熱流体シミュレーションソフトウェア 製品カタログ SCRYU/Tetra® STREAM® 熱設計PAC® PICLS® ものづくりにおけるCAEの位置づけ 今日のものづくりの現場では、市場のニーズに即した高付加価値製品をいち早く世に送り出すことが求められます。同時に実際に 起こり得る状況をいかに予想し対策を講じているかも、製品開発では重要な命題となっています。そこでCAE（computer aided engineering）を利用してコンピュータ上でさまざまな状況をあらかじめシミュレーションすることが、現在のものづくりにおいて 必要不可欠な手法となっています。 熱流体シミュレーションとは リフト量：2mm 5mm 10mm 熱流体シミュレーションソフトウェアは、空気の流れや熱の移動など を計算できるツールです。試作品を作ることなく、コンピュータ上で さまざまな状況を予測できるため、製品開発の構想段階から利用でき ます。また、試作品が作れないもの、実験が困難なものに対しても、完 成時の状況を予測できます。さらに、通常目に見えない流れや熱を視 覚的に表現することで、設計者以外の人に対して、高い性能や、製品意 図などを伝える手段として利用できます。 図）複数ケースの解析比較分析例 エンジン吸気ポートのバルブリフト量による圧力の比較 熱流体シミュレーションを 活用するタイミング 熱流体シミュレーションソフトウェアは、製品開発のフロントロー 設計の自由度 ト コス コンセプトデザイン ディングには欠かせないツールです。コンセプトデザインの段階か 問題の複雑さ ら製品性能に直結する“流れ”や“熱”の問題を確認することにより、 設計品質を高めることができます。また、詳細設計の段階では、解析 はより実物に近い状況で行われ、気流や温度などについて詳細な情報 を提供します。設計者はこの詳細な情報から、製品トラブルの具体的 な原因を把握し、量産化の前に対策ができます。性能的に余裕がある ところが見つかれば、製品のコストダウンにも、その情報を利用でき ることになります。 STREAM®・SCRYU/Tetra®の違い 仕様作成 粗設計 詳細設計 検証・評価 量産 図）ものづくりにおける一連の設計プロセス 2タイプのメッシュ分割方法 3D CADオリジナル形状 ソフトウェアクレイドルのSTREAM・熱設計PAC（以下、STREAMシ リーズ）とSCRYU/Tetraはメッシュ分割方法が異なります。STREAM シリーズは直交構造格子を採用し、SCRYU/Tetraは非構造格子を採用 しています。 直交構造格子は、解析対象物をさいの目状にメッシュ分割するため、 メッシュの作成が手軽に行えます。球や円柱などの丸みを帯びた部 分は階段状に表現されます。そのため、細かい形状が結果に影響しな い電子機器の放熱解析や建築の室内空調解析などにSTREAMシリーズ が利用されます。 非構造格子は四面体、五面体、六面体を用いてメッシュ分割をする ため、オリジナル形状の外形線にフィットする様にメッシュを作成 します。そのため、車体の空力性能を求める解析や、ファンの翼形状・ 枚数の検討、管内の流れ解析などの「形状がキーとなるようなシミュ レーション」にSCRYU/Tetraが用いられます。 2 さいの目状に メッシュ分割 直交構造格子系ソフトウェア オリジナルの外形線に フィットする様にメッシュ 分割 非構造格子系ソフトウェア ソフトウェアクレイドルの製品 ソフトウェアクレイドルでは、熱流体シミュレーションソフトウェアをはじめ、下記のラインナップで開発・設計者に役立つツール を開発・販売しております。 CAEとは？ 熱流体シミュレーションソフトウェアと主な周辺ツール SCRYU/Tetra® P4 構造格子系（直角・円筒座標） P8 製品一覧 STREAM® 非構造格子系（四面・五面・六面体要素） 熱設計PAC® P4 • LED素子（電子デバイス）の熱検討 • 基板の放熱設計 • 放熱フィンや材質の検討 • ファン付筐体放熱設計 半導体パッケージ部品作成ツール I/F Option for Autodesk® Revit® BIM CAD アドイン Structural Analysis PICLS ElectronicPartsMaker • 自動車の空力シミュレーション • ファン・ポンプなど回転機器の評価 • キャビテーション、エロージョン発生予測 • 冷蔵庫・洗濯機などの家電製品設計 • 排気口やノズルの流れシミュレーション SCRYU/Tetra • オフィス内温熱環境設計 • 屋外風環境評価（ビル風） • ヒートアイランドの評価 • 電源装置の放熱設計 • 電子機器などの防塵・防滴対策 STREAM｜熱設計PAC 電子機器筐体の熱設計専用パッケージ 線形静解析の構造解析オプション オプション機能 P12 基板専用リアルタイム熱解析ツール SmartBlades® シミュレーションの流れ PICLS® I/F Option for ArchiCAD ファンの翼形状検討オプションツール BIM CAD アドイン オプション機能 CAD data repair WindTool モデル修正オプション 風環境評価指標算出・集計 主な共通機能 ツール I/F Option for GT SUITE 建築系ツール エンジン 1D-3D シミュレーション連成 オプション STREAM, 熱設計PAC用ツール 他社連携ソフトウェア • 部品のレイアウトの熱干渉チェック • 基板サイズの検討 • 層数、銅箔厚の検討 • 配線パターン（残銅率）による放熱効果 • サーマルビアの位置,数量検討 I/F Option for Abaqus® 流体 - 構造双方向連成オプション Optimization MOGAを用いた最適解探索 オプションツール CradleViewer® シミュレーション結果表示 ビューワー 機能一覧 HeatPathView 熱移動経路探索ツール STREAM, SCRYU/Tetra共通ツール SCRYU/Tetra用ツール Autodesk、Revitは、米国および／またはその他の国々における、Autodesk, Inc.、その子会社、関連会社の登録商標または商標です。 ArchiCADは、全世界における、GraphiSoft R&D Rt.の登録商標または商標です。 www.cradle.co.jp 3 本当に長く付き合えるツールですか？ STREAM・熱設計PACは確かな実績を備え、最先端技術に挑戦し続けているツールです STREAMは、電子機器、建築土木などさまざまな業界で使われ続け、既に30年以上の実績を誇る汎用の熱流体シミュレーションソフ トウェアで、進化し続ける圧倒的な使い易さと高速演算が特長のツールです。一方、熱設計PACは汎用のSTREAMを基に、熱設計に 必要な物理機能のみを搭載し、使い易さを追求したツールで、シンプルさとパワフルさを兼ね備えているのが特徴です。 *1 STREAM®のみの機能になります。 多彩な形状再現方法*1 大規模計算 計算に利用するモデル形状は、メッシュに沿い、斜めの面や曲面 を階段状に表現するボクセル法、CAD形状の再現性を向上させ るカットセル法に加え、非構造格子で定義される任意形状の物 体をオーバーセッ ト法 に より重 ね 合 わ せ てCAD の オリジ ナル の 形 状を そ のまま利 用することもでき ます。 直交構造格子を採用することで、複雑なモデルであってもモデ ル修正の必要がほとんどなく、メッシュ分割の難易度がモデル 形状や規模に左右されることがありません。また、並列処理に よる 高 速 演 算 が 可能で、並列数に 応じ て 計 算 速 度 が 向 上す る 効 率 の高いソルバーに なっています。 移動物体*1 パラメータスタディ 剛体が移動することによって引き起こされる流れを計算する ことができます。