浸水木造住宅の再生＝ティンボアPCO活用術荒川先生（NPO法人ホウ素系木材保存剤普及協会代表理事）より１：洪水に遭った住宅は、カビを安全かつ効果的に除去する。濡れた木材にはすぐにカビが生えます。カビは健康被害に直結します。２：洪水が引いて安全になったら、すぐに帰宅し、住宅を洗浄し、乾かす。３：被害状況を詳しく多数撮影します。写真は、公的援助金や保険金支払いの査定に必要です。４：カビは、アレルギー反応、喘息の発作の引き金、病気に対する抵抗力を下げるなどの悪影響が出る。幼児、老人、病人などが最も被害を受けやすい。ある種のカビは毒素を作り、この毒素が空中に浮遊します。５：作業中はカビに直接触れたり、胞子を吸い込んだりしないよう、手袋、ゴーグル、インフルエンザ用保護マスクを着用して下さい。６：カビの生えた物品をクリーニングする際、大量の胞子が空中に放出されます。この胞子が家中に広がらないように、全部の窓を開き、乾燥し清潔な２階に胞子が拡散しないよう、階段吹き抜けにプラスチックフィルムを垂らして空気の流れを遮断します。電源が復旧している場合は、扇風機でカビの浮遊する空気を屋外に強制排気します。７：カビの生えた物品や下水で汚れた物品は、ポリ袋に入れて廃棄します。これで、胞子を撒き散らさないですむわけです。８：洪水に浸かったカーペット、ソファー、カーテン、マットレスの類は、捨てることをお奨めしますが、大切にしている家具などを残しておきたい場合は、よく水で洗ってから「次亜塩素酸ソーダを微量添加した八ホウ酸二ナトリウム四水和物（DOT）の5% 水溶液」を十分に吹付け、屋外で乾燥します。この水溶液は、消臭、殺菌、カビ防除の効果が高く、将来、数年以上にわたりダニや蚤の繁殖を阻止します。９：濡れた繊維系断熱材は、たとえ壁板が乾燥しているように見えても、廃棄します。１０：壁の内装は、浸水レベルより高い位置で切り落とします。水は、毛細管現象で、浸水レベルより上まで滲み上がります。カビのはえた石膏ボード、木質ボード、壁紙、シーリングタイルなどの多孔質内装材は、捨てます。１１：プラスチック、コンクリート、ガラス、金属のような材料表面のカビは、水で洗えば、容易に除去できます。木材も同じです。クリーニングがすんだら、前述の「次亜塩素酸ソーダを微量添加した八ホウ酸二ナトリウム四水和物（DOT）の5%水溶液」を吹付け微量のカビも殺します。 1 １２：とくに下水で汚れている場合、消毒は絶対必要です。沈殿物は全て除去します。壁を開いて内部をホースで水洗いします。粗い表面は、カビを擦り取ります。クリーニングがすんだら、壁内部や周囲の材質を消毒します。１３：消毒には、長期間防腐･防蟻効果が持続する「次亜塩素酸ソーダを微量添加した八ホウ酸二ナトリウム四水和物（DOT）の15%以上の水溶液」を使用します。この溶液は、微生物を殺し、カビや臭気を除去し、壁や床などの構造材を長期間にわたり劣化生物から守ります。この消毒は、1日おいて２回繰り返すとさらに効果的です。１３：濡れた物品を早く乾燥するには、窓を閉め、エアコンを運転するか暖房します。扇風機を回し、除湿機を稼動するのも効果的です。電力供給のない場合は窓を開放します。全てのものが完全に乾燥したら、家の整理を始めてください。【まとめ】ティンボアPCO＜消臭・カビ退治＞の溶液の作り方＜１＞消臭＋防カビのみの効果～家具など住宅の構造躯体に関係のない木材製品５％（重量比）溶液ティンボアPCO＜消臭・カビ退治＞１Kg＝60℃のお湯１９リットルにて溶かす同上＜２＞上記へ、防蟻躯体木材合板５Kg＝防腐同上９５リットルにて溶かすの機能を付加～建材（床・内壁・天井）２０％(重量比)溶液ティンボアPCO＜消臭・カビ退治＞１Kg＝60℃のお湯４リットルにて溶かすティンボアPCO＜消臭・カビ退治＞５Kg＝60℃のお湯２０リットルにて溶かすティンボアPCO＜消臭・カビ退治＞および機器類のご注文お問い合わせは (有)ニューライフ・アカデミー古畑まで TEL03-3829-9910 FAX03-3829-9920 作成 2 2015年9月27日【ご注意】災害被災地での、ティンボアPCO＜消臭・カビ退治＞のPR、ボランティアなどの展開につきまして。 ①ボランティア＝地元自治体の依頼を得て実施。 ②地元の認定施工店様が主人公になり展開する＜注意＞被災地へは様々な人間や組織が入り込みます。その中に泥的（ドロテキ）が混じっていていろいろやってるらしい。警官、自衛隊、消防団の制服を着るなど芸が細かく、消毒の訪問販売、汚れたカーテンの交換等の名目で金を騙し取る。悪いことはみんなやられている様子。警察の宣伝カーも新しい手口の開設をやっていました。単独にて下手に動くと「悪質業者」「詐欺業者」と間違えられます。 3 次亜塩素酸錠剤（消臭・カビ駆除）＝プール用の消毒薬品 4