得ること。これらは本校の落ち着いた環境づくりの淵源ともなって
います。
伝統を継承し、発展させることとは、少し別の言い方をすれば、その学校に「当たり前」の感覚を育むことと
言えます。誰もが当たり前にそのレベルを求めようとすることが、「日章らしさ」を形作り、それが地域の方々
にも認められていく。そして誰もが更に「らしく」振る舞おうとすることが、自分の学校への所属意識と誇りを
育てていく。
このような学校をこれからも目指していきたいと考えます。
本校を離任する先生より
教頭 辻
昌史
先生(平岡中学校へ)
このたび、平岡中学校に異動となりました。日章中学校の2年間、この学校や地域での、
貴重な体験、発見、そして楽しい思い出づくりを積むことができたこと、感謝の気持ちで
いっぱいです。開校から55年を経た今、落ち着いた学習環境、生徒が様々な場面で活動する姿が見え、下級生
が上級生の姿と背中を見つめてしっかりとついていくことができる、そんな日章中の伝統をいつまでも継承して
ほしいです。保護者や地域の温かい見守りの中、
「日にあらたに、日々にあきらかに」、この日章中がさらに躍進
していくことを願っています。2年間ありがとうございました。
角田
道紀
先生(真栄中学校へ)
この度、真栄中学校に異動することになりました。ここ数年で、日章中学校は変わっ
たとよく言われますが(自分も言います)、私が赴任した6年前の新1年生も今と同じく
明るく素直な生徒でした。変わったのは生徒ではなく、学校の取組方なのかもしれませ
ん。私はいなくなりますが、これからも学校は、生徒、保護者、地域のための改革を進
めます。サポートをお願いいたします。最後にこの場を借りて(回覧板で読んでもらえることを期待して)卒業
生及び保護者の皆様、ボランティア活動でお世話になった地域の皆様にもお別れのあいさつをしたいと思います。
6年間、お世話になりました。そして、ありがとうございました。
藤掛
葉子
先生
学校に来るのは週に 2 日という短い時間でしたが,皆さん方と触れあえた時間は私にとってとても貴重な時間
でした。日章中の皆さんはとても明るく,素直な人が多いです。行事の取り組みも熱心で,特に合唱コンクール
や,卒業式での合唱は心が震えました。そしてもう 1 つ思っていることは,先生方がとても熱心だということで
す。授業はもちろんのことあらゆる場面での触れあい方がとても丁寧です。皆さんは当たり前と思っているかも
しれませんが…。私は教室と同じ位職員室も大好きでした。本当にいろいろありがとうございました。来年度も
素晴らしい 1 年でありますように。
正田
翔
先生
私は日章中学校でたくさんのことを学びました。5年前、教育実習生として子どもと接することの楽しさを学
びました。2年前、初めての学級担任として教員という仕事のやりがいを学びました。昨年、3年生の担任とし
て卒業生を送り出す喜びを学びました。今年、新入生を迎えることで初心を忘れないことの大切さを学びました。
また、保護者の皆様や地域の方々に支えられた3年間と5週間でした。こんな素敵な学校を離れるのは寂しいで
すが、陰ながら日章中学校の発展を願っています。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
水間
和之
先生(北栄中学校へ)
昨年の3月に中学校で退職を迎え、再任用として4月から1年間でしたが日章中学校で大変お世話になりまし
た。1週間の内3日間の勤務で2学年所属でしたので、1学年の生徒とはなかなか接する機会がありませんでし
たが、今終わってみて大変有意義な生活をさせていただきました。
さて、この1年の生活を振り返ると素晴らしく楽しい思い出が一杯できました。春のダンスコンテストやスキ
ー宿泊学習での、生徒の素晴らしい団結力や行動力には目を見張るものを感じました。また、それこそ日章パワ
ーを思い知らされました。2年生は4月から日章中のトップとして、また日章中の顔として十分その力を示して
いただきたいと思っています。1年間でしたが本当にありがとうございました。
落合
由美
先生
1 年間という短い間でしたが、振り返ると色々なことを思い出します。日章中の皆さんと過ごした日々は、と
ても貴重な時間でした。皆さんの頑張る姿、礼儀正しさ、優しい心は、素晴らしい宝物です。これからもますま
す磨きをかけて、さらに輝かせていってください。期待しています。
皆さんの明るく元気な朝のあいさつが、私の 1 日の頑張る力となっていました。1 年間ありがとうございました。
関口
愛
先生(平岡緑中学校へ)
一年間という短い間でしたが、何年も前からずっと一緒にいたような楽しい毎日でした。
毎日笑顔の絶えない6組、毎日の仕事を嫌な顔せずに意欲的に取り組んでくれた図書局員。そして、なかなか交
流する機会がなかったけれど、いつも元気よく挨拶をしてくれた他学級のみなさん。みなさんとともに成長でき
た日々を忘れることはありません。これからもみなさんが笑顔で学校生活を送ることができるよう心から願って
います。