平行移動・回転・伸縮の動作に加え、発熱・ 吸熱、流体の吹出し・吸込みなどの条件も設定することが可能 で す。 ま た 移 動 する物体は別の メッシュで作成 されているため、 移動量などの制 限が非常に少な いのが特徴です。 パラメータスタディツールは、複数の部品に複数の条件を設定 し比較検討する際に、条件の個数とその条件を指定するだけで、 必要数の計算を自動実行するツールです。初期の簡便な設定の みで条件が異な る多くの結果を 得られ、多数のモ デルを作成する 際のヒューマン エラーも減らす ことができます。 地下鉄駅構内の風速分布 3.0 2.5 2.0 if（条件式A）then 処理A 1.5 else if（条件式B）then 処理B 1.0 else 処理C 0.5 endif 0.0 2.4 4 2.5 2.6 2.7 2.8 2.9 3.0 3.1 3.2 マルチブロック *1 変数カスタマイズ 部品ライブラリ 部分的なメッシュ細分化により、高い形状再 現性と計算効率向上が期待できます。 三角関数やIf 文による分岐条件など、複雑な 条件をコンパイル無しで設定できます。 頻繁に利用する部品の設置位置、材質、発熱 量など、形状と条件の登録が可能です。 CAEとは？ ペルチェモデル ファンモデル Delphiモデル（多抵抗熱回路網モデル）を 用いて高精度の計算が可能です。 ペルチェモジュールの能力特性を考慮した 計算を行うことが可能です。 ファン形状を作成すること無く、P-Q特性や 旋回成分などを考慮した計算が可能です。 スリットパンチングモデル ヒートパイプモデル ヒートシンク 開口率を設定するだけで、部品の圧力損失 特性を考慮した計算が可能です。 発熱部品から放熱部品へのヒートパイプに ピンフィン、プレートフィン形状をパラメー よる熱輸送をモデル化した計算が可能です。 タ指定で簡単に作成可能です。 製品一覧 熱回路網モデル STREAM｜熱設計PAC 配線パターン読み込み 放射 プリント配線基板の配線パターンによる伝熱条件を詳細に計算す るため、電気CADが出力するガーバーデータを読み込み、熱流体 解析のモデルとしてインポートすることができます。ガーバーデー タを利用すること により、配 線 の 偏 りに よる伝 熱 の 影響などを考慮し た、より現 実 的な 計算が可能です。 物体間の温度差および放射率の設定により、赤外線などの放射に よる熱移動を考慮できます。計算方法として、VF(形態係数)法と フラックス法*1が選択できます。放射の透過・吸収・拡散・反射 も考慮することが できます。フラッ クス法では、指向 性も考慮すること ができます。 主な共通機能 無償（一部有償）で提供するこのツールは、QFP、SOP、BGAなど の半導体パッケージをパラメータ指定にて詳細形状で作成した り、Delphiモデル、2抵抗モデルなどの熱抵抗モデルで簡易モデル として作成が可能 です。半導体パッ ケージメーカーが 内部 の 情 報を開 示せずに熱 抵抗 モデルとして利用 者に提供すること ができます。 シミュレーションの流れ 通常の熱流体解析の結果処理では、各部品の温度やマクロな放 熱量は捉えることができますが、その情報だけでは放熱経路は分 かりません。HeatPathViewは、解析対象全体の熱の移動経路と 移動量を経路図や グラフ、表 など で 表示することがで き、放 熱経 路 のボ トルネックなども 容易に発見するこ とができるツール です。 PICLS ElectronicPartsMaker SCRYU/Tetra HeatPathView 他社連携ソフトウェア 機能一覧 LED電球グローブの透過率の違いによる温度比較 www.cradle.co.jp 5 *1 BIM*1 照度解析*1 BIM2.0に 対 応 す る イ ン タ ーフ ェース を ご 用 意 して い ま す。 Autodesk® Revit®お よ び GRAPHISOFT ArchiCADは 対 象 部 品 建物の開口部からの昼光照度のほか、指向性を考慮した人工照 明まで計算することができます。壁など物体表面は拡散反射と して扱われます。一般的に建物では開口部が大きいほど熱損失 が大きくなる傾向 にあり、熱と光 の バランス検討など をSTREAM内 で 完 結させることがで きます。 の選択やツリー構造の維持、簡略化を行えるダイレクトインター フェース（オプショ ン）のほか、BIM標 準のIFCフォーマッ トを読み込むこと ができます。 6 STREAM®のみの機能になります。 空調部品｜CFDパーツ*1 日射｜ASHRAE*1 室内空調で良く利用される、天井カセットエアコンやアネモ、ブ リーズラインなどのモデル形状のほか、空気調和・衛生工学会か ら提供されるCFDパーツ（吹出特性など）をインポートすることも 可 能 で す。 ま た、 空調機モデルでは 単純な加熱、冷却 のほか、実際の運 転を模擬した様々 なパラメータを設 定することができ ます。 プリセットされている全世界の気象データ（ASHRAE）や、任意の 緯度経度および日時を入力することにより、各時間の太陽高度、 方位角を自動で算出し、日射による影響を詳細に検討することが で き ま す。 ま た、 物体側は日射の吸 収率や反射率、曇 りガラスのような 拡散透過をする物 体など、様々な設 定が可能です。 PMV,SET* 換気効率*1 湿度結露*1 快 適 性 指 標 であるPMV,SET*をすでに計算済み の 温 度、湿 度、 MRTなどから結果処理機能として算出することができます。また、 実時間変換も可能な換気効率指標（SVE）は、ボタン１つで設定が で き、2室 のうち1 室など、範囲を選 択することも可能 です。 空気の湿度解析のほか、壁面の温度による表面結露の発生と蒸 発、または時間あたりの結露量（蒸発量）の把握などが可能です。 さらに、固体内の湿分移動にも対応しており、透湿性の物体や内 部結露などの検討 にも利用すること ができます。 *1 植栽モデル（流れ・熱） *1 Windtool（16風向一括設定） 植栽の抵抗係数と葉面積密度を設定することで植栽による空気 抵抗を考慮できます。シラカシなど良く使われるものはパラメー タも推奨値として用意しています。また温度固定や吸熱量の設 定により、葉 の 蒸 発潜熱による冷却 効果を模擬するこ とも可能です。屋 外風環境やヒート アイランドの解 析 に利用できます。 屋外風環境指標の1つである、村上手法の風環境評価を自動で行 うツールです。ベースとなる形状と風環境評価に必要なパラメー タを指定することで、自動的に16風向の計算を行い、計算結果か ら風環境ランクを 算出します。もち ろん、風向別に詳 細な気流の分布や 圧力分布などを見 ることも可能です。 流体力とは別に電荷を持った粒子などに外力を与える電界の影 響を考慮できます。粒子の電荷と壁面の電位などを設定するこ とで、静電塗装の付着箇所制御などに応用することができます。 逆に静電気を帯び た粒子が壁に付着 しない流速の検討 などにも利用でき ます。 着目部分は一部でありながら、周辺の広い範囲の影響を受ける場 合、着目部分のみの解析に、周辺の解析結果を境界条件として利 用し、計算負荷を抑えることができます。外部の影響が大きい電 子機器筐体の内部 だ け の 計 算 でも、 外部の計算結果か ら得られた境界条 件を設定すること ができます。 発泡樹脂流動*1 自由表面*1 住宅の断熱材や冷蔵庫の断熱用途などで使われる発泡樹脂を充 填していく挙動が計算できます。注入速度や圧力、注入位置など の検討において、充填される様子を３次元で把握することができ、 実測より短時間で 多くの情報を得る ことができます。 