研究開発の状況

研究開発の状況
主要な研究開発品 (2015年2月4日 主要な研究開発の状況につきましては、右図表のとおりとなっております。
前回
(第122期報告書)
ご報告以降の変更点としましては、
ALK-Abelló A/S
開発番号
(以下、
ALK社)
から導入した室内塵ダニアレルギー疾患を対象とした減感作療法
つきまして、
2014年12月に製造販売承認を取得し発売に向けて準備中です。
また、同じくALK社から導入した室内塵ダニアレルギー疾患を対象とした減感
作療法
(アレルゲン免疫療法)薬
「TO203
(舌下錠)
」
につきましては、
2015年
1月に室内塵ダニアレルギー性鼻炎を
皮膚・アレルゲン領域
(■参考:前年同一期間 2013年4月1日〜2013年12月31日)
TO-203
66
した他、
日本たばこ産業株式会社
(以下、
51
JT)
と共同で開発を進めておりました
ヒスタミン二塩酸塩製剤
「JTE-350」
に
製造販売承認申請がなされました。
2013年度
スギ花粉症を対象とした減感作療法
験を実施しております。
34
2014年度
※
2015年度
※2014年度は決算期変更により、
2014年4月1日から
2014年12月31日までの9ヶ月間となっております
ので、参考として前年同一期間
(2013年4月1日から
2013年12月31日まで)
との比較を記載しております。
臨床試験
(治験)
少数の患者さんを対象として、治験薬の有
効性や安全性とともに、投与する量や方法
(第Ⅱ相臨床試験)などを確認します。
承認・発売
PhaseⅡ
承認申請・審査
非臨床試験
基礎研究
少数の健康な方を対象として、治験薬の安
(第Ⅰ相臨床試験) 全性を確認します。
[
[
新薬ができるまで
PhaseⅠ
TO-204
新薬の候補物質が新薬として認められる確率は約3万分の1と言われており、
専門家に
よる厳格な審査を経て、
国からの承認を受けてようやく医薬品として世に送り出すこ
とができます。
]
治療用ダニ
アレルゲンエキス
皮下注「トリイ」
TO-205
]
スクラッチダニ
アレルゲンエキス
「トリイ」
室内塵ダニアレルギー疾患
(喘息およびアレルギー性鼻炎)
(減感作療法
(アレルゲン免疫療
法)
薬)
アレルギー性疾患のアレルゲンの
確認
(アレルゲン検査薬
(室内塵ダニ)
)
TO-206
スギ花粉症
(減感作療法
(アレルゲン免疫療
法)
薬)
JTE-350
アレルギー皮膚テスト実施時の陽
性コントロール
(ヒスタミン二塩酸
塩製剤)
PhaseⅢ
多数の患者さんを対象として、治験薬と
既 存 薬または プ ラセボ(偽 薬)との 比 較
(第Ⅲ相臨床試験)試験により、
有効性や安全性を確認します。
9
室内塵ダニアレルギー疾患
(アレルギー性喘息)
(減感作療法
(アレルゲン免疫療
法)
薬)
45
(予想)
つきましても、2014年12月にJTにより
下錠)
」
につきましては、第Ⅱ/Ⅲ相臨床試
室内塵ダニアレルギー疾患
(アレルギー性鼻炎)
(減感作療法
(アレルゲン免疫療
法)
薬)
研究開発費の推移 (単位:億円)
適応症として製造販売承認申請を実施
(アレルゲン免疫療法)
薬
「TO-206
(舌
予定適応症等
[製品名]
(アレルゲン免疫療法)
薬
「TO-204
(注射剤)
」
、
アレルゲン検査薬
「TO-205」
に
※ 厚生労働省主催の
「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討 R & D To p i c s
現在)
剤形等
開発段階
(国内)
PhaseⅠ
PhaseⅡ
PhaseⅢ
●ALK社と日本における独占的開発・販売権に関するライセンス契約を
締結
●自社開発
注射剤
注射剤
会議」
における開発企業募集品であります。
●ALK社と日本における独占的開発・販売権に関するライセンス契約を
締結
●自社開発
●2015年1月26日に製造販売承認申請
PhaseⅡ/Ⅲ
注射剤
舌下錠
備 考
承 認
申 請
舌下錠
舌下錠
申 請
PhaseⅡ/Ⅲ
承 認
●ALK社と日本における独占的開発・販売権に関するライセンス契約を
締結
●自社開発
●2014年12月26日に製造販売承認取得
承 認
●ALK社と日本における独占的開発・販売権に関するライセンス契約を
締結
●自社開発
●2014年12月26日に製造販売承認取得
●自社開発
申 請
●ALK社と日本における独占的開発・商業化権に関するライセンス契
約を締結
●JTとの共同開発
●JTが2014年12月22日に製造販売承認申請
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