東吾妻町にお11寄木質バイオマス発電への

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平成2
6
年度全国林業普及指導職員活動事例祭
群馬県吾妻振奥局吾妻環境森林事務所補佐
高橋誠
東吾妻町にお 1
1寄木質バイオマス発電への
低賃材供給の取り組みについて
量量卦科会」で槙討を進めてきたが,平底2
3
年までは実現
1 テーマの趣旨・目的
に歪らず,分科書も中断していた。
本県では,平成四年 1
1
月に「群馬県轟林・林章基本計
画」を軍定しました。これは,
r
森林県ぐんまから椋聾
県ぐんまへの飛庫」を量成するため,
1
0
年桂の木材生産
量倍増を目標に,木材の生産から加エ・掩乱利用まで
の韓合的な措置の昆闘を困るものです。その中で,
A材
林地残材利活用推進升科会構成員
-吾妻葬椋管理署
・吾妻環撞轟林事務所
.吾妻謙椋担合
-吾妻バイオパワー
から C材まで,生産される全ての軍材の有効括用できる
.吾妻システムハウス
システムの構聾が重要となる。
-車吾妻町産量課
また,生産される素材の需要拡大も不可欠のものであ
り,その対聾のーっとして,低質柑の再生可能エネルギー
源としての利用拡大も不可欠のものとなる。
平成副年 7月 18から再生可能エネルギーの固定価格
しかし,平成2
4
年の FlTのスタートが未利用材活用の
現時電を大きく賓えた。
吾妻パイオパワーは,発電置樺 1
3
,
曲 Okw
の木置パイ
オマス発電所で,現在まで建築廃材等を中心に年間 1
3
0
買取制度 (
F
τ
T
) がスタートし,また, r
群馬県議林・
千 tの木置チップを檀用していたが,同Tの制定を横に,
林童基本計画」での低質材の利用拡大が示され, FITを
原料の 1
4
9
6にあたる 1
8
千 tを未利用木材でまかなう方針
措用した林章構性化の期待割高まる状祝とな,た。木質
に変わった。
パイオマスの活用は,再生可能エネルギーの推進に止ま
らず,林華や地域経揖の活性化にもつながるが,特に林
内に量置されている「未利用材Jは大きな可能性を詰め
ている。
今回,当所管内の車吾壷町に建設され,群馬県内で唯
一樟罰している木質パイオマス弗電所(吾妻バイオパワー)
ヘ低質材チップを棋軸することとなり,準フォレスター
として取り組みを行ヲた。
木賞バイオマス提竃抱陸
2 現状及びこれまでの取り組みの成果・課題
1 現揖
この状況を追い風に.林地積材等の未利用木材をバイ
オマス措置の燃料として活用す;z;取組を本格化し,検討
会の再開,間伐材・柿地残滑のチヲプ惜料化実証実瞳,
"
'
J活用の全体プラン
パイオマス発曜の施設の視事,チヲプ化量費の実証試瞳
「パイオマスタウン構彊」を平成2
1
年に作成し,その実
等を行い,林地残材を娼料チップとして棋給するうえで
現に向けて取組んでおり,求刑用残材の活用の柱として,
の問題点等の説い出しと調整を討議してきた。
東吾妻町では町内のバイオマス
地元の吾聾パイオパワーのバイオマス費電融制への活用
膿料用チヲプの製造は,吾妻システムハウスが主体と
を図るため,止の 6者で靴底される「株地残材網j活用推
なり立ち上げた,あがつま謙林育底事業協同組合が行う
こととな勺たが,特に世蛤個と提唱側とでの調整が必要
す'61
5
叩 t
/
月の 2
8
珂に止ま勺ている。
となったのが,院の各点であ,た。
1
3
1 木材の証明
•
回 Tによる買取り価格3
2円/k
Wh
の対車は,間伐材の
1.チップの価格
2 録料と江る木材の確保
ほか,森林経営計画対輩森林や保安株,国有林からの搬
3 木材の証明
出材と限定されているので,轟林量管計画の作底推進や
4 木材の告水率
材の出所を示す証明手続きを整えてゆく。
また,あがっま謙株育成事業協同組合が 2
6
年1
月に
「措置利用に供する木質,宅イオマスの証明に樺る事業者
露呈むを取持したことにより,町Tに適合したチヲプ生
産に近づいた。
テップ化経費実E眠鳳
1
4
1 木材の合水率
2 霞眉と取り組み
チヲプの告水率が高いと髄瞳時の発熱量が低下し.尭
1
1
1 チヲプの価格
電効率が帯ちてしまうため,合水率が5
0%を下回るチッ
継料化実証実験,チップ化措置実証試睦等でのコスト
計算によるチップ単価と, FIT
での未利用木材3
2円/kwh
プ侠蛤を行わなくてはならない。そのために合水率を下
げたチップを生産の方軍を検討した。
を基礎とした尭電所個の買取り価格との聞に聞きがある
・構輔による乾睡ではコストがかか'6ので,自然乾燥
ため,これの調聾を図る。また,あがっま嚢材育成事量
とする。
協同組合の木材チヲプ化施設の建設に対し.県の補助事
・チップにした睡での乾躍は時聞がかかり,尭軌劣
章を取り入れるとともに吾華町からのま亜を受けた、低
化等の問題も起こるので,丸太での乾揖が劫巣的。
コストな生産体制を構聾する。
・アスフアルト土場でのは叶置によ'6乾燥カ晴劫である。
これらから,土揖の整舗とともに,通気の良い丸太の
積み方,チップの保管方法の瞳討を輯げ.合水率を下げ
たチヲプ生産を図る。
現在まで出荷したチヲプの合水率 i
,
ま 4
0同代に収まっ
チヲプ製造血殴
ている。
1
2
1 燃料となる木材の安定位給
発電所圃では 1
8
千t
/
年までのチップの畳入れが可能
であり
3 今後取り組むべき内容
1日あたり 5
0
tの棋軸が必要となるので,これ
だけの量を関連する方輩を検討した。
年間量万d以上の盤料用木質バイオマスを匝用する,
・管内景材生産章者へ向けて,低質材棋拾の掛きかけ.
木質バイオマス尭電施設への安定棋軸を行うためには,
・あがつま轟輯育属事量協同組合札固有線のシステ
酷給制と発電個聞での生産摘通体静岡構聾と連揖が重要
ム厩売での低質材の購入に向げた賓格取持を行う。
となる。そのためにも,以上示した轟つかの課題を解訣
・轟林組合,町,環境轟林事務所が臨画して轟林艦営
しつつ,闘樺事章者聞での広揖連揖を図る。
また, F
IT
が対象としている未利用木材としては,事
計画の作成推進を図る。
・国有林との民国連携を図り低質材供給の裾野を広〈
してゆ〈。
あがっま森林育成事業協同組合のチップ担造施設は.
実上e 森林量営計画の認定を畳けた轟林からの木材か固
有株材となり,今桂の轟林軽営計画の軍定状視も大きな
カギとなるので,計画慣定の推進を図 ~o
平成田年 4月から稼働を抽め, 4Jlから 9月の聞の事草
且上の諸輯掴の解決のために,準フォレスターとして
案蹟 l
ま,国有林材を含め 2
,
8
0
7rr1の木材を搬入し,費電
積極的に関わることが.今桂の排重だけでなく地域の活
所へ 2
.
4
9
4tの棋鈴を行うことができた。しかし目標と
性化と繋げることができる。
2
ヲ本レスターネヲト 2
0
1
4