気体と液体の界面形状を計算する機能です。MARS法とVOF法の 2種類があり、気体と液体両方、液体だけなど計算対象も選択で きます。土木分野での津波のような広範囲の現象から、電子機器 分野でのはんだ付 けなどの細かい現 象まで様々な解析 に対応しています。 凝固融解*1 ジュール熱*1 製品一覧 ズーミング*1 CAEとは？ 電界*1 STREAM｜熱設計PAC SCRYU/Tetra PICLS 電 気 抵 抗 の あ る 物 体 に電 流 を 流 すことによって発 生 する熱 （ジュール熱）を考慮することができます。配線などの導体の設 定と電流値や電圧値を指定することで、自動的に配線が発熱体と して機能します。 シミュレーションの流れ 水から氷、氷から水など、流体と固体の相変化を考慮することが できます。凝固している部分の影響で流れが変化したり、流れの 状況に応じて融解する速度が変わるなどの影響に加え、融解時 の潜熱も考慮が可 能です。製氷機の 水が氷になるよう な計算をすること ができます。 主な共通機能 粒子特性（粒径・密度・沈降速度）に応じた挙動および、粒子と 流体との作用反作用を考慮した解析ができます。質量粒子では 重力による沈降や慣性力、荷電粒子では電界力による移動、粒子 から壁面付着時の 液化、粒子の蒸発、 それに伴う潜熱の 考慮、液体内での 気泡としての利用 など様々な応用が 可能です。 プリンター内の紙送りによる熱の移動を計算することができま す。紙が移動することによる別の部品への熱伝導や、紙から空気 への放熱、紙自体の熱伝導を考慮する事ができます。この機能 を 利 用すると、プ リンター機器全体 規模での大規模解 析でも、紙 送りの 影響を考慮した計 算が可能になりま す。 www.cradle.co.jp 機能一覧 プリンター送紙モデル*1 他社連携ソフトウェア 粒子追跡*1 7 解析作業にストレスを感じていませんか？ 安定性とスピードを追究した結果、ストレスなく短時間で結果を得られます SCRYU/Tetraは、表面形状を的確に捉えるためにハイブリッドメッシュを採用した汎用の熱流体シミュレーションソフトウェアで す。洗練されたメッシュ作成機能と高速演算、低メモリー消費、そして総合的な使い易さが特長的で、ストレスなく短時間で結果を 得られます。 高速自動メッシュ作成 解適合解析 八分木とアドバンシング・フロント法の組み合わせにより、高速 かつ品質の良いメッシュを自動作成します。計算精度に関係する 境界層要素も自動で作成でき、流路の幅に連動した厚みの設定 も可能です。メッ シュ作成は並列処 理 に より高 速 化 が可能で、大 規模 メッシュにも対応 しています。 定常解析時に流れや圧力の変化が大きいところに自動的にメッ シュを追加していく機能です。ソルバーの計算結果からプリプ ロセッサが自動起動し、再メッシュを行います。最初は粗いメッ シュから始め、目 標要素数の入力を 行うことで、そ の 計算に最適なメッ シュを自動作成し ます。複雑な形状 をした管内流れな どに利用すること ができます。 八分木からメッ シュを自動作成 境界層メッシュ を挿入（自動） CADデータの修正 自由表面 計算に利用するCADデータに不具合がある場合、SCRYU/Tetra内 でその修正が可能です。また、CADで設定された部品名や色情 報をもとに境界条件の設定を行うことができます。モデルに足 りない領域などが ある場合には、直 方体や円柱といっ た形状を後から付 加することも可能 です。 気体と液体の界面形状を計算する機能です。VOF法 （界面捕獲法） による計算は、高速かつ精度の高い計算が可能で、移動境界機能 や重合格子、粒子追跡などとの併用も可能です。船舶の波の影響 やガソリンタンク の揺れの影響検討 などに利用するこ とができます。 上図：パターン認識と除去 下図：ソリッドの重なり除去 8 ダイナミカル、要素移動 キャビテーション 流体力を受ける剛体が受動的に移動・回転をする状態の解析が 可能です。6自由度の移動と回転が可能で、ばねなどの拘束条件、 物体の接触も設定することができます。逆流防止弁など、より現 実に近い状態の解 析を行うことが可 能です。 水中で高速回転するプロペラなど、液体の圧力が小さくなるとこ ろで生じるキャビテーション(気化現象)を計算することができま す。 キャビテーションの発生は圧力値をもとにしたキャビテーショ ンモデルを適用し て発生を予測しま す。 ま た、エ ロ ー ジョン な ど、キャ ビテーションに起 因する問題にも対 応しています。 複数の計算格子(静止領域と移動領域)を重ね合わせることで、伸 縮や回転移動では不可能だった領域の自由な移動設定が可能で す。また物体の接触や複数の移動領域の重ね合わせなどにも対応 しています。エン ジンポートのバル ブ開閉や、歯車同 士が噛み合うギア ポンプの解析など に利用できます。 SmartBlades® ターボ機械向け機能 ファン形状(CADデータ)作成∼流れ計算∼結果処理の一連作業 を自動的に行うことができます。ファン形状は数値パラメータ(羽 枚数、径、レーキ角、スキュー角など)を指定するだけで、簡便に作 成することができ ます。 ターボ機械のインペラとベーンなどの周期的なモデルから1ピッ チ形状だけを抜き出して解析モデルにすることができます。ま た1ピッチの結果を子午面表示で確認できます。2つの領域のピッ チが異なる場合で も 対 応 可 能 で す。 1ピッチ モ デ ル に することで、計 算 負荷の軽減が期待 できます。 製品一覧 重合格子 ファンやタービンのような回転体の回転移動や、自動車や列車の ような物体同士がすれ違う平行移動といった物体の移動を伴っ た流れの計算が可能です。また、回転移動と平行移動を組み合わ せることで、より複 雑で多様な物体移 動も計算すること が可能です。 CAEとは？ 要素移動、不連続接合 PICLS SCRYU/Tetraと構造解析ソフトウェアAbaqusによる双方向の流 体構造連成(FSI)ができます。流体力を受けて物体が変形し、また SCRYU/Tetraで計算した圧力や温度の結果を利用して、物体の変 形や熱応力を計算することができます。SCRYU/Tetraに付属する その変形によって流れが変わる様な解析が可能です。 構造解析ソフトウェアは線形の静解析の範囲が解析対象となり ます。 が必要となります（有償） シミュレーションの流れ 構造解析オプション（Structural Analysis） I/F Option for Abaqus SCRYU/Tetra FSIオプション（Abaqus®) ※FSIを行うためには、 STREAM｜熱設計PAC ※バージョン12以降無償 オプションとして搭載 ※本機能を使用するため には、Extension Option (Structural Analysis)（有 償）が必要となります。 主な共通機能 超音速流れや体積の膨張・収縮が大きい現象など、非圧縮性流 体として扱えない問題に対応します。圧縮性流体の扱いは圧力 ベースの計算手法の他に、高マッハ数でも安定して計算すること ができる密度ベー スの計算手法も用 意しており、解 析 対象や現象などに 応じて使い分ける ことができます。 風切り音のような流体の圧力振動により発生する音のほか、共 鳴によって発生する音などを予測することができます。LESや弱 圧縮性機能を併用し精度の高い計算が可能になっています。流 体音の計算結果 は、FFT（高速フー リエ変換）による 周波数分析も可能 です。 www.cradle.co.jp 機能一覧 流体音解析 他社連携ソフトウェア 圧縮性流体 9 沸騰モデル 凝固融解 壁面の沸騰熱伝達を考慮した解析が可能です。沸騰による壁面 の熱伝達は温度や気泡の状態で変化し一定ではありません。