保護者の皆様、一年間ご理解とご協力をいただき誠にありがとうございました。
札幌市立日章中学校
学校便り
第369号のつづき
表
尚子
先生(ご退職)
この日章中の 1 年間は札幌市の教職員としての立場は同じでしたが、私の実際の仕事は日章中学校を拠点校と
して週の 5 分の 3、時には 5 分の 4 を他校で勤務しておりました。私の長い教員生活のほとんどは、担任として
美術教師として美術部顧問として生徒と共に過ごし、たくさんの素晴らしい思い出が詰まっています。日章中学
校の多くの生徒の皆さんと授業や活動を通して接することがほとんどありませんでしたが、学校祭、卒業生を送
る会、そして卒業式と日章中学校の生徒の皆さんのパワーと創造性と儀式におけるマナーの素晴らしさに心を惹
きつけられました。また保護者や地域の皆様のご協力に日章中学校生徒への深い愛情を感じました。この春で、
私は教師を辞めますが、これから美術の様々な活動を通して人を楽しませ、時に癒すことができればと思ってい
ます。これからの日章中学校のますますの発展を心からお祈りしております。
用務員
村田
敏明さん(北野台小学校へ)
一年間でしたけれど、お世話になりました。挨拶もきちんとできる子どもが多く、気持ちよく過ごせました。
お元気で。さようなら。
ALT Samuel Walkom(サミュエル
ウォルコム)先生
Goodbye everyone! Thank you for having me at your school for one year! It felt like a very short time. I wanted to
stay longer! I really enjoyed coming to Nissho and when I was working at another school, I always looked forward to
coming back. It’s a great school with a really friendly and fun environment. The time I will remember the most is the
school festival in September. I was so impressed with the final performances, especially the plays and the dances. They
were all very high level. It was fun for me to watch the students preparing together and to see their hard work pay
off.
I really enjoyed getting to know everyone. The teachers are wonderful. Thank you so much for making me feel welcome
from the start. It was difficult for me to remember everyone’s names(I’m sorry) but I will definitely remember everyone’
s face! You are great. I hope to see you around Sapporo somewhere in the future! Thank you for everything and
good luck next year and beyond!
みなさん、さようなら。この1年間、みなさんと過ごせて嬉しかったです。この1年すごく短く感じました。もっと長くこの学校
にいたかったです。日章中学校に来るのは、本当に楽しくて、他の学校に行っているときは日章に戻る日を楽しみにしていました。
フレンドリーで過ごしやすい環境で、本当にいい学校だと思います。
ずっと忘れないだろうと思うほど印象に残っていることは、9月の学校祭です。閉会式のパフォーマンスにはとても感動しました。
僕にとって、一緒に色んなことをすることや、みんなが一生懸命に頑張る姿を見るのは、とても楽しかった。
みんなのことを知るのが楽しかったです。生徒も先生方も素晴らしいです。こんな風に思わせてくれて、本当にありがとうござい
ます。全員の名前を覚えることは難しかったけれど(ごめんね。)、みんなの顔は間違いなく覚えています。みんなはすごいよ。ま
たいつか札幌のどこかで会えればと思っています。今までの全てにありがとう、そして来年度が幸せに包まれた1年であることを
陰ながら見守っています。
お知らせ
新年度の始業式は4月6日(月)です。登校したら靴袋に外靴を入れ、新2年生は4階
の旧学級の教室に、新3年生は2・3階の同名学級に入って下さい。
始業式 4月6日(月) 8:30まで登校
*持ち物*
・上靴(洗って持たせてください)
・大きめのカバン(教科書が配布されます)
・靴袋(外靴を教室へ持っていきます)