羽鳥互店

伝統の武州磨き本瓦
羽鳥互店
行田市荒木1973
TEL 048-557-1008
江戸時代より瓦を作りつづけて、現社長茂夫氏で8代目。社長自身、平
成10年に武州磨き本瓦で埼玉県伝統工芸士に認定されています。武州
磨き本瓦は、平瓦と平瓦の間にある丸瓦部分を指し、軒瓦に家紋や唐草
模様などを入れます。また、このような瓦の葺き方を本瓦葺きといい、
伝統的な瓦工事の方法です。遍照院・東福寺など、主に神社・仏閣の屋
根瓦として使用されています。武州磨き本瓦を作るさい、瓦粘土をこね
る作業以外は機械を使わずに、手作りで成形を行います。鬼瓦や家紋、
模様は手で掘り、磨きをかけた後乾燥させ、窯土に入れ約40時間焼き
上げ、炭素を吹きかけて仕上げます。現在、瓦の製造も機械化が進み、
埼玉県では、手作りで本瓦を作っているのは、数少なくなったというこ
とです。手作りの本瓦は、光沢があり、水はけが良いのが特長です。ま
ち ど り は
ふ
か ら は ふ
た、千鳥破風や唐破風に合わせて作成するため、瓦を葺くと屋根に統一
感が生まれ、美しい屋根
となります。
1 月 4 日から小川町の
埼玉県伝統 工 芸 会 館 に
て、互の振興展示会があ
り、歴史的な作品も出品
しております。開催期間
1 月 4 日~1 月 28 日まで
です。