計 算で細かい気泡を再現するのは計算負荷が大きいため、沸騰して 気泡が付いている 状態を模擬したモ デルを利 用し、少 ない計算負荷で熱 伝達の複雑な現象 を計算できます。 水が氷に、または氷が水になるような凝固融解の現象を計算する ことができます。凝固により流れが変わったり、逆に流れの状態 により融解の速度が変わるなどの検討が可能です。潜熱も考慮 で きるため、より 現実的な計算が可 能です。 分散混相流 粒子追跡 バブルジェットや曝気槽など多数の気泡・液滴・粒子（分散相） を含む混相流を解析できます。分散相を流体（連続相）と見なす 多流体モデルです。各相の体積率分布や速度分布を出力するこ とができます。 粒子特性（粒径・密度・沈降速度）に応じた挙動および、粒子と 流体との作用反作用考慮した解析ができます。質量粒子では重 力による沈降や慣性力、荷電粒子では電界力による移動、粒子か ら壁面付着時の液 化、粒 子 の 蒸 発、 それに伴う潜熱の 考慮、液体内での 気泡としての利用 など様々な応用が 可能です。 湿度結露 液膜モデル 表面の温度と空気の水蒸気量の関係から物体表面の結露量を求 めることができます。定常解析では単位時間あたりの結露発生 量、非定常解析では累積結露量などを出力することができます。 また、結露面から の蒸発も同時に計 算 が 可能 な ため、 自動車フロントガ ラスの霜取り(デフ ロスタ）などに利 用できます。 10 粒子追跡機能の拡張機能で、液体が壁面に到達したときに液膜 （壁面上の水分）に変化させる機能です。壁面で液膜になったも のは、壁面の角度などにより流れ、あるところでは溜まっていき ます。計算結果は 液膜の厚さとして 出力されます。 圧力損失モデル GT-SUITEとの連成 パンチングメタルやスリット、スポンジのような多孔体を、その形 状のまま計算することが困難な場合、流体がそれらを通る時の圧 力損失をモデルとして考慮することができます。速度のべき乗で 任意に設定できる ほか、開口率での 設定、圧力損失が 影響する方向など も考慮することが できます。 GT-SUITEとSCRYU/Tetraの連成が可能です。吸排気系の全体流 れをGT-SUITEで計算し、各部の細かい流れをSCRYU/Tetraで補間 することで系全体の計算精度を向上できます。 ※本機能を使用するため には、I/F Option for GTSUITE（有償）が必要とな ります。 LES 人体熱モデルと流体解析を組み合わせてることで人体表面の温 度を知ることができます。温度や流速など人体の周囲環境に加 えて年齢、着衣量および血流による熱の輸送など、人体の生理現 象を考慮した解析 ができます。 乱流モデルのうち、細かい渦などのみモデル化し、その他を直接 的に計算する方法です。計算負荷は大きくなりますが、より実際 に近い解析が可能です。特に時間変動の影響が大きく、細かい渦 まで捉える必要の ある騒音解析など に良く利用されま す。また計算負荷 が小さい乱流モデ ル（RANS）とのハ イブリッドモデル も利用できます。 ※SCRYU/Tetraに搭載さ れている人体熱モデル は、早稲田大学 田辺研 究室等により開発された JOS、およびJOS-2を採用 しています。 CAEとは？ 人体熱モデル（JOS） 製品一覧 ズーミング 物体間の温度差および放射率の設定により、赤外線などの放射 による熱移動を考慮できます。計算方法として、VF(形態係数)法 とフラックス法が選択できます。放射の波長依存、透過・吸収・ 屈 折・拡 散・反 射 も考慮することが できます。フラッ クス法では、指向 性も考慮すること ができます。 着目部分は一部でありながら、周辺の広い範囲の影響を受ける 場合、着目部分のみの解析に、周辺の解析結果を境界条件として 利用し、計算負荷を抑えることができます。例えば、車両の空力 解析のようなもの に利用できます。 解析モデルA： STREAM｜熱設計PAC 放射 風洞内部の計算 SCRYU/Tetra 解析モデルB: 車周りの計算 ジュール発熱 電 気 抵 抗 の あ る 物 体 に電 流 を 流 すことによって発 生 する熱 （ジュール熱）を考慮することができます。配線などの導体の設 定と電流値および電圧値を指定することで、自動的に配線が発 熱体として機能し ます。 シミュレーションの流れ ファン形状を作ることなく、ファンのP-Q特性などを考慮した条件 設定が可能です。また軸流ファンのP-Q特性からだけでは分から ない旋回成分についても、日本機械学会の研究分科会で考案さ れた「無次元旋回 力係 数モデル」を 採 用し、より現 実 に近い計算をする ことができます。 PICLS ファンモデル 主な共通機能 通常の熱流体解析の結果処理では、各部品の温度やマクロな放 熱量は捉えることができますが、その情報だけでは放熱経路は分 かりません。HeatPathViewは、解析対象全体の熱の移動経路と 移動量を経路図や グラフ、表 など で 表示することがで き、放熱経路のボ トルネックなども 容易に発見するこ とができるツール です。 流体軸受け（動圧軸受け）の溝パターンおよびメッシュを生成する 機能です。ジャーナル、スラストなどの溝形状に加え、多孔質など の素材も利用することができます。計算結果からは軸力や抵抗 係数など、流体軸 受け設計に必要な パラメータを得る ことができます。 www.cradle.co.jp 機能一覧 FluidBearingDesigner 他社連携ソフトウェア HeatPathView 11 基板専用リアルタイム熱シミュレーションツール 2次元操作で簡単&高速に基板の熱シミュレーションが行えます http://www.cradle.co.jp/picls/ 設計者が手軽に基板の熱解析を行うことができるツールです。2次元操作で簡単&高速に答えを出せるため、シミュレーションに不 慣れな設計者でもすぐに利用することが可能です。また作成した基板データは、STREAMや熱設計PACへ出力することができるため、 基板設計から機構設計へ解析データをシームレスに渡すことができます。 PICLS®の特徴 簡単操作（2次元操作、プリポスト一体GUI） レポート出力 リアルタイム解析 PICLS®でできること 部品のレイアウトの熱干渉チェック 配線パターン（残銅率）による放熱効果 サーマルビアの位置、数量検討 ヒートシンク能力の検討 基板サイズの検討 層数、銅箔厚の検討 自然空冷、強制空冷 輻射熱の考慮 PICLS®の主な機能 12 プレビュー 3D表示でレイアウトの確認 レイヤー表示 ヒートシンクの考慮 レイヤーごとの表示確認 ヒートシンク能力の設定 基板カット リアルタイム表示 レポート出力 任意形状の基板作成,基板の切り抜き 部品の移動に追随した結果表示 解析結果レポートの出力 シミュレーションの流れ −STREAM®（熱設計PAC®）、SCRYU/Tetra® ■ …ユーザーによる入力操作 ■ …自動処理 Preprocessor CAEとは？ プリ プロセッサ STEP.1 Preprocessor プリプロセッサでは、モデルの作成（またはインポート） 、条件の設定、およびメッ シュの作成を行います。 製品一覧 条件設定 メッシュ粗密設定 物性値、発熱、流れ などの条件を設定 メッシュ作成 モデラーによる形状作成 STREAM｜熱設計PAC モデル作成 3D形状インポート SCRYU/Tetra Solver STEP.2 Solver ソルバー PICLS 計 算 シミュレーションの流れ プリプロセッサで設定した情報をもとに計算を行います。ソフトウェアクレ イドルのソルバーは安定した計算ができるように計算中にさまざまなコント ロールをしています。計算中、ユーザーは計算状況をモニタで確認できます。 