私は、2009 年より法政大学大学院にて政策創造 ( 雇用政策 ) を専攻し、雇用問題や人々のキャリア 形成の大切さについての研究成果を修士論文にまとめました。その背景には、僭越ながら芸能活動を 通して社会貢献ができる人になりたいという思いが強くありました。2012 年には、出身校である戸板 女子短期大学の客員教授としてご選任いただき、キャリア教育及びその研究を行う場を与えていただ きました。 この度、ご縁があって、NPO法人キャリア権推進ネットワークの理事に就任することになりました。 人生には選択を迫られる岐路が何度かおとずれます。 女性を例に挙げますと「学校選択、職業選択、結婚、出産、職業への復帰など」が代表的な岐路の 選択です。そのような時に、より良いキャリアの選択をするためには本人のみならず、企業や国を含 めた社会全体でバックアップすることが大切だと思います。 キャリア権とはなかなか難しい言葉ですが、私は、職業生活を通じて一人ひとりが成長し、幸せに なる権利ではないかと思います。そして、そのことを皆が暖かく支援していく社会になってほしいと 切に願っています。微力ながら、このNPOの活動に参加することによって、私自身のキャリアも 磨いていこうと決心をいたしました。多くの皆様のご支援を頂戴できましたら幸いでございます。 よろしくお願い申し上げます。 NPO法人キャリア権推進ネットワーク 戸板女子短期大学客員教授 菊池桃子
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