道路の側溝・集水桝で使用されているグレーチングを簡易橋梁の床版に

1.製品概要
道路の側溝・集水桝で使用されているグレーチングを簡易橋梁の床版に
適用しました。主桁上にグレーチングを並べボルトで固定、その後継目処
理・部材取付等を行ない舗装を敷設すれば完了という至ってシンプルな
製品です。
● 新設、改修のどちらでも対応可能です。
●
2.製品の特長
軽量です。
⇒ 構造がグレーチング(格子)です。
● 軽量なため施工が容易で現場工期短縮が図れます。
⇒ 床版は工場製作のため、現地納入後直ちに架設が可能です。
⇒ 高欄を設置するための部材を、鋼製地覆に設置しております。
● 表面処理は溶融亜鉛めっきのため防食性に優れています。
⇒ 高耐食めっきの対応も可能です。
● 弊社による設計対応を行っております。
⇒ 床版+高欄が設計範囲となります。
●
3.現場施工手順
↓
↓
4.構造
橋面舗装(t=30mm)
鋼製地覆
上面鋼板(t=4.5mm)
グレーチング床版
主桁
※ 主桁本数は3本以上も対応可能です。 ※ 橋軸方向のパネル幅は1000mmを標準としています。
※ 鋼製地覆への高欄死荷重を考慮しております。
H
5.グレーチング型式選定表
500mm以下
L
500mm以下
タイプ
製品高(H)
(mm)
限界支間長(L) : mm
製品重量(上面鋼板含む)
(kg/m2)
A
B
C
D
E
F
G
38
44
50
55
60
65
75
1410
1620
1920
2110
2300
2480
2850
85.8
94.0
109.3
115.1
121.6
127.3
139.8
※ H=グレーチング高さ。(上面鋼板厚は含みません。)
※ グレーチングの断面性能はベアリングバー(主部材)のみで上面鋼板の寄与
は考慮しておりません。
6.施工実績 その他
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蛍雪橋(新潟)
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上股橋(青森)
●
西船跨線歩道橋(千葉) ・・・・ 実績ではありません
⇒ JRの跨線橋で歩道への縦置き仕様(床版支間は橋軸方向)