計算時間は、プリプロセッサで作成されたメッシュの数に依存します。大規 模メッシュによる解析を行う場合には膨大な計算時間が必要となりますが、 並列計算用ソルバーを用いて並列処理をすることで計算時間の短縮化が可 能です。 ※並列計算についての詳細は、P14「HPC Solution」をご参照ください。 主な共通機能 Postprocessor ポスト 他社連携ソフトウェア STEP.3 Postprocessor プロセッサ ソルバーによる計算が終了すると、可視化用データが出力されま す。その可視化用データをもとにポストプロセッサで流れや温 度、圧力などの結果を確認できます。表示した結果は、静止画、 動画、CradleViewer®用ファイルとして、簡単に出力ができます。 機能一覧 可視化結果 確認・編集・出力 多彩な描画機能（一例） - コンター図 - オイルフロー - 流跡線図（SCRYU/Tetraのみ） - ベクトル図 - 流線図 - 等値面 www.cradle.co.jp 13 主な機能のご紹介 主なCADインターフェース 主要な3次元CADのネイティブデータをはじめ、汎用性の高い中間フォーマットの読み込み機能を標準で搭載しています（一部有償 オプションもあり） 。外部からのさまざまなデータに対しても、 煩わしいデータ変換作業などをすることなく解析作業に取り組めます。 インポート CADなどの形状データ名 対応ソフトウェア ST HD SCT CATPart, CATProduct, CGR R10 ∼ R24 CATIA V4 ST HD SCT model, exp, session, dlv, dlv3 4.x.x全て Creo Elements/Pro (Pro/E) ST HD SCT prt, asm, xpr, xas 13 ∼ Creo/Parametric 3.0 SOLIDWORKS ST HD SCT sldprt, sldasm (2008-2014はAdd in対応) 95 ∼ 2015 UG NX ST HD SCT prt 11 ∼ NX9 SolidEdge ST HD SCT par, psm, asm 10 ∼ ST7 HD SCT Autodesk® Inventor® ST Autodesk® Revit® / ArchiCAD ST IGES / VDAFS / ACIS ST HD Parasolid / STEP ST HD IFC / SHAPE / 3ds ST STL ST HD SCT stl すべて NASTRAN / Abaqus / ANSYS SCT nas / inp / cdb - DesignSpace SCT dat - SCT fmt,p2dfmt,p3dfmt,dat / cgns - SCT dxf (3D-face) , (Polymesh, 2DはSTのみ) ipt,iam V9 ∼ V2015 Add in 対応 (I/F Option 機能) 有償オプション SCT iges,igs / vda / sat, sab, asat, asab すべて /すべて / R1 ∼ R21 SCT x_t,xmt_txt, (x_b,xmt_binはSCTのみ) / stp,step V7.1 ∼ V26 / AP203,AP214 ifc / Shp (Polyline , polygon) / 3ds Plot3D / CGNS エクス ポート V12対応バージョン 拡張子 CATIA V5 DXF ST HD IDF ST HD brd,emn V2 ∼ V3 GERBER ST HD phd, gbr, drd, drl RS274D, RS274X, ECAD, Excellon Parasolid, STL ST HD SCT x_t, (xmt_txt,x_b,xmt_binはSCTのみ) / stl ST系: V22 ∼ V26、SCT: V26 / すべて SCT nas / cgns NASTRAN / CGNS ※CADシステム名は一般に各社の商標または登録商標です HPC（High Performance Computing）Solution ソフトウェアクレイドルの並列計算技術による大規模高速演算 並列計算技術を利用することによって、限られた検討期間内に複数のシミュレーションを行えます。また、計算時間を短縮するこ とで、より多くのメッシュを必要とする詳細モデルについても検討が可能となります。MPI（Message Passing Interface）を用いた 分散メモリ処理により、大規模問題にも効率よく計算を行います。 STREAM® V12 SCRYU/Tetra® V12 競技場：7000万要素 プロジェクター：2500万要素 オープンカー：7400万要素 256 128 64 8 4.0 4 2.4 8 16 並列数 32 64 128 256 1 1 25.6 17.1 9.2 2.3 2 4 165.8 4.6 4 2.0 2 9.3 4.8 1 1 25.5 16.9 16 8 3.9 2.2 2 32 倍率 倍率 16 99.3 74.1 89.7 70.5 51.0 48.3 64 52.7 50.4 34.8 23.1 36.5 13.2 23.7 12.313.4 11.5 9.8 12.8 13.2 7.7 11.1 9.7 12.5 7.1 32 181.3 128 92.0 100.8 14 シロッコファン：3200万要素 256 2 4 8 16 並列数 32 64 128 256 VBインターフェース 多目的遺伝的アルゴリズムを用いた最適化オプションツー マイクロソフト社の提供するCOM技術を利用し、COMを ルです。複数の最適化したい項目（目的関数）を、複数の サポートするMicrosoft® Office製品やVB（Visual Basic）を 形状や条件（設計変数）の組み合わせから予測します。最 利用してアプリケーションをコントロールできます。製品 適化項目は最大値、最小値のほか、指定値で設定すること に付属している自動化のフロー作成・実行ができるツール、 も可能です。実験計画法と応答曲面を利用し、高精度の scWorkSketchを用いると、オリジナルの自動処理を簡単 最適解探索が可能です。 に作成できます。また作成した自動処理をテンプレート化 CAEとは？ 最適化オプション し再利用することも可能です。 製品一覧 最適解分布 STREAM｜熱設計PAC SCRYU/Tetra 便利な処理機能（一例） - 自動レポート作成ツール - 2D→自動モデル作成ツール - 独自のGUI PICLS CradleViewer® ポストプロセッサは、計算結果から設計上必要なエンジニア ポストプロセッサ上で表示させたシミュレーション結果の リングデータを容易に得ることができます。実機では、計 描画状態をファイルに保存し、簡易ビューワーで表示する 測の困難な複雑な形状や物体内部の状態も簡単に把握で ことが可能です。解析結果の見たい方向や視点距離を、 マウスやタッチ操作*で確認できます。CradleViewer®は ように多彩な表現方法で可視化でき、情報共有やディスカッ 無償で提供しており、ポストプロセッサがない環境でも、 ション、およびプレゼンテーションなどで大きな力を発揮し CradleViewer®を通して情報の共有化が図れます。 主な共通機能 きます。これらの情報は、熱や流れの状況を把握しやすい シミュレーションの流れ ポストプロセッサ ます。 GUI（結果比較） 他社連携ソフトウェア 機能一覧 便利な処理機能（一例） - 自動アニメーション作成機能 - 結果比較機能 - 子午面展開表示機能 - 演算機能（積分、関数登録） * Windows7、または Windows8のマルチタッチ対応モニターを利用することで、2本 指によるタッチ操作にも対応しています。 www.cradle.co.jp 15 他社連携ソフトウェア 1. 電磁場解析 ソフトウェア 電磁場解析ソフトウェアから出力される電磁界による発熱分布 の影響を考慮した発熱量をもとに熱流体で解析ができます。 JMAG-Designer FLDUTIL 【開発元】株式会社 JSOL（日本） Femtet® 【開発元】ムラタソフトウェア株式会社（日本） .f ld File EMsolution® EMsolutionでの発熱分布 SCRYU/Tetraの解析結果 【開発元】サイエンス ソリューションズ株式会社（日本） 2. 音響解析 ソフトウェア SCRYU/Tetraから出力されるデータをもとに、音響解析ツールを用い て流体の影響も考慮した騒音・音響解析に取り組めます。 Lighthill Volume音源の寄与 LMS Virtual.Lab 【開発元】Siemens PLM Software（米国） .CGNS File Actran Lighthill Surface音源の寄与 【開発元】MSC Software Corporation（米国） FlowNoise用File FlowNoise SCRYU/Tetraの解析結果 Actranの解析結果 （流速ベクトル） 【開発元】CEDIC（韓国） 3. 構造解析 ソフトウェア SCRYU/Tetra、およびSTREAMから出力されるデータをもとに、 構造解析ツールを用いて、熱や流れの影響も考慮した構造解析に 取り組めます。 Abaqus® 【開発元】Dassault Systèmes S.A.（フランス） FLDUTIL NASTRAN I-DEAS .csv ANSYS 【開発元】ANSYS Inc.（米国） Femtet® 【開発元】ムラタソフトウェア株式会社（日本） .f ld File ADVENTURECluster 【開発元】株式会社アライドエンジニアリング（日本） 16 SCRYU/Tetraの解析結果 Femtet熱応力解析結果 （温度コンター） （変位分布） ソフトウェア CAEとは？ 4. 熱環境解析 熱環境解析ソフトウェアから出力される表面温度分布をSTREAM での境界条件として利用し、風速・気温の分布を解析できます。 製品一覧 ThermoRender 【開発元】エーアンドエー株式会社（日本） ThermoRenderの計算結果 ThermoRender+STREAM STREAM｜熱設計PAC の計算結果 ライブラリ SCRYU/Tetra 5. 部品・物性値 ASHRAEハンドブックに掲載されている日射物性観測地点 外部部品・物性ライブラリから必要な情報を呼び出し、ソフトウェア クレイドルの解析ツールで解析条件として利用できます。 Refprop PICLS 【提供元】NIST*1 CFD パーツ 【提供元】空調機器 部品データベース BIM・CFDパーツ化小委員会 シミュレーションの流れ 日射物性データベース 【提供元】ASHRAE*2 ファン特性ライブラリ ※上図は『2013 ASHRAE Handbook of Fundamentals』からの抜粋です。 【提供元】山洋電気株式会社（日本） 7. 可視化ソフトウェア ソフトウェアクレイドル の解 析ツールから出 力されるfld データ（可視化用データ）を読み込み、可視化・結果の編集 を行えます。 Optimus® 他社連携ソフトウェア 最適化ソフトウェアを用いてソフトウェアクレイドルの 解析ツールを用いた自動化や最適化に取り組めます。 主な共通機能 6. 最適化ソフトウェア FieldView 【開発元】Noesis Solutions（ベルギー） .fld File 【開発元】Intelligent Light（米国） Isight 【開発元】Dassault Systems Simulia Corp.（フランス） EnSight 機能一覧 modeFRONTIER® 【開発元】CEI (Computational Engineering International, Inc.)（米国） 【開発元】ESTECO S.p.A（イタリア） .inp File ※Optimus、modeFRONTIER（SCRYU/Tetraのみ） については、 ダイレクトインターフェースで繋がっています。 AVS 【開発元】Advanced Visual Systems Inc.（米国） *1 National Institute of Standards and Technology *2 American Society of Heating, Refrigerating and Air-Conditioning Engineers（米国暖房冷凍空調学会） www.cradle.co.jp 17 機能一覧 CADインターフェイス（インポート） CADインターフェース（エキスポート） モデル作成環境 形状作成 Preprocessor 形状編集・修正 格子作成機能 条件設定機能 操作・制御環境 格子関連 数値解法 流れ解析 部品ライブラリ化機能 四面体 五面体（プリズム, ピラミッド） 六面体 直方体 カットセル ウィザードによる対話型設定 デフォルト条件変更保持機能 未利用ダイアログの非表示機能 未設定部分の一括設定 物性値ライブラリ（登録可） 複合材生成機能 VBインターフェース 連続実行機能 操作ヒストリー機能 キーボードマップ登録機能 マウス操作汎用化機能 ズーミング 構造格子 非構造格子 マルチブロック カットセル 重合格子 移動物体 解適合格子生成 不連続接合 ALE（回転, 移動, 伸縮）境界 ダイナミカル要素移動 有限体積法 圧力補正解法 移流項精度 マトリックスソルバー 密度ベースソルバー 定常計算／非定常計算 非圧縮性流体 圧縮性流体 非ニュートン流体 浮力考慮（ブジネスク近似） 多種流体 混合ガス解析 発泡樹脂流動 Parasolid, STEP, STL, IGES, ACIS, CATIA V5, CATIA V4, Creo Elements/Pro(Pro/Engineer), SOLIDWORKS, NX, SolidEdge, Inventor, DXF（2D, 3D-face）, VDAFS, XGL, IDF, NASTRAN, PRE, SHAPE, 3DS, IFC, MDL ガーバデータ（RS-274D, RS-274X） Parasolid, STL, MDL 直方体, 六面体, 円柱, 円錐台 , 球 , 点, パネル（直交, 四辺形）, スケッチ面による2.5次元モデル, 配管部品, ファンモデル（平面, 軸流, ブロア）, 電子部品（筐体, 放熱フィン, スリット, ペルチェ素子, ヒートパイプなど） 空調部品（天カセ 4方向 , 天カセ 2方向 , 壁掛け, 床置き, アネモ, ブリーズラインなど） ブール演算（和, 差, 積, 切断） 形状単純化（デフォルメ, 穴埋め, 突起物削除, R面除去）, コピー , 鏡面コピー , ラッピング ● Parasolid, STL, MDL 直方体, 六面体, 円柱, 円錐台, 球, 点 , パネル（直交 , 四辺形）, スケッチ面による2.5次元モデル, 配管部品, ファンモデル（平面 , 軸流, ブロア）, 電子部品（筐体, 放熱フィン, スリット, ペルチェ素子, ヒートパイプなど） ブール演算（和, 差, 積, 切断） 形状単純化（デフォルメ, 穴埋め, 突起物削除, R面除去）, コピー , 鏡面コピー , ラッピング ● ● ●（円筒座標時） ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●（直角座標 , 円筒座標） ●（直角座標） ● ● ● ● Solver 熱解析 拡散解析 換気効率指標 快適性指標 湿度・結露解析 反応解析 粒子解析 混相流解析 流体音解析 電流解析 人体熱モデル 熱回路網モデル 18 JOS, JOS-2 2抵抗, DELPHI, 多抵抗 直方体, 円柱, 球, パネル ブール演算（和, 差, 積, 切断） データクリーニング, 形状単純化, コピー , ソリッド・シートの加工, 座標変換, ラッピング ● ● ●（手動） ●（内部Hexaメッシュ利用時） ● ● ● ● ●（積層パネル） ● ● ● ● ● ● ●（インポートのみ） ● ● ● ● ● SIMPLEC, SIMPLE 1次／ 3次（QUICK/WENO）精度風上差分 MICCG, ILUCR, ILUCGS, FMGCG, FMGCGS SIMPLEC 1次／ 3次（QUICK/WENO）精度風上差分 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● MICCG, ILUCR, ILUCGS, FMGCG, FMGCGS ● 標準 k-εモデル, 線形低レイノルズ数 k-εモデル(AKN) LES 熱伝導（流体内／固体内） 熱伝達（対流熱伝導／乱流熱伝達） 熱伝達（沸騰熱伝達） 熱放射（VF（形態係数）法） 熱放射（フラックス法） パネル熱伝導／熱伝達／熱放射 日射発熱 ジュール発熱 平均放射温度（MRT）算出 拡散係数指定 沈降速度指定 熱拡散効果 空気齢, 空気余命, 換気口寄与率 PMV ／ SET* 相対湿度／絶対湿度 結露量算出 固体内湿分移動 空気密度による露点変化影響 化学反応 燃焼 凝固・融解 CVD表面反応 マーカー粒子 質量粒子 反応粒子 荷電粒子 噴霧モデル 液膜モデル 結露量変換 流体体積率変換 自由表面 分散混相流 キャビテーションモデル 分離解法（Ffowcs Williams-Hawkingsの式） 弱圧縮性解析法 音源探索モデル 導体内電流 導体内電位 静磁場制動 Parasolid, STEP, STL, IGES, ACIS, CATIA V5, CATIA V4, Creo Elements/Pro(Pro/Engineer) , SOLIDWORKS, NX, SolidEdge, Inventor, DXF（3D-face）, VDAFS, Abaqus, NASTRAN, ANSYS, I-DEAS, Design Space, Plot3D, CGNS STL, NASTRAN (.nas) , ANSYS (.cdb) , CGNS , Parasolid ● 標準 k-εモデル, RNG k-εモデル, MP k-εモデル, 線形低レイノルズ数 k-εモデル(AKN), 非線形低レイノルズ数 k-εモデル, 温度場二方程式(NK) k-εモデル(高レイノルズ), 温度場二方程式(AKN) k-εモデル(低レイノルズ), 乱流モデル Parasolid, STEP, STL, IGES, ACIS, CATIA V5, CATIA V4, Creo Elements/Pro(Pro/Engineer) , SOLIDWORKS, NX, SolidEdge, Inventor, DXF（2D, 3D-face）, VDAFS, XGL, IDF, MDL ガーバデータ（RS-274D, RS-274X） ● ● ● ● ● ● ● ●（直達/天空） ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● SIMPLEC, SIMPLE, 修正SIMPLEC 1次／ 2次（MUSCL/QUICK）精度風上差分 MILUCG-STAB, AMG, AMGCG-STAB, 粗格子補正CG-STAB ●（近似リーマン解法 Rotated-RHLL, Roe, HLL） ● ● ● ● ● ● ● 標準 k-εモデル, RNG k-εモデル, MP k-εモデル, 線形低レイノルズ数 k-εモデル(AKN), 線形低レイノルズ数 k-εモデル(GPC), 非線形低レイノルズ数 k-εモデル, Realizable k-εモデル, SST k-ωモデル, MPAKN線形低レイノルズ数 k-εモデル, Spalart & Allmaras 1方程式モデル, LKE k-kL-ω 3方程式モデル, SST-SASモデル, DES, VLES, LES ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●渦消散モデル ● ● ● ● ● ●（ユーザー関数） ● ● ● ● ●渦消散モデル, PPDF ● ● ● ● ● ● ● ●（MARS法のみ） ●（VOF法, MARS法） ●（VOF法, 改良MAC法） ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 機能一覧 流れ条件 熱条件 壁条件 発生条件 計算制御 出力図化ファイル 描画機能 描画位置指定 結果分析機能 BMP, JPG, PNG CradleViewer® AVI VRML 操作・制御環境 指定領域限定読込機能 OpenGLコントロール VBインターフェース マウス操作汎用化機能 立体視 主な共通機能 画像出力 ● ●（Abaqus） ● ● ●（ニュートラルファイル, STLファイル, Wavefront OBJファイル） ● ● ● ● ● ● ●（SCRYU/Tetra®のみ） ● ●（スカラー値, ベクトル値） ●（カット面上, 表面上） ●（カット面上, 表面上） ●（プリセット, 任意） ● ● ● ● ●（乱流拡散考慮可） ●（視点, 注視点設定可） ● ● ● ●（スカラー積分, ベクトル積分） ●（クリッピング機能） ● ● ● ●（プリセット, 任意） ●（サイズ, 解像度調整可） ●（定常／非定常解析対応, Officeアプリケーションへの埋め込み） ● ● ● ● ● ● ●（サイドバイサイド） シミュレーションの流れ 動画機能 Abaqus, NASTRAN, ANSYS, I-DEAS, ADVENTURECluster, JMAG, EMSolution, LMS Virtual.Lab, ACTRAN, FlowNoise, KULI, Flowmaster, AVS PICLS Postprocessor 特殊表現 線形静解析 双方向連成解析 メッシュ図, ベクトル図, コンター図 等値面, 流線図, 流跡線図 形状表現 グラフ表示 鏡面, 周期コピー 渦中心表示 子午面表示 任意平面, 形状表面, 全領域, 円筒面 流線, 等値面 流跡線 スケーリング機能 任意点（ピック機能） オイルフロー テクスチャマッピング ライティング, 光沢,グラデーション 半透明, 水表現, 影 アニメベクトル アニメ流線 断面スイープ マーカーパーティクル 視点自動移動 キーフレームアニメーション サイクル間補間アニメーション 変数登録（関数登録） 積分機能（面積積分／体積積分） 結果比較表示 射影面積の算出 極大極小位置自動探索機能 CSVによる実験データの取り込み カラーバー変更機能 EnSight, FieldView SCRYU/Tetra 構造解析 ● ● ● ●（MARS法のみ） ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ソフトウェアクレイドル図化ファイル（FLD, iFLD） ソフトウェアクレイドル図化ファイル（FLD, iFLD） ソフトウェアクレイドル図化ファイル（FLD, iFLD） Abaqus, NASTRAN, ANSYS, I-DEAS, ADVENTURECluster, JMAG , EMSolution, Autodesk Revit, ArchiCAD, EnSight, FieldView 連携ソフトウェア ● ● ● ● ● STREAM｜熱設計PAC その他条件制御 ● ● ● ● ● 製品一覧 Solver 圧力条件 ● ● ● ● ● ● ● CAEとは？ 流速 体積流量 質量流量 圧力（表面圧力、全圧） 自然流入／流出 空調機モデル ファンモデル 造波、消波 温度固定 発熱量 熱伝達係数 接触熱抵抗 no-slip（静止壁） free-slip（対称壁） 対数則 べき乗則 壁面粗度 圧力固定 圧力損失 多孔質体 体積力／圧力損失 発煙（拡散物質） 乱流生成 加湿 植栽 変数テーブル／関数機能 ユーザー関数機能（要コンパイル） ジョブ管理機能 計算状況オンラインモニタ 計算終了メール通知機能 VBインターフェース 他社連携ソフトウェア 稼働環境対応表 製品名 対応OS※ 解析の目安 コンパイラ環境（ユーザー関数） 【メモリ】 2GB以上 【ハードディスク】 空き容量10GB以上 使用メモリ： 約1000万要素／ 5.5GB 最大要素数 20億 最大並列数（実績） 4096 Windows版 Intel Visual Fortran Composer XE 2015 Linux版 GFortran（GNU Fortran compiler） （Linux標準） 【メモリ】 2GB以上 【ハードディスク】 空き容量10GB以上 使用メモリ： 約1000万要素／ 3.5GB 最大要素数（実績） 15億 最大並列数（実績） 4096 Windows版 Microsoft Visual Studio 2013 Linux版 GCC（GNU Compiler Collection） （Linux標準） Windows、Windows Vistaは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。 Windowsの正式名称はMicrosoft® Windows® Operating Systemです。 Microsoft Visual Studioは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。 LinuxはLinus Torvalds氏の米国およびその他の国における登録商標または商標です。 Intelは、アメリカ合衆国およびその他の国における Intel Corporation の商標です。 Red HatはRed Hat,Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。 SUSEは、米国Novell, Inc.の事業部であるSUSE LINUX AG.の登録商標です。 機能一覧 Windows Vista Windows 7 Windows 8.1 Windows 10 Windows Server 2008 *1 Windows Server 2008 R2 *1 Windows Server 2012 *1 Windows Server 2012 R2 *1 RedHat Enterprise Linux 5, 6 (64 bit) *2*3 SUSE Linux Enterprise Server 11 (64 bit) *2 推奨環境 ※V12以降は全てのOSにおいて64bitのみの対応となります。 *1 I/F Option for Abaqusは、HPC Pack 環境上ではサポートできません。 *2 ソルバーおよびSCRYU/Tetraプリプロセッサ一部機能にのみ対応。Itanium用64 bit 版はサ ポートできません。熱設計PACは未対応です。 *3 SCRYU/Tetraプリプロセッサでは、RedHat Enterprise Linux 5には未対応です。 その他、記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。 www.cradle.co.jp 19 所在地・関連会社 ソフトウェアクレイドルは、国内だけでなく海外にも現地法人や販売代理店、技術提携先を設け、グロー バルにお客様をサポートできる体制を整えております。 France USA Tokyo Osaka Taiwan 本社（大阪） India 子会社・関連会社 東京支社 Cradle North America Inc. 株式会社ソフトウェアクレイドル 本社 〒530-0001 大阪市北区梅田3-4-5 毎日インテシオ Tel: 06-6343-5641 Fax: 06-6343-5580 Cradle North America Inc.（アメリカ） www.cradle-cfd.com Cradle North America Inc. France Office（フランス） www.cradle-cfd.com Applied Thermal Fluid Analysis Center, Ltd.（台湾） www.atac.tw ContraVolts InfoTech Pvt. Ltd.（インド） www.contravolts.com 販売代理店 三菱重工マシナリーテクノロジー株式会社（広島） www.mhimt.co.jp CEDIC Co., Ltd.（韓国） www.cedic.biz Shanghai HONGYUAN information technology Co., Ltd.（中国） www.hongyuantek.com Nanjing Tianfu Software Co., Ltd.（中国） www.njtf.cn Global Computing S.A. de C.V.（メキシコ） www.globalcomputing.com.mx Shanghai Union Building Technology Co., Ltd.（中国） www.yntec.cn Beijing FEAonline Engineering Co., Ltd.（中国） www.feaonline.com.cn KITE GROUP s.r.l.（イタリア） www.kitegroup.eu Cosmos Italia s.r.l.（イタリア） www.cosmositalia.it Arcadia Srl（イタリア） www.arcadia2003.com ANALYSIS Y SIMULACION S.L.（スペイン） www.analisisysimulacion.com CFD Engineering Hungary Ltd.（ハンガリー） www.cfdengineering.hu RMC MUHENDISLIK Ltd.（トルコ） www.rmc.com.tr 東京支社 〒141-0032 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー Tel: 03-5435-5641 Fax: 03-5435-5645 Email: [email protected] Web: www.cradle.co.jp お問い合わせ ※SCRYU/Tetra、STREAM、熱設計PACおよびPICLSは、日本における株式会社ソフトウェアクレイドルの登録商標です。 ※その他、本カタログに記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。 ※本カタログに掲載されている製品の内容・仕様は2016年2月現在のもので、予告なしに変更する場合があります。 また、誤植または図、写真の誤りについて弊社は一切の責任を負いません。 © Software Cradle 2016. 02
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